遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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"Ranveer Singh" その1 Bajirao Mastaniの成功

a0308487_19302867.png Bajirao Mastani の快進撃はとどまるところを知りません。公開28日を超えて国内180cr。Worldwideも合わせて現在342cr超え、12月に封切られたばかりだというのに2015年の賞レース候補に一躍踊りでて既にいくつかの映画賞で様々な受賞を受け、とうとうインドの映画賞のメイン・イベント映画誌「Filmfareの「Filmfare Awards」で「Bajirao Mastani」は賞を9部門受賞という快挙となりました。 その主役のBajirao役ことRanveer Singhも、今年の主演男優賞Best Actorを、もっか恋人と噂されているDeepikaPikuで主演女優賞受賞)と共に受賞し、この映画の成功で確実にインド映画のスターの中の階段をワンステップグレードをあげたスターになったことを印象付ける作品となりました。

おめでとうございます!w(≧▽≦)w


<ボリウッドのスター、商業ベースの国際派は?>
 ボリウッドの映画界は何を言っても現在は3KhanAkshayAjayHrithikの牙城です。Hrithik以外は同世代の俳優たち90年~00年代を牽引してきた大スターたちは既に50歳前後。その後の世代の一強Hrithik Roshanが40代前半、その後30代をShahid Kapoor(1981年生まれ、主役デビュー2003 ダンサーとしては1997にでている)Ranbir Kapoor(1982年生まれ デビュー2007)の30代が続いていますが、Hrithikがあまりに超絶過ぎて、素晴らしい監督の作品に出ているShahidもRanbirもとても良い俳優でありながら興行収入で影響力のある俳優として先のリティックたちに追いつくことが出来ているかといわれると、まだそこに及んでおりません。00年代真ん中デビューの彼らも3カーン世代の築き上げてきた商業的盤石な映画の体制の中での土壌の前で足踏みしており、そこの商業的な土壌をステップに自分の世界を確立できて国際舞台に渡っているのは本当にリティックしか見当たらない・・・というのが実情です。Shahidに於いては芸術一家の気難しさがあってか出ている映画の本数やキャリアは相当数ジャンクなものから名作までこなしている実力俳優なのですが100crClub入りしたタイトルは持っていないのには驚きました。そういう点ではやはり映画一家の名門の御曹司Ranbir Kapoorは2本タイトルを獲得していますが、国内向けというか彼らせっかくの実力派の二人も国際舞台になかなかのってはいない現状です。a0308487_21452146.jpgむしろ女優の方が短い旬の間に多くのキャリアを重ねているのでKatrina Kaif(1983生まれ、2003デビュー)Deepika Padukone(1986生まれ、デビュー2006)等が、その世代の出世頭といえるだろうし国際舞台でしっかりファンを獲得できる力を持っています(CL杯を触らせてもらえたプリヤンカやディーピカや、テニスグランドスラム等の会場にプレーヤーと一緒に映ってる写真などは、国際的なセレブリティである証でもある)女優は美しい時代が短いのでデビューが男性より早いし俳優としての成熟も早いのが世界中どこでもそれが常です。インドの映画では、女性のデビューは20歳前後、男性のデビューは名門の家や映画一家の家系から1~2人が大体23~5くらいの間、大学を卒業したころに映画一家の後押しを受けてデビューとなることも多いようなので、そろそろ国際舞台に通用する次世代の男性スターの存在は必要になってきてる時でもありました。
a0308487_2136147.jpg ※参考 Filmfare Best of Debut 男性新人賞女性新人賞
 そこで、このRanveer Singhの今回の「Bajirao Mastani」のビジネス的成功と、賞レースの俳優としての評価の成功は今後のBollywoodに一つターニングポイントを作った快挙となったと考えます。

孤軍奮闘の宣伝をするRanveer
by AkaneChiba | 2016-01-13 03:00 | インド映画スター | Comments(0)

The Artist is "Ranveer Singh" その2 

続きです。前回その1はコチラ
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<Rapもサイケもハイソも似合う陽気なチャラ男>
 彼の強烈な印象を、一昨年決定づけた一本のCMがあります。既に2013年のRam-Leelaの成功で、2010のデビューからさらに足場を固めた2013で、2014には映画が2本。その合間にCMで、インド中の耳目を集めます。
▼2014/4月 Do The Rex- Durex Ad


 この映像は瞬く間に、インド映画ファンの間に広がり、Ranveerにしかできないだろう、そして今の彼を象徴するかもしれないようなCMとなりました。
 性の表現に関しては、それでもうるさいインドにおいてこれは相当に衝撃で、社会に対してもロックでアートな一本のCMです。ボリウッドの俳優を知るには、映画以外に、TV番組やステージ・パフォーマンス、そして紙媒体の雑誌グラビアや、CMという手段があります。彼のデビューは2010年その年度のデビュー賞を獲得し順調にキャリアを重ね、2013年、巨匠監督のSLBの映画で一つ大きく足固めをしたといえるキャリアを積み上げます。彼の個性を知るのには、CMや雑誌撮影の為のBehind映像はその個性がわかりやすいのでそれを年代順に並べてみることにします。

 ◎2010-2011は映画をそれぞれ1本づつ2本。デビュー賞を戴く年になりました。のち、2012~

▼2012/12/07 Ranveer Singh for Men's Health Magazine by Subi Samuel (Exclusive Behind the Scenes)


 ◎2013/7月に映画Lootera(ソナクシー・シンハー主演、相手役、ランヴィール)

▼2013/9 Ranveer Singh in GQ: The Wild One


 ◎2013/11月に「Goliyon Ki Rasleela Ram-Leela」映画。これが202croreの大成功をおさめ、スターの位置としては確固たる位置をそこで固めます。女優はDeepikaは主演女優賞。彼はノミネートまで。
 ◎2014/2月にGunday(興行的には政治団体の言い掛かりネガキャンで国内ヒットせず)。

▼2014/4 Behind the scenes - Do The Rex 先のCMのBehindです

 映画のFlopした後に、この超話題となったコンドームのCMを打って出てるのですか!攻めてるなぁ~(笑)

 ◎7月にGundayの相棒Arjunと、目下Ranveerの恋人と噂されるDeepikaの映画「Finding Fanny」の宣伝お手伝い(スペシャルアピアレンス)で、いろいろLunchに乱入してましたね(笑) ここまでは、それでも少し個性的なスター、アーティスティックな気質の側面を見せてるだけ???かと思っていましたが、違いました・・・彼は、本当にがっつり!アーティストでした。このCMを見た第一声が誰もが声を上げて言いましたがなw
「ランヴィール!あんた一体どこに向かってるのーーー?!!(笑)」
▼2014/8 My Name is Ranveer Ching 


 ◎ここに至って、日本ではランヴィールの勝手なあだ名が出来ます『ランチンさん』と(笑) それほどに彼の自分のイメージを固定させない奇抜な、けれどセンス溢れる一本です。
 
 そしたら今度は突然に、優等生出来る男のRanveerに!!
▼20140917 New Maruti CIAZ Ranveer Singh TV AD Advertisement



 ◎2014/11月に映画「Kill Dill」。これは盛大にFlopしてしまいました。
 
▼2014/11 ROYAL STAG RANVEER DIRECTOR'S CUT


▼2014/12 

Ranveer Singh Chup Durex MTV Rex Talk Dir Sizil Srivastava from CAB FILMS on Vimeo.


