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遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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レンタルで借りれるインド映画 +あれから

◆レンタルで借りれる新作インド映画 http://osolove.exblog.jp/19680686 
・・へのレスポンスが結構あるので、その2を。

 あれから、日本語で出されているインド映画・・・・ということで、旧作ではあるが、数本観ることが出来た。DVDを借りたが、都会のレンタルでなら「もしかしたら、借りれるかもしれない作品」ということで、追補することにする。

**(-20xx)はインド製作年  
 ** ☆ストーリ・ピカイチ ◇映像ピカイチ  ◎インド流ダンス好き向き △音楽・最高 ●マサラ上映向け
 *** 各記号は、強調する時だけ二つ並べてあります。 @@が二つはインド映画流が強い内容です


▼旧作ばかりだが・・・
ミモラ 心のままに (HUM DIL DE CHUKE SANAM -1999) ◇◎◎△△
ラガーン (Lagaan -2003) ☆◇◎△
モンスーン・ウェディング (Monsoon Wedding -2001) ☆☆◇
レッド・マウンテン (LOC Kargil -2003) ◇

-------見ました 追記-------
「ジーンズ 世界は2人のために」 (JEANS -1998) ◎◎◎
「ボンベイ to ナゴヤ」 (BOMBAY TO NAGOYA -1993) ◇◎◎ 


▽まだ見れてないけど、日本語で確実に過去に販売されているタイトル
・「アンジャリ」 -1999 (Anjali -1990) 
・「カーマスートラ愛の教科書」(Kama Sutra: A Tale of Love. -1997) レイカーの有名な。 
・「インディラ 」(Indira -1995)
・「女盗賊プーラン」(BANDIT QUEEN -1994)
・「歌う色男、愛・ラブ・パラダイス!」(GHARWALI BAHARWALI -1998) アニール・カプール兄ぃ! 
・「愛と憎しみのデカン高原」 (Premincukundam Raa! -1997) 
・「ストーミー・ナイト」 (Kaun -1999) ウルミラのホラー 
・「ザ・テロリスト 少女戦士マッリ(マッリの種)」 (THE TERRORIST/MALLI -1999)
・「ナヴァラサ」 (NAVARASA -2005)

//-------------
日本語で販売されているインド映画は時代の傾向があって、
90年代の映画は、手法も映像も日本の80年代のような古い映画+ファッションセンスや街並みも古い感じ+インド流のミュージカルシーン多数有。
00年代前半は技術も手法も一新・躍進、欧米化。但しインド流に拘る傾向が強い大作が多いので、上映時間が長い。
00年代中盤以降~現在ハリウッド等欧米に遜色ない映画品質。インド的なミュージカル的な映画もあれば、まるきり欧米映画のようにミュージカルシーンの無い映画も増えインド映画大躍進の時代。
10年代以降~ ハリウッドを越えた作品や欧米でも人気の作品が続々。ただし日本で販売されてるものの年代は、インドや世界市場での販売が5年以上前のモノがざらにあるので、日本販売の年代は実年代とあわないことがある。 

まぁ、日本の海外映画市場は、インド映画だけに限りませんが、ひじょーーに!世界から遅れてる市場であることを知っておく必要があると思います。(英語圏以外の映画に関しての理解が足りなさすぎる日本の現状) ですから、時代の潮流を知りたい人には、ネット契約などで洋画観賞し、それを知る方がよいことをお伝えしておきます。(もちろんそういうのは英語字幕ですが)

//----------------------------------------//



<各映画の紹介はコチラ↓>この辺は賞を貰いまくってる名作映画ゆえに、日本にも一応入ってきた?ような作品かもしれません。

ミモラ 心のままに(-1999)・・・・原題:HUM DIL DE CHUKE SANAM 英題:STRAIGHT FROM THE HEART  サルマン、アジャイ、アイシュと豪華感動ラブストーリー。インド映画基本の2対1の三角関係のラブストーリーながら、3人のスターたちを、どれも見ごたえ十分に演じさせ、その各スターたちを見る映画。奔放なさわやかな青年をサルマンが、静かな見守る愛で朴訥とした青年をアジャイが扮し、その二人の間に揺れる女性はアイシュ。 ちなみに日本の邦題がミモラになったのは、劇中の歌がニブラー~とうたうため(レモンのこと)それがミモラに聞こえたと配給会社側が押し切ったので、それをそのまま邦題にした。このタイトルのために不評ゆえ、インド映画のタイトルのマイナスな逸話を作ったことは、インド映画ファンには有名な話。それについては、こちらでも解説あり。音楽も素晴らしく、劇中歌の歌詞が素晴らしい抒情詩溢れる名作です。 それだけにあのご時勢のavexさん恨むよ・・・ほんっとに・・・とインド映画ファンに今も言われ続ける(苦笑)名タイトルです。
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ラガーン(-2003) ・・・原題;Lagaan アーミル・カーンの名作。英国統治下の藩王国でその地方の地税(=Lagaan)を賭けて、クリケットを知らない村人たちがクリケット勝負で圧政に立ち向かうクリケット・スポーツ譚。アパッチ野球団みたいなののインド映画クリケット版といったところか(笑)。音楽も素晴らしいが、またストーリーはお決まりのパターンなのだが、手に汗握ってその展開を見てしまいます。音楽はラフマーン。そして上映時間224分(笑) この時代どれも名作映画が日本に軒並み来ていながら、その上映時間の長さゆえに日本側の会社がその後インド映画にケチをつける傾向になったのは残念な話。しかし、こちらも名作の大作です。
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モンスーン・ウェディング(-2001)・・・原題;Monsoon Wedding 2001にヴェネチアで金獅子賞を受賞。インドの結婚式を家族の絆とともに綴るインド結婚式版黄昏・・・と私は呼んでいる(笑)こちらはインド映画にありがちなミュージカルシーンは絞って押さえ、114分と、最初から海外市場向けに出している作品ではありますが、淡々とそのインド式結婚の模様が各人の小事件と共にゆっくり静かに流れていく様は、静かに心に場面がふんわり焼きつきます。マリーゴールドの花が香ってきそうな色鮮やかなインドの家族の風景も必見。名優ナッスルディーン・シャーを堪能するのもこの映画ですね。コレオグラファーとして「恋する輪廻」の監督のファラー・カーンの名前がクレジットされています。これも日本で紹介したいと思う人がいてくれたから、もちろんちゃんと丁寧にメディア化されて発売されています。先に紹介したミモラの無理からに2枚組のようなこともなく、特典ポストカードがついたりなどDVD商品そのものを見て、映画を愛しているとこんなにも扱いが違うものなのか?と日本での販売元の姿勢も見させていただきました。
       ----------------上に戻る

