遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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ICW Japan 9月23日-29日 新しいインド映画祭?

 なんでも一つ新しい映画祭が立ち上がったようです。ラインナップがむちゃくちゃ渋いですね!。関東しかこの無茶苦茶渋いラインナップが見れないのが残念ですわ。映像素材は気になりますが、SpaceboxJapanさん絡みだと、今のところボリウッドは上映素材はいいのをもって来てくれてますから、映画の内容、上映素材の質とともに、楽しみな映画祭になってくれるといいなと望みます。

<インディアン・シネマ・ウィーク・ジャパン>
 ICW Japan 9月23日-29日
 関東:キネカ大森、関西:イオンシネマ茨木にて
▽ICW Japanサイト→ https://icwjapan.com/ Facebook  Twitter
 
 今年初めて行われる映画祭のようです。映画素材の提携は、インド人コミュニティ上映でいろんな映画を日本に紹介してくださってるSpaceBox Japanさんのようです。主宰もかな?



<チケットについて>
関東と関西ではチケット購入方法が違うようです。
◆関東 キネカ大森にてチケット販売 
http://www.ttcg.jp/cineka_omori/topics/detail/54335
◆大阪は Spacebox Japan でご予約を。
Spacebox Japan サイト
詳細は、各サイトにお問い合わせを。


<ラインナップ>
「Lingaa」
 IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2014 タミル

 2014年、ラジニ様、アクション・ドラマ・御大神様聖人様ムービー(笑)スケールのデカいのはラジニ様ゆえかしらん?w とにかく文句なく、ラジニ様命の方々には、ラジニ様を崇拝していただける一本ですね。私はマレー盤のしか見れてないのでカットされてたのかな?大阪ではこれしか上映が無いのですが楽しみです。


「Pink」
IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2016 ヒンディ

 昨年話題のアミターブ・ジーの法廷もの。うらぶれた老弁護士のアミタブ・ジーも文句なく素晴らしいですが、あまり昨年のボリウッドはあまり面白く無いものが多かった中でも、そこはさすがアミタブ様の映画。重い題材な法廷ドラマスリラーものは脚本の良さが不可欠ですし、その脚本のクオリティと、インドの女性の立場の社会に切り込んだ珠玉の一本となっています。ここ数年のアミタブさまの映画の中では私はこれが好きですね。本国でも興行成績も相当よかった一本となりました。アミタブさまの映画ってコンスタントに一定数集客力はあるけど、興行成績はむちゃくちゃ上がるというわけでは無いので、ここ数年の中でも興行も良かった一本となりました。


「Soodhu Kavvum」
 IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2013 タミル

 今回、タミル映画を他4本の様子ですが、どれもなんか渋そうな映画を見って来てくれてますね。このNalan Kumarasamy監督 他にも面白そうな映画を撮ってそうな方ですね。2013年当時の製作費2croreで、興行成績50croreとはこれまた優秀なヒット作ですね。トレーラーのBGMもかっちょええw サウスの映画は製作費が豊富では無いので、2時間ぐらいにスッキリまとめた良い脚本の映画を、コンスタントに輩出していますが、これもブラックコメディ・フィルムとなっています。あーーーこういうの大好きーーーみたいーーーー!(><) 手際のよい誘拐ビジネスをしている主人公たちが、ある狂言誘拐に巻き込まれて…というような内容のお話のようです。ネットで見かける評判も相当高い!!!どうして関東しか上映ないんだーー(><、)


「Indru Netru Nalai」
 IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2015 タミル

 あ、アルヤさんがでてるw カメオかな?なんと!インド映画に珍しくSFではないですか!Wikipediaを見るとSFコメディとなっております。タイトルからもわかるように「今日、昨日、明日」なのでタイムマシンものですね。これもまたIMDbの評価も高い!ネットで検索すると、このタイトルほんとに評価高い!!むっちゃみたい!!!タミル映画もCGが多様される時代になってきてると、映像にお金を支払えると面白いものが作れそうで羨ましいです。タイムマシンものでは昨年「24」というタミルスター・スーリヤによるものすごい映画がありましたが、その一年前ですか。誰ですかこんなラインナップ引っ張ってきた人は!!あー、どれも見てぇぇ~~_(_ _;)


「Maya」
 IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2015 タミル

 Wikipediaを見ると、Neo-Noir ホラー映画となっています。フィルム・ノアールというのは退廃的な暗い雰囲気の「犯罪映画」のことを指しますが、それをスタイリッシュにモダンに演出したものを「ネオ・ノアール」と言います。この映画はタミル版、ネオ・ノアールのホラー映画ということのようです。Neo-Noirに分類されてる映画にはこんなリストもあるようです。あ、あんな映画やこんな映画があるある!インド映画はこのところしっかり欧米スタイルなホラー映画を作ってきていまして、スリラーやホラーは映画を作るスタッフを育てるので、こういう映画がコンスタントにしっかり作られているのはインド映画の今の実力を示してますよね。
 ところで、インドでは悪の女性の代名詞は「マヤ」というんですよね。ラーマヤナから来てるのかな?


「Demonte Colony」
 IMDb Wikipedia OfficialTrailer 2015 タミル

 こりゃまたホラーが二つも。典型的なホラースリラーですかね。特殊メイクも見ものなのかな?魔法陣とかそういうのは、キリスト教系オカルトホラーのテイストですから、インド映画でそういうテイストってのは、どんなふうに受け入れられてるんでしょう?このところサウスもので、ホラーに限らずスリラーものをよく見るんですが、いづれも演出他、教科書通りなものでありながらまんまと騙されちゃったりしてまして(^^;) 演出の技量の確かさに毎回やられた!ってなってます。
 デモンテってなんでしょう?土地の名前?だとイタリアになるみたいですが人の名前や土地の名前の固有名詞のようです。スラングだと激しいとか野性的…ってのもでてきますね。「悪魔」のラテン語か何かの活用かなんかかしら?とも思ったんですが、フツーに「デモンテ・コロニー」デモンテ地域?みたいなタイトルですかね。
 そういや他の映画でもそうですけど、南の映画ではよく「Colony」ってキーワード出てきますね。「ひとつの集落」が一種の仲間として繋がっていて(おそらく住む場所もその地域で同カーストなのだろうと思います)、そういう集落単位で起きる事件やドラマなどの映画もよく見ます。
 二つもホラーをチョイスしている理由が何なのかはわかりませんが、ま、何か特徴的な着眼点とかでそういう映画が比較できるのかな?



<何がいいかな?>
 残念ながら私あまりサウスは詳しくないので、まだまだ勉強中ですが、サウスは予算の無い分アイデアや映画への情熱、あるいは若い才能あるスタッフの訓練などの場にもなってます。そして勢いがある面白い映画も次々生まれています。製作費が少ないのでインド映画の常である3時間近く…というような長い映画では無く、2時間くらいで終わる映画もたくさん作っていますので、脚本のしっかり練られたすっきりした作品がみられることも多くそれも魅力でもあります。
 上のラインナップからだと私が興味持ったのは、誘拐の話とタイムマシンの映画ですね。有名どころは見ちゃってるので、あまり見ることのできない映画に興味がわきます。
 関東に居られる方にはこちらの今回初の映画祭は、なかなかツボな良いラインナップのものを拝見できるかもしれません。どうか皆さんで足を運んでいただいて、次回には関西でも除上出来るよう
評判をお聞かせ願って、どしどし感想聞かせてくださいね(^^)/

 タミル語だったら翻訳できる人多そうだから、ヒンディは上映権が高いけど、タミルで大スターではないマニアックなところならいい脚本の映画を持ってこれる気がしますね。ただそれを選別する人の眼が相当に、サウス映画通でないと持ってこれないのかな?この映画祭の日本とのパイプのアドバイザーさんに、このチョイスについて聞いて見たいですね(^^)v


研究会・上映会
by AkaneChiba | 2017-09-12 19:48 | インド映画全般 | Comments(0)

8月 インド映画 日本上映 2017

 ああああああ!!Netflixにはインターミッションのシーンがないっ!o(><、o)
訳のわからないところでショック受けてるモレですδ(^^;) ちゅーか一応いろいろ見てるんですが(翻訳誰かも気になってw)、有名どころは大方英語字幕で見てしまっているので気がつかなかったのですが、さっき一度見たおバカコメディを日本語字幕で見たら…ないっ!!Intermissionシーンが!!しかもあれ重要!!!っていうストーリーの転換点に繋がるワンシーンがすっ飛んでおった…_ノ乙(、ン、)_ ダメだ、Netflixインターナショナル版にしちゃってるのでカットするのはわかるんだが、やはりIntermissionシーンを削ったらダメだっ!o(><o) 作り手はそこまで丁寧にちゃんと脚本に中に演出含めて取り入れてるんだから、それを尊重しないインターナショナル版はやっぱりダメだっ!o(><o)
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 …と興奮状態から気を取り直して…(^^;) 8月のインド映画上映の予定をば…

<インド映画上映>
 公開中の映画が、順次回っております。というか目新しいのがございません(^^;) 他のアジア映画は面白そうなの色々あるんですが…。まぁアジア映画とインド映画は同じカテゴリーの枠で割かれちゃう日本なので、東アジアの映画が強いと、インド映画は角に追いやられてしまいます(/_;),というわけで、夏場に新しいインド映画を見たい方は、是非、インド人向けコミュニティの上映の方をチェックしてみてください。では、巡回一般上映中のインド映画の件↓

☆「バーフバリ 伝説誕生」
もまだ好評、巡回中ですので是非お見逃しなく!8月中は、鹿児島 ガーデンズシネマ、兵庫 シネ・ピピア、岡山  シネマ・クレール とまだやってますので、まだ劇場で見てない方は是非にでも!!

