遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Intermission 映画の中に見るGanesh Chaturthi

 インド映画の醍醐味のひとつに、とても派手なお祭りシーンが映像の中に幾度となく登場します。映画の中で一番ストーリー的に盛り上がるような場面で使われたりして、見てて壮観です。
 特に象の形の神様の、ガネーシャの大きな像の山車を引き、大人数の歌や太鼓の響きと、独特の甲高い角笛ホーンが高らかになるシーンは、映画の中でも大きな見どころになっています。何かこれからものすごく不安を根底に秘めた大きな期待と予感を感じさせてくれもする演出に頻繁に使われ、祭りのさなかの喧騒で大きな争いも裏で起きている場面によく使われますね。どうもこういうシーンは、よっぽどお金がかかるのかして(^^;)、大スターなんかのターニングポイントになるような映画なんかで盛大に行われ、それもスターによっていろんな見ごたえが用意されています。
 私は、そのシーンをはじめてみたのは、シャールクのMourya Re (DON -2006)が初めてでしたが、とても好きになったシーンとなりました。その後いろんな映画を見ると、いろんな人が、その時代にその時代の切り口で、そのガネーシャへの讃歌の曲とダンスと派手な祭りシーンが映し出されます。一応の「カタ」みたいなのがこの種類の曲にはあって、ホーンやテンポの速い大勢の太鼓や、称える言葉Ganapati Bappa Moryaや、同時にガネーシュ神の親のクリシュナ神も称える真言も唱えられる歌詞が織り込まれてもいます。

 毎年、9月の初旬のこの時期になるとガネーシュのお祭りがあり、ネットでもHappy Ganeshaとか、Ganesha Chatuthi というキーワードで盛り上がったりもしています。
それについて、映画の中にみる祭りソングの紹介される記事も多々でます。
Top Ten Ganpati songs to dance to は古いものも多いので長い(笑)。

★こちら1980年の「Takkar」から、(当時の)カッコよさで決めてるSanjeevやJeetendraの名シーン
Murti Ganesh Ki - Sanjeev Kumar, Jeetendra, Takkar Song


★Sunil Duttで映画「Dard Ka Rishta」(1982)から
Ganapati Bappa Morya

この辺りはインド中が知る名作というパターンでしょうか?

★こちらはサンジューの若いころの映画「Ilaaka」(1989)から
ミトゥンやマドゥリの踊る「Deva Ho Deva


★アミターブ、ミトゥン他の名作映画「Agneepath」(-1990)から
Ganpati Apne Gaon Chale すごく派手でそのあとの何かが起こるような感じがいいですね。

2005年には年配になられたアミタブさまでの「Viruddh」でもオープニング曲で一曲ありますね。

★マドゥリがメインで踊ってるのもありました。映画「 Aasoo Bane Angaarey 」(1993)より
Ganapati Bappa - Madhuri Dixit, Aasoo Bane Angaarey Song

★サンジェイの映画ではもう一曲「Vaastav」(-1999)から。映像はイマイチなんですが、曲はすごくいいんですよ。
Sindoor Lal Chadayo


 他にも、ゴヴィンダも2曲くらい若いころのをみつけましたし、アジャイ・デーブガンで探してみたら2003年の映画「Parwana」から「Deva ho Deva」というのを見つけたのですが、これはwwアカンw笑うw(^^;) いや普通に定石な使い方してるのに、あのアクションは笑ってまうやろw 新しい映画で渋いのないんかな?(^^;) あ、サンジェイとマドゥリのでDeva O Deva Ganpati Devaってのもあるな。これもあかんw 映像いいのにパレシュ・ラワルの役どころで笑ってまうやんか(^^;) 
 いやまぁ~実に多くの映画で映像化されてますねぇ。古いのだと実際の祭の映像を継接ぎしてるのも結構ありますね。では次へ↓

では、現代のに
by AkaneChiba | 2016-09-06 05:16 | Intermission | Comments(0)

IFFJ 2016 ラインナップ その1

 今年もIFFJ2016が開催されます。今年はテアトル系上映館で、東京と大阪で上映されます。
2016年10月7日(金)~10月21日(金) 東京  ヒューマントラスト
2016年10月8日(土)~10月21日(金) 大阪 シネリーブル梅田

スケジュール表は、コチラで確認できます→http://www.indianfilmfestivaljapan.com/en/schedule.html 
 では、ラインナップの紹介と行きましょうか。
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<ラインナップ その1~シリアスドラマ編~> 
 ラインナップ14本のうち、シリアスドラマ映画まとめて紹介。その2~ハッピー編~←コチラをクリック。

