遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Item Girl Hot Dance 超セクシー編

 前回に続きその2です。今度はもっとセクシー濃密度をあげて男性に眼福な映像と行きましょうか(笑)

 昨年から今年にかけてのボリウッドでの相当にヒットしたアイテムガール曲と言えばこれ!!懐かしの名曲1980年の「Laila O Laila」をカヴァーしたナンバー
▶映画「Raees」(2017)より[Laila Main Laila]

 これはヒットしましたねぇ(笑) 何度聞いても私これ大好きですわww
 シャールクの映画「Raees」の封切りで、映画の中に差し込まれた娼館踊り子のシーンですが、映画の上映プレミアムでシャールクに盛り上がる大騒ぎするファンがいるのは見知った光景でもありますが、その映画の中でこの曲がかかるとさらに上映館内が盛り上がってた光景を撮影したものが、今年の封切り時から3日間くらいSNSなどで見ることが出来まして、改めてこの曲が国民的に浸透してる一曲であるだけでなく、踊る彼女の存在もインドでひじょーーに人気があるということを、改めて再確認した大ヒットソングとなりました。

<彼女の名前は、サニー・レオーネ>
 もちろん映画の中では彼女はアイテムガールとしてこのダンスシーンだけに出てきます。シャールク映画に、彼女、サニーが出るというのは、アイテムガールと言えどとても重要な意味を持つと私は考えています。なぜならサニー・レオーネは(このブログでも何度か紹介していますが)、北米で活躍するモノホンのポルノ女優だからです(^^;)。
 いくらインド映倫の厳しい映画界と言えど、セクシーなものを欲しがるのは大衆の常。セクシー路線の女優さん今までにもたくさん出てきていますし、女優の質としてはそのグレードの質もピンキリです。インドにだって一応ブルーフィルム、ポルノのような映画はもちろんありまして、下品な映像もないわけではありません。そうなると、正直グレードが低くい女優さんなわけで、女優というにも美人とも言いがたい女性が豊満な肉体で男性と絡んでるようなものももちろんあります(^^;)。ですが映倫規制が厳しいのでどの程度まで見せてるのかは疑問です。
 古すぎる映像でそういうのがいくつかあったので見てみましたが、腹筋が崩壊するギャグ映画範疇でしかなかったのですが。現代だと海外輸入のポルノなどをもしかしたら上映しているのかもしれません。この辺りのことは事情の分かる殿方にぜひ解説していただきたいのですが…いかんせん女性ではなかなかこういう情報はキャッチがしにくく。ネットで見る質の悪いインド映画のブルーまがいの映像は、いくつも見ることが出来ますが。
 
<インド映画にポルノ女優?>
 そんな中、ボリウッド界に2012年から入ってきた、北米で活躍していたペントハウス・ガール‼のマジもんのポルノ女優Sunny Leoneが、インド映画界入りしたわけです。こちらは驚くばかりでございます。そして彼女の出てる映画はインドではポルノではなく、エロティック・スリラーやサスペンス路線、或いはエロティック・コメディなどの「普通の作品」で、決してポルノでは無いです。多少大人向けではあるのでPG規制はかかりますが、彼女が北米で出ているような全部そこまで見せます!的な映像では無いんです(^^;)。彼女のOfficial Site(←注:18禁です、大人だけ。子供はダメよw)見に行ってくださいな。北米ではがちでマジもんポルノなのに、インドではエロティック路線の一般映画のスターなのです(^^;)
 すでに北米ではポルノ女優としては地位を確立していた在外インド人(NRI)ですから、本人がボリウッドに出たいと自分から言ったとはあまり思えず、エロティック・スリラーをインドに持ってくる際に、一体誰が彼女本人にオファーをだしたのか?がとても気になります。
 映画界は映倫と表現の自由との狭間で闘いながら作品を作ってきています。インドの映倫当局と闘ってきている映画業界の人材が、わざわざ彼女のような存在の人間を招聘したように思える彼女のボリウッド界入り。エロティック・スリラーでインド映画デビューしていますが(相手役はあのRandeep Hooda)、インド的にはポルノ女優がインド映画じゃ脱げないだろうに、脱げなくても大丈夫なのか?とか思いながら、その後の彼女のセクシーな活躍を楽しんでいます。
 以降、演技はあまりできる方ではありませんが、ダンスもだんだんにうまくなりインド国内での彼女は人気もあって、そしてとうとう今年のシャールクの映画で、アイテムガールとして出演(この映画上映が国際情勢などの事情で一年延びてます)。 シャールクといえばインドを代表する映画界のトップスターが、たとえ普通映画ででもポルノ女優と同じスクリーンに映ってるわけなんです。インド映倫と闘ってきたインド映画業界的には、これはもぉ~とても重要な意味がある場面でして、また映像的にはセクシーだけど普通映画範疇映像でした。彼女の他の映画はエロティック描写がなされても、ことごとくインド映倫にかかってなかなか思うような作品がインド国内では上映できていませんので(カットもかなりカットされまくりで多い)、少しは映倫側へ「作品の内容を損なわない表現の幅があるCensor」を今後考慮してくれることを願ってもいます。 
 そういうわけで、映画の初日上映でシャールクが出てくるシーンは盛り上がるのは当然ですが、サニー姐さんの登場シーンでも!大騒ぎとなったのは、とてもすんなりと私も大衆が望む気持ちになりました(笑)。この曲は昨年から今年にかけての大ヒット曲となりました。