 バーフバリ2続編については、一応、ツインさんからは今年中の話が出てるようなので、しばらくお待ちを。私は勝手な予想ですが、これはまず映画祭上映とかからきて全国上映になるのじゃないかと思ってますがどうでしょう(^^;) 昨年みたく京都ヒストリカやってくれないかな?後編が来るとかはないかな?(^^;) 東京国際ぐらいバーンと言って欲しい気持ちもあるが、さてさて(^^;)

 ★「裁き」(Court -2014) Wikipedia IMDb Trailer
 マラーティ/ヒンディ/グジャラート/英語
 先月から上映始まっています。順次巡回で、社会派映画なもんだから、関西回ってくるの遅い…o(><,o) 大阪は9/2~ 神戸・京都も順次公開。
 先月、関東から始まっていまして、せっかくの映画内容なのに、わざと今の日本の政治に無理矢理からめるような共謀罪がだとか映画宣伝評とか見てて、映画そのものの良さを見てくれない日本の馬鹿な評論家/映画関係者に少し腹を立てています。そういうところで余計な先入観をもって私はこの映画は判断してほしくないのですが…。
 ついでに言えば、そういう評論を書いてる人はインド映画を全然っ!わかってないし、インドの政治も全くっ何にもわかってないです(^^;)。そんなことインド映画初心者数年の素人の私に言わせてる時点で、そいつらが如何にいい加減でそれでお金をもらって仕事してるって、日本の映画業界ってどんだけレベル低いのよ(^^;)ってのが、私だけじゃなくインド映画が大好きなファンの総意ですよ。(そんなレベルの低い仕事してるから、勘違いした素人が映画界に足突っ込むんだよ…いい加減にしろよ、エンタメ方面に本当に日本はプロがいない)
 って、わけで、映画は是非見に行って欲しいですが、日本でこの映画について書いてるインド映画をさっぱり知りもしない評論家もどきの余計な余談に惑わされずに!ww 楽しんでください(^^)v 

//----ちょっと知って欲しいこと--------
 この映画は硬直したインドの裁判制度や法、それらのシステムの社会的な問題などに切り込んで、インドの言語を数言語に跨って脚本を書いている社会派の物語です。インド映画において、数言語に跨って…というのはかなり重要な点です。近年インド映画は地方のTV局などやその言語ごとの部門などが、現地語メインの映画を作ったりなどしており、優秀な作品などは海外の映画祭コンペティションなどに出しています。決して現地だけで消費されるということでは無い海外出品を意識した映画は、このようにインド言語を数言語跨って(もちろん英語も)脚本が書かれており、その言語を持つコミュニティの文化や背景が映画の内容に投影されています。つまりストーリーの書き手や製作者はそういう社会やコミュニティの背景を理解して作っているのです。それだけの「教養と知識量とそれを映画に落とし込む技量」が彼らの映画にあるということなのです。 そうですとてもしっかり練りこまれて知的でもあり、頭がいいだけでなくとても優れた作り手がインドには存在するのです。
 インド映画が難しいと言われるゆえんは、こういうことが見る側の外国人の私たち側に「インドについての知識がない」ところと、それを理解して解説できる人物・専門家の母数が日本ではそんなに多いわけでは無い…ところにもあります。つまりそれだけインド方面の専門家(単に何年も住んでて言葉知ってますレベルじゃなく、その方面の学問を修めたメソッドをお持ちの専門職の方々)でないと翻訳や解説が難しいという点があります。それはインド映画だけでなく、マイナー言語の文化の映画はみなそういう専門言語方面の学問を修めた方々で、さらにビジネスの世界に必要な存在の優秀な翻訳家の方もおられます。
 それゆえこういう社会派の映画というのは決して簡単ではなく、だからこそ皆さんに丁寧に見ていただきたいし、そしていろんな疑問を持っていただきたいし、そしていろんなことを自分で調べていただきたいし…と思うのですが。
 皆さんも安易な宣伝映画評に流されることなく、自分の眼で映像に散りばめられたものを見ながら、あれこれと疑問や??を自分で見つけて調べてみる…という行動をなさってみてくださいね(^^)/ インド映画はそういう知的好奇心をくすぐる楽しみ方を教えてくれるとてもよいテキストでもあることを、お伝えしておきますね(^^)/
------------//
 お金をもらってテキトーな宣伝評を書いてる方々の能力では、その辺まではお分かりいただけないようで、せいぜい社会派ぶって巷で話題の共謀罪と絡めて喋る程度にしか文章の書けない方々…ということなのだとそう思ってネットなどでのこの映画の宣伝なんかを悲しい思いで見ておりました(^^;)。ちなみに共謀罪ではありませんしテロ等準備罪ですし(笑) 底の浅いポーズだけ社会派ぶった日本のなんちゃって映画評論の方には、インドという国や映画や文化は決して解説などできないのではないでしょうかね? 逆に、インドの歴史と政治と現代の体制をちゃんと真正面から知ったら、いわゆる社会派と言われてる今のサヨクとかw 発狂するんじゃないですかw? 昔の左翼は知識人でしたが、今のサヨクは単なる洗脳信者でして全然っ中身無いですし(笑)。  
 
  

☆「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」
 宝塚大阪上映記念でしょうか?宝塚劇団で 梅田劇場再演 ということで現在劇場でも上演中です。それを記念して、映画の上映も一週間ほど、シアターセブンで上映なさってくださいます。まだ見たことの無い方は、是非!劇場でこの映画の良さに触れてみてください(^^)v 宝塚の方もとてもよくできていたので面白かったですよ。
 是非、この機会を逃すことなく!大きな画面で見る、キラキラ光る極上シャンパンゴールドな映画を、楽しんでください(^^)/ 



<インド人コミュニティの上映会>
Jab Harry Met Sajal  Trailer Wikipedia

 アヌシュカ・シャルマ主演で、あのシャールクカーンの映画が、封切り日と同じ日に8月4日神戸 8月5日汐留 にて上映されます!!
 Spacebox Japan →詳細 https://www.spaceboxjapan.com/

//--追記-- 8月13日 東京追加されました! 9月2日は福岡と大阪!! 詳細は上記Spacebox Japanさんにてお調べください! この映画、久々にシャールクのラブロマンス戻ってきたー!と大喜びしてしまったいっぽんで、凄く良かったですよ(^^)v 英語字幕ですが、これは是非!インド映画好きな方は見に行ってくださいっ! ----//

 これもまたこのところシャー様が「若手俳優やスタッフ支援」の為にひと肌も二肌も脱いでるタイトルでございます。確かな演技力のあるアヌシュカと、このところ快調なImtiaz Ali 監督の支援をするそういう映画なのだと思います。が!なんだか久々に、シャー様のラブロマンス映画を見る気がします(^^;) というのも、前作も、前々作も、その前の作品も、またそのまた前の作品も!ロマンスは映画の主題ではない感じでしたので(^^;) というかシャー様のガッツリ、ラブロマンスがメインの映画って、考えて見りゃどれだけ長い間やってない?「命ある限り」以来じゃないか?(^^;)
 ということで、むちゃくちゃ期待しておりますが、がーーーーーーーーーー!!!仕事でワタシャ行けない!!!!(><、) お行きになられる皆様には、是非にこの機会逃さず楽しんでください。
 
@@とりあえず夏の予定、さらに増えたら順次紹介していきますね(^^)v


さて、秋の映画祭情報が上がって来てますね。
by AkaneChiba | 2017-08-02 23:47 | インド映画全般 | Comments(0)

マサラ上映7月『バーフバリ 伝説誕生』『恋する輪廻』

 あーーー忙しくて、日記なんぞ書いてられない~~(@@、)  パキスタン映画「娘よ」を何が何でも見に行きたいのに、どーしても時間が取れずに四苦八苦(苦笑)
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 なんだかんだといってるうちに、キネカ大森と、塚口サンサン劇場が、早々に「バーフバリ -伝説誕生」でマサラ上映、塚口は翌週には「恋する輪廻 -オーム・シャンティ・オーム」を、宝塚舞台大阪公演を前にマサラ上映をするという。
 ええ、ええ、私は初日の宝塚公演のチケットゲットしましたよ(^^;) できましたよっと(^^;)
 しかし毎週そんな遊んでられるのか?オレ?(^^;)ってなくらい、今、忙しく…早くしごとを終えてしまいたいっ!(><)


<マサラ上映>
★キネカ大森 2017年 7月1日 19:00開始
「バーフバリ 伝説誕生」絶叫爆裂マサラ上映


詳細はコチラ!
http://www.ttcg.jp/cineka_omori/topics/detail/52706

どうやら、コスプレしてきた人には少し割引があるようですよ(^^)v
カタッパは無理でも、女性ならサリー着てきてシヴァガミ女王はありですかねw。
私?関東に行けるチャンスがありませんが、あったら間違いなく鎧つけていってますww 皆様も楽しんでください(^^)/


塚口サンサン劇場 …待ってました!

2017年 7月8日
「バーフバリ 伝説誕生」重低音マサラ上映

詳細はこちら というか、詳細の発表まだですね。http://www.sunsun.info/movies/
塚口サンサンブログ https://ameblo.jp/t-sunsun/ でも情報は出るので、そちらもこまめにチェックしてみてください。 
 2017-7 発表されました!!。
塚口サンサン劇場のツイッターはコチラ→ https://twitter.com/sunsuntheater


a0308487_02201506.jpg このところウーハー重低音上映づいててイベントの多い塚口サンサン劇場さん、お忙しいことと思いますが、是非、バーフバリの方も盛り上げ宜しくお願いしますっ!
 もし私行けそうにないときは、バーフバリの鎧やバラ鎧とこん棒コスプレお預けしにいきますぜww っていうか、せっかく作ったバーフバリ鎧をデビューさせるチャンスなんだが…(^^;) そして絶対に、あの戦車のシーンでいつもより余計に回しております~~~って海老一染之助・染太郎師匠の名台詞を叫びたいっ!ww 皆様はどんなツッコミwかけるでしょうか?カタッパのスライディング土下座をできるスペースはあるのか???ww なぎ倒される戦闘シーンを見て「まるで人がゴミのようだっ!」(違う映画w)と叫ぶ御仁も出てくるのかっ!w 関西の柔軟な柔らか頭の皆様方の、アイデア満載のバーフバリマサラ上映、盛り上がってくれるといいなぁ~♪


2017年 7月15日
「恋する輪廻 オーム・シャンティー・オーム
1日限定《重低音マサラ上映》
 宝塚の今年の正月東京公演が、大阪でも見れます。その宝塚歌劇団、大阪梅田劇場公演を記念しての映画上映でしょうか? 8日、15日と、2週続けて…体力が(^^;)

 そしていつもの↓OSOのマサラ・マニュアル…ご参考までに(^^)/
http://osolove.exblog.jp/18314164/


@@バーフバリ、マサラ上映向けにはマニュアルもレクチャーもいらんだろうと思うのですがどうですかね?誰かが名乗りあげてやってくれるのかな?関西人独特の自由なツッコミ、しかもツッコミタイミングが絶妙な地域なので楽しくなるといいのですが。 写真はバーフバリ上映記念して4月に今年作った自前VR作戦(違w)。これ着て初日なんばの普通上映、オレは行ったんだいっ!(^^;) 作ってる最中の写真もリンク先にあるよん♪

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by AkaneChiba | 2017-06-24 00:47 | マサラ上映 | Comments(0)