 まずは、今回のIFFJのビルボードやアイコンになってる画像から紹介。
★「Kapoor & Sons」-2016 ヒンディ語 Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=s7YYt9_KfsM
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 Rishi Kapoorなどのベテランをしっかり添えて、Sidharth MalhotraFawad KhanAlia Bhatt等、しっかり若手を育てようとしているタイプの映画。ファミリー・ストーリー。トレーラーみると楽しそうなのちハートフルにみえそうな映画ですが、Dharmaプロダクションのドラマなのですが、意外に出だしのっけから重い・暗いタイプの映画です。Dharma Productionsの映画はドラマに定評がありましてハートに残るいい映画を作ってきています。またそのうちここのブログでインド映画の制作会社による作品の傾向について述べる機会をと思いますが、Dharma Productionsの映画といえば、ドラマな傾向のものと知られています。
 Shakun Batra監督は、この映画でまだメガフォンは2本目。なるほど出演者の若手だけでなく、ベテラン勢ががっつり脇を固めて、監督やスタッフを鍛えるタイプの映画のようですね。実は昨年~今年はそんなタイプの映画が、大スターや名プロデューサーによってつくる側の人材を育てている感の映画が結構あります。これもそのタイプかもしれません。シッタルダ・マホトラや、アーリア・バットは日本でも「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」のデビュー作でも日本で上映(2014)されたので、2012年のあれからどんな成長したかを昨年に引き続き確認してみてください。正直シッタルダ君がイマイチだったデビューからその後でしたが、このドラマでは及第点な演技をしていると思います。彼はアクションの無いドラマの方が向いてるかもしれませんw。アーリア・バットが2作目の「Highway」もお見事でしたが今年の「Udta Punjab」でも若いのに泥だらけな汚れ役どこをやってます。次はシャールクとも共演が決まっていて、次々キャリアを重ねていますね。彼女の監督・プロデューサー一家としての誇りもあるのでしょう。美人ではないですがいい役者になることでしょう。 
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★「FAN」 -2016 ヒンディ語 Wikipedia Official Site IMDb

https://www.youtube.com/watch?v=nkS_Ar0Yad0
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 多くを語らずとも、King of Bollywood シャールク・カーンの一本。久々にシャールクでスリラーなんですよ。楽しく明るいシャールクを期待しまくった人には不評な映画(笑)。でもシャールクの若いころの強烈なストーカーの役どころを知ってる人にとっては納得のシャールクの原点回帰の映画でもあります。なので本国では興行成績が振るわず、そのお陰でこうやって日本でも見ることができるのはうれしい限りです(きっと単価高いよねぇ~シャールク映画って・^^;)。この映画については私はコチラブログでいろいろ2回にわたって書いています。この映画は、海外の映画祭向けに作ってるようなシリアスドラマに感じましたので超エンタメではありません。が、シャールクの原点とエンタメとそのプロットの凄さとを詰め込んで、シャールクにしかできない設定と脚本の一本として、また演技もこれシャールクの中でも珠玉の出来となっています。是非!いつものシャー様じゃない~~(><)などと言わずに(笑)、俳優・演技者としてのシャールク・カーンを堪能してほしいと思います。というか、それでもこの映画って全編やっぱり!最初っから最後までシャールク三昧映画なんですよ(笑)。
 Maneesh Sharma監督は映画「Band Baaja Baaraat」でRanveerを鮮烈デビューさせた監督でYRF製作のなかでも若手の監督です。今回の「FAN」で4本目のメガフォン。シャールクも近年そういう若手俳優やスタッフを育成する方向に目を向けて仕事をしていますので(Dilwaleなんかもそういう映画。ヴァルンたちにプロモーションの仕方を学ばさせた映画でもある)この映画もそういう一本であります。
 シャー様の映画って若いころからファンの期待を裏切っていくスタイルで映画を作ってきていまして、そういうシャールクの映画を見てきた人には納得の映画じゃないかしら?もしまだなら昔のDarrAnjaamのような、強烈な映画を探してみてみてください。BaazigarとかDupulcateとかもし知らない人がいるのなら是非!酷い裏切る男は一見して優し気にみえるハンサムがするものだと堪能してください(笑)
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★「Airlift」-2016 ヒンディー語 Wikipedia

