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遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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オレ何時間SRKにつかってんねんっ!

mixi より再掲載 2013年4月1日記
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さて、この時点で、インド映画歴、まだ5日ww

いまさらハマってSRKの映像見まくってます。助けて、寝れないwwww
昨日、どうせ話わかるだろとなめてかかって「DON」(2006)の英語字幕版気軽に見てたら(日本語版なんか無い ^^;)、アルジュン・ランパールが出てきた辺りで話わからなくなって、英語字幕丁寧に読みながら(ネットで単語時々調べて)そこから5時間wwwかかって映画見た、アホかオレ、寝ろよっo_(^^;)

ようやっとなんで自分が、SRK、彼に嵌ったかわかった!(笑)



宝塚だっ!!宝塚は女だけであのめくるめく恍惚の舞台世界が広がるが、それをそのまま男女で役割そのもののまま映像に収めると・・ああインド映画っ!なわけだ(笑) 男役のカッコつけるキメポーズ、朗々と歌い上げる愛、煌びやかな豪華絢爛レビューのあれって、そうっ!日本で舞台に嵌った人ならわかるあの宝塚の世界の男女普通版!!!本来は男女だもんな、それを宝塚は女性だけの舞台にしてるから(日本では舞台は男性中心だったからそれの反対の存在としての新劇女優や少女歌劇が商業化した)、女性が演じる男性像のわざと強調したポースとかで舞台化してるわけで(笑) それをかっこいいアクターがやるんだよなぁ(笑) しかもストレートな表現なんでわかりやすい、突き抜けたエンターテイメントになってる。

<Shah Rukh Kahn>シャールク・カーン
KING of Bollywood ことShah Rukh Kahn。
さてShah Rukh Kahn(愛称 SRK)シャールク・カーン、彼はヒンディ映画の90年代後半以降の大スターです。日本人から見たらどう理解するかというと、ロマンスなジャッキー風? RA.One という映画の中で中華系配役の人がジャッキー・チェンと呼ばれるのを嫌うシーンがあります(オファー出したらしい、でてもらいたくて。ギャラ大きすぎて無理だったとからしい・・・)。インド映画ですから当然中国と政治的に対立してますから、所々にそういうセリフが映画の中に出てきます。中華料理は食べ飽きたとかそういうセリフが、入ってますねw 日本人にたとえると、織田裕二がもっともっと濃くなって上半身鍛えてインド風になると、SRKになるかもしれません(笑)  日本人にはその方がイメージしやすいと思います。

 前述の宝塚レビューのような世界のちゃんと男女版なのですが、SRKやアルジュン・ランパールなんかは、ぶっちぎりでカッコイイです。インド映画の昔のかっこいい男性像は、それでもぼったりしたおじさんですよね(笑)。けど、今はオジサンよりやっぱり若い女性は、今風のかっこよいのがいいのでしょう。これって世界共通の魅力だよなぁ・・・。SRK彼はまったくもってそんなボッタリタイプの主役ではありません。全然現代的な濃い~~~二枚目です。ハマり過ぎるくらい今風なハンサムです。あまり甘さは無いかもしれません。でも彼は二枚目半を演じるのが好きなようです。(でもアラン・ドロンとかあんな色気はあるんです)
 背はそんなに高い印象はありませんが、スポーツも若いころ目指してただけあって身体はかなり鍛えてます。肩のライン上半身の上腕筋とかは、彼を構成する魅力の一部になってます。アクションはがっつりしますが、ボッコ凹に殴られてるようなアクションの彼の役どころがなんともいいです。オトコマエなのにボロボロに殴られてるシーンとかみるとインド版ブラットピットかなぁ(笑) 2000年代に入ってからの芝居も、でてるものも、見た目も、洗練されて素晴らしいです。

 インド映画につきもののダンスは当然、彼はかなりいいですね。他の俳優さんのダンスとかもまぁいろいろ見てみたんですが、ダンススタイルが現代的になると、スタイリッシュでないと似合いません。多分お国柄で宗教とかそういうこともあって、愛や感情の表現となるとキスとかできないので、セクシャリティなものは映像化することができにくいので→エモーショナルな部分は、ダンスや雨のシーンに変換・・・という映画文化を育ててきた長い歴史のあるインド映画なのかもしれません。

 映画は、インド「も」国策ですので(中国もそうだし、ある意味アメリカも権力者の国策プロパガンダだよねw)、そういうメッセージもストレートに入っていますね。RA.Oneの中に出てくる未曾有の暗黒の世界の設定に映る、右万字や、長老派十字(白人優劣主義の象徴、そして英国カソリックも指す)、そしてフランス国旗という見せ方も、印度の国からみたチクリと皮肉が入ったシーンがあります。さすが映画(笑)

