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遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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インド映画を知ると、映画「Inside Man」を知ることになる

mixiに2013年6月に書いた日記の再掲載です。インド映画ファンには、どーしてもこの映画は観とかなきゃならない映画ということで。インド映画ではありません。スパイク・リー監督のNY映画です。
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インサイド・マン 2007 -原題: Inside Man - スパイク・リー監督


シャールクの「Dir Se心から」(1998)の名シーン「Chaiyaa Chaiyaa」の電車上での曲がオープニングに使われているというのと、映画評価が皆どれも高かったので観てみました。評価が高いその理由は、どうやら一度観ただけではわからないから・・・ってところがキモらしい。クライムムービーとして出来は大したもんだが画とセリフを丹念にみて追っていかなきゃならず、痛快にはわかる映画ではない出来になっているところに評価が高くなった理由があるようです。DilSeの曲を選んでるのも偶然ではないだろう。なぜその曲を選んだかについても、監督は気にいったからとしかきっと答えないでしょうが(笑) ひじょーーに良く出来た映画ですので、是非!アメリカ社会/政治/NY、そして多文化である世界のNY社会問題の基本、世界の富(特に今のメディア周りを支配するキリスト教・ユダヤ教・イスラム教)をめぐる歴史的構造(特に歴史に連なる貴族社会とJews財閥史)を勉強してから、見ていただければと思います。(以下ネタバレ含む)

一応、原曲のせとく。電車の上で踊ってる撮影が評価された映画です。二人くらい撮影中落ちたらしいw(けがなし)この映画の内容はアジアのテロリストとのラブロマンスの話です。上の西欧の歴史がどうのこのと書いてる「Inside Man」映画とは趣はかあなり違います。

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さて「Inside Man」確かに、日本は社会面での世界を巡る歴史に伴った金融周りの話は情報外しに合ってるから、これはわかりにくいだろうな。・・・が、第一感想。その知識が無いとこの映画はまずわからんじゃろうて(^^;) 産業革命以降の経済/金融の歴史を知る人なら何を言いたいかわかると思いますが、東アジア社会はそこを外す教育を受けてきたので、最近ネットのお陰でようやっと(陰謀論みたいな怪しげなものではなく)、近代~現代史の構造がわかる人には、この映画はピタっとくると思います。ついでに言えば、日本マスゴミに浸かってる人にはわかりませんね。日本マスゴミの常識は世界ジャーナリズムの非常識(笑) すでにメディア王親子の裁判まで行われてる話ですので、ネットで私のようなパンピーが認識してる時点で、権力の圧力影響下で、この話をしたからといって誰かが殺されたりするとかはありません。もしそれがあるなら、それは名前騙る「おかしなもん」認定していいって話になります(Jews周りの話になると身が危なくなると思うのは、勝手な思い込みであって、ネットお陰です。もう歴史の一部になってる時代が来たからね~^^;)。

スパイクリー監督らしい社会や政治批判がスパイスになっている映画でもあるんだが、それを解説出来てるブログ等の日本評は、ほぼ少ない。ネタバレと謎を追うことばかりになっていて、なぜそんなわかりにくい「凝った台本」にしているかはズバリ!誰も言えていません。この映画は、社会体制批判のスパイクらしいネタを突っ込んでるところにある。難しくぼやかしとかないとホンマに命狙われるレベルのところのネタ扱ってるからでもあります。それでももう10年ひと昔といいますから、もう歴史になりかけてる話なので、映画で書かれてるからと言及したって問題ないところになってはいます。

なんであの曲をチョイスしたのかは、Dil se を観てるので一発理解しました。『あの音楽を使う=背景観る映画だろこれっ』ていう、リー監督なりのメッセージが隠れていると理解。原曲の映画がラブロマンスだか、それは背景を見せながら、実は社会を映す映画がインド映画のメソッドにあるからなんだが。映画というのはそういうことを時折やります。キリスト教やら以外の価値観の映画を作っているあの監督にとっては、当然!これに気がつかないわけが無いという映画が、あの「Dil se..」だったのです。イスラムの原理主義的なテロ話になった理由は、いったい誰がそうしたの?っていえば、圧力で追い込んだ側の問題も半分以上はあるわけですからね。<西欧主義の歴史のツケです。“Pay for your sins”と歴史と世界から問われてる問われてるのは誰なんだ?って話です。