 この髪型から察するに2014年の後半には次の仕事そしてSLB監督の「Bajirao Mastani」に取り掛かっていたと伺える風貌になっています。

 ◎この2014年のランチンさんは、GUNDAYのブロマンスコンビの片割れビクラムか、コンドームCMか、中華インスタント食品のボンテージ・ランチンさんかという印象的な活躍となります。

チャラ男?Ranveer??
by AkaneChiba | 2016-01-13 02:00 | 俳優 | Comments(0)

ランヴィール・スィン その3 素顔のままに

続きその3です。その1はコチラ。その2はこちら
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<デビュー前のRanveer>
 そこで面白い映像を見つけた。デビュー前のランチンさんの映像が残っている。アルジュンのように有名な父たちの一家にくっついてのマスコミの撮った写真や映像では無い。彼がアクターの道を模索していることがうかがえる貴重な有名演劇学校の研究生のころの映像だ。米国から帰国してからのものだ(2007~)。

▼2007/11 研究生としての写真 Film Education Oorvazi Irani -Film Appreciation – Kishore Namit Kapoor Acting Institute – November 2007(研修交流か何か?)
 Kishore Namit Kapoor Acting School という伝統の有名俳優養成所があり、リティックやプリヤンカもこの俳優養成所の門戸を叩いてKishore師を仰いでいるところです。古くから多くの有能なスターを輩出しており、スターへの登竜門の養成所でもある。他にもヴィヴェク・オベロイや、アヌシュカ・シャルマもこの学校のランヴィールの先輩であり、この辺りは蒼々たる映画界の子弟がこの師の元で演技を学んでいる。アル・アルジュン君も実はこの学校にいたことがあるそうだ。リティックやヴィヴェクのこの学校でのインタビューの模様などは映像公開されているが、Actingしているものがこれら子弟で紹介されているのは珍しく、デビューした2010-2011は映画で忙しかっただろうが、仕事のあまり無かった2012年にRanveer映像が公開してもらえているのはこの俳優養成所からの後押しボーナスだったのかもしれない。
▼Performance at KNK acting institute
これは最初の数秒見てから2:15秒くらいから見てみてください(笑)アホですw





<ゴールデンボーイなRanveerだろうか?>
 Farhan Aktarの俳優としての2本目「Luck By Chance」(-2009)や、Shahid Kapoorの16本目「Chance Pe Dance」(-2010)を見たとき、どちらも若い野心に燃える若者のスター誕生な映画なのであるがひとつ疑問に思ったのは、このイイとこの子弟の彼らは、実際のこんな経験をしているのだろうか?という疑念が頭の中に浮かんでしまい(Shahidはダンス経験からなのであり得るかもしれない)、わりと素直に映画を見ることが出来なかったのだ(笑)。まぁそこそこどちらも気取らずに見れる面白い映画ですけど。
a0308487_18471147.jpg ランチンさんはYRFタレントという人材で、YRFでは自分のところで見い出したタレントは、必ず2~3本くらいまではしっかり後押しをする。しっかり新人を売るという形は踏んでいるようだがYRFで認められるには門地も含めて実力も要求されるので、そこいらに並ぶ単なる子弟のコネクションだけでは門を叩けないそうだ。それが一種のステイタスにもなっている。ランチンさんのデビューは主役はアヌシュカ映画だったが、2本目の映画はやはりアヌシュカのメインの話だがランヴィール主役で、この時二人は恋人同士だったというちょうど同じくらいのところに立っている俳優同士の嘘か本当かわからないけど、ゴシップとしてもちょうどよい塩梅の宣伝にもなったのではないかと思っている。(Hotシーンがあると必ずそういうゴシップで盛り上げるというやつですね・笑) 彼女は先程もいったようにKNK養成所での先輩にあたるので、演技の点でも二人のケミストリーがいいといわれるのは、案外こういうところからきている芝居のメソッドを双方ともに持っているからかもしれない。a0308487_1845562.jpgこの2本目の映画もそこそこ良い成績を上げ(Parineeti Chopraがこの映画で新人賞獲得)、ランチンさんは、2012は映画は無いものの、2013年の「Lootera」そして巨匠バンサーリ監督(SLBと略)の「Goliyon Ki Rasleela Ram-Leela」で、各賞レースにノミネートされ(でも彼が獲得したものは少なく有名どころは彼は獲って無い。ヒロインDeepikaが主演女優賞で名実ともにTOP女優の年が2013年)、ようやっとその実力と地位を映画や世間に知らせることが出来たのだ。ちなみにDeepikaとはこの2012の頃の撮影がきっかけでRanveerが彼女に猛烈にアタックしたことはゴシップ誌をにぎわせたので、二人はこのころから付き合っているといわれている。
 こうして、彼の経歴を丁寧に追いかけてみると、2010デビューしてから2013までの3年は、彼は決して恵まれたタナボタ子弟スターであるようには私には見えない。むしろ新人の時から並はずれた実力があるその力量は認めてもらえるところにまで足がかりになるまでが長かったこともあって、相当努力を重ねた苦労人のモチベーションとその反骨からくる野心をもった若者に私には見えるのだ。彼は2013の時でも自分の存在を社会に確固として位置付けはしたものの、まだ栄光をつかんではいないのだ。

デビュー以降ステージだらけ
by AkaneChiba | 2016-01-13 01:00 | 10年代 | Comments(0)

日本で観れる『Bajirao Mastani』 1月あと数回

<「Bajirao Mastani」 in 日本>
  本国で公開したばかりの『Bajirao Mastani』 の日本上映(英語字幕)が、SpaceBox Japanさんという「在外インド人コミュニティの為にある上映会」で、12/20を皮切りにあと数回上映されます。→詳細&申し込みフォーム
 主宰者の方々(在日インド人の方)はこの映画を一人でも多くの日本の方にも観ていただきたいと、かなり頑張って上映会を行ってくれています。これを大きな画面で見るチャンスは、日本の今のインド映画での扱いの狭さを思うと、この上映機会を逃すと必ず後悔することになるので、英語字幕とかそういうことは気にせずに、是非!足を運んでみてください!!その豪奢な映像美を見ているだけでもひじょーに満足できると思います。
a0308487_22332827.jpg
『Bajirao Mastani』 日本上映(英語字幕) 日程
(関東)
 ☆12/20、12/26  川口スキップシティ (←終了済み) 
 ☆1/9  イオン海老名(終了)
 ☆1/16 イオン市川妙典(終了)
(関西)
 ☆1/30 イオン茨木店 (大阪) こちらのチケはSpaceBoxさんのサイトにて申し込みを

追加情報 → ★2/14 キネカ大森 (この2/14だけは、キネカ大森窓口でもチケ発売しているそうです)
  詳細はコチラ http://www.ttcg.jp/cineka_omori/topics/detail/43984