雑記 再掲SI〇〇Jについて+ビジネスとしての映画

先日SI〇〇Jの紹介の時に書いていた話の、再掲です。↓
//-----再掲-------
余談:ここ↓に書いてあることは、4/29で別にこちらに移動しました。映画祭が無事にそして観客がストレスを感じることなく、さらにすべてのスタッフに良い仕事をしてもらえることを願ってやみません。日本とインドの相互理解のためには運営側にもしっかり誤解を生まないよう頑張っていただきたいです。
------------
 日本語・英語字幕…という表記がSI〇〇Jさんがなさってるのですが、もしかして、英語と日本語両方表記されてる映像ということなのでしょうか?そこがひじょーーに気になってます。なぜなら2か所以上字幕がつくと見にくいっ(^^;) 映像が英語を消せない場合、日本語は立表記とかになるのかもしれませんが。
 えー…ひじょーーに心配しています。監修いてほしいんです(^^;) 特に南だと、いつも見慣れた北の映画ともまた違う文化ファクターも投影してる作品も多く、南であるがゆえに…という文化や風土、習慣を知ることが出来るはずです。
 前回のI〇〇Jでは監修がおらず翻訳のレベルもバラバラで、運が悪いとトンデモ字幕や翻訳の映画を見させられたという悲しい状態の上映だったのですが、前回はそれでも英語字幕からの翻訳が可能だったものも多かったので、翻訳もマシだろうと思ってましたが、英語にもかかわらず、かなりの質の開きに愕然としたのです…。なので今回もひじょーーに大きく心配しています。しかも南!
 何故なら南系言語は、元々日本での翻訳できる人の母数が少ない言語なので、果たしてそれが出来る人材をあちらの団体様は確保できてるのか?という疑問がずっとありまして。というのは、この南インド映画祭の開催発表されたのはついこの間で、しかもその時にまだ字幕翻訳者募集してたんですよ…マジで(^^;)。
 英語字幕の翻訳でなら翻訳者はたくさんいるのかもしれませんが、欧米圏とは違う言語の映画は、その国の慣習など知らない人にはかなりの難関です。翻訳者は少なくともその国の言語を知る程度にはその国のことに詳しい人でなければ、まったくちんぷんかんぷんの作品になってしまうこともあります。それに観客は必ずしもその国に興味がある人が観客になるわけではありません。その知識の無い観客に、映画の根幹の内容を伝え損ねることのないよう配慮するのが、こういう言語のプロの仕事になるのです。(しかも字数制限内で!つまり適切な日本語を紡ぐ能力も同時に不可欠という専門性が高い仕事)

 映画吸血鬼な皆様には、映画さえ見れればいいと思ってる方もたくさんおられるかもしれませんが、せっかくのクオリティの高い作品も、実は見えないところで映画会社さんたちがそういう配慮のなされた一定の質以上の作品を世間に送り出しています。(時々酷いのも無いわけでは無いですがね(^^;)。それでも一定の質以上は必要になってきます。
 料金を払うからにはそれを私たちは「その一定限度以上の質の作品」を眼にしてきているわけです。が、翻訳者の腕次第で駄凡作にされては、作品を作った人も、上映を見に来た人も不幸にしかなりませんし、そのことでせっかくの異文化を知るチャンスに誤解が生まれては悲しいことになってしまいます(T_T)。その一定程度の「質」を担保する監修/あるいは一定の能力以上の翻訳のプロという存在は不可欠であり、その言語を専門とする裾野の狭い言語になればなるほど!監修や翻訳の方の専門性が不可欠になってくるのです。
 ところが先に書いたように、映画祭の発表がなされて尚もまだ翻訳者を探している状態…(^^;)。噂では(本人もネット番組で揉めたことは過去にゆってたようですが)、元々提携してたスタッフを怒らせてしまった?のではないかと、そして日本のようなそんな狭い狭い世界で業界筋を怒らせてしまってるのなら、そりゃ専門言語の翻訳者のなり手がいないだろうなぁ…とそう思いながら、その募集の告知を見ておりましたが(^^;)。(というか日本の業界で理解してくれそうな人全部を敵に回してるんじゃない?と心配(^^;))ですので、字幕の出来はあまり期待せずに作品の質そのものを楽しめるよう、心より願うばかりでございます(^人^;)
 っていうか、上のようなドタバタ続けてる以上、日本の観客はその程度の質でいい客と馬鹿にされてることと変わらないですし、日本でインド映画がこれでは業界側にも受け入れられません(^^;)。どっちにとっても誤解やスレ違いが生じて、本当にお互いを理解しあうことが出来ない不幸なタイトルや作品ばかりが世間に出回ってしまいます(/_;),。昔々の映画などではそんな形でDVD化した作品なんかもいくつか見てるので、インド映画を愛する者としては悲しくてしょうがありません。
 本当に本当に、ちゃんとしたクオリティのものを、一定の質以上のレベルで観客に届けられる運営をしっかり!していただきたいと心より願いますが…。

 一定の質を保てないことは、両国を深く知り合うとに繋がらず誤解や溝を生み出す原因になります。そういう不幸を生み出さない意識が双方に求められ、そこを担保する「最低限の質」を維持するのがプロの仕事なのですが。映画の字幕世界じゃ『ミーハーな功名心で足を突っ込みたがる人も少なくない』ので、なんだかなぁ…という残念な気持ちも、インド映画に限りませんがいろんな映画を見てていろいろ観客として見てて思うことがありますね…(/_;),
 本当に好きでその仕事に関わるというのは自分の顕示欲の発表の場を獲得することではなく、その一定の質を客にサービス内容を届ける…為に必要なスキルを求められる…ということは最低限度の話です。映画の翻訳者とかはやりたがる人も大勢いますが、そのあなたのその動機や立ち位置は、前者ですか?後者ですか?あなたの仕事はちゃんと観客の顔を見た上で自分の出来に満足できている仕事ですか?は(金を払う)観客ですから、後者=つまりちゃんとしたプロにしかお金を払いたくありませんけれど…。

@@上映館さんの取り分と、ちゃんとした翻訳なさってくださった方への取り分の分、お金を落とすには、何本見に行くべきなんだろうか(悩)。映画そのものの魅力だけで、日本観客舐めてるような運営団体の儲け取り分には、一銭も落としたくないので、何本行くのが妥当なのか悩んでます(ーー;)
--------再掲、了---//
 ここまでが、上映前の話で、私の懸念でした(^^;) 私だけじゃなく映画を本当に好きな多くの人の懸念だと思っています。多少でも事情を状況から類推している人ならば、誰でもわかっていることだと思います(^^;)。

さて、次、
<言葉がわからないというのは理解も山が高い>
 あるインド映画の英語字幕上映がありまして、その中にある皮肉なセリフがありまして、有名スターをちょっとディスるような内容のセリフだったんですね。その当時話題になってたスターのゴシップネタを揶揄したセリフなんですが、それを観客は見てそのゴシップを知ってる人なら「それ、ちゃう(^^;)」と心の中でツッコませて笑いを取るというシニカルなジョークとなるセリフだったんです(しかも英語半分ヒンディ半分で何言ってるかが私でもわかった)。英語の得意ではない私としては(もろ直訳タイプで辞書引くレベルの低い英語力(^^;))、そこまでの英語のセリフがなかなか言い回しが回りくどくて理解がしにくかったのですが、そのシニカルなジョークのセリフを見た瞬間!「あ、この映画は、そういうシニカルなセリフの言い回しをしてくれよ~」っていう「造り」になってる「セリフ映画だ!」ということに気がつきまして、英語力の無いワタクシとしては(^^;)その後も増々頭の中でシニカルなセリフに置き換えることが出来ずに、四苦八苦した映画があったのですわ(^^;) でも、そのセリフだけは!この映画のキモともいうべき「方向性のセンス」でして、製作側の意図が十分に伝わる大事なセリフであることは、私のような英語力未熟者でも理解した一コマだったんです。
 が、その映画が日本で映画祭で上映されることになりまして日本語字幕がついたんですね。ですが、この上記に書いたセリフは完全にすっ飛ばされ割愛されまして(^^;)、その翻訳者さんにはこの映画製作者が何を目指したかったのかが全く理解できていないままに、筋立てだけを連ねた未熟な翻訳となってしまっていた事実は、ひじょーーに残念なできごとでした。その映画祭では翻訳者が次々に変わってしまっている事実があって主要なスタッフが皆消えていってるご様子だったので、運営の中味も相当に危うい感じなのだろうと、嘆息して半ば諦めながらの観賞となりました。
 ここまでなら、小さな映画祭にはありがちなスタッフとスタッフの技量不足の問題なのですが、実はこの話には続きがあります。とあるSNSでその時の「あのスター様をディスってる大事なセリフ(シニカルなセリフ)がないっ!」というぼやきをコメントしたことで、何故だか、私がそのシニカルジョークの内容を賛同した??と勘違いしただろう人に、その方は熱烈なそのスター様のファンだったようで「スターの悪口を言われた」と勘違いなされたようで、頭に血がのぼって突っ込んでこられたんですよ(^^;) いやいやいやいや、一言も!そのセリフの内容についてなど賛同するともなんも言ってないじゃない(^^;) そのセリフが映画の中で割愛されてたねと、そうコメントしただけだってばっ(^^;) っていう、そういうことがあったのですわ(^^;)
 かといってその熱烈なファンの方が、その後しっかり映画を何度も見て、そのセリフの意味をしっかり理解できた時が来ないことには、この誤解は解けそうにありません。かといって、映画内容をオープンのネットでネタバレできるギリギリの範囲というのもあるので、いちいちそれを説明するわけにもいかず「ま、しょうがねぇなぁ~(^^;)」と苦笑いした一幕があったのです。

 そうでなくとも、外国語映画を言語を聞き取ることなどできない能力しか持たない者にとっては、字幕はありがたいわけで、どうせ見るならその翻訳内容は、作品の作成者の意図を組んだものを出来る限り知りたいと思うのは常なわけで、そこのところに「映画上映」というビジネスをするに足る「職業人としてのプロの代価」が発生するのが「洋画/翻訳」の業界だと思うのですね(^^;)
 でも、その時のその映画の日本語字幕製作者はその能力がなかったわけですし、上映というビジネスとしては「金をとっていいレベルでは無い」というのは事実だったのかもしれません。残念なことなんですけどね(^^;) そのことで一観客であるワタシまでトバッチリをうけるのは、はなはだ筋違いな話だと思っています(^^;)。


なんども
by AkaneChiba | 2017-05-12 00:55 | ワケ | Comments(2)

違いのわかるムービー:初心者向 + バーフバリについての誤解 

 改訂しました。最初は、インド映画含めた世界の映画から見た日本の話で日本はガラパゴスな話。後編は、バーフバリを見た人が混乱してる内容についての追記。2017/04/17改訂追記
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<違いの分かるムービー 初心者向け>
『バーフバリ 伝説誕生』がいつものインド映画ファンとは違う映画ファン層に食い込んでる現象が起きてまして、なかなかに面白いです(笑)。その分、日本での映画の上映状況しか知らない客層には、いろいろ細かいところで映画についての「形式」が違うので、戸惑いもみられるようです。のでその違いについて、インド映画を例にして項目ごとに初心者向けに解説してみようと思います。「違いの分かる男」「違いの分かるコーヒー」(古っ)ならぬ「違いの分かるムービー」、日本式は実はとーっても!世界の枠からレアなんですよ(^^;)