<オリジナルのLailaは?>
 上の「Laila」という「モチーフ曲」は、インドにとって懐メロ範疇にある昔のヒット曲のカヴァー・バージョンです。
 
 キー高いっww! 確かにセクシーですが、品の無いセクシーさではなくその古い時代のセクシーさをもつ懐メロなセクシーさですね(笑)。というか今流行ってるLailaとはずいぶん趣が違うw。キャバレーでお色気歌手(でも爽やか)が歌ってるという程度のセクシーさ。インドの映画のセクシーさについては、古い映画でもいろいろツッコミどころがあるものも多くて(笑)、そのうちその手の映像を、範疇としては昔のは「ギャグ」的なネタ要素になってしまうので。アミタブさまの若いころのでも、笑いたくなるダンス踊りだすセクシー女優とかいたな… (^^;)。そういうのはまた今度そのうち紹介したいと思います。90年代の雨のシーンなんてセクシー基準が世界から30年遅れくらいのセンスに腹筋ぶっちぎりによじれちゃいますからね(^^;)
 インド映画が新しくなった00年代くらいからですと、サンジェイ・ダットやアジャイが出ている映画なんかで、かなりセクシー通り越して「エロティック」なギリギリのところでダンスをしているアイテムガールが割といます。逆にそこで、ある程度の品性の保てるダンスがかっこよくできれば、他のさらにスター映画のヒット作にも出れることもあるみたいです。サンジュー映画はいわばセクシー女優のお試し映画って感じもあったのかな?(^^;)

<他のLaila o Laila もセクシー?>

 サニーレオネの今回のシャールク映画の「Laila」というモチーフ役への起用は、たぶん彼女のボリウッド進出して2年目のこのアイテムソング…に由来しているのもあるでしょう。その懐かしの名曲をイメージしたインスパイアソング(メロディは別モノ)で映画「Shootout At Wadala」(2013)から「Laila

 これが彼女のボリウッドの初のアイテム・ガールな一曲でもありまして、これがその後の彼女のボリウッド出演の方向性決めた感じとなる一本となりました。

 ですがこのオリジナルのLaila曲は古いですから、その2年位前にはやはりこの曲でセクシーな娼館ダンスショーのシーンにワンフレーズ使われています。
▶映画「Chalo Dilli」(2011)より[Laila O Laila]

 オリジナル曲はワンフレーズだけサビの部分だけなんですね(笑)ずいぶん曲が違いますが、セクシーダンスという点ではこの辺りのイメージが、このLaila~の曲のイメージの定番になってますね。
 Laila~といえば中東の古典「
Layla and Majnun」というLailaに狂った恋をした男の悲恋の昔物語は有名な話がありますし、いつの間にか「Laila」=「男を狂わせる女」というセクシーなモチーフにも使われるようになったのかもしれませんね。昔物語のライラは純愛物語なんですけどね。クラプトンのあの名曲もこの中東の古典からインスピレーション沸いたとかそうでないとかw


更に過激にセクシーに!でもインド基準(笑)
by AkaneChiba | 2017-03-21 21:39 | 新・インド映画音楽 | Comments(0)

インド映画「沼」再び『Drishyam』2013他

 再びインド映画沼wの話です。実は2013年のマラヤラム映画の大傑作が2014、2015にかけて他4言語それぞれのご当地スターでリメイクされて(オリジナル含めてインド国内で5言語)、さらにどの映画もその興行成績たるやどこでも大ヒットになっているというインド産ドラマ・スリラーの傑作映画の話です。a0308487_03145681.jpg マラヤラムの映画は今ひじょーーに勢いがある若手の才能ある監督が、New Age/New Generationとして俳優や監督・スタッフごと勢いのある素晴らしい傑作/佳作/快作を2010年代に飛ばしています。その2010年代に入ってからの一つの到達点といいましょうかターニングポイントとなった映画の話です。