 https://www.youtube.com/watch?v=vb5xCMbMfZ0
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 こちらはアクシャイ・クマール主演。実話にもとづくインド万歳なシリアスドラマの一本。アッキーは毎年3~4本の映画を輩出しており、スリラー、コメディ、アクション、若手育成他・・と、毎年その数本にそれらの目標を当てて作品を作ってきています。これは昨年の「Baby」がひじょーに出来が良かったのが脳裏にあったアッキー・ファンにはその期待も込めて、さらに内容が「インド万歳」な時期もインドの建国記念日にあてた公開日だったこともあって、今年前半の興行成績でがっつり100crをあっさり超えた一本となりました。映像もしっかりした映像で、緊張感のあるストーリーになっていましたので、最後まで目が離せない展開の一本になっています。今年のアッキーは夏に「RUSTOM」というスリラーを一本やっていましてこちらも本国で好調な興行収入を上げていまして、関東では別団体様が上映してくださっているので見た方もいるかもしれませんね。今年のアッキーはシリアスドラマにがっつりガブリ寄ってるのは、来年のラジニ様の映画「Enthiran」(邦題:ロボット)の第二弾「2.0」での強烈な敵役に出演してそのキワモノなコメディイメージ(笑)になる前に、今年はかっこいいアッキーを堪能しておくのは大事かもしれません(笑) 冗談抜きでアッキーほどオールラウンドな俳優は、インドの俳優のあの世代にはいないと思いますので、もっと日本でもアッキーファンがしっかり増えてくれるといいなと願っています。
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★「Aligarh」 -2016 Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=JezwsQKpXuU
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 今年は重たいもの多すぎだな(^^;) でもこの映画は映画祭向けにも出していまして、昨年の秋にプサンのインド映画祭に出典していますね。日本の洋画の上映状況については、他のどこの国よりも遅れているので、インド映画を見たければ、香港やインドネシア、マレーシア、シンガポールや韓国、台湾などの方が自由に映画が見れるのが現実ですね。
 話は、実話に基づくゲイで大学を追われた大学教授の話。インドじゃゲイはやはりまだまだ理解どころか…っていう社会ですので、ゲイものの映画は時々映画やってますね。社会がそれを理解しないのでその切り口の映画です。というかこの映画は正直日本語翻訳がないとわかりにくい映画です。地味ですし暗いですし重いですし(^^;) しっかり社会派なドラマを言見たい方にどうぞ。
 おお!「Citylights」(-2014)の監督さんだわ。確かにシリアスドラマな監督さんです、はい(^^;)「Citylights」もいい映画でした。
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★「Neerja」 -2016 ヒンディ語 Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=7779JrWy04g
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 お!これは待ってました!今年前半の私はオススメの一本です。 実在の人物Neerja Bhanotのバイオピク。記憶にある人には、1986年に起きたパンナム機73便ハイジャック事件のニュースを覚えているかもしれません。その機内で何が起きていたかの勇気ある女性CAの話を基にした映画です。多くは語りません、予備知識なしで見に行ってから、後でネットで調べるなどしてください。 主演はソーナム・カプール(「ミルカ」「Raanjhanaa」等)。実在のNeerjaも相当美しい人ですが、ソーナムの美しさがまたまさにこの役どころにピッタシ!でありまして、最近ソーナムは脚本の良い一本にヒロインとして出ておりますので、その彼女の美しさがこの映画に説得力をさらに与えてるようにも思います。これはぜひ!逃さず足を運んでみてください。
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★「Phobia」 -2016 ヒンディ語 Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=fBP6rYLfgFE
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 ホラー路線。このところ、ボリウッドはホラーやサイコスリラーを、一ジャンルとしてコンスタントに市場に送り出しています。これもそんな一本です。毎年、この手のジャンルのスキルが目に見えて上がっていくように思いますので、ホラーやサイコスリラーのファンには、インド映画のここまでの進化の過程が楽しめるのではないでしょうか?
 主演のRadhika Apte は2005年から女優をしてる方で、今年はラジニ様のKabaliにも出演しています。あ、Mahnjiでもナワズさんの妻役でちょっと色っぽいシーンみせてたな(笑)他にもどこかでみたなぁ・・と思ったらLai BhaiやRakht Charitraにも出てましたね。ショートフィルムにもよく出られてて、なんというか本格的なタイプの女優です。というのは、彼女はインド女優に珍しく役柄に必然があるなら脱ぎますw(・0・)w。そうです、欧米や私たちが見慣れているレベルで必然があるなら脱げる女優さんです。これは凄いことです。なぜならインド女優はほんっとに脱ぎません、とことん!脱ぎませんw(^^;) また、そういうお国柄でもあるのでそれはしょうがありません。が、エロい映画を目指すアダルト路線とは違います。役どころとしてそれが必要なら脱ぐ女優…つまり本当に「根っから役者」といいうことです。インドでは性表現は規制が厳しいインドですから、最初っからアダルトな方面の映画でも北米のポルノ女優のサニー・レオネ(海外インド人)がこのところよくボリウッド映画のアダルト路線で主演はっていますが、そういう映画でもなかなか裸を見せません(^^;) 明らかにサニー姐さんはアダルト目的ですが、役者としては芝居が巧いというのとも、方向性が全然違います。私たちがよく見る範囲の欧米や日本でも映画女優は必然があれば脱ぎますし、それはポルノとは勿論一線を画していますし、セックス・シンボルやセクシー女優とかいうグレードの枠の方でもありません。このRadhika Apteさんは、そういう欧米と変わらない概念で女優をおやりになられている方のようで、インドにはひじょーーに貴重な存在の女優さんであることは、ここで付け加えておこうと思います。この映画は脱いでる映画というわけではありませんが(笑)。ショートフィルムなんかも彼女のはネットで見れますので、彼女の実力や魅力など少し探してみてみるのもいいかもしれませんね。ちなみに2012年に結婚なさっておりますです。旦那様はバイオリン?作曲家、わおっ!芸術家!w(^^;)w なるほどぉ~~。 
 というか、ずいぶんと、怖い映画の技術的スキルが上がってきたよねぇ、ボリウッド。インド映画にとってはホラー分野はかなり遅れておりましたが。演出や編集のスキルの勉強にもなるので、案外こういうジャンルの作品は、しっかりコンスタントにつくっていくことって欠かせないんだと思います。
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★「Bombay Velvet」 -2015 ヒンディ映画 Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=AmMIQZ1TAig
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 巨額の製作費をかけたにもかかわらず、大コケにコケて、過去のサルマンの大コケ映画「Marigold」を超えたとまで言われた大大大フロップとディスられた映画(笑)。お金かけてるから、実はそんなに悪い映画ではないですし、しっかり作られてるし。ただインド映画であれが見たいタイプの映画ですか?と聞かれたら、別にインド映画でなくてもハリウッドでさんざん見てるしぃ~となっちゃったんだろうね(^^;)。禁酒法時代風(1920年代)の背景やデザイン、ハードボイルドってのはインド価値観には???かもしれん。しかもそれが60年代のボンベイというのもなんか不思議。
 大フロップしたと聞いて怖いもの見たさで期待しないで見に行けば、そんなに悪い映画ではないと思います(^^)。正直、Ranbir KapoorもAnushka Sharmaも、芝居もダンスもできるけど、イケメンじゃない/美人じゃないので興行成績ガツンと充てる方向には向いてない役者なんですよ。いい俳優であり、いい女優なんですけどねぇ…。いつも思うのですが、Ranbir Kapoorって、売る方向性を私は間違ってると思うんですが、どうでしょうか?。
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 @@ちゅーか、ここまでなんでこんなに重いものばかりww あっちじゃ売れてない映画ばかりなんだろうなぁw どこの国でもシリアスなのはなかなか売れませんです(^^;) → その2 ハッピー編 続きはコチラ