★違いのわかる
ムービー その0.「アジアといえば世界では西~中東~南インドを指す」
 これは世界の常識なのですが、日本でアジアというと何故か東アジアの中国/半島/台湾(+東南アジア)ぐらいまでの範囲しか想像しない人が多いのですが、これは大きな間違いです。これらの地域は「東アジア」あるいは「極東アジア」です(東南アジアくらいは日本人も意識してますけどね)。
 世界一般的には欧米が中心になって社会をつかさどってる向きがあるので、その地域から見たら基本アジアというのは「西アジア、中東、中央アジア、南アジア」辺りまでを「アジア」として考えています。日本なんて東の最果てアジアの一番端という概念なんですね(^^;)。
 映画だけに限りませんが、世界で文化を知る手掛かりとして、日本人が間違って使っている『アジア』という言葉は、極東アジア国より西の地域『も』指すと、そう考えて物事を考えてみてください。何も世界は欧米だけが地球の上に陣取ってるのではありませんからね。では本番↓ww
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★違いのわかるムービー その1.「エンドロールが途中で音楽が無音になる。」
 これはバーフバリ上映で、普段から海外映画を見たことの無い方が困惑するようです。ですが、エンドロールの最後まで音楽が差し込まれるのは実は日本+一部の国だけの仕様…となっていまして、実は日本だけのガラパゴス仕様といって過言ではありません(^^;) 最後まで音楽を日本上映用に特別に差し込んでる洋画もたくさんあるのが実情なんです(^^;) ま、外国ではエンドロールの最後まで観客が座ってるなんてことはありませんで、エンドロール始まると大体みんな帰ります(^^;)。日本だけなんじゃないですか?おとなしく座ってるのって(^^;)。
 洋画と言えば=ハリウッド しか知らない層には、あまりこの辺りの各国の違いを知らない人も多いと思いますが、最後まで音楽をいれなきゃならないっていう決まりごとがあるわけでは無いので、無いからと言って映画の質がB級とかC級ということは、決して無いっ!とだけは知っておきましょう。

★違いのわかるムービー その2.「Intermisson形式」
 日本の映画が最近ではすっかりなくなってしまいましたが、インド映画には映画途中で「休憩」がありまして「インターミッション形式」を今も取っています。インド映画が、日本でこれらが上映される場合は、休憩に入るシーンを編集してつなげてそのまま連続して上映します。
 昔はハリウッドでもこのインターミッション形式での上映ははるか昔に行われていましたし、日本も黒澤明監督の映画なんかはその昔休憩があって、休憩の合間に当時のニュース映像なんかが映画館で流されていた時代がありました。インド映画は今でも!このインターミッション形式をとるスタイルであるので、そのインターミッションに入る前にスターの決め顔のドアップなんかが、ドーン!とでたりして、それはそれで楽しい映像を見ることが出来るのです。(Intermissionについては、このブログのコチラで解説済み)なぜインド映画が長いのか?ってのは、長くても問題がないこういう形式をとっていることも起因していることを頭の隅においてください。

★違いのわかるムービー その3.「インド映画は踊る?」
 こちらも、このブログでそれについて解説していますので詳細は割愛しますが、インド映画は踊る踊ると言われることが多いようですが、映画の成り立ちは元はBGM+映像です、舞台演劇大盛況の時代に映画の中にそれを収めたら、それがヒットしたこともあって、ハリウッドは元々「映画=ミュージカル」というくらい映画の成り立ちの根幹を成すものとなっています。日本だって「美空ひばり」やら「石原裕次郎」やら「クレイジーキャッツ」だって「ミュージカル」映画です。みんな銀幕の世界の中で歌って踊っていたんです。
 インド映画が今もスクリーンの中で歌って踊ってることは、別になんら不思議なことではないと思っていただけると幸いです。ちなみにハリウッドの映画だってむやみやたらといきなり踊りだすわけではないですよね?ちゃんとストーリーに沿った内容も踏襲されてますし。それはインド映画だって同じですよ?翻訳者の腕がマズイと変な翻訳でミュージカルパートが軽視された歌詞になってしまうこともありますが。

★違いのわかるムービー その4.「インド映画の歴史は古い」
 映画の歴史は百数十年。日本で欧米から10~20年遅れること120年超えくらい。インドでも100年~の歴史があります。英国の支配下にあったので、映画の歴史は割と早かったインドなのです。東アジア圏では、中国・半島・台湾などの映画は、日本占領下で持ち込んだ経緯がありまして、比較的新しい歴史しかないんです。ま、そのことからも、インド映画の歴史は、欧米→日本に次いで→インド…となってることを知っておいてください。だからあれだけの映画を現在も生産し続けている土壌があるのです。

★違いのわかるムービー その5.「ミュージカル音楽はプレイバックシンガー」
 インド映画は、基本、歌うのはスターとは別の人です。踊っているスター様本人が歌わないのです。歌ってる場合も時々ありますが、映画の世界がひじょーーに分業化していますので、俳優は演技をして踊りますが、歌うことは殆んどありません。優秀な俳優はそれもできる人も大勢いますが、職業カーストが社会に根付いている価値観があるので、音楽の家系一家は音楽を、伝統舞踊の家系は舞踊を…と別れている職業分業の社会だと知っていただけると重畳です。最近は欧米並みに歌える才能を持った方も出ていますので、そういうスターにも注目だと思います。

★違いのわかるムービー その6.「インド映画にサントラは?」
 インド映画で、BGMが素晴らしくネットやCDでダウンロード販売が近年ではなされているのでそれらを購入することが出来ますが、インド映画は何故だか「フルオーケストラのサウンドトラック」という概念がひじょーーに薄いので(インストサントラのBGMで売る概念がない)、ネットやCD販売で買っても「歌い手の声の入った楽曲」しか入手できないことが一般的です。 この辺りは欧米映画などと概念が違うので戸惑う人も多いですが、インドではそれが当たり前になっています。
 最近では素晴らしい作曲家の演奏による「フルBGMの入ったサントラCD」などももちろん!販売されていますが、よっぽどの才能のある作曲家でない限り、なかなかそのような販売には漕ぎつけてはおりません。有名なところでは、A.R.ラフマーンという作曲家がいますので、探してみてください。日本にも何度か来日してくださってる方ですよ。

★違いのわかるムービー その7.「映画上映前にミュージックランチ」
 映画の宣伝で、インド映画では映画の上映前にその中の楽曲を映画宣伝がてらに紹介をするという「ミュージック・ランチ」(オ-ディオランチとか言ったりもする)という派手な宣伝イベントがあります。映画の曲がいいとみな映画館に向かうので、そういう宣伝を映画の上映前にするのです。先日日本で封切られた4/8のバーフバリは、その続編がもうすぐ公開されるのですが、同じ4/8に本国インドで「バーフバリ2」のオーディオランチがタミル地域で行われておりました。ちょっとトリビアね(笑)

★違いのわかるムービー その8.「インド映画は多言語」
 インドは多言語国家です。ですので、言語が20種類以上、方言含めて100をゆうに超える言葉が使われていると言います(細かく分けると1000とかどうだとかほんまか?w)。故に、映画もその言語ごとに合わせた、ご当地ムービーが各地域で作られていて(主に7~8言語くらい大きなビジネスになってる業界がある)、一番有名なのは「ボリウッド」と呼ばれる「ヒンディ語」の映画です。他にも南のインド映画に地域はタミル語などを中心にした映画造りが盛んで、その言語地域ごとにスターがいます。最近世界で注目浴びてきたヒンディ語は国策もあっての映画産業なので、世界に向けて輸出されてインドの文化を理解してもらうツールの一つにもなっていますが、各地域も中央の北に負けじと、南も一部のスターは世界市場にうってでているので、そのうちの一つとして今回きた「バーフバリ」という映画はそういう地方映画の国際市場に打って出ている映画の一つというわけです。テルグ語圏の映画だと知っていただけると、ウレシイです。

★違いのわかるムービー その9.「インドは地域ごとに吹き替えも」
 ヒンディ語映画は政治に中心地の北インドに近いので国策の傾向が強いので、インド各地でも上映されます。ので、言語の壁がありその際にその映画の言語は各地域ごとに、その地域の言葉を喋る俳優が吹き替えをして上映します。もちろん!人気作品だと、地方の映画が北/中央で上映されるときには、ヒンディで上映されることもありますが、圧倒的にヒンディ映画を地方で上映するときには地方の言葉を喋る俳優で吹き替えられます。またご当地スターがいますので地域ごとに「スターが違う」ということも知っておいてください。
 日本で公開された「マッキー」という映画は元は「Eega」というテルグ語ですが、日本で上映されたときにはヒンディ語で「Makkhi」として上映されました。もちろんヒンディを話す別の人で吹き替えられています。俳優さんの中には数言語を話す人も少なくないので、そういう人は自分で別言語吹き替えなさる方もいます。
「バーフバリ」はテルグ語ですが、テルグ映画はタミルでも上映されることが多いので、テルグ語もタミル語も自分でしゃべる俳優さんがいます。

★違いのわかるムービー その10.「インドは他宗教文化なので映倫が厳しい」
 インドが、ヒンズー、ムスリム、キリスト教、仏教他…と多宗教な文化を持つ国家であることはご存知のことと思いますが、そのことが社会問題の種になったりの歴史を繰り返した複雑な社会を抱えています。ので、そういう文化に違いなどでセンシティヴなものを作品として作ると、暴動やデモが起きたり、製作途中に噂だけで暴漢が因縁つけて襲撃したり(この間もあったな…)ということは、日常茶飯事に起こります。そういうことでも誤解や問題が起きないよう、例えばイスラムの教えの元では女性のセクシャリティな面はひじょーーに厳しい扱いになることもあって、「当局による映倫」(=censor)は欠かせないものとなっています。インドの映倫はひじょーーに厳しいので、映画を製作する側と当局とのせめぎあいは、苦労している様がとてもよく見てとれます。
 またインドで上映されるハリウッド映画などは何故か映倫で規制があまりされないのですが、インドで作られる映画は映倫が入ります。キスシーンとかベッドシーンはなぜかそのままハリウッド映画はインド国内でも流すんですね(笑) この辺はインドの謎でもあります(笑)
 よくダンスシーンで雨が降って…は男女の愛の交歓を表す…とインド映画では言われますが、インドにミュージカルが多いのも、ダンスシーンでそこをカットされないよう音楽の歌詞にダブルミーニングで、セクシーな意味合いを持たせたりなどして、直球でセクシーなシーンを見せれないのを「演出として代替する表現」にミュージカルシーンが使われたり…などしてきたという経緯があるんですね。伊達にいきなり踊るわけでは無いことは、少し知っておいて欲しいと思います。