<「Drishyam」5言語で製作>
 その2013年のマラヤラムの中で最も売れた旗手ともいえるJeethu Joseph監督の名前を一躍スターダムに乗せたタイトルで、2013年12月にマラヤラム映画界の大スターMohanlal(モーハンラル)主演の映画「Drishyam」について簡単に紹介しようと思います。
 この映画は封切られたと同時に、これがその年マラヤラム史上空前の興行成績となり、他の言語で翌年、翌々年、その言語の映画界の重鎮スターで次々リメイクされ、オリジナル言語含めて5言語で製作されたリメイクされまくった作品となり、その上どの言語の映画界でも大好評の素晴らしい興行成績を上げるという、まさしくインド映画沼wな一本のタイトルとなりました(^^;)。映画としてはむちゃくちゃ面白い映画となっている見事なスリラーで、マラヤラム映画のターニングポイントにもなった映画なのですが、その分、とある騒動も起きています。(それは後程後述にて…)

 前回、インド映画沼として紹介した「Okkadu」(2003)、「Ghilli」(2004)、「Ajay」(2006)、「Jor」(2008)、「Tevar」(2015)は、それでもリメイク年度に隔年の間が空いており、一気にブームとなってリメイクとなったわけではありませんし、全部が全部それなりの大ヒット興行成績を上げたわけではありません。このようなタイトルはこの映画だけでなく他にもあるので(プラカーシュラージさんが3作品に渡って悪役で出演してるのは珍しいかもしれませんがw)、これだけが特別というわけでもないですが、それでもテルグのマヘッチ主演のも面白かったですが、タミルのAjayのGhilliの方もさらに音楽がマッシュアップされて面白くファンを楽しませてくれた、各言語ごとの「地方特色を反映した」タイトルでした。a0308487_03023942.jpg同じタイトルでも興行成績はそれぞれにまちまちの違いが出ました。
 ところがこのマラヤラムの2013年のスリラー「Drishyam」は、瞬く間に各地方の映画界で、良い父親世代の演じれる世代のベテラン・スターで次々リメイクされ、そのどれもが優秀な興行成績を上げたという稀有な大ヒットタイトルと言えると思います。いわばこのタイトルだけで全部合わせて稼いだ金額…500cr越えてるんじゃない?(^^;)という、その点でもかなり稀有なインド2013-15年の3年かけた「裏ヒット作品」と言えると思います。まぁ製作・原作者にどれだけ資金が渡っているかは疑問ですがね…(^^;)

<リメイク歴>
 簡単にそのリメイク歴を見てみましょう。
オリジナル ▶マラヤラム語 2013年12月
 Jeethu Joseph監督(ストーリー/脚本兼) Mohanlal主演「Drishyam
☆2014年は2言語、ほぼ同時期公開
▶カンナダ 6月 
 P. Vasu監督 V. Ravichandran主演 「Drishya」 
▶テルグ 7月 
a0308487_03145552.jpg  Sripriya監督 Daggubati Venkatesh主演 「Drushyam
☆2015年も一か月弱で時間置かずに2言語
▶タミル 7月3日
 Jeethu Joseph監督 Kamal Haasan主演「Papanasam
▶ヒンディ 7月31日
 Nishikant Kamat監督 Ajay Devgan主演「Drishyam
 3年の間に同じ映画が5本製作されているわけですね(笑)。