運営5年目、会場が変わってさてどうなりますか?
by AkaneChiba | 2016-08-22 00:30 | インド映画全般 | Comments(0)

映画「Agent Vinod」(邦題:エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ) -2012 

 さて、私は日本語翻訳されてる映画については上映中や上映前は他の方にも見てほしいので映画評書きますが、上映の終わったものやDVDだけのは日本語訳があるものはあまり書いていません。レンタルに行けば自分で見ることができるので、とやかく余計な雑談はみたくないのじゃないかな?と思いながら極力避けてますが、あまりに内容が曲解して制作側が意図するところとはかけ離れて受け止められてたり、ネットの中の日本側の宣伝内容が酷いときは、その反論を兼ねてここで評を書いています。この映画もそんな映画の一本です。
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a0308487_03580881.jpg 映画「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」(原題:Agent Vinod) 2012年の映画です。実はこの映画2014年2月?に一週間だけ東京だけで上映されています。いわゆるメディア・スルー前の箔付け上映というやつです(^^;) 関東なので私は見に行けていませんが、関東のインド映画ファンの方が「いくら宣伝してないからっていっても・・・悲しいくらい人がいなかった・・・」と嘆いておられました。映画の内容は、とても面白いです。展開の早いロケ地も多いスパイ・アクション娯楽エンターテイメントなので、インド映画と言われなかったらわからないくらいハリウッド・アクション映画か?と思ってしまうような2012年での本国でのヒット作の一本となっています。

★Official Teaser Long Version

★日本版 トレーラー

https://www.youtube.com/watch?v=S9qF9l7Oi2I

★本国版 トレーラー
こちらは上の日本版とほぼ一緒なのでリンクだけはっときます。https://www.youtube.com/watch?v=u2yUdsaZvrs

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 ストーリーは説明しません。スパイ・アクションですから説明なんかいらんでしょう。主役がどれだけかっこよく作戦を実行しその場窮地を脱出していくかだけなので(笑)
 音楽もかっこいいファンクなブラス音がキンキンに響くタイトル曲になってて、オープニングシーンのデザインも、シン・シティのようなカッコよさ!かなりスタイリッシュな一本になってます。サイフを知らない人にしてみればこの映画は主役がちょっと地味に見えるかもしれませんが、なかなか面白かったわねぇ~という感想を持つかもしれません。
 しかしトレーラーみればわかるように、ロケ地の数の多さに、アクションが相当にハリウッド映画並みにできがよく、演出もスピード展開のスパイ・アクションになっていて、しっかりお金をかけて作られている映画だということがよくわかります。インド映画なので、ちゃんと女性のダンスもありますしw いろんなボリウッドな小ネタもちりばめられていて、そういうところもニヤリとさせてくれます。最近の映画はインド流に拘らず映画の品質をかなり高めるためのアクションや脚本や設定のものに出資などしており、採算をメインに考えてる向きはありません。ハリウッドと遜色のないレベルの映画を輩出する方向でこの近年の作品を作っているように思います。
 この映画、サイフが主役でなくて他の欧米俳優なんかが出ててもヒットしてるんじゃないかと思うくらい出来がいいアクション映画になっています。インド流をあまり前面にだしてないからだろうと思います。
 監督は Sriram Raghavan、昨年の「Badlapur 」(2015)の監督でもあり、昨年のIFFJのオープニングイベントにゲストで来日なさっています。アクションも話も骨の太いストーリーを表現する監督です。彼の世界観はトーンが少し暗いので(シリアスの監督ですから当然ですね。)、このスパイアクションも主役のサイフも明るいトーンではない少し暗めな設定になっています。

<サイフ・アリ・カーン という存在>
a0308487_00504277.jpg 主役は、サイフ=アリ・カーン(Saif Ali Khan)。日本では昨年DVDスルーに近かった映画でありながら、ツイッターの中の人の手腕でミニシアターのヒットとなりました「インド・オブ・ザ・デッド 」(原題:Go Goa Gone -2013)にもでてくる「死人は殺す!」のロシアン??マフィア役のあの方です。
a0308487_04115265.jpg サイフの日本での初出はおそらく、シャールクカーンの「たとえ明日が来なくても 」(原題:Kal Ho Naa Ho -2003)でご存知の方も多いと思います。こちらは陽気なもてない軽いDesi Boyを演じています。この映画はのちのちいろんな点で製作者たちや俳優たちにとってその後のインド映画の方向性を心に決意させるきっかけにもなった映画でもありましたので、シャールクの逸話として語られているものと同じものを体験したもう一人の存在として、カランジョハル以外に、サイフもそこにいることを頭の隅においておけると、どうして彼らが映画の方向にその品質を高めることに目が向いたかを理解できると思います。サイフもその方向に目が向いた一人でもあります。彼の作品は近年どれもレベルが高く感動の~とかではなく、映画の品質の高いアクション映画など撮っています。デビューの頃はドタバタが多かったですけどねwその時代ですね。
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サイフって
by AkaneChiba | 2016-08-16 03:38 | Bollywood | Comments(0)

祝・ラージクマリ・ヒラニ監督 来日

・ラージクマリ・ヒラニ監督、来日!!a0308487_20183167.jpg

 マイナビニュースより「檀れい、R・ヒラニ監督との初対面に涙「素晴らしい映画をありがとう」」http://news.mynavi.jp/news/2016/07/28/365/