★違いのわかるムービー その11.「インド映画は、別言語2回撮りやリメイク・リメイドも盛ん」
 その言語に絡んでの話ですが、インド映画は地域が近いところでは、タミル映画とテルグ語映画は、同じ映画をその場で2回撮りなどして俳優がセリフを喋り、テルグ語/タミル語の両方で上映する…ということがあります。これは映倫なんかも関わってくることがあって、地域が違うことで一部カットされる部分が違うこともありますし、内容をその地域に合わせた慣習で撮ったりすることもあります。
 先ほども言ったご当地スターを大事にする文化であることもあって、ある地域でヒットした作品を、別のご当地スターでご当地言語でリメイク(フランチャイズに出すタイトル)ということも盛んにおこなわれています。また、リメイク・リメイドが発達していて欧米の作品(キリスト教圏文化の作品)を、ヒンディやイスラム圏の文化に置き換えてリメイドすることも盛んにおこなわれています。(キリスト教圏の映画をイスラム圏で上映できるか?というとできないことも多いので、そういう理由もあります(^^;))
 私もブログでそのリメイクのことは「インド映画の沼」として紹介していますので詳細はそちらでどうぞ。

★違いのわかるムービー その12.「インド映画は、昔は安かった」
 インドがB級と言われた時代がありましたが、これは欧米に対して、欧米が一級品だと考えたときの基準ですが、これらは白豪主義な欧米社会の価値観ですので、またその時代には彼らが富を独占していたのでそういわれるわけです。ハリウッドの映画は確かに歴史もあるし面白くもある映画産業が出来上がっている社会ですが、ハリウッドの映画は買いつけると上映権が「高い」です。
 が、これらの欧米の映画の内容を「キリスト教圏以外の価値観で」リメイクやリメイドしたような第三国映画をつくり、「ハリウッド映画などを買えない国々」向けに「安価な映画を、貧しい地域に売っていた第三国映画産業」という国々がいくつかありまして、その大きな映画産業地域として、インド映画があった…経緯があります。もちろん!素晴らしい作品の芸術品のインド映画もクラッシック時代からもありますが、そういう産業もやっていた国もあることは知っておきましょう(ナイジェリア映画なども有名ですよね)。
 今はインド映画も、クオリティをあげることに邁進して質と単価をあげて、ハリウッドに追いつけ、追い越せという気概をもっていることは、皆さんもその眼で映画をみておられることと思います。ですので、インド映画は欧米価値観とは違う概念の元にあるだけで、インド映画=B級では無いということは、知っておいて欲しいと願います。どこの国でもB級とか作っていますので。

★違いのわかるムービー その13.「インド人は世界の映画が大好き」
 インドは映画が大好きなので、欧米洋画もたくさん見てます。シュワちゃんやスタローンも大好きで、マッチョな男性は男らしさの象徴として、彼らの映画のスターの重要なファクターになってます。インド映画に細マッチョや、6packマッチョが多いのは、男性俳優の彼らのシュワちゃんやスタローンの影響から来るものでもありますね。あと、その鍛えた筋肉を見せたがる俳優も多いので、女性は映倫が厳しいので脱がないインド映画ですが、男性俳優はガンガン脱ぎますね(笑)。その筋肉を見せびらかすためにww
 あと、国家間は隣り合わせる国同士は政治的には仲が悪い経緯がありますので(何度か戦争になってる)微妙ですが、映画は国境を超えるのでカンフー映画とか、中国映画も彼らは大好きです。ジャッキー・チェンやブルース・リーも人気があるので、インド映画に香港映画の影を見るのは間違っていない話なのです。香港映画との製作畑での交流も盛んですよ。(そう、昔の香港映画みたいに台本が盗まれるので現場のスタッフ持ってないwっていうのは、インド映画も同じだったりします。その分をインド人の超記憶力でカバーするようです。ちょっとトリビアね)
 
★違いのわかるムービー その14.「ダンスに拘る」
 インドは音楽やダンスに拘りますが、伝統舞踊があるから…ということだけではなく、大衆娯楽映画となるとそういう世界の人気スターを勿論彼らは好きなのです。英語がわかるのは大きいですね。Queenのフレディ・マーキュリーはルーツがインド系にありますし、マイケル・ジャクソンはインドの群舞をから自分の作品に取り込んだといわれていますので、インド人はマイケル・ジャクソンが大好きです。ですのでマイケルのようなダンスをする人などはとても喜ばれます。またダンスの振り付けは「コレオグラファー」という職業の人が振り付けまして、コレオグラファー出身の監督さんも輩出していたりなどします。

★違いのわかるムービー その15.「スターは歌舞伎役者?」
 インドスターは、映画業界の2世3世などの映画の業界の子弟などが沢山います。芸術系の家柄の出身などに拘ったりも済ますので、日本でいうところの歌舞伎役者みたいな感じもあります。もちろん!映画界の子弟以外からスターダムにのし上がったスターもいますので、一概にそうだといいきれませんが、そういう2世スターの傾向があることは知っておきましょう。
 ただインドでも、映画業界やIT業界は、インドの伝統によって振り分けられた職業カーストの枠ではないここ百年(映画は100年、ITは20年)の勃興産業であるので、製作畑などでの技術があればカースト関係なくリスペクトを集めたり出世が出来る産業でもあるので、才能が集まってくる業界ではあります。

★違いのわかるムービー その16.「監督は凄い!」
 インド映画の監督は万能な才能の持ち主が多いです。言語の違いを超えれることや意思を伝えるのに自分がやって見せれるというのは、大きなファクターになるので、映画スターをやってた人で監督などをする人も多く、またスターの側もデビュー前はアシスタント・ディレクターや、アシスタント・プロデューサーなどを経験している2世3世スターもかなりいます。
 そしてミュージカルな映画が多いこともあって、もちろん音楽楽曲は他の専門家が作ることも多いですが、巨匠監督になりますと、自分の映画でスコアを書く監督もいます。そうです、まるでオペラ歌劇を作って指揮した過去の偉大な作曲家たちのような才能を持つ監督もおられるのです(^^;)。これには驚きます(^^;)。音楽が重要なファクターになってるインド映画ならではの技量が要求されますので、音楽の感性や知識に相当の造詣が深い方々も多いです。自分の作りたいものをどういう製作工程で音楽などピッタリ素晴らしい作品を作るよう指示を出しているか?などの製作過程については非常に知りたいです。音楽がずば抜けていい映画となると、気になってしょうがありません。

★違いのわかるムービー その17.「上映中はうるさい?」
 日本では上映中はお静かに…と言われますが、世界の映画館で映画を見ますと、みな観客は声を出して笑ったり、好きな俳優が出てくると指笛を鳴らして応援したりなどします。もちろんあまり無意味な奇異な行動をすると咎められますが、映画をみての喜怒哀楽を素直に出すので、日本は少し大人しすぎるかもしれません。これはインドだけではなく、世界各国でもわりと上映中はざわざわしてるのは普通ですね。(子供の多いポケモン上映とかのにぎやかさみたいなのが、世界での映画の上映の普通じゃないかな?)
 また大スターの初回プレミアム上映などでは、お祭り騒ぎでその映画やスターをお祝いしますので、こちらの大騒ぎはここのブログでも何度か紹介させていただいていますし、日本ではそのような大騒ぎのイベント上映マサラ上映と称してインド映画を楽しんだりしているのは、こちらのブログでもずっと紹介させていただいています。
 映画を見るのに、素直に喜怒哀楽を示せる程度には、どこの映画館も楽しく見れるのが普通でして、日本は少し神経質すぎるかもしれませんね。(日本ではその昔、映画館は風紀の悪い場所でした。良からぬ輩、痴漢やスリ等がいるような場所だったりしたことから女性が行きにくい場所だったのですが、その後マナー改善に尽力尽くして今のような大人しい映画上映になりました)
 ちなみにインドでは映画館へは女性は一人であまり行ったりしません(やっぱり危ないようです(^^;))ので、男性のお友達みんなでとか家族でと映画に行くようです(^^;)

★違いのわかるムービー その18.「インドが特別のなのではない、日本がガラパゴス?」
 ここまで書いてきたのをざっと見ると、きっとお分かりいただけると思います。そうです、ただ単に日本は洋画と言ってもあまりにも他の国の映画、特に西洋文化圏以外の映画についてしか!見てきてないので(それ以外は極東アジア方面)、単に世界がどんな映画あるかを何も知らなかっただけの話です。またインド映画は英語がわかる人の母数が多い国でもあることも相まって、歴史も文化もそしてそれを支える人材も豊富な社会(人口の母数が多い)でありますから、世界中どこにでもインド人がいるというのは大きな話です。また民主主義な自由な社会でもあるので(わりとそこが重要、中国と一線を画すのはその点で違う)、なんでもありのカオスな社会ではありますが、表現の自由が割と認められてることもあって、言論弾圧で国家が全部を牛耳るような独裁ではありません。自由なぶっ飛んだ映画が多いのは彼らの映画の最大の特徴となっています。
 多くの文化や古い歴史や哲学に裏付けられた社会であるので、バラバラだけど一つの国という多文化共生の見本国でもあるのです。その代り日本には無い無茶苦茶さはありますけどね(^^;) 治安の悪さとかはモロにそこに反映していますが(^^;) しかも映画人って知的インテリジェンスが相当高いので、ひじょーーに頭を使う作品も輩出しまくっています。
 映画というのは、その国の文化を知ることが出来る簡易なツールでもあります。私たち日本はあまりにも欧米文化の価値観を吸い過ぎる映画しか見てきていないので、これはかなり問題だと思います。島国根性がこびりついていますので、「これが普通」だと思ってみていた映画の世界も、ざっと書いただけでこれだけいろんな違いがあるのです。
 

バーフバリについての誤解
by AkaneChiba | 2017-04-14 02:42 | Intermission | Comments(0)

字幕の難しさ

 ソフト面の商品ってのは、その品質をはかるのはとても難しい時代になっています。ゲームだったらあからさまなバグが出るなら商品品質にクレームも出ますし、商品を配信する側がそういうものに対処します。また特定のSNSなどで一定の独特のルールを引いたらそれが、世間一般の常識と外れていたと炎上したりなんてのもそういやありました(笑)。商品そのものが無形材(=有形の形あるものではない財やサービスのこと)である、その商品の品質をはかるクオリティってのはどこで判断できるんだと思います? これが映画だったら、面白い映画、見て満足する映画…ということになりますが、日本に住んでる日本人なら日本語がわかるので日本語映画なら話の中味を理解できるので、商品として提供されてる映画の質が自分で判断がしやすいですが、これが「自分のわからない言語」の国の映画で、その翻訳された言葉がいい加減だったりした場合、素晴らしい作品であっても、製作者が意図するところが伝わらなかったり歪曲していることがあるなら、あなたは消費者としてそれをどう受け止めるでしょう?それともどうせ外国語だからわからなくて当たり前、気づかないなら大きく製作者の意図を外した翻訳の作品でも、その場所で満足出来たらそれでOKとそういうものですか?