 申し込み上記URLもしくはこちらから 主宰者のSpaceBox Japanさんで受け付けています。(SpaceBox JapanのWebサイトはまだ構築中のご様子) 通常のイオン常設映画館等での申しこみとは異なりますので、必ず上記「Space Box Japan」さんにお申し込みを(申し込みは日本語でも可能)

 この機会は滅多に無い機会と思いますので逃すことなく、巨匠監督の映像美を堪能してほしいです。インド映画を知らない人にも、この監督の力量を知ってもらえるチャンスでもあるので、舞台人やアーティスト、映画や映像を目指す人、イラストレーターやら、ダンサーやら音楽などを芸術を愛好する人にも!オペラの監督をこなせる巨匠・王道の凄さ(舞台美術から音楽監督までこなす逸材)を堪能してほしいと思います。・・・というかクリエイティブな方面に少しでも嗅覚のある人が、この監督の作品をまだ見たことが無い・・・とかいうのは、ちょっとそれは勿体なさすぎますので。

//--追記----
 おそらく1/30が日本で見れる最後の機会だと思います。全部で5回も英語字幕とはいえやりましたので、日本にこれが何らかの形で日本語字幕で入ってくることは無いのではないか?と思っています。(運が良ければ何年か後に値段が安くならない限り日本は買えないんじゃないかと思ってます。何しろセールスに記録作ってしまった一本なのでそういう映画は日本に存外入ってきにくいです。)
 どっかの映画祭とかが候補に挙げて買ってくれるようなチャンスがあるといいのですが、このところインド映画の興行はWorldwideには成績がいいので、値段が高くなってるでしょうねぇ・・・と推測はできますので、何年もたってから古くなって値段落ちするか、封切り時は既に商売がまとまって無いと無理でしょうね・・・と勝手に推測しています。
 大手さんには頑張って年に一本でいいので話題作をコンスタントに興行打っていただける土壌が日本にしっかりできれれば、映画ファンとしてはこんなにヤキモキすることは無くなるんですが・・・とは思っていますが。
  とにかく、インド映画が金かけたらこんなに豪華になるんですかぃっ・・・っていう絢爛豪華さを映像楽しんでいただく(本国もしくは海外の興行に行けない人には)、最後のチャンスだと思います。
----//

再追記 2016.01.24 :  2/14 キネカ大森 も増えましたね。これらの上映はSpaceBoxさんという在日インド人コミュニティ団体が主催していまして、団体様にシネコン等がそのスクリーンの場所をレンタルスペースとして貸している貸切上映でして、通常の日本の配給上映とは全くシステムが異なります。ので日本語字幕は無いですが、運が良ければ英語字幕のついている上映があるということです。ただ、今回のように同じ映画を何回も上映されるようなことは、極めて稀・・・というか初めて??でして、もの凄いことになっているなぁ・・・と驚いています。もう日本の配給さんもここまでになったら買うことはないでしょうから(一回きり上映ならその後もあり得たでしょうが)、2/14のチャンスが関東/日本での最後だと思います。
 日本の業界が自分たちの慣習に縛られてボヤボヤしていろんな上映の方法やビジネスができるはずなのに自分たちでそれを活用しないでいるうちに、資金のある海外に関わる団体がその壁を破って風穴を開けた・・・というところかもしれませんね。
 例えばですが、大きなシネコンのうちのいくつもあるスクリーンの一つくらいは、つまらない年寄り向けのリバイバル上映のために枠空けるようなのでなく、海外ものを時間差なく上映して日本語字幕なしで英語字幕でという(英語字幕上映はどこの映画も世界に出すものはつけている配給しているのが常なので)、18歳以上を条件に(アダルト映倫では無い映画で)、映倫規制を通さない上映で、話題のあちらの人気の映画の上映をするのも悪い判断では無いと思います。(月に一回数本とかそういう形で) ビジネスの方法はいくらでもあるのですから、そういう模索をして新しいコンテンツやジャンル開拓をすることは、ビジネスの形になるのではと思うのですが、映画興行は広告業界に思い切り左右されすぎるので「見る観客の方向に向いていない興行」となっていますので(広告会社は観客の気持など考えずに自分たちを押し付けるのが仕事ですから)、しょうがないですね。こういうビジネスを開拓する起業家が現れるのを、待ちたいところです。(こんなところで広告や映画業界の黒さで、映画ファンの裾野をさらに嫌気さすような真似はしてほしくないと願うしかないですが) 環境の良いイイ上映と、良質のコンテンツを、日本も世界の端っこでも少しでも受け止められる環境が出来るといいですね。
---//

 ちょっとだけ、その美しい映像美の一端を宣伝用MVシーンからご紹介。

https://www.youtube.com/watch?v=zRtPUIumXcY
 インド現在のトップ女優、ディーピカー・パドゥコーン。(日本では、「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」のヒロイン。チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ他、昨年には映画のロケで日本に極秘来日もしていました。IFFJ2015では3本も彼女の映画がはいっています)の美しさも、デビューのころより一段と磨きをかけ、3カーンやアクシャイ、リティック、アジャイらと列記すべき、稼げるトップ女優の地位にいるトップパフォーマンスにある現在の彼女を、監督が余すところなく見せてくれています。お見逃しなく(^^)/


   @@女優は成長が早いですが、旬は決して長くはないですから、それを逃してはいけませんよ。

BM vs Dilwale 対決は?
by AkaneChiba | 2016-01-06 04:54 | インド映画全般 | Comments(0)

キモオタ君!「Arjun Kapoor」

 ひとつ前の記事の余談として少しばかし目をゴシゴシさせてしまったアルジュンについて掘ってみましょう。
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a0308487_2342719.jpgArjun kapoor ・・・1985年6月26日生まれ(2015で30歳)、Mumbai, Maharashtra。俳優歴は2012~と27歳で遅めのデビュー。2003~アシスタントディレクターとして「Kal Ho Naa Ho」撮影に参加しています。両親は映画プロデューサーBoney Kapoor と、Mona Shourie Kapoor の第一子(長男・長女の二人)。Boneyの兄弟Anil Kapoor、Sanjay Kapoorは叔父。その娘のSonam Kapoorとはいとこにあたる。Boney と Monaの結婚は1996年に破局。Boneyは96年に日本でも公開された「マダム・イン・ニューヨーク」(English Vinglish)のSrideviと結婚(二子娘出産)。SrideviはArjunの義母。a0308487_155755.jpg(2014年にシュリデヴィ来てたときに彼も日本に来てた話がどっかにあったが、娘二人はきてたけど彼は来てないはず・・というか2014年は彼は忙しくてそれどころではなかったのではないのでは?)
 元々彼は製作畑を歩くつもりでいたようで、俳優になる気はなかった様子。それもそのはず、以前も紹介しましたが、若すぎる頃の彼って右の写真にあるように140Kgも体重があったので(隣はカトリーヌですね、ちょっと若いころ)、相当でかい様子。使用前使用後のような写真を見ると驚くほかないのですが、製作側から俳優へとその華麗なる転身は驚き。サルマンに俳優になるべきだと言われた時、アルジュン本人も「Are you serious?」と答えたそうで(笑)、その後、俳優を目指したとされていますが、やはり、このキモオタ君→イケメン筋肉スターの変身ぶりには驚かされます。