  こんな早くに来てたのかww 10月くらいかしら?とタカくくってたんですが、そうでもなかったww 
映画「PK」(今秋)のプロモートに来てくださいました。
 映画PKについては私もここで何度か取り上げております。いつもインド映画といえばキワモノ扱いばかり日本の報道はしてきてたんですが(腹が立つことに事実です。)、この映画についてはまっすぐにプロモートしてくださってるようで、ちょっと安心。当たり前です、この作品の内容は真っ向から社会派な映画ですから、コメディ・ドラマというのは社会風刺や社会体制に対しての鋭い目なくしてはかけないっ作品ですから、世界中でこの映画が絶賛されたのは、当然のことのように思います。そして、プレス試写会でおそらく評判が良かったのでしょうねぇ。この映画を見て、もしジャーナリズムを標榜する新聞記者とかが面白くないとかほざいたら、そいつはジャーナリストでもなんでもありませんからね(笑) 

 あーー!監督には私はぜひ!!サンジェイのことをお聞きしたいです。次回作はサンジューのバイオピクという噂がありますが、サンジェイとヒラニ監督の関係などいろいろお話聴きとうございます。そしてこのPKは、サンジェイ抜きには考えられない映画であるあたりも、あー質問したぃ~~(>_<) インド映画専門に書いてくださってる紙媒体の方辺りには、この辺の質問まで掘り下げていただきたいと心より願っておりますが、さてどうでしょう?(^^;)

 ともかく、ヒラニ監督には、ぜひ!日本への来日で、日本を楽しんでいってくださいね。


  @@関西まで遊びに来てください~~(><)


by AkaneChiba | 2016-07-28 20:35 | 監督・スタッフ | Comments(0)

「クワンティコ」の美人の名前は『プリヤンカ』Priyanka Chopra

//--追記2017.09.20--- 9/23からDlifeでシーズン2が放送されます。それについてのリンクはこちらで少しだけ紹介--//
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 そういや、ここではあんまり女優さんについて触れてませんね。インド女優の美しさは本当に古くから、半世紀以上前から折り紙付きです。が、せっかくですから今、キャリアが世界レベルでトップパフォーマンスにある女優を紹介しましょうか。
a0308487_22322283.jpg 日本でも米国のABC製作ドラマ「クワンティコ FBIアカデミーの真実」が始まりまして、主人公の美人女優はだれ?めっっちゃ美人や!とお思いの方もすでにいろいろネットで検索なさってることと思います。

 今はやりのインド映画の女優さんなんだねと、おっしゃる方もおられるようで。インド映画のみならず、いろんな場面ですっかり貫禄のトップ女優/歌手でもある国際派スターPriyanka Chopra(プリヤンカ・チョープラ)といいます。
a0308487_22323240.jpg 美人ですよね。それもそのはず、20歳の時に2000年のミスワールドの覇者でもあります。そら、美人でっせ(笑)。
 日本でもインド映画をお好きな方はすでに彼女のことはご存じで、そのセクシーな美貌に参った殿方のファンのみならず、映画好きな方には彼女のダンスや演技の力量を買っている女性ファンも多く人気の実力派女優です。
a0308487_01032809.jpg ミスワールドで一年のお役目のあと、2002年にインドの映画界に、2003年ヒンディ映画デビュー。数年ののち2008年には映画「Fashion」でFilmfare主演女優賞を受賞。日本で紹介されてる映画では、「クリッシュ 」「Agneepath -火の道(←東京l国際映画祭上映のみメディア無)バルフィ!人生に唄えば 」「ラ・ワン」「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 」「DON ドン -過去を消された男- 」と実は結構沢山紹介されています。


続き・・・女優そしてシンガー
by AkaneChiba | 2016-07-20 01:56 | 女優 | Comments(0)

映画 「FAN」 -2016

  待ってました!!!\(≧∀≦)/
 事前のプロモで、各地域の言語で吹き替え(ディズニーのレリゴーかよw)の陽気な一曲Jabra Songが盛り上がるのでそういう楽しそうな映画かしらと思ったら!
直前のトレーラー発表で、中味が真逆の暗いスリラーだとわかり、
なんと!シャールクには珍しく興行成績が上がっていません! 
しかも!ファンに向かって盛大に正面切って喧嘩売ってるセリフの数々!
何より!シャールクの原点のようなストーカー映画!
なのに!シャールク映画の中でも珠玉の逸品!!(>▽<)

 シャールクの映画は、ファンの期待をいい意味で裏切る・・・方向に毎回積み上げてた若い頃のシャールクでしたが、ここ数年は金稼ぎ映画で中味のないスッカスッカな映画ばっかり撮っておりました(笑)。が、アタシが好きになったシャールクはスッカスカじゃなくって『こっち、こっちなのよぉ~~~!!(>▽<)』っていう芝居を見させていただける映画の方でして、そういう意味では本当に本当に堪能させていただきました(_人_)。

★「FAN」 -2016 YRF公式サイト Wikipedia IMDb Facebook

https://www.youtube.com/watch?v=nkS_Ar0Yad0
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ストーリー:Gaurav(=Shah Rukh Khan)は、子供のころからインドの映画スターAryan Kanna(=Shah Rukh 二役)に夢中。a0308487_0351446.jpg 寝ても覚めてもスターAryanのことしか頭に無い。。勉強もせずスターに夢中になってる息子にあきれ果てるも、いつしか親子で息子のモノマネの応援をし、Gauravは地域の遊園地のモノマネ・ショーで3年連続して優勝をする地方の人気者。優勝した彼はそのトロフィーをスターAryanに見てもらいたくて、Aryanの住むムンバイの自宅にまで出向く。が、他の大勢のファンに埋もれて取り合ってもらえない。そこで一計を案じた彼はAryanの悪口を言ったライバル俳優の元に押し掛け、強引な方法でAryanへの忠実なファンとしての忠誠心を示す行動に出る。その逸脱した行動に驚いたAryanはGauravを戒めるも彼にはその真意が届かない。失意の言葉を突き付けられたGauravはストーカーとなって・・・・
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憧れのスターでいつかメガフォンを・・
by AkaneChiba | 2016-06-15 02:10 | インド映画スター | Comments(0)