なかなかにウイットだと思ったのは、Hanover Streetのネームプレートの辺りで、『WE WILL NEVER FORGIVE』だったかな?( 私たちは決して許さないだろう) と壁に書かれてるシーンを見えるように描いていることだ。ちなみにハノーバー・ストリートというハリソンフォードのラブストーリーの駄作/ポンコツっぷりは語り草。ハリソンフォードが若いだけっていうところにチェキラッ!する人向けのようだ。 Echangeってのもキーワードだよな?(笑) ハリソンのは見てないか/忘れてるかなのでなんともいえんが、ロンドン戦時下、不倫ラブストーリーらしい。なんぞそりゃ?なんか観た覚えあるなぁ(笑) ディルセもラブロマンスだが、背景はしっかり撮っているわけで。ハリソンのも背景で見せてる映画なんだろうか?まったくの無意味なんだろうか?或いはそれがロケ地なのならNYなりの事件があったところなのかも知れない。その辺の知識が無いと難しいのが、彼の映画らしいといえば彼らしい。(ハリソンの見てみるか・・・ちょろっとトレーラー観たけど、酷いできだったのだけしかわからん・・・)

スパイクは、『NY産映画』に拘っている。ハリウッドはイタリアン・マフィアの牙城だったので、アメリカにも西と東に差異があり、東のWASP支配層、そこに踏まれる移民者犇めく人種のるつぼNYと理解し、スパイクはそこを撮っている監督なので社会派な人でもある。だから相当見る私らの方がインテリジェンスを要求されるなぁ・・と、己の知識の足らなさに、む、難しい・・・orz っときたこの映画でもあった。オレが無知でごめんよ・・・ってかNY事情なんざドラマぐらいにしかわかんないんだよ(せいぜいドラマや小説、エド・マクベイン87?分署だっけ?NYPDか、SACTぐらいしか、俺にはNYはわかんないよw(^^;)w)。

 この映画はDVDの翻訳言語種類がなかなかの妙で、米+アジア向け商品の盤だからかな?この監督だから?か、あるいはロスチャやユダヤ資金に触れてる脚本だからか? 極東や東南アジアに触れられないタブーの中に、財閥なロックフェラーやロスチャイルド批判がある。別に陰謀論でもなんでもなく、当たり前の歴史(近代~現代)財閥史なのだが、何故かそれに触れると、一部極東周り言論は封殺されるというロクでもない状況があったようで(ユダヤタブーは世界中の言論の一番の障害になっているのも事実。社会地位から追いやるメディア工作嫌がらせが酷すぎて、あれを止めればちょっとは世界も振り向いてくれるだろうに、宗教排他の恨みを排他で返すから、可笑しな話だ。一部の出来の悪いのと、ちゃんと自分たちで排除すりゃいいのに・・)。

 このDVDの翻訳先各国は紛れもなく、その政治の話に対抗あるいは影響受けている故にそれを知らねばならない国に向けているかも知れない。有色向けの配給ラインナップとも勿論だが。逆にそのようなユダヤ財閥影響下にあるだろう国には英語オンリーでオランダや仏やらは無いのか?(ロスチャ牙城ナチとユダヤ関係話すとまだシャレにならん欧州言論。今のトルコ騒ぎはその辺の世界の意識変革の流れの結果だよねぇ~)。その部分だけカットってこともないだろうくらい歴史の事実になってるので、ストーリー内で一つだけロスチャに触れ、ワサワサ人種(笑)のトップを戦争犯罪でくくっているのは、結構辛口批判だ。米国の銀行屋が、そういうユダヤ財閥な影響下にあるのは、誰もが知っている常識だけれどそれへの批判が米国でもやっぱり難しいからだ。でも映画になるくらいには社会も認知していることでもある。ましてやネット時代にこういう圧力なんぞ無意味だろうに・・・バレるからなぁ(^^;)