男になった??劇的ビフォア・アフター!w
by AkaneChiba | 2015-12-05 16:42 | 10年代 | Comments(0)

映画 『2States』 (ツーステータス)-2014

えー、こっそりISHAQZAADE」の評をアップしまして、ネタバレも含まれてるのでツイッターには流しませんでしたが、ちょっと主役のアルジュンがキモオタキモオタといわれ過ぎて可哀そうなので(言ってるのはワタシですがww)、彼の評価を正しく受けてるだろう名作・良作を一本、紹介しておきます。

 a0308487_18164256.jpg2STATES』 (-2014) 2014年に紹介されて、初めは若い二人の作品なのであまり最初からヒットしたという作品になったわけではない(4/18封切)のですが、口コミから評判が評判を呼んでロングラン上映となり、とうとう!100カロールクラブの仲間入りしたという、大スターでもないにもかかわらず、スマッシュヒットとなった2014年の良作なタイトルの一本です。これはインドの現代の小説か何かが原作らしいのです。(追記:「3idiots」(きっと、うまくいく)のストーリーを書いたのはこの方です)
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ストーリー:パンジャビな中流家庭に育った大学生のKrish(アルジュン・カプール)は、同じ大学のちょっと変わった勝気なタミル出身のAnanya(アーリア・バット)と出会い、勉強を教え合う友人から、最愛の恋人同士となります。彼は卒業前に彼女にプロポーズ。二人は北と南、宗教も、家庭も違うことを乗り越えて結婚しようと思っていますが、どちらの家庭も一筋縄では陥落しません(笑) Ananyaの家庭は芸術的なちょっと変わった一家、最初Krishは彼女の家庭に許しをもらうところからあれこれと努力します。またKrishの母は歯に衣着せぬ性格で、父(ロニート・ロイ)はメンタルに問題を抱えて退役した元軍人で横暴で酒に浸る父でもありこの父と息子はなかなか雪解けができない間柄でもあります。どちらの家庭もかたくなで頑固で二人の交際を素直に受け止めれないのです。若い二人は、なんとか認めさせるために、説得にいったり、両親を引き合わせたりするのですが・・・
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https://www.youtube.com/watch?v=CGyAaR2aWcA

インドの結婚の難しさ
by AkaneChiba | 2015-12-05 16:41 | 10年代 | Comments(0)

映画『Ishaqzaade』 (イシャクザーデ:愛の申し子)-2012

  やっぱりインド映画、ラブロマンスはうまいっw(^^;)w 優しくする男性との間にしか恋愛が成り立たないようなラブロマンスしか知らない日本の恋愛ドラマ音痴には、どうしてそこで恋愛が成立するのか理解が出来ない人も少なくないようだ。そういう機微を描かせたら、インド映画は本当に巧いと感心する。2012年のYRF製作の新人2人の映画『ISHAQZAADE』。これはなかなかハードなロマンスのドラマだ。言葉は、愛(=ISHAQ)の子供たち?~の人?的意味合いの造語らしい。現代版ロミオとジュリエットなラブロマンスだ。
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a0308487_12205796.jpg ストーリーゾヤ(ムスリム)とパルマ(ヒンドゥ)は対立する地方議員のライバル一家の子供。一族の対立に例外なく染まって、子供のころから喧嘩をし続けてきた互いの立場だ。
 ヒンドゥの地方議員の家にいる、父を亡くして不遇な扱いを祖父の一族から受けていると感じている父の愛に餓えたパルマ。そのコンプレックスの裏返しが 祖父の政治活動の手助けになるように認められること(父性の代理を祖父に求めている)だが、乱暴者の彼のすることは裏目にしかでない。母は息子の素行不良に心痛めて息子を叱り飛ばす真っ当な母。母には全く頭の上がらないパルマ。
 対立する候補のムスリム議員の家の娘ゾーヤは男ばかりの一家に生まれたお嬢様、ちやほやされてわがまま一杯に育ったので男勝りに父の選挙活動を手伝うが、そろそろ娘に政略結婚だが相手を見つくろうくらいになるも、パーティーの場に乱入してきたパルマの粗暴に、相手の男は彼女を守るくらいの気概のある男では無い、私を守れない男はいらないと、男勝りに兄と共に車を運転してパルマたちを追い掛ける。争いは不発に終わり、家に帰り親に女の行動ではないと咎められるが彼女は「父のように政治家になりたい」という。が、男兄弟家族から笑われ本気にされない。どちら二人も一族では半人前で自分の身の置き所のの無い心地悪さを感じている。
 対立する両家で暴力沙汰も日常茶飯事だが、選挙活動の手前、暴力行為を控えることを手打ちするも、ヒンドゥ議員一族が少々不利な様子。ゾーヤとパルマは同じ大学で、ゾヤの学内での選挙活動をパルマがゾヤの父を侮辱する妨害したことで、ゾーヤは怒って平手打ちをパルマに浴びせるが、それに怒ったパルマがゾヤを銃で脅しても一向に怯まない様子にパルマは関心を寄せる。パルマは一計を案じるが、それが大きく二人の運命を動かしていく・・・。

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 話はラブロマンスですが、主人公たちは、ヒンドゥの男と、ムスリムの女の恋愛の話です。このところインドではモディ氏が首相になったことで、ヒンディ至上主義が鎌首を社会にもたげてきていることもあって、ところどころ不穏な話が聞こえてきています。(モディ氏は昔ヒンディの過激派にいてたとされており、それらの氏指揮によるテロがあった社会でもありますので・・・。このところ3カーンたちがひじょーに気にかけてムスリムの話をしているのは、世界情勢をめぐる変化と、これらモディ政権下の方向を警戒しているからでもあります。)。インドにとっては双方の対立の根は古くからある社会問題の鉄板なネタともいえます。そしてそれは現在進行形でもあり、インドの映画界はそこを映像化することはひじょーに多いことは知っておいてもらえると、この映画も理解がしやすいことと思います。

 このあとは、思いっきり!あらすじに触れます(笑)。でないと解説出来ないので、興味があれば、日本じゃ到底上映があり得ないでしょうから、正規インド版販売品による日本語訳付きのDVDゲットしてから、ご覧になってください(もちろん英語字幕メディアでも楽しめます)。日本での上映を期待して待つよりインド版正規BD/DVDメディアゲットした方が辛い思いせずに映画がしっかり楽しめますよ。
a0308487_12202416.jpg
 