レッド・マウンテン(-2003) ・・・ 原題:LOC Kargil これ、日本版は普通に何の知識もなく見たら、史実に基づいたカルギルの戦いの戦争譚。 しかし、日本語版のこの「レッド・マウンテン」盤は、ごめんなさい、酷いです。元の映画は、255分の超大作。それを日本で出す時に半分以下の122分・・・・・・にぶった切ったので、各戦士たちの逸話が中途半端にぶった切られています。日本でいうところの年末年始の豪華キャストの一回2時間ドラマx前・後編連夜放送で、八甲田山のようなドラマをやりました・・・・・・っていうような作品、だと理解したら255分の説明がつくのではないでしょうか?なので、むちゃくちゃ俳優陣が豪華/豪勢です。インド映画は国威発揚プロパガンダな映画を時々作りますので、この手のインド映画は「インド軍全面協力」で作られますので、ミリオタにはそれはツボかもしれません。また、そこをスターを使って演じさせるので、スター様がそこを演じてますってのを見る楽しみがあるので、インドスター(公私な話も含めてw)がわかる人にツボになっている映画です。インド映画ファン中級者向け。何故、日本の会社がこれ買ったのかはひじょーーに謎。配給会社をちょっとばかしワタシャ恨むよ・・・。出来ることなら、255分の方を英語字幕版で入手し、TVシリーズ特番のつもりで見る方がよいかと思われる作品。
       ----------------上に戻る

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 この4本がひじょーーに如実に、日本でのインド映画の扱いに現れていまして・・・この2000年代前半で、日本の会社の側の扱いが、1.インド流に慣れていない 2.インド映画が欧米流に慣れていない 3.市場が少ない というのを現しています。この2000-2003くらいまでは、巨額にお金をかけた名作が他にもあるのですが、それ以前にインド流すぎて、それが世界市場に出すには規格外すぎて・・という点で、日本は柔軟な対応できていない・・・様相です。

 レッド・マウンテンに至っては、大体なんでこれ買ったの?こんな無理するなら買わなきゃいいじゃん?という様子なモノで(苦笑)、日本でのインド映画買い付けの道が、遠くなったのもこのあたりの商売の溝が、しばらく影響したのではないかと思われます。しかし名作もいっぱいの時代なんだよなぁ・・・

 一昨年~今年にかけて、そのあたりのマイナスだったのが払拭されて、インド映画ファンの裾野が広がってくれることを心より願っております(^^)/

--------追記 ----------
ジーンズ 世界は2人のために」 ・・・ 原題: JEANS (-1998) アイシュワリヤ・ラーイの魅力が詰まっているインド映画らしい~一本。破格の世界中ロケ敢行してるマサラムービーなので、そのダンスも堪能して頂きたいです。インド映画中級者が、アイシュの映画だ~と喜ぶ映画でもあります。このころのインドのCGとかもこういう時代と思ってもらえると面白いかも?私はこれ日本でおそらくテレビ放送あったのを覚えていた、あのお笑いな骨シーン(笑) どこで観たんだろう?(笑) 美人の彼女の魅力を堪能して下さい。
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ボンベイ to ナゴヤ」・・・ 原題:BOMBAY TO NAGOYA (-1993) 日本ロケしたインド映画として有名。VHSにて観賞。多少冗長ながら見てしまいます。日本のヤクザさんが怖いインドの悪さん、指(笑) なんというか、映像の中の行間に詰まってるエネルギーは凄いですが、これはいろいろ今なら画面に向かって突っ込みながら楽しむ映画になりそうです。古いですからね。しかし日本のディスコでかかってか曲が、アリスかかってた時代だったのかぁ・・・(^^;) 
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by AkaneChiba | 2014-05-22 16:18 | インド映画全般 | Comments(0)

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