ハリウッドは奴等に逆らえないでその方面のユダヤ系内部から人材を輩出させてたまに批判しとるがそれでもやっぱり内部からの人間でしか批判できない。でないと嫌がらせされてきた事実はあって・・ってかやりすぎなんだよ、また世界中から嫌われるハメになるぞ(歴史繰り返してたら、ただの馬鹿だからな~)。映画界でもそういう批判する人物内部から出るんだが、その分内部を知りすぎてるんで、痛烈なものを作る。内部故に批判したくもなるのは人としては「正しい」ことだがその言論を封殺することはおかしなことで。そういう世界にある財閥ユダヤ閥の存在を頭においてないとこの映画はわからないですよって映画でもあるのだ。Inside Man とは、またこれも、今思えば、よぉ~名付けたもんだ(笑) (チャップリンかてそうだしなぁ~、スピルバーグなんかかしこい、まず手堅いアリバイ作っといてから、バッチシ後から批判映画作ってるもんな。キューブリックは年なので、死にましたがね ^^;)
 
 ダイヤ資金といえば、独占的にユダヤのルートだったわけだが(今も牛耳ってがいるのか?そこに穴をあけたロシアとか第三国ダイヤってビジネス的にはもの凄いことやったんだよね~。初期プーチン政権下。第三国ダイヤがその価値下げたんで一時ダダ下がりしてたw)でもな、屑ダイヤに価値つけられてまんまと売られてるのはオレラあほぅの日本人や極東人なんだけどな。ユダヤの独占ってそういうことなんだよ。(その辺の利権争いでガンっと自国守る側に出たプーチンを第二のヒトラーに仕立てるなんてカルトな噂話レベルに聞こえてきてた話もあったが、どっかで折り合いつけたみたいだ。誰かてやりすぎて国ムチャクチャにされたら怒るじゃろが、そのレベルで喧嘩してどっかで話し合いついたんだろうとは思うんだが。サルコジはユダヤあいつらなんとかしてくれってグチったら、唇読まれて、おちよったけどなw) 白人/貴族社会、その下請けだった権力に巣くう迫害の末の異教徒、宗教対立の歴史、教育の普及/振興度合いが、今も社会の火種の元になっているのが、ニュース周りの現実なのだ。

 映画で、カルティエのリングだったが(カルティエスクエアカットといえばグレースケリーで有名だが、あれはここまででかくはなかったよな。)、この映画に出てくるダイヤの大きさや台のデザインからいくと、確かに古いディテールをしている。Cartier Paris London NewYorkと赤い箱に金のロゴがあるが、パリの銀行家の妻(薔薇の名前?の人のことなんか?わからん・・・なんか曰くありそうだが)のダイヤを隠匿した戦争犯罪に絡んでとダイヤの行方を追うのが、ナチ下でユダヤ資本を隠匿した裏切者ユダヤな話なら、パリユダヤの上前跳ねて売り飛ばし(一度この辺で英・仏ロスなんとかは、徹底的に独財閥とケンカしてる?話らしい。)、アメリカ大陸に渡った裏切り者ユダヤが、銀行金融ウォール街にいる話になら、成る程確かに相違無い。映画では、多少歴史のあるロスチャの名前を出しながら、米国内権勢のロックフェラー批判をやってのけてる映画・・・でもある・・・と私は察した。この映画はその米国内タブーを相手の固有名詞をだすこと無しにその構造を描いた映画でもあるので、スパイク・リーでなければ他の誰が描くだろうか?な映画にもなっていると思う。その辺の歴史を知りたければ、出来るだけ英語原文で、書誌あたってほしい。(日本語はその辺表記は曲がるし、おかしな陰謀論ばっかりありすぎで日本語ではネットでこの手の話は知るには厳しいと思っておくれ・・・) わかりやすく言えば、突き詰めれば、白色人種と有色人種、そして宗教による、人の選別で、これらの社会の人々が成り立ってると思えば、私らでも簡単にわかるだろう。(セリフの中にある1948年とか、そういうキーワード見逃してはいけない映画でもある。社会勉強足りないわぁ~、おれ^^;)

映画では、英サッチャーと一緒に映る銀行トップのケイスなので、イギリスやロスチャに向かって昔は悪いことしたすまんこってすと考えたケイスは社会貢献で借りを返してきたが、このダイヤが出てきたらさ、許されるはずはないだろうと、映画内で釘指しているから、戦争犯罪の電話ナンバーになる。世界じゃ誰もが知ってる事実だけどね。金融筋丸儲けだと後ろ暗いから社会に貢献事業でチャラにしてって話なわけで。ワサワサ人種だなww