個人的メモ 2

 個人的なメモです。トレーラーとか集めたURLとか メモその2です。
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 シャールク映画の トレーラーとか、そういやあんまり触ってなかったわね(笑)古いのって探すの大変なんだけど、シャールクあたりだと見つけやすいわね。

個人的なURLメモ その2
by AkaneChiba | 2016-06-05 18:46 | Bollywood | Comments(0)

映画 「Neerja」(ニールジャー) 2016

<2015年インド映画所感>
 そういや2015年発表された映画で、私が個人的に気にいった映画についての所感書いてませんでしたね。2015年は、Baahubali旋風などのテルグ映画の大ヒットの年と、交通事故判決の後でのサルマン・アゲアゲ(笑)の年となりましたが、最後は次世代のニュースターとして育ってきたランヴィールと巨匠監督が賞を掻っ攫っていく概要となりました。
 私はテルグやタミルをそれほど見ていませんのでボリウッドモノが中心となりますが、個人的に私が2015のNo.1として挙げるのは他の方と変わらないなんといっても「Baahubali」です。ぶっちぎりに映像が凄すぎて他と比べようもありません(^^;)。
 2015初頭は、アッキーの「Baby」「NH10」「Badlapur」などのシリアススリラーで始まった年でした。特に「Baby」はアッキーのキャリアの中でも一番の出来だったので個人的には小躍りしていました(笑) 他にも「Talver」は各賞獲ったスリラーです。もうひとつ優秀なスリラーものとしてはアジャイの「Drishyam」で2013のMalayalam映画のリメイクだそうです。ここ数年、優秀なマラヤーラム語映画のヒット作がボリウッドでもマッシュアップされたりしています。 明るいドラマは「Piku」や「Dil Dhadakhane Do」でミュージカルが忘れかけてたワンカットシーンで拍手を送り、「Prem Ratan Dhan Payo」で久々にインド映画らしい~サルマンの一本インド映画の昔の香りが好きな人にはお勧めです。、そして話題性だけ焚きつけた駄作「Dilwale」や、ラブドラマ「Tamasha」など、軒並みスターものはチェックをしました。
Bangistan」「ABCD2」「Brothers」辺りは見逃していますが、この辺りはいつ見ても支障のなさそうな作品なので、まぁ興味があればの範囲でしょう。 おおこけにこけた「Bombay Velvet」は未だ見ておらず、何がどうだめだったのかはちと知りたいです(笑)。早くも2015年中盤に評判のなってた「Bajrangi Bhaijaan」はとても良いサルマンの作品になっていて、サルマンの交通事故判決を払拭するかのように「いい兄貴」を演じさせるあたりのボリウッド界の権力さみたいなものに半笑いしながら映画を楽しみました。この間にヴィクラムさんの「I」やVijayの「Puri」等も観、成長著しいテルグやタミルの底力を眺めることにもなっています。
そして一番の話題の「Baahubali」は出来るだけ大画面で見たいので後回しに後回しにして、秋以降精力的にプロモをするランチンさんの「Bajirao Mastani」の豪奢なセットの鏡の間に、インドなんぼ金かけとんねん~~(^^;)なあごの外れる建築物を堪能して、年末年始の賞レースのステージなどを楽しんで見る2015年となりました。 その後「Baahubali」を辛抱出来ずにブルーレイで堪能し、顎の外れる映像にわかってはいたものの、私の中での2015は「Baahubali」と、そしてさらに熱を上げるランヴィールへの傾倒の年となりました。ひじょうにお金のかけた印象の多い映画の年でもありました。

<2016年初頭もスリラーで始まる>
 世間ベースでTop3だすなら Baahubali Bajiragi Bhaijaan 、Bajirao Mastani やPayoとなるでしょうが、この数年、シリアス・スリラー等もしっかり作って来ているインドで、若手の「Badlapur」や「NH10」や、ベテランも「Talver」など脚本も重厚な肉付けになってインド映画。元々やろうと思えば別に無理からに音楽シーンを入れなくてもそのままドラマの作れるインド映画なのですが、観客向けにはダンスシーンと色っぽいお姉さんがいないとだめみたいで、それ抜きの作品ははなから興行は上がらないことを覚悟して、役者たちが「いい脚本の作品に出たい」と望むところで作られている傾向にあります。シリアスドラマで社会の暗部に切り込むと女性の性的被害などの話が出るので映倫の指定でA判定(P-18等判定)にされるとかかる上映館も左右してしまうので売り上げに影響してしまうのですが、役者としてはいい脚本の映画に出たい気持ちはわかるので、年明けのまだ映画シーズン前には地味でも大丈夫なストレートなシリアス・スリラードラマを見ることが叶っています。