 男性のセクシー像みたいなのは、かなりヒーローのイメージがお国によって違いますが、それを打破してきた国境を越えたセクシーさ(欧米的っていえばそうかもしれない)のところのキャラでもあります。インド映画俳優のぼったりしたおっさんってどこにでもいるキャラなんでしょうが、大衆的すぎて。(貧富格差があるところほど太った人はモテルっていう文化や歴史のところってありますよね。) 女性のベリーダンスのようなエキゾチックなセクシーさは映画の中ならOKみたいなのが、そういうところ変だよね、あの国(笑)

 あの国の世界にどんだけゲイがいるのかは知りませんが、国境を超えるスーパスターの魅力には必ずゲイにうける要素がその個性の中にありまして(笑)、彼はそこに少し足をかけていますね(笑)。ただちゃんと妻有、子供2人の良いパパです。なんというか定番の「善きパパ」でないとダメなんでしょうね、あの国でスターであるために。アクションやら脚本やらなんでもありのインドですけど、それでも越えられない一線っていうのは、映画の中にしっかりとあるようです。その「善き人」の像と、文化宗教/政治的な映画の範囲を超えないところの敷居を超える人、映画の表現で越えてきた人でもあるのだとは、理解しました。KINGの彼がやるから越えられるけど国や古い彼らの伝統文化では、その立場にある人たちはやはり素直にイイネ!と賛美はできない、でも子供から大人までシャールク大好き(だそうです)な理由は、誰も適わないと思ってる夢の世界を、文化宗教政治背景などの敷居を一歩づつ越えながら作品を作ってきたのを、大衆がそれをこの目で見てきたからではないでしょうか?演技力は抜群ですので、その辺もそのSRKの魅力に溢れてる今回日本特別公開しているOSOの映画の中に凝縮されてると思います。

 あと2000年代の音楽が、表現もハリウッドや、米国スタイル、ワールドワイドなものをみてるので、MJの真似とかで追悼もしてますね。あちらの音楽がひじょーにリズミカルでRockでR&Bでもありイスラムでもありヒンディでもありな音で進化してる今の時代なので、若い人なら必ずハマってしまいます。音楽がそういう人の風俗的な習慣を越えさせてしまうリミッター外しの部分があるので、長い文化の中で螺旋状に進化してきたオーバラップなミクスチャライズ、混沌と、音楽は国や文化を超えやすい要素なのかもしれません。ラテンとは一味違うエキゾティックミュージックのルーツは、世界中でこれからも国境を越えたダンスシーンを支えることになるでしょう。

 音楽無しではインド映画は語れないところを、音楽の方が国境を越えたら、その国策で敷いてる規制の最後の一線も映像で容易に越えて、それを今の時代の映像処理(撮影方法やCG、SFX、VFX)がそこにスタイリッシュについてきたら、2000年代後半のインド映画になりました・・・という感じかな?ネームも確立しているので資金も集めれる、映画つくりの魅力にどっぷり浸かってしまって面白いものを作ることに熱中している40代の彼のキャリアというところです。その体と精神をあとどれくらい保ち続けてくれるのか期待したいところです。映画史に金字塔に残るスターですね。日本の上映館とかもっと一般的な上映館でインド映画すればいいのに。RA.One は面白かったよぉ~、こういうのなら何度でも観たいwww。

これでようやっとSRKの映画を3本観て、ってか普通にラブロマンスを観ないことにはSRK話にならないので、いくつかのラブロマンス借りてきてみることにします。DDLJ はネットでないと見れないかなぁ・・・と思ったら某動画サイトに落ちて・・・いやゲフゲフッ・・・w 今日も眠れない?(笑) でもなんでじゃ、オレはダークなヒーローの彼がほんとにいいなぁ・・っと思うんだが。でも本筋二枚目半キャラ似合いすぎだ彼ww。

でもまぁオトコマエですんでTAG Hugherのアンバサダーとか渋い大人の男でございます。如何にもインドっぽい鼻デカい濃い顔してんだけど、ハンサムだわぁ~~wwww

最近の役柄とかは、濃い渋い悪役ダーティーヒーローとかやりたいみたいで、藤岡弘のような濃いキャラがビュンビュン風にあおられながら女性群舞を周りに侍らしてセクシーで危険なリズムのきいたRock?(ヒンディの音楽ヒットチャートわからんっっ)を、がっつり渋い声(プレーシンガーさん)で歌ってくれてます。それはまた次の機会にでも紹介します・・・ってまだ続けるのかオレっ!www
by AkaneChiba | 2013-04-01 22:47 | インド映画スター | Comments(0)

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