 さて、ロマンス・セオリーが苦手な日本人には、どーしてあんなクズ男なのに、最後愛に発展してるのか理解できない・・・と混乱する人もいたようだ(^^;)
 前半のINTERVAL時点でのパルマのやり様はまさしく「キング・オブ・クズww」(この映画を見た人からいただいた称号w)なのだが(笑)、この映画を丁寧にみていくと真っ先に恋に落ちているのは誰だ?といえば、実はまぎれもなくパルマの方が先に恋に落ちているのである。意外にそれを見落としてる人も多いご様子。パルマは母にだけは頭が上がらない、母以外は女にはひっぱたかれたことのないだろうパルマが、初めて受けた洗礼がゾーヤの平手なわけだ。家に帰って銃に怯まない勝気な彼女のその時のことを一人思い出しながら彼は食事をしている。同じ席で議論する家族の言葉など耳に入らないほどにパルマはゾヤのことばかり頭で一杯でパルマはその感情が何かも自分自身で気づいていない、この時点で彼はリベンジを考えておらず「あの女、面白い」というくらいにしか彼の頭の中では言語化されていない新鮮な感情が存在するだけなのだ。
 そのぼぉ~っとして今日あった出来事を頭の中で反芻しているだけだったが、心ここにあらずなパルマに、祖父から大学での落ちこぼれを叱責され、彼は祖父に大学での票をなんとかするように命令される。日ごろの家族の中で自分が認められないことを不満に感じている彼は、自分の感情の答えに方向性をつける。彼女に受けた平手の屈辱を選挙に絡んで彼女を出し抜く方へシフトさせたのは、その祖父の大学票を取りまとめるよう叱責されたのがきっかけで、いわばその自分の祖父へのコンプレックスを彼女へ八つ当たりするという責任転嫁でもある(基本的にパルマは甘えん坊体質なキャラ設定だねw)。また彼の普段の行動は、力や暴力でねじ伏せる形で粗暴な行動でしか自分の感情のはけ口やコミュニケがとれない生き方をしてきた「彼流のコミュニケーション術」という、はなはだ周辺からすればハタ迷惑なw行動をするしつけのできていない「粗暴者」。
 銃の脅しにも屈しないゾーヤの気丈さに対し、屈折しているパルマは力でねじ伏せる屈辱的な方法を思いつくことになる。彼はそうでもして「彼女とまだ何らか関わりあおうとしている」と彼の奥底にあるモチベーションに彼自身も気が付いていない。

a0308487_12201525.jpg その偽りの求愛行動も壁ドンで(笑)偉そうに少々偉気高に昨日のことを謝罪するという、悪気ない屈託のない顔であんたに惚れたという。怪訝な顔をしてにわかに信じられないゾーヤだが、トイレでゾヤに羽交い絞めにしたところで、耳元で「こんなところを人に見られたら誤解されて困るのはあんたもだろう」とささやくが、この急接近で単に言葉をいうだけなら、あんな不必要に耳をアップさせることは無い。ゾーヤも彼の「力、たくましさ」と、「耳」のそばで聞く男の声に、微かに性の違いを意識させることになる。嫌な思いをしながらも「男の声」を耳元でささやかれ、今までに感じたことのない性差の何かを感じたゾーヤ。耳のアップのシーンに「ほんのりのリビドー」を漂わせた映像で見せた手腕はなかなかなものだ。(これ理解できた人いる?) だからその後、そのときのおそらく「ゾクっ」っとでもした違和感がゾーヤには何か分からず、その違和感を払拭すべく家で『ヘッドフォン』で音楽を聴く・・・というシチュエーションになっているわけだ。彼女はその違和感の正体がなんなのか自分でも理解できずに気持ち悪さ?あるいは心地よさ?に家でヘッドフォンをして、そのことを打ち消し?or反芻して?耳への違和感の上書で忘れようとしているのか、その耳で囁かれたことを思い出しているのかよくわからない混乱状態にある。
 間もなく彼は自分の愛の証明にゾヤの家に忍び込み(双方の暴力沙汰手打ち協定を知ってるので殺されることは無いことを知っている双方ではあるが、ゾヤは女性らしい暴力沙汰を好まない甘さから、パルマはそれを逆手にとって上手にこれを利用している男性的勝負師的行動。こう書くとさらに彼のクズ度が増すがw)、殴られ追い出される。ゾヤはパルマの本心を少し認め傷薬を持って彼の傷の手当てをこっそりする。

  ここで二人は、同じレベルで同じような環境に育ち、かたやわがまま放題のお譲さまだが気丈でも女性ゆえに政治に参加できないことを歯がゆく思っている、かたや一族の力になれない成績も悪い鼻つまみ者の甘えたな男、どちらもその一族の中に身を置き溶け込んでいるようで、自分の身の置き場の無い違和感を感じている「同じレベルに同じようなところにいる二人」であることを、前半ののっけから示している。a0308487_12193133.jpg子供のころから喧嘩でしか通じ合えないコミュニケーションでもあり、そして同じところに位置している二人なのだ。反目しあうということは、それはそれでいつでも相手のことが頭の中にあることを指すわけで、年頃の男女がその存在を言いも悪いも意識しだしたらそれは恋の領域だ。昨日まで一族の代理で憎み合ってた年頃の男女が、一転して恋人同士になるのもそうは時間はかからない。自分の感情を破壊行為でしか消化できない未熟なパルマは、ゾヤを自分に夢中にさせることに普請し自分に夢中になって行くのを見るのは自尊心も満たされるしいい気になってうぬぼれて彼女を自分に夢中にさせるのは楽しくなかったわけがない。彼女はお嬢様だからちょっと悪な男にはコロッっとなるし、家同士が宿敵というシチュエーションにも酔っている。シャワーを浴びて自分の頭にピストル型の指を当てて狂ってるのか?と見せるシーンは、恋に恋する自分に酔っている若い女を表しているシーンだ。二人ともこの時点で「大人」になりきれていない半人前同士の恋愛ごっこ。どちらも浮かれまくったバカップル状態の二人。軽く結婚も、軽く駆け落ち相談も、軽く宗教を捨てるとも相談する(ヒンドゥや他は改宗できても、イスラムは一度それを選ぶと改宗できない宗教なので女は男に改宗するよう迫る)。彼女が男女の一線を越えるには、どうしても結婚という通過儀礼なしには越えられないが、超えたいと思うほどに彼と愛を確かめ合いたい。ムスリムに改宗するという彼の虚言を信じ、まんまとここでパルマの姦計にハメられ、ヒンドゥ式の結婚式をさせられ、身をささげた彼女はその直後、男の裏切りに直面し絶望の淵にたたき落とされる。男の復讐は見事に成功しハメられた女は、愛した男の裏切りに泣き崩れるしかない。
 彼の歪んだ愛は、欲しい対象を征服/破壊することで達成され、好きな子をいじめて喜ぶ子供の延長上があのINTERVALのシーンだ。心が未熟な二人の不幸なことはお互いが既に体だけは成熟した男女だったからで、男女であったゆえ愛の勝負に彼女は負けたと思い、男は女を心と性を征服することで勝ったと勘違いした。
a0308487_12202778.jpg