<2016年前半の珠玉のシリアスドラマ>
a0308487_281119.jpg 2016年の幕開けは、Farhan AkhtarAmitabh Bachchan「Wazir」で始まりました。ストーリーの骨格はよくあるシリアス・スリラーですが、アミタブ・ジーがそこに存在するだけで重厚感はあり堅調に数字を伸ばしました。昨年Babyに続きAkshay Kumarがシリアス路線の祖国の英雄を「Airlift」で演じます。触れ込みは『実話』でこだわってましたが、やっぱりアッキー踊ってるwあたりと、Jai hoなストーリーで、というかアッキーファンの層の幅広さで売り上げはあげてましたが、ひんどすたーにな国威発揚を前面に出すあまり、少々嫌味な作品になりまして昨年ほどの質の高さは感じませんでした。それと同じくらいの上映時期で封切られたスリラーではありませんがシリアスドラマがこの「Neerja」です。こちらも実話を基にした作品です。おそらく2016年今年4月までの大当たりの一本ではないでしょうか?。

「Neerja」-2016

https://www.youtube.com/watch?v=7779JrWy04g

//--------------
ストーリー: 普通の一家の美しい娘、場面は家族たちの楽しむパーティーに陽気に戻ってきたところから始まる。どこにでもいる普通の女性であるNeerja(Sonam Kapoor)は 1986年、パンナム機73便(ボンベイ発カラチ経由NY行)に乗り込んだCAのチーフ。a0308487_212349.jpgそれまでの彼女は、普通の人生に転機などを経て、モデルしたりなどして就職としてついた職業は、この客室乗務員(Cabin Attendant、スチューワーデス)の職だった。彼女たちが乗り合わせた飛行機離陸直前、テロリストたちにハイジャックされるが、彼女のとっさの連絡でパイロットたちは機内から脱出し飛行機は飛べなくなる。焦燥感で焦ったハイジャック犯たちは機内の乗客を人質にとって立てこもる。実際に起きた1986年のパンナム機ハイジャック事件を元に、リアリティある映像で事件を追ったシリアス・ドラマ。
---------------// 

 映像は、Neerjaの普通の家庭にいる娘としての生活を追い、同時進行でハイジャック犯はその準備のために準備を進めるさまを、淡々と並行して交互に映像を進めていく。映像のトーンも自然なトーンに抑えることで、映像の日常的なリアリティを出している。
 Sonamの美人度は、毎年カンヌのレッドカーペットで話題になる美しさで、今までの映画の内容でもお嬢様な役どころが似合う、あまりどろどろに汚れるような感情を表に出す役どころなどは見ることはなく、冷たい美人や、お嬢様な華やかさを映像で見せてくれていたタイプです。(立ち姿は美しいのだがダンスがいまいちw) この映画では、その彼女の普通の女性らしい一面と、そして圧倒的な美しさが、テロリストと対峙する瞬間に、この映画に説得力を与えています。a0308487_29089.jpg実際、この事件のに巻き込まれた本人Neerja Bhanotは相当の美人で当時の写真などがネットでも見ることが出来ます。ディスカバリー・チャンネルでも、このNeerjaについてのドキュメンタリーが過去にも製作されています。 映画の中で、銃で脅されボロボロに泣きながら恐怖感を前面に出している彼女が普通の女性であることも、単なる英雄に祭り上げられるような話でないのが臨場感にもなり、また若干ピントをぼやかしてる風のぼかしなフィルターで全編をみせるため、それがよい具合に映像に深みを出してもいます。どの写真を探しても若干ぼやっとした感じでシャープな映像にはしていないのですね。全体青いからそう見えるだけかな?

a0308487_2103938.jpg ハイジャックものといえば空間ドラマなので実はロケとか予算がかからない分、演出や見せ方、脚本で大きく作品の質を左右させます。昔あれだけ立て続けにハリウッドで作られたハイジャックものも、最近ではすっかり作られなくなっていました。みたなぁ~、エアポート77とかあんなのやたらめったら昔は見たよね(笑)ハリウッドらしく中には、エアフォースワンなんて大統領専用機まで乗っ取ってたのをハリソンフォード大統領役自らが奪還するなんてのに至っては、ギャグじゃないけど荒唐無稽な設定で(笑)。今思えばあらゆるタイプで作られてきてネタ切れに近かった製作者の断末魔だったかもしれません(笑) 最近だと911の実話から起こした「United 93」(-2006)くらいしか見てない気がするなぁ・・・それでも久しぶりのハイジャックものだったもので、実話に近い映像を起こしての機内ドラマの作品でした。
a0308487_2111873.jpg ハイジャック対策も相当にされる世の中になったのと、あらゆるタイプが作りつくされたというのもあるのでしょうね。そしてまさか久々のハイジャックなシリアスドラマを、インド映画で見るとは思いもしませんでしたわ(^^;) この映画はもちろん一切!インド流なダンス音楽シーンを入れていません。全編シリアスドラマが進行します。その緊迫した緊張感の間に挟まれるのは彼女の家族や過去のドラマで、重苦しいドラマであっても時々映像に張り詰めた緊張感が解けます。が、最後まで極限状態にある緊迫したドラマに目が離せない122分です。ちなみに彼女がドラマの中で唄えと脅されて唄おうとする曲はインド中誰もが知っているAnandの挿入歌Mere Sapno Ki Rani」です。恐くて唄えなくて尻切れトンボになってますが。(映画の中でRajesh Khannaについて何度も彼女が語っていますので、そこもポイント。)

 a0308487_22739.jpg 今年2016前半の中で見た中で、ワタシはコレが一番の映画ではないかと思っています。

 興行収入の点では、やはりまだ女性より男性スターで映画に人が入るところを見てるとインドの難しさに苦悩するのですが、この映画は他の実話っぽさをうたったどの映画よりもハイレベルな一本となっておりました。Sonam これでそろそろ何らかの賞をもらってもいいのではないかとも思いましたね。この映画はこの年の賞候補のひとつでしょうね。この映画に関しては、あちこちでインタビューやらありますので、それも良かったら探してみてください。