<地方で売れた映画は中央がリメイクするというインド事情>
 先も言いましたように、この映画は5言語で製作されています。
a0308487_03145666.jpg配役が、私はあまり南のことは知らないので、Mohanlalというおじさん大スターくらいは知っていますが、テルグのDaggubati Venkateshや、タミルの御大Kamal Haasan Sirは他の映画でも拝見しているので知ってますが、カンナダの主演のV. Ravichandranは全く分かりません(^^;)。
a0308487_03145518.jpg 実は私はこの映画を最初に、Ajay Devganのヒンディ版で観まして、ひじょーーに唸る傑作スリラーで拍手したんです。ストーリーは家族愛の話でもありますので、家族を守り切る頼りになる父をしっかり演じ、それを執拗に追う警察官の母役が息子を溺愛する愛情を示すといえばこの女優=Tabuという配役でしてこの女性警官がまた恐いんです(^^;)。
 実はこの映画リメイクされたことで、複数の映画に跨って同じ役で出演してる人がいまして、まず家族の中の一番下の妹役の子供はマラヤラム、テルグ、タミルでも出演、そして家族を追い詰めるその恐い女性警官をAsha Sarathマラヤラム、カンナダ、タミルとで重複して出演しています(この女性警官のAshaには映画賞上げてもいいとすら思うほどの活躍ぶりでした)。他にも警官が被ってるような気がしたんですが、みんなおひげで同じに見えて見分けつかん(^^;)、カンナダとテルグが被ってる?のでしょうか?(誰かそこ教えてw 見分けが…w)。
a0308487_03145567.jpg タミル語版は、監督がマラヤラム語のオリジナルの監督です。最初アジャイさんのヒンディ版で見てしまったので、オリジナルがマラヤラムであることは知っていましたが、オリジナルまでは見る暇がなく手を出していませんでした。ところがこのところのマラヤラム熱でこれは見ねばと手を出し、そしてまたこの映画はタミルの御大Kamal Haasanもリメイクしたことを知っていたので(音楽がちょっと私が気になってるGhibranが担当していたので)、マラヤラムの熱に浮かされたのをキッカケに、とにかくオリジナルとタミル版を見ました。
 つまり同じ監督のオリジナルと、リメイクを見たわけです(^^;)
 で、インド映画沼について書きたくなって、その後のリメイクを全部も見てみることにしました。運よくカンナダ版も見つけることが出来て、結局、5言語全部踏破しました。あほですか!オレ…!_(^^;)

<インド映画沼>
 この映画がリメイクされた理由は、もちろん!元のスリラー・ドラマが秀逸であったからでもありますが、それ以上に主人公がいろんな映画をヒントに問題を解決していくという点が面白くもあり、a0308487_03050463.jpg各映画の業界の映像を利用して、その映画から学んだ主人公がお困りごとを解決するのです。自分の家族に関わる重大で深刻な問題を過去に見た映画を元に家族を守り切る…という映画になっているので、この「知恵」のために使われる映画が、そのご当地映画だったりするのが観客には喜びポイントなのだと思います。
 この辺りは映画好きだとさらにツボを踏むので楽しいのでしょうが、私は5言語全部一応見ましたが、各映画のヒントになってる映画については、ほぼ!なんの映画なのかわかりませんでした!(^^;) そりゃさすがにその文化・地域の映画知ってなきゃ無理よねぇ~(^^;)。こればっかりはインド映画にかなり詳しい方に聞かないとわからないかもしれません。私はまだまだ修行(違w)が足りないww
 残念ながら私は映画の中に映される映像のスターの名前を3分の1も言えませんでしたが(南は本当にまだわからない…(^^;))、そういう点も地方言語でリメイクされるに至った理由が一つあるのだと思います。

 テルグだと主人公が見てるTVの中にNTR?映画かしらね?ソヌさんがいて(笑) タミルのカマルだと、家族で見に行く映画はSuriyaさんのS2?だったり(笑) カンナダでは、最初にいろんな地域の映画のワンカット(ヒンディ中心)がでてきてました。また主人公がTVの映画の大人のロマンスシーン見て、a0308487_03035892.jpg仕事もほったらかして家に飛んで返り(笑)夫婦の営みををしようとするくだりはクスクス笑えるシーンですが、各映画ごとに、その映像や演出が大きくは違わないのですが、いろいろと特色あってちょっと笑いましたww 香水はどの地方映画でも必需品かいww ヒンディはサニー・レオネが仮病の頭痛のキーワードかいww そこに至るまでのドタバタはカンナダやテルグ、ヒンディは意外にあっさりw マラヤラムとタミルはちょっと長め?ww しかし絡みシーンがそうあるわけでもないですが(そこはインド基準・笑)
 前半は幸せなどこにでもあるありふれた家族をたっぷり見せてくれています。どれも音楽もご当地作曲家や歌手の手腕の発揮にしどころです。家族旅行のシーンではカンナダの風景だけが、他のどれとも違う映像でもありました。家族が仲良くするのは違いないのですが、カンナダだけ自然がいっぱい映像でしたね(笑)ロケ地が近代化された場所がそうは数はないんだろうねw 家族が参詣する寺院がテルグだとヒンディ系寺院だったり、マラヤラムだとキリスト教寺院などそういう地域色も散りばめれています。