 選挙はこの謀によって、大学票を取り込むことに成功したパルマの功績で一族は選挙に勝ち祖父からも認められる。 一方ゾーヤの一族は娘のスキャンダルで選挙に負け、彼女はその悔しさのあまり思い余って銃を片手にパルマの家に忍び込む。ムスリムのゾーヤ人生そのものをパルマに踏みにじられたのだから、パルマを殺すほど憎んでの行動にでる。彼女はあえなくパルマの母に見つかって、パルマの母は選挙に勝って認めてもらってうかれまくっている馬鹿息子のパルマを部屋に引きずって事の次第を問い詰める。
 結婚すらゲームで出来てしまうパルマだが、たとえ冗談でも儀式を終えたらそれは絶対的に夫婦である価値観の国である。ましてや、ムスリムの女性を騙してベッドを共にしたのだから、自分の息子の仕打ちの愚かさに怒り狂う母。このパルマの母はまともな母で、事の次第を息子の口から聴き、「(ムスリムの)彼女の人生を台無しにして、いい思いをしただと!」と烈火のごとく怒り狂って母は息子をどつき回す。
 母は息子に彼女の人生を償う責任があるとパルマに言い聞かせる、渋々承知するわけでもなく、母に逆らえるわけでもなく、しかし母が彼女を匿う。ゾヤの望みはパルマの死でしかこの侮辱は購えないと考えるが、彼の死はすなわち即パルマ一族に反撃されてゾヤに死がもたらされ両家泥沼の一族の争いになる未来しかない。パルマの母はゾヤを嫁として受け入れることで、全力で彼女を守る義母の立場に立つことを即座に決断する(このお母ちゃんはまともだ!!)
 愛の闘いは命のやりとりでは無い、男は力でねじ伏せる闘いを闘いとするが、女の闘いは力では無い闘い方があるのではないかと彼女を諭す「殺すほどの憎しみ(=愛の裏返しでもある)があるなら、彼の野獣のような振る舞いを、あなたの愛で人間らしさに更生させれてはじめて勝利ではないのか」と、諭す。
 ほどなく彼女の一族は、ゾヤの結婚相手がパルマであることを僧侶から聞き出し、彼女の存在は一族の恥であり、葬り去ることでしかなり立たなくなる(イスラムは改宗できない)ので、娘の恥は名誉殺人で購うしかなく彼の父は娘の死を望む。一族に捨てられたことを知った彼女は義母の胸ですがるように泣くことしかできなかった。彼女もまたあの一族での行き場を失くした存在になったのだ。つかの間、義母が彼女を庇うも見つかり、祖父と揉めた末、パルマは自分の浅はかな行動の起こした結果の結末と現実を、真正面から叩きつけられる結果となるのだ。自分が何をしたのかをようやっと気づくのだが、気づいた時には全てが遅すぎ、失うものがあまりにも大きかった。
 祖父への反抗心の正体も、この一族に自分が認められようとした動機もその結果も、この失ったものの大きさをきっかけに自分が取るべき道にようやっと目覚め、自分の居場所はこの一族の中に有るのではないことに気づく。その贖罪から、両方の一族から命を狙われるゾーヤを守る守護神になることを自ら選択する。とにかく彼女を匿い自分の一族を捨てる決心をして彼女の元に向かう。逃げる彼女を敵から追い払い、自分のせいで失ったものの愚かさを嘆き、彼女の人生を台無しにした自分を責め、大学で告白と称して偉気高に高圧的に偽の謝罪していたのとは、まった正反対のくはじめて彼女に自分の頭を垂れ、心からの謝罪を彼女に告げ泣き崩れるのだ。
 双方とも行き場をなくして、双方とも自分の愛をなくして佇むことしかできなくなった二人となった。ここで二人は「愛をなくして愛を渇望する二人」となるのだ。 性と恋、男女の愛と肉親の愛、子供のハートと大人の体、ヒンディとムスリム、元々の肉親と新しい肉親、周辺環境も対立する一族の争いの中で、母の死で全部この二人は垣根を超える、越えざるを得なくなる。失くした愛を、或いは初めから実は手にしてない愛?を埋めるのは、お互い同じところにいる同じような二人だったのかもしれない・・。
 インド規範の式を上げたからには無理矢理でも夫婦で妻を守る義務がある・・・から恋するわけではなく、パルマは自分の中にある未熟さの正体に気づいたら自分の気持ちに素直になれただけで、謝ることのない高慢な男が女に心から惚れたら、ひれ伏すしかなくなったわけで、女は貞操をささげるほどに惚れたので(裏切られたので女の方が感情的には拗れているのだが)、この二人は、どの一族からの縛りも何もかも!離れたところで、ようやっと本当に恋人同士になれたのだ。
 残念ながら本編に収録されていないデリートシーンがあるのだがそのシーンがあると、パルマのハートの推移の補完ができるのだが、そのシーンがないと唐突にパルマが事件への呵責からゾヤに媚だしてるように見えるのが残念だ(笑) なので是非!DVDBDをゲットしてそのデリートシーンを確認してほしいというか、メディア抜きでは理解できないかもしれない。 この後は時間薬の二人だが、元々二人は恋に落ちているわけでそれが一族の縛りから解放され雪解けて行く。
 その日々で、ゾヤはパルマの愛を得ることに成功する。が、イードだからと自宅へパルマを連れていく。パルマの母のいっていた「女の闘い方による勝利」を、本来ならパルマの母に認めてもらいたかったのだろうがそれは叶わない、その女の側の勝利を誰かに知ってもらう誇示する代理行為として、自分の両親に彼を会わせたいと考えたのだ。自分の両親に結婚を認めてもらいたい祝福を受けたいというインド的規範から逃れられないのもあるが、そこには同時に彼女も「親に捨てられた自分」に抗う、それを認めたくない「肉親への愛の渇望」がゾヤの中にあるのだ。  
 このまままっすぐ逃げれれば良かったのだが、破滅願望があったのは女のゾヤの方。男の欠損愛は対象を破壊衝動という行動にでるが、女の欠損する愛は自分の身の破滅願望に帰結する。愛を欲した二人の最後の愛の拠り所はお互いの中にしかない形で純粋に昇華される結末となる。
  「Ishaqzaade」を愛の人とか愛の子と訳すのだが、英訳では「The Love-rebels」と訳されている。直訳すると『愛の反逆者たち/愛に抗う人たち』という意味。現実では愛が得られないでいるからこそ愛を渇望している二人の境遇が切ない。

 解説というより映画のネタバレに近くなってるけれど、この映画のタイトルが頭にあってその通り二人の愛を映画の筋で追っていくと、あんなクズ男についてく女がわからんとか、一度結婚したからと二人が連れ立って行くのが理解できないとか、インド的規範のところで???マークが並ぶ人もいるようだが、インド的規範はそこを物語で表しているわけではなく、ムスリムは改宗できないゆえに行き場をなくしたゾヤの立場とか、パルマが軽率すぎるので母のとらざるを得ない行動や、名誉殺人になるゾヤの親族の立場にインド規範を見れば、無理矢理二人は愛の中にあるわけではなく、お互い近親者の愛に欠乏した二人の道はああなるしか他にないストーリーになっているのです。そうそう、インドの男のマザコンっぷりもインド規範やな(笑) 
 ストーリーはちゃんと愛の中にある二人を丁寧に追っている現代版ロミオとジュリエットな佳作の一本になってるのです。