おまけ:Neerja、Mary Com等の脚本家Saiwyn Quadras へのインタビュー
    Interview of Writer Saiwyn Quadras for the film 'Neerja'
    Taking Timesでの Saiwyn Quadras へのインタビュー (英語)

  @@また美人のSonamがあまりにも、この役どころにピッタリすぎて・・・Sonamの映画の中でも私が見たのではこれが一番気に入りましたね。というかこんな美人の娘おって、父ちゃんアニール、本当に娘といるとニコニコうれしそうに美しい自分の自慢の娘に、目尻下がりっぱなしなんですよね(笑)
a0308487_2324787.jpg


追記:この映画は日本の方には是非見てほしい映画です。 
by AkaneChiba | 2016-05-31 17:56 | Bollywood | Comments(0)

映画「Band Baaja Baaraat」 -2010

 今年前半の目玉映画はシャールクの「FAN」でしたが、それを語る上でも外せない一本を紹介。
 このところ、オバサンな私wはGundayコンビのランチンさん(=Ranveer Singh)やキモオタ君(=Arjun Kapoor)がかわいくてたまりません(笑) まだ彼らのデビューが10年代に入ってからなので、過去の映画を遡って十分追いかけれますし、新しい時代の技術・感性・タレント性で表現できる作品が多く、マニアックな90年代~00年代前半とは違った、ハリウッドに慣れた若い人でも十分に彼らを追いかけることのできる感性の若い魅力ある映画に出ています。
a0308487_1729720.jpg 彼らのデビュー当時のことは私もよくわからないのでネットを調べてみますと、残念ながら古くからのインド映画好きの人は、気難しく拘る方(笑)も多いので、ネームバリューが無いタレントはマイナス要因で映画を見ますので、なんとも彼がダイヤモンドの原石であることをあまり見抜くことができていませんでした。食い付き良かったのはやはり女性?(笑)
 男は女にもてそうな男は嫌いですし(笑)、女は男に媚びすぎる女は嫌いです(笑) 若いというだけでそのモテるという要素が無条件にあるのですから、男性は男性に対して見る目もきつく女性は女性に対して見る目がきついので、新しい俳優に対しての評価の仕方が変わります。ですが、若いというのは感性の問題ありますので、若い男性の評価は女性がするほうが確かですし(笑)、女性の評価は男性が品定めする方が、マーケティングの観点からも間違いはありません(笑)。 異性に対しての評価は、自分の好みと理想を重ねるのですからでたばかりの新人たちのタレントやスターをまずは異性の観る側の評価、その「ファクター」で判断するのが正しいといえるでしょう。デビューしてから、何本かの配役をこなしそろそろ新人を抜け出したところで、男性は男性の評価を、女性は女性の評価をする方が、役者やスターとしての公正な評価ができるのではないかと、私は思っています(笑)。 

★「Band Baaja Baaraat」-2010 YRF公式サイト
 (英題:Bands Horns and Revelry) IMDb Wikipedia 

https://www.youtube.com/watch?v=k67ErU7SeIE くそ重たいFlashサイトつくってやがるww その辺はまだまだ統一できてない感じやねぇ・・・がんばれインド!!
//-----------------
ストーリー:目的の無い怠惰なBitto(Ranveer Singh)と、将来Wedding Plannerを目指すShurti(Anushka Sharma)は、ともにデリーの大学生。ある結婚式に「食事目当てで乗り込んだBitto」たちを、観て咎めるShuritiが出合います。ひょんなきっかけから、田舎に帰りたくない落ちこぼれBittoは、ShurtiのWedding Plannerの起業を手伝いたいと持ちかけます。ビジネスパートナーとして組んだ二人は、彼女のデザインセンス、彼の男性のする力仕事的な部分でのマッチングがハマり、ビジネスは順調、良きパートナーとして笑顔の楽しい日々。大きな仕事を終えて酔っぱらったパーティーで、二人はビジネス・パートナーから、一歩進んだ男女の仲に・・・。ここから二人のぎくしゃくが始まり・・・・
---------//

新人監督、新人俳優、若手女優
by AkaneChiba | 2016-05-28 19:24 | 10年代 | Comments(0)

映画「One 2 Ka 4」 -2001

 えー、シャールクの名作は山のようにあり、またインド映画ファンの元祖といえば日本ではシャールクファンが古くからおられますので、名作映画はその方々に御解説いただくとして、あんまり注目されないところのシャールク映画の古いのを、ちょっと紹介してみましょう。a0308487_163938.jpg以前には、そういう隠れた一本としてKOYLAという映画を紹介しましたが、あちらはひじょーーにインド映画のてんこ盛りミンチカツコロッケごってり映画!ww でしたし迫力も肉汁がつまりにつまった映画でした。が、こちらの映画は興行成績こそ振るわなかったですが、シャールクとジュヒーの魅力満載の一本が、この「One 2 Ka 4」(-2001)です。

 正直いい映画?ではありませんし、いろんなパクリも満載で、ストーリーの「それで、いいんか?!もやっと感!!!ww」も詰め込まれてる映画なんですが、私は実はこれはひじょーーに気にいってまして(笑)90年代のインド映画の香りをまだまだ引き摺ってるシャールク映画の一本でございます(笑) 1991年のマイケル・キートンの「One Good Cop」のリメークでもあるそうで。(キートンのこれは見た覚えが無い・・・日本未公開?)
a0308487_16393939.jpg


いろんなものが変な映画ww
by AkaneChiba | 2016-05-25 01:43 | 俳優 | Comments(0)

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