 今回は字幕のお話です。

<字幕は、翻訳家の高い技能が必要な専門職のはず…>
 字幕には、かなりの難しさがあります。字幕には文字数制限があるからです。
 吹き替えは複雑な脚本でない限り、単純なセリフだと脚本に近いものでも大丈夫なこともあり、映像の口の動きに合わせる技術で声の役者がすりあわせますが、意味やニュアンスが大きく変わるセリフになるわけではありません。字幕ではそういうわけにはいきません。字数制限の短い言葉で、日本語の能力にも長けて尚且つ、脚本を起こす能力もある程度必要になってきますので、字幕は『映画の内容とニュアンスとを読み取った』上の専門的なもので、単に直訳すればイイというものでは無く、翻訳は訓練された職業の元にある仕事のはずです。

 単に映画の意味を知るだけだったら、インド映画に限らずとも、英語字幕はどこの国の映画でもDVDメディアなどでつけていますので、それを見ることでだいたいのストーリーやニュアンスがわかることも多いですし、世界市場を意識したメディア販売/ネット配信に向けての製作者側は、字幕までは映画製作の既定の路線でシッカリした翻訳技能者や、吹き替えならば吹き替え専門の職を置き、それがビジネスの範疇に入っています。販売網が英語圏だけでなく他欧米言語やアラビア語などの地域など特殊な地域向けの商品だと、もちろんそれらの言語の翻訳メディアが販売されています。海外の映画において日本語は、当初からそういう販売網の範囲に入りにくいこともあって、日本語だけ特別に別に翻訳字幕を日本版で販売しなおしていたりしますよね。ちゃんとした日本の商品なら翻訳も、しっかりした日本語で翻訳がなされて販売網に載りますが、意外に欧米以外の映画の文化圏の言語ではそうとは言い難い商品も時折存在します。だから酷い無茶苦茶な日本語訳にぶち当たった映画を見る位なら、英語字幕をDVDについてるのを見る方が、かなり映画の製作者の趣旨を損なわずに物語を楽しめることも少なくないです。
 最近はYou Tubeなどは、映画の中の音声で聞こえたものを自動翻訳で文字化する機能がついています。欧米言語の流れのものは聞き取りやすいうえに同系列の他言語にも翻訳がしやすい様子ですが、日本語では、あまり精度の高い自動翻訳に出会うことはほとんどありません。(もっと日本人側が英語発信できる相対数増やさないと、これはなかなか進まないと思います。) 日本語字幕は言語の特色からなかなかスムーズに世界の言語との翻訳が進んでいませんし、ろくな翻訳になってないことはネット翻訳などを見ていてもよくわかることと思います。日本語は難関なうえに、字数制限のある翻訳+日本語による脚本作成能力…の難易度は、世界でもかなり高い技能が必要であると思われます。

 ときどき日本で紹介されてない海外映画などを自分たちで翻訳してみるようなSNSコミュニティなんかもありまして、こういうのはおそらくその地域に住んでたことがあるような方や、仕事赴任先や大学などでその方面の語学勉強したことがあるような方なんかが、翻訳してみようとなさってることもあるようです。
 そのように、その方面の言語や文化や習慣を良く知っておられる方でも、英語や欧米の言語のように多くの人が学んでる言語でなら、間違いがあってもすぐに修正されますが、インドに限りませんがレアな言語になってきますと、それを本当にキチンと訳せる方…というのは、専門の大学などで学んだ方ぐらいしかいなかったりするので、その専門性に加えてそれらの言語を知っている方の元の数がさらに少なかったりすれば、必然的に仕事として受けられる方々の範囲が決まってきます。

 インド映画は、あまりにもインドの映画業界が多岐多様で言語ごとの映画業界があって言語が多すぎて特殊すぎるので、この訳者の母体数が日本で多いわけではないのです。専門性の高い言語だと、そういう学術的な機関から紹介を受けた方々が、職業翻訳家としてお仕事をなさってる世界だと思います。(産業翻訳家という仕事で、主に出版や企業関連翻訳などでご活躍されているわけです。)そういう方の仕事の範疇の一つには、映画翻訳というものもある…ということでもあります。特殊技能を持つ専門職というわけですから、本来はきちんとした報酬の元に仕事として依頼するべき分野でもあります。
 ですが、日本は映画産業は料金システムや労働形態が世界のどこのよりも比べ物にならないくらいブラックな産業である事実が大きく、欧米言語でも映画字幕だけでご飯が食べられる方はなかなかいないそうで、映画字幕翻訳家という方は一握りの売れっ子さんだけだといいます。日本は映画産業の上映状況に関しては、ひじょーーにビジネスとしての意識の低い業界である事実は、様々な方々が口々におっしゃってたりしますね。職業としてまだ何とか成り立つのは英語系列欧米系の映画の翻訳なんかの話ですが、まだそれでも観客が多く入る映画でしたら、そこそこしっかり仕事料金はいただけるかもしれませんが、あまり観客数のまだついてない稀少言語の映画の翻訳…となると、お仕事としてしっかり料金をもらえてるのかどうか心配になります。日本の映画産業があまりにも、企業側も製作者も意識が低い為、映像を作る場所でのプロフェッショナルはそれは存在しっかりしているかもしれませんが、観客の届けるための職業をしっかり養成してきていないようで、観客に見えない部分でそれら映画を支える場面でのプロフェッショナルが育っていない旧態前のまま…というのが、今の日本の映画産業の現状なのだと、理解しています。(また諸外国と比べるときに、円ベースで比較するからおかしくなる話で、その国の物価基準に合わせれば話は違います。日本は映画などのエンタメ産業は広告商社や興業屋元締めが金を抜き取りすぎて、末端製作者にお金が落ちてこない仕組みになりすぎです。中抜業者がつぶれない限り日本の映画産業は決して復興することは無いと私は思っています。自分たち産業人の驕りで自分たちで首を絞めておいて、お金が回らないと喚いている、そういう産業構造になっているのを、誰も打破しようとしない産業界だと思っています。)
 キチンとした労働対価にキチンとした料金を支払わないと、キチンとした仕事を私たちは手にすることができなくなります。ちゃんと訓練を受けた方々によるプロの仕事なら、それに見合うプロセスを経たプロジェクト仕事になるはずで、いい加減なプロセスによって為されたプロジェクトでは、とても「悲しい質」のものを社会に商品として出してしまう結果になってしまいます(^^;)。 
 インド言語は稀少性が高すぎるものもあるので翻訳者の数がおそらく限られてくる…ことは容易に想像がつきますし、そういう場合ですとやはり専門の研究職の方等限られた条件の方だけしか出来ないのではないかとその専門性の高さに感謝するばかりですが、果たして日本で映画を送り出す側のブラックやグレーな価値観しかない日本の映画業者が、その意識をもってちゃんとした仕事をしてきているのかどうか?は、時々大きく疑問に思うことがあります(^^;)。

 実際、ここのブログでも何度か、私のようなインド映画初心者でも「その翻訳、ちょっとまてーーー!(^^;)」とツッコミたくなるような翻訳のインド映画が商売として上映されたこともこの数年何回かありましたので、正直、インド映画ディーラー側の難しさの問題だけではなく、日本の側の配給側の「意識」については、業界全体で産業構造を見直していただいて、そういう不幸ないい加減な商売にならないでいてほしいと、切に願うしかないと思ってもいます。
 忘れないで欲しいのは、英語字幕ですら「そんな訳し方するのか?」と英語を聴ける方なら思う翻訳も結構ありまして、そういう翻訳者の力量に疑問を呈する人気タイトルについての騒動なんかもあるように、その翻訳が必ずしも映画製作者が意図する表現を100%表しているものではないことは、皆さんもある程度頭の隅入れて映画を見ていることとは思いますが、映画のストーリーに関わるエッセンスをすっ飛ばすような翻訳では、その翻訳者のプロとしての技量を問われてしまうでしょう。時に、プロトタイプで翻訳した監修も受けないタイトルが、そのまま市場に流れてしまった…ってなモノもないわけではなく、映画の本編に字幕者の名前が掲載されないタイトルとかを見て…「これは、なんか揉めたかグレーなことしたな…(^^;)」と推測できる商品も見ないわけではありません。どのタイトルがそれだとは言いませんがっw

 本当にその映画を愛する方々=消費者 に対して、そんな商品を売りつけているような一部心持ちの悪い業者…に対して、そんな商品を売りつけるなっと言えるか言えないかは、その商品を判断する私たちの側の「商品を見る眼」にもかかっているわけで、映画のようなソフト商品においては、なかなか判断がしにくいむずかしさがあるとは思います。が、私のようなインド映画初心者に突っ込まれてるようでは、とてもとても「プロとして金取っていいとは言えない」のではないかと、心の中で「できるだけここの組織のタイトルは(映画や観客を蔑ろにしてるから)避けよう」と思ったものも正直にあります(^^;)。作品製作者へのリスペクトというのは、それを見てくれる観客へのリスペクトなしでは成り立つものではありません。ままあることとしては、事情の分かってない観光客日本人をだまくらかす外国人…ってのは海外旅行先ではよくある話でそれもいちげんさん故にまだ笑い話にしていられる範疇ではあります。が、一回きりではない長く続けようと思う相互取引のビジネスでは、信頼関係を築くのは大変に難しい話で、少なくとも取引相手に最低限度の「リスペクト」尊重する姿勢が無ければ、長い付き合いは出来ることにはなりません。品質を保とうとする姿勢を見せずにその敬意を払えないディストリビューターを誰もが信用する気になれないのは当然のことと思います。「この程度の質でも、この程度の観客なら、売れるから大丈夫だろう」なんて馬鹿にされ方された商品では、消費者としてはお金を払いたくないからですけどね。(メーカー勤めしてた人ならこの辺の意識とてもよくわかるよね(笑)。日本製品が品質が素晴らしいのが何故だかわかりますわw) 商品への愛があるから、商品を自信をもって市場に出せるのですから、この精神無くしては社会の需要と供給はバランスが保たれなくなります(^^;)

 ちゃんとしたプロジェクトにおいて、ちゃんとした報酬が払われてた品質のあるちゃんとしたプロの商品…を映画としても見たいと思うのは、ビジネスでお金を払う以上当たり前のことだと思っています(単なる自主上映会ではないのですから)。またちゃんと報酬が支払われる仕事でなら、プロの仕事は見事なものですからね(^^;) そういうところは日本人几帳面なので、質のいい商品を目に手にすることが日本では可能なので、是非ともそうして欲しい、間に入っている「会社/企業の姿勢」によろしくお願いしたいものなのですが、実際はどうなってるのでしょうかねぇ…(^^;)。