 とてもよく頭で考えられているストーリーの行間を感じる映画で、デビューしたての主人公二人にピッタシの作品になっていました。是非!メディアを手にとって観賞されることを私は強くお勧めします。

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余談:名作でも日本の配給は手を出すか?
by AkaneChiba | 2015-12-04 03:27 | 10年代 | Comments(0)

印映感染記マニア編

 ここに至るまでに、300本ようやっと超えてインド映画を観てきましたが、00年代に入ってからのインド映画と、それ以前のインド映画ではひじょーーに大きな差があって、今もてはやされてる映画は00年代に入ってからの映画で、それ以前の映画は技術的にも手法も内容もB級扱いされることが多かったのは事実です。また世界的に評価が高くなったのは00年代半ばからで、いまそれが結実しています。(日本だけがその世界の波から5年遅れてると知るべきだと思います。) 昨年のPK、今年のBaahubaliBajrangi Bhaijaan などは、インド映画史上、驚異的な興行収入を更新中です。
 00年代入ってからのインド映画はB級を払拭!立派なA級かつ永久クラスの出来栄えが市場を席捲するようになりました。未だにハリウッド拝んでる日本はちょっと視野が狭いのも事実。米国市場もインド映画に相当前から資金や技術相当提携して事業を進めているのですが、そのことも知らない映画業界人がいるのなら彼らをプロとは言ってはいけないでしょう。実際、国際映画祭をあちこち周ってるだけで世界の映画を知った気になってる日本での映画方面の仕事する人が多すぎました。広告会社がぶりよつなタレント的評論家とかろくなのいませんし・・。広告メディア業界が日本はダメなのでどーしてもその枠を超えれてないのが現状です。

 ところがですねぇ!その00年代入ってからの作品でも、やはりそれ以前のインド映画の知識がないと、そこわからない~~っていうオマージュネタとか踏みまくってて音楽とかもそうで、そういうことに気がつくとどんどんと過去の作品を次々見ていくという「インド映画沼」に引きずり込まれる現象に・・・(^_^;)。その沼にはまった状態が、私の2013年から2年半のこの300本という形になってしまったわけで・・・orz

「インド映画感染記」と題して300本の映画の簡単な感想を、mixiの方で書いているのですがmixi外にはほとんど出していません。。(気兼ねせずに好きなこと書きたいのでクローズドなSNS向けでやってます)
 ここブログでは、メジャーで世間にわかってもらいたい作品のみとりあげていますので、実は上記に書いたようなB級と言われ続けた作品などは、焦点当ててないんですね。もちろん米国ハリウッドだってB級C級作品は山ほどあって、日本だって山ほどあって、インド映画だって山ほどあります(笑)  そういう話も時々こちらブログでも取り上げればと思います。というかそこに焦点当てないと説明解説出来ないスターとかもいまして、これが結構、メジャーな場面のブログの説明だと困る(^_^;) マニア編と称して、そういう映画などもたまにこちらで紹介したいと思います(^^)v 
 基準は、無理して買う価値は無いけれど(笑) でもそのスターが好きなら、まぁ暇があればみてみよか・・・レベルの頭に何も残らない(笑)そういう映画の話・・・というところでしょうか(笑)

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印映感染記マニア編 アッキー!x3 「Khiladi」シリーズ その1
印映感染記マニア編 アッキー!x3 「Khiladi」シリーズ その2
印映感染記マニア編 インド映画の検閲
印映感染記マニア編 I Love 脇役、悪役、カタキ役!
B級ってのはこれぞ!「Haatim Thai」
印映感染記マニア編「Keemat: They Are Back」1998
印映感染記マニア編「aiyyaa」 2011

by AkaneChiba | 2015-10-22 03:50 | 映画全般 | Comments(0)

アッキー!X3 「Khiladi」シリーズ その2

印映感染記マニア編 アッキー!X3 「Khiladi」シリーズ 1 の続きです。
Khiladi映画は6本もあるので半分に分けました。(文字数多すぎと蹴られちゃった(^^;))  -------印映感染記マニア編 目次はコチラ
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★ Khiladiyon Ka Khiladi (1996)  アッキーは女性との浮名も相当派手に流しておりまして、その方面でもお盛んです(笑) そしてこれがその元になったのかどうかは知りませんが、レイカーとなかなかの濡れ場を演じており(インド基準の映倫範疇ねww)、アッキーの女性遍歴の中には、レイカーまで噂があったというから、レイカーから見れば若いツバメがアッキーであったにせよ、スターがスキャンダルとともに大きく育っていくとするのなら、彼こそまさに十分にスターとしてそう育っていったのかもしれません(笑)a0308487_071055.jpg こちらの映画も、爆笑ポイントがそこかしこに並んでいますが、映画の内容は、シリアス 復讐劇であって、決してラブコメではありません(笑) ありませんが!どうしてこんなにお腹がよじれるのかww 本人たちはいたって真剣にスリラーやアクションをこなしているのですけどね。ちなみにこのころの映画の音楽は他の映画でも使いまわしてるので、この辺の映画音楽もどっかで聞いたようなフレーズが並びます、ほんとに並びます(笑)プロレスのインド需要ってどの程度あるんだろう?とか思いながら観てたけど。この辺りはネットで落ちてます。なにが「In the Night No control 」ってなんだよっwww」ってエロさに爆笑しながら このPV観てしまいましたがなww 曲もどっかで聞いたパクリっぽく、映画ナインハーフのパクリもやってて、草不可避ww
 でもって知りたいのですがレイカーはMayaって毒婦をやってるのですが、Mayaってそういう人につける名前の代名詞みたいなのでしょうか?ww 毒婦の妹に恋をしたヒーローですが、毒婦に絡め取られて・・・回し蹴りとかさすがお見事!ヌンチャクも!階段落ちに、ストーリーも回し蹴り過ぎて、ふぁっ!w(・Д・;)w 親子どんぶりっ!!ww(そこっw) いや設定は妹(それ無理あるやろっw)だから姉妹どんぶり!(違っ) 音楽までいろいろパクリまくりっ!!相当オールバックのアッキーいいぞw しかもどっちの女性とも噂があるってww幅広いなぁ~アッキー相当遊び人やなぁ~(笑) っていう映画。OSOの映画で、警官服に股間に銃を装着して敵を倒すっていうお遊びなワンシーンがありますが(笑)そういう女性と浮名を流しまくった彼の映画界でのスキャンダルな様を揶揄ってるのかどうか、知りたいところです(笑)

 先の Sabse Bada Khiladi も合わせて、本当はこれDVDでいいから欲しいです(笑) 案外、これはアッキーにしてみれば黒歴史映画?かもしれませんが、私はムチャクチャ気にいってしまいまして(笑) ネットではCM付で見れるので、字幕無くても十分わかる映画ですので、この2本試しになられてみてくださいなww ジャンク映像大好きな人にはかなりお勧め映画ですww