 こういうインド沼な映画で、同じタイトルのリメイクを見ると、映し出される映像の違い、役者の演技がそれぞれに楽しめる…という楽しみ方が出来ますが、元の絵コンテが大きく違うものもあれば、元のオリジナルにかなり忠実なものもありますので、それぞれに比較してスタッフや役者の技量をあれこれいうのも面白い映画の楽しみ方かもしれません。
a0308487_03210658.jpg この映画のオリジナルはマラヤラムですが、モーハンラル主演の映画だと家族との何気ない時間を積み重ねるさまが、南の映画らしいもっちゃり感がある演出脚本でして、そこはヒンディで見た時には、かなり洗練されてマッシュアップされスマートなキレのあるドラマ運びになっています。というか同じ監督で再度映画を撮っていても、2015年のKamalの映画では、2013年のMohanlalの時のような前半のドタバタなファミリードラマ感があまりなく、シリアス向けに冗長なコメディ感を出さずにすっきりファミリードラマを描いています。a0308487_03210652.jpg大きくは変わらないですが、マラヤラムのモーハンラル観客向けと、タミルのカマルの観客向けでは、その辺りの演出を変えているのは、役者ごとの色や個性だと思います。
 テルグは監督は別なのですが、絵コンテは原作に忠実ですが背景の景色などはひじょーーに美しく素晴らしい風景を撮影していまして、この五本共、監督の色が出るのではなく、良い父役をやってる各スターの個性で切り口にしてるのかもしれません。娘や母が美人だったのはテルグやねww
 恐い地元警官で子供を執拗に怒鳴るのは、テルグとカンナダでも同じ警官かな?

 背景が見事に美しかったのはテルグでしたね。別撮りが多かったのかな?映画の技術も含めて、その映像の美しさなどはテルグとヒンディに軍配上がりますが、製作費の違いですからそれはしょうがないですね。ただ、このオリジナルの監督は、ストーリーはどれもリメイク監督であろうと話は一緒ですが自分でメガフォンをとっているときは、監督/脚本/ストーリーの3役をこなし、マラヤラムとタミルでメガフォンを撮っていますので、そのオリジナルの絵コンテが、スリラーのストーリーそのものの秀逸さと映像とに凝縮されてるので、他の監督も変えようがない演出でもあったと思います。ずば抜けてるこの監督の手腕を、他の誰もが変えることが出来ないほど、一分の隙もないタイトルでもあったということなのだと思います。


日本の小説の盗作騒動
by AkaneChiba | 2017-01-28 03:51 | 監督・スタッフ | Comments(0)

『Picket43』『James & Alice』酷い「漢」Prithviraj 君!

<マラヤラムに夢中←今ココw>
 気に入った俳優の映画を次々扉を開けていくような映画の見方をする私ですが、シャールクも、サンジェイも、一通り有名どころも含めて何十本も追いかけてきましたが、(出演本数の少ない若いタレントは別として)今その勢いで見倒し追いかけてるのが、マラヤラム映画のスター「Prithviraj Sukumaran」君です。a0308487_22555187.jpgいやぁ~やられた、こういう役者にわしゃ弱いんだよ…(^^;) マラヤラムの話題の若手デュルケール君じゃない、そのひとつ前の世代のところが私がオバサンなことを示しているかもしれない(爆) マラヤラム映画も今2010年代前後辺りから若手スターだけでなく才能のスタッフ・監督などを生み出してNew Age/New Generation といわれる映画を世に出しています。
 まだ私もマラヤラムのことはよくわかっていないのですが、南の映画は発想力も才能もとても豊かですが、資金が北ほど充実してるわけではなく、地域色が濃いと社会の環境や頭の固い紋切り型の規範や慣習が強く(特に女性の概念は北の映画の方が西洋風に開放的で、まだ南は強さはありますが開放的さはなかなか見ることが出来ません)、そこを型を破って出演する俳優は実力ある若い世代…という事のようです。ある映画ではヒジュラとか女装とかではなく、ゲイの役割をはじめて演じたってのが10年代入ってからで評価されていますので、やはりかなりまだインドという場所は、映画の世界であっても社会規範など難しい国なんだなぁ‥と思いました(南はキリスト教強い地域だからかな?)。
a0308487_23174745.jpg ただケララなどは元々欧州植民地に侵略された歴史もあって、キリスト教文化も強く、また教育熱心なインドでも一番就学率識字率の高い地域だそうで、とても映画の内容も意識が高い知的な映画が多く、インドらしい~哲学な小難しさだけでなく、西洋文化なテイストの規範もかなり映像の中で見ることが出来ます。派手な群舞やセットを立てる予算がなくとも、高い教育に根差した知恵はある地域で、観客もそれを見る眼を持っているということですから、そりゃ面白い映画が次々出てくるってものですよ(^^;)
 インド映画を意識して3年半かかって420本目にしてマラヤラム映画を見、それから三十数本、やっとマラヤラムのスターにハマるというこのポジションにやってきました(^^;) (現在、2017年1月で480本目の印映観賞中w)
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 彼の作品は素晴らしいものがいくつもありますが、最近見た中で、2本をご紹介。