 また、どうも近年、この翻訳や監修(ディレクション?スーパーバイザー?)と言われる存在の「日本の質」が低下してるそうで、映画好きの年間400本から映画を見る友人はそのことを大変憂いて嘆いておられました。昔は一本の映画に丁寧に時間をかけることが出来たそうなのですが、最近は年間に入ってくる映画の本数や言語の範囲が広がったこともあり、一本のタイトルにしっかり時間がかけれなくなっている・・という状況もあるようで(それならそれでしっかり仕事が増えて雇用を生み出してるのだから、本来は活性化するはず。ビジネスとして製作費・人材にお金をかければいいのに、それが出来ない業界?!ってことなのですかね?)、人材の拡充と質の維持が出来ないというのは、産業界全体の意識の取り組みがなされていないからです。産業界全体がどうすべきか…という意識にならない限り、日本の映画業界には、海外映画だろうが邦画だろうが、未来はないと私は思います。


変な翻訳?
by AkaneChiba | 2017-02-01 16:23 | Intermission | Comments(0)

2月 インド映画 日本上映 2017

 (2017/1/28改訂=) 2月3月まとめて情報載せてましたが、情報が増えてきたので切り分けました。2月は残念ながらインド映画で目新しいものの話は聞こえてきません。まだ地方で「PK」は上映してるところもあるようなので、まだの方は是非!そちらにも足を運んでください。

<インド映画は国際コラボが盛ん>
 インド映画はかなり映画業界がしっかりしてて、さらに決断がスピーディーなので(ここが大事。日本にこの機動力がないのは業界全体の大問題)、欧米各国との連携もしょっちゅうされた作品がでています。社会的問題作でインドの厳しい映倫に引っかかりそうなものは、インドで作っても欧米会社にさらっと配給任せて上映場所を確保したり、またインド映画には、昔の香港映画のような勢いもあって積極的にアジアからは中国/香港や韓国などから人材が交流していてアクションなど有名アクション監督を招聘したりなどして、面白い素晴らしい作品をどんどん出しています。
 製作段階で話題になってましたが、(日本での上映は見込めそうにありませんが)今年2017年は、1月末・中国の旧正月前に、ジャッキー・チェンの映画にインド俳優(Sonu Sood)や有名監督コレオグラファー(Farha Khan)が関わっている「功夫瑜伽」(Kung Fu Yoga) Trailer 2017年1月28日に中国で公開となり、他にも「大鬧天竺trailer も1月末中国で封切られ、インドでの撮影にYRFが手伝っているそうです。国際政治の話をすると印中の国同士は仲がいいとは決して言えませんが、映画の世界は人材や技術躍進の為には、その即応力と機動力で国境をどんどん超えるという、いい意味でどん欲な前向きな姿勢のインドの映画業界は羨ましい限りです。そこに目が向いていないのは日本だけ…という残念な様相になっていることは否めません。また、今年はボリウッド映画の「Rangoon」(2017年2月インド本国で公開)で日本人出演やスタッフがいるらしく、これもまた楽しみな一面がありますね。インド人はどんどん国境を越えてビジネスを展開してますんで、それを受け止められる日本でもありたいものです。


<インド映画に関係のある上映>
さて、そんな中で、今年日本で上映される予定のインドに関わる映画をご紹介。

こちらは↓2月公開の情報です。
「トリプルX:再起動」
(原題:XXX: Return of Xander Cage)2017年1月世界公開
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 2月日本公開 日本語トレーラー 日本語オフィシャル


 どうしてこのヴィン・ディーゼルの映画がインドと??とお思いの方には、キャスティングを見ていただきたい。そうです、あの「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オ-ム」(原題:Om Shanti Om -2007)のヒロイン、ディーピカー・パドゥコーン Deepika Padukoneがハリウッド・デビューしております。それで昨年もこの制作秘話の話題で大騒ぎしていたインド映画誌面。このところ、スターウォーズ・ローグワンにドニー・イェンでてましたが、引き続きこちらの映画にもドニー・イェンが出ていまして、ハリウッドでアジア周りの俳優をこのところ後押ししているのですが、ディピカーがこの映画に出ている話もそういう「ハリウッドのアジア・スター推し」があるんじゃないかと思っています。美女の宝庫であるインド産女優スターは今後もどんどんハリウッド進出していくことと思いますし、一昨年はプリヤンカが「Quantico」というTVドラマで全米で活躍。今年も第2シーズンが撮影されていますし、またドゥェイン・ジョンソンのアクション・コメディ「Baywatch」(米では5月公開)でもプリヤンカは出演しております。インド女優が今年の2017年のハリウッドでの活躍が見れる年となってるのは、うれしい限りです。

 ついでなんで、英語版Trailer 紹介しときますね!(^^)/


 今見て驚いたw 日本語版トレーラーではディピカちゃんほとんど映ってない…orz 英語本国版ではしっかり存在アピールしてもらえているのに、日本の洋画関係者の価値観ホンマによぉ~わからんわ(^^;) いい加減にしろよ~アジアスターでもこんな美人を日本や中国がハリウッド世界に出せるわけねえだろ?応援したれよっ(^^;)。インド美人が世界に出たら何があかんのや?アカンわけないだろ?ちゃんと世界の動向理解してる洋画関係者があまりに少ないのが日本の映画界なんじゃないかと、最近思うようになってきたわ(^^;) 無知過ぎしかも映画関係者ってごっつい心の中は白人マンセーのレイシストすぎやろ(^^;) 日本の洋画関係者は無知しかおらんのか?ちゃんと調べろっ!広告作業のために作ってる技術職にもちゃんと映画の中味を伝えろ!(^^;) ホンマに!毎度のことながら宣伝用映像編集の日本の業界はくそみそに世界の映画業界からどつかれ哂われ倒されてしまえっ!って思うわ(^^;) 映画業界だけTPPとか適用させて、(時代劇だけ別枠にして)日本のメディア産業ぶっ潰して構わんよ(^^;)。日本の洋画映画関係者はいっぺん”霊的にタヒんで生まれ変われっ”(この嫌味の意味わかるか?w) 

 せっかくなんで、ディピカちゃんのハリウッド・デビューを楽しんであげてください。


<インド人コミュニティのための上映会>
 既に、1月には関東で上映が終わってます。2月に福岡と大阪で上映です。
2017/1/27 イオンシネマ市川妙典、
1/28 イオンシネマ名古屋茶屋 (Nagoya) / 汐留FSビル (Tokyo)
1/29 イオンシネマ海老名 (Kanagawa)  / キネカ大森 (Tokyo)

2/4 イオン大野城店 (Fukuoka) 2/5 イオンシネマ茨木 (Osaka) です。
追記→ 2/5 イオンシネマ市川妙典(Chiba) が増えました。
 福岡/大阪のシャールクファンの皆様お見逃しなく!!(>▽<)
 詳細はこちらでご確認を→http://www.spaceboxjapan.com/



 この映画の現地での滑り出しはかなり快調のようで、週末明けで50crが見えているそうです。一緒に封切られたリティックのKaabilもゆっくりスタートですがそう悪くはないみたいですね。さてさて、リティックvsシャールク対決となりました封切、現地の決着はどうなりますか?!
 追記としては、シャールクのこの「Raees」のアイテムソング”Laila”が、インド男性のセックスシンボルなアイテムガールSunny Leone(北米ではポルノ女優で活躍してます。性表現の規制の厳しいインドではセクシー路線女優です)出演ということで、楽曲のヒットも相まって大盛り上がり(笑)
Watch: Fans go CRAZY when Sunny Leone's 'Laila Main Laila' appears in 'Raees' at the theatres
 サニー姐さん!むちゃくちゃインドの男性に人気ありますやん!(>▽<)。というか、上のシャールク映画期待してる皆さんの賑わいはいつものことですが、それにしてもこの盛り上がり方ww 上のURLみて大爆笑しちまいましたわw
 有名なボリウッド映画番組インタビュアーも、Twでファンの↓狂乱ぶりを紹介するくらい(笑) 大変な大騒ぎなインドでの映画館らし~~い上映になってますね(笑) 日本ではここまでの騒ぎは無理でしょうけれど(笑)、是非、日本でも盛り上がるRaees上映になるといいですね(^^)v 一月関東の上映は、どんな塩梅だったのかな?w 

<「バーシャ」デジタルリマスター上映 関東>既に告知されて知られてると思いますが、関東でも「バーシャ」デジリマ上映がSpaceBoxJapanさんで行われます。2017年2月18日、19日、26日と関東地区で、25日大阪・布施も予約できます 詳細はコチラから2017年25日は大阪・布施は特別上映です、下記ご参照を↓

大阪プレミアム上映でラジニさまが!!
by AkaneChiba | 2017-01-07 20:12 | インド映画全般 | Comments(0)

映画「Urumi」2011(邦題:秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男)

 このところ、すっかりわたくしのハートをつかんでしまったイケメン、見た目よりオッサンwなプリトヴィ君の映画です(笑) そういや今後ヴィディヤ・バランと共演でなんか一本あるらしいという噂もあるし、来年はアッキーの映画にも出演するクレジットありましたので、どうやらヒンディでも少しづつその存在ポジションを手にしてるようですね。何しろ彼はチャレンジャーで開拓精神にあふれているので、なかなか複雑な社会のインドとはいえ、そういう人材を無視するほど器量の狭い業界ではございませんし(そういう懐は深い国)。a0308487_22505688.jpgまた警官や敵役にあれほどマッチするイケメンなバイプレーヤーはいませんで、三白眼なのでどうしても主人公の反対側もしくは脇の配置になるパターンですが南の俳優は北でなかなか主役はらせてもらえないので、今後も時々ヒンディで出演があるなら喜んでわたしゃ踊っちゃいますよ(意味不明w)

 さてそんな彼の映画は、前に書いたと通り日本でその映画が一本紹介されてる話をかきましたが、その映画の紹介です。日本では40分もカットされたのが放送されたので、話がわけわかめだったみたいで、おかげで映画の評価が正しくなされてるか?と言われると疑問符だらけになってしまってる勿体ないタイトルなので、多少それを擁護したくて映画紹介評書きました。

Urumi -2011 (邦題:「秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男」)
 なんと!まだOfficial Siteが残ってます!!映画は、本家マラヤラム語版、そしてタミル語版がありましてそちらはほぼ本人たちの声です。(ヒンディ、テルグ吹き替えもありますがそちらは別人吹き替え) Wikipedia / IMDb/ Trailer