で、やはりこの銀行強盗は、ダイヤの正当な持ち主である依頼筋からのダイヤの奪還の依頼を遂行した話で、或いはモサド工作(戦争犯罪はいかなることでも執念で追い続けるのが彼らの基本アイデンティティ)。ミュンヘン・オリンピック襲撃事件についても脚本内で触れているのでそうとも取れる。あれはモサドな話。目的はダイヤにもあるが、本当の目的には紙切れよりその来歴出自がわかるダイヤの方が歴史を証明出来るのだ。主人公は自分の名誉にかけて権力の圧力で先に回ってきた昇進をダーティにしないために、指輪の出自を追うことで何がなんでも名誉や誇りに変えて終わっている。いくつものそういう『現代のエッセンス』を映画の中に散りばめているので、監督としては、いくらでも言い逃れはできるようには作ってるとことがミソでもある(笑)

この映画の話は、戦争犯罪をしたユダヤを最後にあげてはいるが、実は、共産主義なんかについてもちくっとやっている。オープニングの車のロゴに、また別の(根は同じかも知れないが・笑)政治的批判を込めて、ロゴの目立たせ方でそれをキーワードにようやくインドネシアな意味も含む話だと気づいたのは、検索しまくらないとわからなかった(苦笑)。 軽くアルバニア演説で共産党をチクりと皮肉って見てもいるが、HotChile赤いとうがらしに見えるのは、赤く(血塗られた?)ペンキに見せた種明かしは確かにスパイスが効いている。
『PERFECTLY PLANNED PAINTING. WE NEVER LEAVE UNTIL THE LOS IS DONE!』
あのロゴに強調されている部分を取り上げると、PPP NEVER DONE!となる。(PPP良くない!かな?)このPPPが何を指すかは、監督も絶対に答えないとは思うが、そこまで観客側が到達するかどうかは、私たちの側の「インテリジェンス次第」なのである。わかるかーっ!そんなの(笑)

オランダ統治後(イスラム教はオランダ統治下では弾圧されていた経緯があり)、日本、終戦、東南アジアに吹いた共産党旋風の飛び火は(1948-以降)民族紛争といっしょくたになっていく。インドネシアは宗教の制限は表だってはしないが、無宗教だと公言すると逮捕されちゃったりする。
ティモール等は2005に一応終止符を打つ。この映画は2006-7なんでタイムリーかもな。

『ワサワサ』なトップな人種から゛Cunt″と言われたジョディ・フォスターが扮する女性弁護士のオフィスには、ヒンドゥーな仏像が工芸品に飾られてたのは偶然ではあるまい。そこでテロリストと間違われたくないビンラディンの甥(喩えだが)居住権求めて弁護士の彼女に相談している(笑)
スパイクリーの難しさは、イスラム教に限らずとも多民族側から見た歴史や価値観を知らねばならないので、Westernなルールブックに馴らされていると、そこの情報錯誤された部分を見落としてしまう。さて私らは、この映画を観るに足るオーディエンスや否や(^_^;) 国際的な社会問題はまじで勉強足らん自分に、ネットがあって調べるとっかかりくらいにはなるので有り難う~と、読み慣れない英語のWikipedia(日本語よりは情報詳しい。正しいとは限らないけどw)に頼りっきりである(∋_∈)ああ、つくづく!ウェスタンな社会だことぉ~(^。^;)

逆に、オープニングのキャスト紹介ロゴの動的モーションとかはあの手の真似しまくってるよね、インド。あれが流行りだったのか?(あれターミネーターとかのロゴパクリだろ?原作読んでないからその辺があの映画の社会批判エッセンスがわからんよな。情報錯誤社会への批判ならわかるが)

あとわからなかったネタには「we got one emplmyee who had some juvie stuff」で咳払いするのはあれはわざとだろうか?その後のセリフか?(養育義務拒否した前科の話だから)に重要性がわからない。JucieFruitsはガムだが、なんか隠語もあるよね。

この映画全編に渡って、ユダヤをあからさまに書かずにエッセンスだけで言及したのは特筆すべきだが、そういう方面をインテリジェンスが到達してない私としてはひじょーに難しい映画で調べなきゃならなかったことを明記しておく。