<映画『Picket 43』> -2015
a0308487_23173410.jpg カシミール情勢が現在でも微妙なインドとパキスタンにあって、昨年もそのことが原因で俳優の行き来が国を超えて出来ないような事態が問題になっています。またインド映画においては『カシミールもの』というのは鉄板ネタとしても、多くの監督や俳優たちによって映画化されてきています。この映画はいわばそういう「カシミール」「イン・パのいざこざ」「インドの軍もの」という鉄板ネタを、Prithviraj主演で切り取った珠玉の「一人舞台劇のようなドラマ」になっています。
 
Picket 43-2015 Trailer Wikipedia IMDb  
  
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a0308487_22555052.jpgストーリー:ケララ出身の気弱なHari(Prithviraj Sukumaran)は、ある理由から気の進まぬ軍隊に出向くことになり、そこでカシミールのパキスタンとの国境で現場を監視するピケ・ポイント43番を監視する命令を受けます。そのポイントは一人で過ごさねばならず、彼の御伴は犬とラジオだけ。国境鉄条網を挟んで真向かいにあるパキスタン側のピケ・ポイントのテントには、後任のMusharaf(Javed Jaffrey)が着任し、闘いたくない気弱なHariと、敵に対して気負わないMusharafとの間に、友好的な友情が生まれます。ですがあるときカシミール・テロゲリラの一群によって、その均衡が破られ銃撃戦に巻き込まれ、必死で防戦し本隊に状況を報告もなかなか届かず…
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 もともとマラヤラムの映画はそんなに予算のあるものではありません。Prithviraj君はスターですから稼いでもいますが、それでも映画製作の資金が潤沢な地方業界とはいうことが出来ず、また彼の映画は興行成績が上がるようなタイプの映画では無いものを撮る傾向にあるので、彼の才能と知性で生み出される映画の数々は、ドラマや映画が好きにはたまらないものがあると思います。
 この映画は一応他のキャストも出てきますが、メインはPrithviraj君と、そしてJaved Jeffreya0308487_22555079.jpgJaved Jeffreyといえば、ヒンディ/ボリウッドでも脇役で良く映画に出ている知った顔だと思います。80年代後半からインドの映画やTVで同じみの顔で、彼の父もコメディアンだったこともあり、彼もコメディ系の役柄でよく映画に出ていますよね。
 この映画は出演者をガシっと絞っているのでその分予算も有効に使えているでしょうし、またJavedが出てきたとき、ボリファンにとっては「おっ♪」と喜べもしました。
 この映画はマラヤラム語ですが、軍ものですので英語率が高くなり、そして赴任地がカシミールなのでパキスタン兵士はヒンディ語を喋る・・・という言語もチャンポン様子が強く、Javedはマラヤラム映画の出演は初めてですが、彼はこの中でパキスタン側の兵士役ですのでヒンディ語をしゃべっています。

 こういう映画はスタッフもガッチシ揃えてないとできない映画でもあって、とてもいい芝居ドラマになっているので、a0308487_22555139.jpg何というかどこかの大学や研究会のような上映会が、カシミールを解説するがてら、このような南の製作の性格俳優によるイイドラマ映画を紹介してくれるといいな~と思うような、映画祭や研究上映会向けの一本…というような作品ではないかと私は思っています。a0308487_00373496.jpg 英語字幕で見ることが適うので、是非、こういう映画に主演しているPrithviraj君や、どうしてこういう映画を撮ったのかを知るのも監督を知ることで理解できそうな一本でもありますのでトライしてみてください。この監督がまた凄い!ホンマに軍関係者なん?!w。この映画の撮影監督も撮ってる作品軒並み凄いのばかりじゃないですか!スタッフがマラヤラム映画だけじゃないけど、南は本当に人材豊富で、才能豊かな人がどんどん育っていくんですねぇ~(感心)。

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 2015年にいい作品にプリトヴィ君、自身がめぐり合って?いや彼のインテリジェンスでチョイスできてる?…と感じさせられた、彼にしかできないかもしれない映画だったように思います。(他のスターじゃ踊らなきゃならないからねぇ…(^^;))