//--------
ストーリー:このケララのある地域で気ままに暮らす若者KrishnaThanseerは、州相と地域開発する企業の報酬に目がくらんでNGO支援団体をその地域から出て行ってもらうようTeacher(Vidiya Balan)を説得することになる。が、その先で謎の地域コミュニティ集団に拉致されて連れていかれ、その先で謎の男Thankachan(Arya)から、この土地に起きた古い昔話を聞かされる。(語られる物語の中で、主な配役は現代/過去二役として映画が構成されている)
 バスコ・ダ・ガマが今のケララ地方に寄港し入植して当時「黒い宝石」として「胡椒」香辛料などを本国ポルトガルに持ち帰るわけだが、南インドのこの地域の人にとっては彼らは侵略者。その地域の治世者を騙したり侵略したり、その過程で地域の長の父Chirakkal族 Kothuwal (=Arya)を殺された8歳のChirakka族l Kelu Nayanarは一族や無常に女子供を殺すバスコダガマに復讐を胸に育つ。孤児になった彼を助けるムスリムのVavvali(Prabhu Deva)とともに成長して20年後Nayanar(Prithviraj Sukumaran)はカタパリヤッドの戦士のウルミの使い手として育ち、バスコ・ダ・ガマが再度この地域に上陸してくる日を待っていた。
a0308487_22502164.jpg ある日NayanarとVavvaliは、その地域の王Chirakka族l Thampuran(Amole Gupta)の娘l Bala(Nitya Menon)を助けたことから王に気に入られ、戦士として客人扱いでそこで逗留する。その王の地域はもうすぐバスコ・ダ・ガマの来襲に備えて微妙な政治状況に置かれていたが、側近Chenichery Kurup(Jagathy Sreekumar) の奸言で、王子は腑抜けで、王も甘い見通しの状況である。戦士として二人はバスコ・ダ・ガマの軍勢に挑む準備をする。一方、バスコ・ダ・ガマの侵略は着々と進み、バスコ・ダ・ガマの息子Estavioが執り行う現地部族の長などの処刑場にEstavio打倒のために、二人はその地に向かう。その処刑場にムスリム地域の王族の娘女戦士Arakkal族 Aysha(Genelia D'Souza)も処刑の阻止と、息子Estavioを狙っていた。混乱・騒乱を起こすことに成功した結果、NayanarとAyshaは互いに戦士として出会う。Estavioの拉致に成功したNayanarとVavvaliは次の戦いを準備する。バスコ・ダ・ガマを引きずり出すために。しかしKurupの甘言に弄される王や王子、王女のBalaに気に入られたVavvaliなど人物が入り乱れて闘う体勢を整えていくことに翻弄もする。侵略するポルトガル人の魔の手から自分たちの愛する地域を守ることが出来るのか?そして、Nayanarのバスコ・ダ・ガマへの復讐は果たされるのか?
---------//

<歴史大作?>
 あらすじ書いてて、あまりの登場人物の多さにわけわからなくなりそうで参ったヲ…( ・ω・)… 豪華キャスト過ぎてw。 えー、ここで書いてるChirakkalはチラッカル族?(部族?)ということでしょうか、宗教的には南インドのヒンズー教系の設定のようです。Arakkal アラッカル族はムスリムとして描かれています。なので、同じ地域の違う部族同士の対立もあるので、その辺りも侵略者ポルトガルの支配の手が内通者の工作が進んでいたりもするのですが、全体の話は、南インド地域の対立もあるけど、みんなで力合わせてポルトガルに対抗しました~ってわかりやすい筋のエンターテイメントな映画になってます。本気の歴史ものではなく、そういう侵略者ポルトガルという背景をモチーフに書いた南インド・ケララの戦士の活劇エンタテイメントというところでしょうか。

a0308487_22492933.jpg 心に大きく残るような大感動作とかではありませんが、2時間枠の歴史TVドラマ映画みたいなので楽しめる範疇の娯楽映画…と思えば、及第点ではないかと思います。ってか、フツーにインド映画など知らない人が頭使わずぼぉ~っとみてて「アレ?役者とか全然っ!わからんけど、これそこそこ面白いやん(^^;)」って思える娯楽映画ですね。
 歴史ものには、欧米基準の質の映画に慣れてる人には物足りなさを持つかもしれませんが、昔はこんな映画いっぱい作ってたよねぇ~(^^;) 映画館でなくTV放送向けのドラマ映画とか。この映画が、当時持ち上げられた大きな理由で大事なのは、そこまでの製作費をかけれない地域の映画業界でがんばってそれを成した…というところにあるということなんだと思います。
 加えてよくわからないのですが、どうも最近これ何かの形でインド映画のひとつとしてどこか欧州で紹介されたみたいで、ヒンディ吹き替え版?みたいですが「Ek Yodha Shoorveer」としてなぜか2016年に再度紹介されたみたいです。日本では2011年NHKの映画祭で上映されてるようです。何年越し?(^^;) 南の映画はいろいろまだまだ不遇かしらね?
 

2011年当時でマラヤラム映画製作費2番目の歴史大作
by AkaneChiba | 2016-12-24 15:29 | Mollywood | Comments(0)

1月 インド映画 日本上映 (マサラ上映含) 2017

 さて、インド映画の日本での2017上映は、2016年秋からの「PK」に続き、アンコール上映の残りが年明けて1月にありますね。あと、各映画も順次地方を回っております。

<イスラーム映画祭2> ▼Facebookのページ ▼Twitter公式
 インド映画がメインではありませんがインド映画も2本ほどあります。前回も好評だったイスラム映画祭が「2」として上映がなされます。
 映画祭として、渋谷(1/14-1/20ユーロスペース名古屋(1/21-1/27シネマテークは1月,神戸(3/25-3/31元町映画館は3月と。

『私たちはどこに行くの?』 2011年/フランス=レバノン=エジプト=イタリア
『敷物と掛布』2013年/エジプト
『泥の鳥』 2002年/バングラデシュ=フランス
『蝶と花』1985年/タイ
『改宗』2008年/タイ
『バーバ・アジーズ』2004年/チュニジア=ドイツ=フランス=イギリス
『マリアの息子』1999年/イラン
『十四夜の月』1960年/インド
『ミスター&ミセス・アイヤル』2002年/インド

  ●渋谷ユーロスペースの映画祭のチラシは コチラからダウンロード

 しかしまた古いところやな…インド映画の選定は(^^;)とてもいい映画ですけどね。インドは多宗教国家でもあり、ヒンズー教がメインでありますが、ムスリムもキリスト教も他多くの宗教が存在する地域でもあり、インドの映画の世界も数多くそのような映画がつくられてきています。(インド映画を代表する大スターの3カーン達はいづれもムスリムですし) イスラム文化の映画というのも、しっかり知ってもらう機会と思いますので、是非、映画を見てみてください(^^)/
 
 余談ですが、神戸元町映画館は、3月予定なのでまだWeb上には情報はありませんが、それとは全然関係なく、「シーズン・オブ・レイ」http://www.motoei.com/schedule.htmlの上映が1/1-1/6まであるようです。え?今更(^^;) ワシ昨年大阪で見たな…(^^;) 逃してるまだの方は是非この機会にどうぞ(^^)/ 


<PK>
 PKは引き続き上映中で、各地域を回っています。
各地の上映状況 http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=539
 また関西では「京都みなみ会館」にて12/19~1/6まで上映中です。
さすがに京都はいい映画を嗅ぎ分ける嗅覚を持った観客や上映館がありますね(^^)v私が行った時もお客さんいっぱいでして、この映画の良さを理解できるお客がそろうのだとちょっとうれしかった♪
 他、シネリーブル梅田も(12/22まで)年内はやってますし、塚口サンサン劇場1/14~宝塚シネピピアも1/14~ と、各地を回っております。

 まだの方は是非!インド映画の本当の実力を!その眼で体験してきてほしいと願います <(_ _)>


<アンコール上映>
 2016秋のIFFJの上映のアンコール上映ですね。インド映画が7本上映があります。
http://www.ttcg.jp/cineka_omori/comingsoon
キネカ大森にて、12/24-1/6まで 今年のIFFJ作品が何本か見れます。

▼「プレーム兄貴、お城へ行く」12/24(土)、<特別上映マサラシステム>1/6(金)
▼「ファン」12/25(日)、1/4(水)
▼「ニールジャー」12/26(月)・1/5(木)
▼「ボンベイ・ベルベット」12/27(火)・1/2(月)
▼「カプール家の家族写真」12/28(水)、1/3(火)
▼「恐怖症」12/29(木)

IFFJではない別枠
▼「恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム」<特別上映マサラシステム>12/30(金)

 マサラ上映はイベント上映なので別枠として、見逃すと勿体ない作品が並べられています(IFFJ作品はDVDメディア化することは滅多にないです。)ので、まだの方は足を運んでみてください。

 今年のIFFJ作品についての解説は、コチラで書いています→ シリアス編その1 ハッピー編その2
ハッピーな映画は「プレーム~」だけかな?プレームは金の掛かった豪華な映画でもあるので、とても楽しいですよ。ヒロイン美人ですしねぇ~(^^;)


 @@2-3月は大阪アジア国際とかの季節になるので、各ミニシアターはそっちメインになりますね。関西はどうも関東に比べ上映が遅くなる分、反応が鈍くなってる現実があります。悲しいのですけど、関東の方も関西のことはあまり相手にしていないので気になりますね。


ほんまでっか?
by AkaneChiba | 2016-12-17 23:44 | インド映画全般 | Comments(0)

南インド映画 上映のためのクラウド・ファウンディング

 えー、ちょっとお知らせです。
 昨年、日本にシンポジウムで来日してくださった高名な女優でタミル、テルグ、マラヤラム等でご活躍されるRohini Molletiさんが、2014年の監督作品「Appaavin Meesai」を作られまして、その映画上映のためのクラウド・ファウンディングについてのお知らせをしています。
 南の映画をご存知の方なら、Rohiniさんのことはご存知の方も多いと思われます。2017年夏日本でも公開の世界に旋風を巻き起こしたテルグ映画「Baahubali :The Bigining」(-2015)にも出演なさっておられる方です。インドは女性の監督の活躍も目覚ましく、その活躍をどうか知っていただければと思います。
 ご興味のある方は、是非、以下の彼女のメッセージを一度拝読してください。

<ご本人のWebサイトからのメッセージ>
こちらは、RohiniさんのFacebookでのお知らせ




<英語が苦手な方に↓>

 上の英語が苦手だという方には、日本語訳と言いますか、彼女の来日シンポジウムでご尽力なさった大学の先生の御紹介文Facebookと、ガイダンスがありますので、英語が苦手な方には、そちらの方もご参考になさってみてください。

  @@こういう上映支援などの方法も、世間にはあるんですね。映画の世界はクラウドファウンディングは盛んにおこなわれている様子です。
by AkaneChiba | 2016-12-16 04:23 | 他地域インド映画 | Comments(0)

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