もうひとつ!だからエンディングにもう一度この曲を持ってくるんだよね。ノリがいいからこの曲にしたんじゃないぜっっていう念押しみたいなものだよ(笑)。カシミールの悲劇は他でもないイスラム原理主義の求心化した結果で、それを生み出したのは他でもない戦争金融で社会を混乱させてきた外国資本なその昔から続く宗教戦争がキリストVSユダヤさらにイスラムが残した結果の後始末が出来なかった話であると、誰もが知っているその歴史の結果の地方を背景に描いた映画の曲を起用した意味は、そこにあるよなぁ~。

俺らからしたら権力なんて、目くそ鼻くそでのケンカや。出来の悪い子飼いが混乱に乗じて財・権力パクッたんで、そのケリつけるために銀行強盗ってどんな話やって突っ込む満載なんだけどw。それを半世紀越えて追い続けるストーカー国家情報工作員もどうかしてるわけで。その辺の「お前らだけで世界まわっとんじゃねえんだよっ!おれら巻き込むなっ!」ってのが、ああいう監督など、アーティストたちの主張したいところでもあるのかもしれない。気持ちはわかるぞ(^^;)おれらかて、住んでる地域悪いから、平穏で静かに暮らしたい~と思うからな(笑)

そして、ネットで形成されてきた言論でもあり、それがネットのボーダーレスの真の意味だと私は理解しとります。無神論者、神様なんていねえ~よっ!っていうフライングミートボールスパゲッティ(←結構これは大事なネタかもねw) を拝するネット人種のニヒルさと辛辣な現実性で、我らは形成されてることを、そしてそれがネットできる世代の情報手段としてそのうち「へっ金持ちのやることはよぉ~」となる言論になっていくだろうなぁ・・とは思います。<それが Occupy Stや、アノニマス、Wikileaksや、ザッカバーグ、アサンジのような人材を生み出してるのは、当然といやぁ当然かもね。ただし!まだこのポジションに「有色人種」がいないのだけど・・・・・
 (情報リーク系は、中国とのかかわりあいは疑われてるからなぁ・・・人民解放軍な海外展開の話は要注意なですが、新聞に出た時点で、外交の話し合いは終わってるものなので・・・)

 まぁ、この映画・・・・その社会的な中味を読むだけのインテリジェンスを要求されてる映画でもあることを、敢えてここで明記しておきますね。せっかく Dil Seの名シーンの曲を使ったのは、「背景とか見て~~って映画だよ」って、監督がいってくれてるのだと、インド映画を観てたからわかった映画でございました~(^^)v そこまで書いてるブログ映画評が、日本語には無かったのは、ひじょーーに残念ではありましたが ^^; 

そして、何故この「Chaiya Chaiya」の曲を使ったっていうのも、かつてボロボロにされたあの地域(今も微妙な地域)の元の騒乱の起こした欧州への皮肉が込められているのだと、解釈しています。インド映画を見て、「Dil Se..」にたどり着いたら、是非その次に、「Inside Man」をご覧になられてください。そしてその後に、「DON2」を見るとまた、違う映画の見え方が広がるかもしれません。


   
@@言論統制な政治と、映画って、切り離せない世界なんで、難しいことわからないっ・・・ていってたら、実はダメなのかもしれないねぇ~ (^^;)
----------------------------------------------

//追記:2021.06.13 
 このところこの記事が何故かアクセス数がコンスタントにある。理由はわかる。この間のアメリカの大統領選の裏側の「DS」の繋がりについてネットで取り沙汰されてるところで、この映画の中味に気づいた人が出てきたからではないかと思う。この映画の日本語ブログでの解説ではどこを見ても陰謀論的な世界の権力者のパワーバランスについて書けるものはいなかったこともあって(日本ではそれが書けなかった日本はDS側の権力者の影響下の元にあるので)、残念に思っていたのだが、大統領選のネットでの内容が流布することで、この映画の価値について気づきだした人が出たのではないかと、思っているところです。また、この映画のテーマ曲に使われてる「Dil Se...」はカシミールの映画なので(カシミールはロスチャが歴史的にめちゃくちゃにした地域なので)、それをわかって曲を取り上げてるところにスパイク・リー監督の力量を知る一端となる映画だと、思います。(ただ監督は🐯支持者では無かったとは思いますがw)

by AkaneChiba | 2014-07-10 00:55 | 映画全般 | Comments(0)

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