<映画『James & Alice』>-2016
 一点、2016年の作品です。a0308487_23173440.jpg2015-2016とかなり精力的にいい映画を撮ってるプリトヴィ君ですが、2016年は「Paavada」もイイ映画でしたし「Oozam」もむちゃくちゃ面白い映画でしたが、前年の2015年の「Ennu Ninte Moideen」が彼は評価され興行成績も上げまして、実在の人物のラブロマンスの逸品だったので、その印象が強い方にはこの「James & Alice」が少し弱く感じられたようです。ですが私は先の「Ennu~」も素晴らしく美しい映像の映画でしたが、こちらの「J&A」は号泣してしまった作品となりました。ストーリーずれしてる私を号泣させるなんてなかなかそんなドラマはないですよ…(^^;)

★「James & Alice」-2016 Trailer Wikipedia  IMDb


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ストーリー:日常の忙しさに追われる夫婦。James(=Prithviraj)はCMフィルム撮影の仕事に追われ、子供の送り迎えを大幅に時間を超えてしまう。やはり共働きの妻Alice(=Vedhika)も子供を迎えに行けず遅くなる。a0308487_23192999.jpg妻が子供を迎えに行くが、そのことで夫婦は言い争い、このところ夫婦の溝が大きくなる一方だったのを、決定打を迎えてしまう。夫婦は妻の父の反対を押し切っての結婚だったが、その妻の父と、Jamesの和解が出来ないまな妻の父は死を迎える。その辺りから夫婦の溝は大きくずれはじめ、その後の些細なことの積み重ねでとうとう妻は家を出、離婚調停を申し立てる。修復不可能を感じたJamesは、Aliceの申し出を全部受け止めることを了承する代わりに、娘と過ごす最後の誕生日を準備企画し、山のようなプレゼントを車に乗せ誕生日の会場のレストランに向かう途中、Jemesの車の外にある男を目に止め…。
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 なんとなくストーリーの出だしは、どこかで読んだことのある小説や映画のパクリのようなプロットの匂いがしますが(アバウトシュミット?だっけ?なんだっけ?笑)、ドラマが進むにつれてハートが痛む作品になってまして(^^;) a0308487_23174713.jpgワタクシ離婚歴があるもので(爆)、余計にこのドラマを見てるのがツライと言いましょうか、奥さん役の彼女の気持ちも、旦那側のプリトヴィ君側の役の気持ちも、どっちも胸に突きささるほどよくわかる…m_(^^;)という作品になってました(笑)。夫婦の針がずれていくさまの微妙さ加減が本当によくわかりまして(痛タタタw)胸に突き刺さりまくりましたな(^^;)。
 前半はその夫婦の壊れていく様のドラマなんですが中盤急展開に。そこでIntermissionに入った時点で、やっぱり!「インド映画ってこういうのなんだよ~~前半と後半ガラッと変わるんだよぉ~(^^;)」って唸っちゃいました(笑)。
 後半の二人の美しかった時間を重ねるロマンスの部分も「わしもこんな伴侶とだったら離婚しなかったのかしら?」等と考えてしまってw、それもまた胸に刺さるささる、刺さりまくるっ!タタタタタタっ…(^^;) 物語の終盤に、主人公が泣きながら膝から崩れ落ちる時点で、見てる私の方もハンカチ無しでは見られない号泣で崩れ落ちてましたわ(T^T;) 

 プリトヴィ君の映画って基本「酷っw」って言いたくなる展開のあるドラマが多く(笑)、一筋縄ではいかん奇天烈さがあるんですが(南のインド映画にありがちな凝った理不尽な難しさw)、2015年のある映画では映画の中で主人公プリトヴィ君がその事実を知って目を丸くして驚くシーンがあるんですが、それを見ていた観客である私の方も「目が点」になって驚いて呆けてしまう…というプリトヴィ君と同じ表情になってしまった映画があるんです。この「J&A」映画も、主人公役のプリトヴィ君が号泣して膝から崩れ落ちるところで、私まで崩れ落ちて号泣させられてるんですから…なんといおうか、むちゃくちゃ悔しいですよ!o(><、;)o
 ストーリーそのものはシンプルですが、ドラマが丁寧に作りこまれていて、こういう作品は役者と演出と監督の器量が相当に必要なので、ぐい~っとドラマに引き込まれていっちゃってるなと感じたころには術中にハマっててw、観客を画面の中の主人公と同じ思いにさせるのは、監督の手腕なのかプリ君の演技力なのか?困ったもんだよ…ここまで引きずり込みやがって…くそぉ~王道なのにやられちゃったよぉ~(><、)とか言いながら、この映画は見てしまいましたわw。
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 一点、プリ君若いころから老け顔なんじゃがw 若作りするときはおでこ隠すので、というか御髪生え際がやばい俳優(酷w)でもあるのでw 役作りのためにヅラをよく使うのは有名な彼のトリビアでして。この長髪プリ君一見してマラヤラムの若手のデュルケール君風なのにはワロタw。ま、毎回映画で観客をいろんな方面から、目が点になる打ちのめし方をしてくれるプリ君映画ですので、見るたびに「え?そんなんあり?酷w(≧▽≦)」(←喜んでるw)となる彼の映画は今後も私は追いかけまくるでしょうね(もしかしてM体質か?(^^;))。
 そんな一筋縄ではいかない彼のインテリジェンスが選ぶ脚本/ストーリーにしては、この映画は正統派の引き込まれるラブストーリーでしたが、あなたも彼と一緒になって、膝から崩れ落ちて号泣していただけると、この映画を紹介した甲斐があるかな?と思いますです、はい(^^;) ハンカチ必携の一本なので胸にチクチクしこりを抱えているそこの貴方、ドラマの中だけでも幸せになってみませんか?(笑) 
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 ドラマを作る人たちの姿勢が丁寧であり技量もありアイデアも詰まりまくっているインド映画の前には、いろんな点でひれ伏してしまいますわ(^^;)。あんまり感動映画で涙を流さないタイプの私ですが、そんな私があっさり陥落してしまうのも、或いは映画の中の主人公と同じ表情になってしまうのも、そういう映画作りのスタッフの姿勢に引き込まれてしまって、映画をしっかりと見てしまうから、感情移入もしやすくなってしまうんでしょうかね(^^;)。 


 @@Prithviraj君の映画だけでなくマラヤラムは他にも素晴らしいのがいろいろありますんで、今後もマラヤラム映画を紹介していこうと思います。というか言語の問題がカバーできてないんで、どうしようかむちゃくちゃ困りまくってます(^^;)。やっと「にゅあ~」と「わらっ」だけ、わかるようになった。って誰でもわかるか、その程度なら(^^;)

by AkaneChiba | 2017-01-27 23:30 | Mollywood | Comments(0)

印映感染記マニア編 「Keemat: They Are Back」 1998

「印映感染記マニア編」のリンク集ははコチラ
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 B級カテゴリーにわけられそうなドタドタ映画ってのは、確かに90年代には沢山作られていました。その中でも特にAkshay Kumar は 女性の色っぽさと自身のプレーボーイさで、女性との絡むシーンで如何に映像で大衆受けさせるかの方向を狙って名前をあげてきています。
 美人の女性とそれと絡むことを期待するセクシーなシーン、そしてかっこいいアクション・・・と、男性視点の絶対に映画に不可欠な娯楽要素をどこまでてんこ盛りに盛れるか?を狙ってるので、ストーリーに中味がなく全く頭に残らない内容(笑)ですが、その場で見てるだけならとても楽しく見れる娯楽映画になっています。なのでアクション以外は、相当にツッコミドコロ満載でもあり、A級とB級の境目くらいの作品が90年代に多いです。
 
a0308487_00140098.jpg アクシャイ・クマールはそういう映画にてんこ盛りに出てきた人材で、空手や合気道の黒帯なので、アクションがしっかり出来、この手の娯楽ものに多く出演しています。そのアッキーについては、以前Khiladiシリーズについてここで2回にわたってアーティクルにしました。シリーズものでは無いのですが、そういうドタバタなアクションコメディラブロマンスな一本を、ひとつここで紹介しておきます。それがこの「Keemat: They Are Back」1998

 残念ながら映画が古すぎて、しかも大量生産おバカコメディな映画時代のものなので、ネットでCM付きでみるか(セクシーすぎるシーンとかはカットされてる可能性ある)、課金でしっかり見るかしかできませんが、またお金払ってまで見る価値があるのか?も全く!薦められませんが(笑)、ジャンクなドタバタBクラスムービーとしてはツボった一本となりました(^^;)
a0308487_00192467.jpg
 かつてのダルメンドラのKeemat (1973)のスパイ映画をタイトルをもじってるパターンで中味は全然違うという、まぁありがちなコメディアクション映画になってます。別に内容は単なるラブコメでどたどたするだけの映画ですので価値など無いに等しいです。わたしがこれは後にも先にもバカシーンだけで大笑いして、インドの映倫良く通ったなぁ~と(日本なら通ってもインドじゃいろいろ難しい)、アッキーとサイフの開き直ったコメディシーンを笑っていました。


それを見ていた人物が・・・
by AkaneChiba | 2016-11-16 00:42 | 90年代 | Comments(0)

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