★ Mr. and Mrs. Khiladi (1997) これはジュヒーと夫婦役のとにかくドタバタコメディ。他の映画は一応シリアステイストは必ずいれているのですが、この映画だけKhiladiシリーズの中では異色かもしれない全編、明るいっ!コメディ映画。夫婦になったのに舅に邪魔されてなかなかベッドイン出来ないでどうにかしてベッドインしようとするために四苦八苦ww という、本当に中味のないくだらないどーしよーもない映画です(笑) なのになぜか楽しいという(笑) 頭に残らないくだらなさを堪能する映画。これにKhiladiとつけたのは、その名前でアクシャイ出ると、セクシーシーンが観れる?とでも観客に誤解させるためですかね?(笑) とちょっと思いました。前回のKhiladi映画でレイカーと相当濃厚なセクシーシーンを見せたので、ジュヒーがでるKhiladiなのでアッキーとそういうシーンを期待して映画をみにいく観客を期待したのではないかと思うのですが(そういう商売もありだなw)、実際見ると最初から最後まで延々とその観客が「期待したシーン」「寸止めを食らうww」という映画だったのではないだろうかと・・(酷っw) 寸止め食らってたのは演じてるジュヒーとアッキーではなく、観客の方だった?w(@△☆;)w 

★ International Khiladi (1999)  ストーリーは、東映Vシネだかで見た香川さんの「静かなるドン」みたいな話のインド版というところでしょうか?(笑) 浮名を流したアッキーもこの映画のヒロインTwinkle Khannaがその後、マジで現嫁となります。いや女性のこと書いてないで映画のこと書けよ(笑) そしてこれも終始アッキーの役どころはシリアスです。ヒロインの女性は少しドジな仕事熱心なレポーターの役どころ。しかし美人なTwinkle Khanna 父はインドを代表する大スターRajesh Khanna(69歳で逝去、2012没)。AkshayとTwinkleの共演は意外にも結婚前はたったの2本、その一本がこれなんですね(もうひとつは Zulmi -1999 こちらはTwinkleは大人びた美人なのに、映画の内容は年齢にあってない若いカワイイお譲さまキャラをさせられていて似合わないの結構違和感ありましたね・笑)a0308487_210044.jpg
 二人のMVシーンの曲は、空耳ニコ動とかでおもちゃにしていじられそうな曲wをだったので、そこに突っ込みかけながら笑ってみてた私の脳内はすっかりニコ厨・・・orz そして悪役は、Gulshan Groverとこれまた定番悪役でして。特撮もなかなかのものでして(技術的な稚拙さはさておき)、なかなかスケールの大きな豪快なアクション映画になっています。 
 この映画の2年後、2001年Twinkleは、Akshay(他の女優と同棲してたはず、違ったっけ?)を略奪婚。しかしこの写真一枚、いつのだ?ちょっと若いので多分結婚前の映画ポスター用スチールだと思うが(Zulmiの時っぽいが)、アッキー本気で口説きモード入ってるやんww(この眼で見つめられたら落ちない女はいないだろうに・笑) MVシーンのアッキーのポーズの意味不明さも笑いどころなんですが、前半と後半ではかなり映画の中身が変わります。そしてやっぱりシリアスなんで、最後はなかなかお金をかけたアクションです。あり得なさが気持ちいいアクションは、やっぱチャック・ノリスやわぁ~(笑)

★ Khiladi 420 (2000) これも悪い男の役どころ。420とは名画「Shree 420」のことからもわかるよう、詐欺罪420条について示唆する数字。相当ガッツリシリアスで悪い男です。これはかなり芝居を中心に組んだ映画になっています。これはアッキーのクレバーなサイコな悪役っぷリな芝居を見せたかった映画ともいえます。一人二役とインド映画のセオリー踏襲してますし。アクションがさらに派手に決めていますので、スカイアクション、カースタントなど含めても気合の入った一本になっています。アッキーファンには案外これはアッキーを堪能する映画?な感じかしらねa0308487_2511339.jpg
 インド映画の業界では一族や門地がものをいう中、そのような筋から出てきたわけではないアクシャイはそこそこのスターであったのが、その後どんどんとスターとしての範囲が広がっていくのは、Twinkleとの逆玉結婚あたりが起点になっているといわれていますが、そこに至るまでの90年代の彼のアクションをし続けている映画を抜きには語れないと私は思います。そしてそのアクションを見せるために敷いたドラマが、サスペンス・スリラーであったこのシリーズ。
 その後もいろんなラブコメなどにも出ていますが、ひとつとしてアクションのない作品はありません。そして彼は今でも、飛び蹴り、回し蹴りがこなせるアクションをし続けています。フリークライミングも得意で、するりとアクションなどでどこかに昇っていくようなものが入っているのは、彼の本領でもあるのです。
 

★ Khiladi 786 (2012)  これ、いかにもインド映画らしいカラフルで結婚をめぐるドタドタなコメディなんすが、頭使わず気軽に見てる分にはなかなか楽しかったです。さらにわき役も含めて各役者のコメディな演技を見せる芝居となってますので、この辺りになるち、かなりインド事情とインドコメディと、ヒンディのセリフがわからんと、笑えないのかもしれません。普通に英語訳で見る分には、ドタドタコメディアなのですが。
 そして、このKhiladiシリーズにおいては、どちらの家庭も警官の役をする・・・という「役割を演じる」という意味の「Khiladi」なのかもしれませんね。コメディものは色んな役者を配置して芝居をさせるので、脇役の顔ぶれも面白いです。ヒロインの彼女はなかなかの美人でしたね。ただ、他のアクシャイの映画の基準からわざわざこのタイトルを配置した理由がわからず、とりあえずKhiladiシリーズつけて撮っとけば固定ファンが入るかなぁ~みたいなノリだったんじゃないかとは思いますけどね(笑) 車の見せ方とか、アクションわざとはしょって見せてるのとか、コメディならではの気軽さでしたわww アッキー回し蹴りがしっかり決まるので見てて気持ちいいですね(笑) かつてのヒーロー、ミトゥンまでが最後カッコよくオイシイシーンありましたわww インド映画を好きな方には結構オイシイ(笑)タイプのコメディでございましたww

a0308487_011113.jpg 2010年代に入ってくると、アッキーもトップスターそのものですので、自分のネームバリューによって若手や後進をスタッフや俳優・女優を育てていく側になってきています。またプロデューサーとして資金を出してる映画なども出しているので、これらの映画はそれらの枠含めて、後身を育てるためにKhiladiの名前を配した映画なんかもつくってるのではないかと思っております。会社が持ってる版権やらなにやら、あるんでしょうね、その名前をつけられるっていうのは。映像のカラフルさはお見事でして、翌年2013「BOSS」でもそのような派手でカラフルな映像になっています。また「BOSS」はストーリーはまぁあんなものだと思うのですが、アクション他彼らしい~コメディとダンスと、プラヴディーヴァの特別出演など楽しい一本になっています。

シリアスなアッキー映画の意味
by AkaneChiba | 2015-10-21 23:27 | 90年代 | Comments(0)

印映感染記マニア編 アッキー!X3 「Khiladi」シリーズ1

印映感染記マニア編 目次はコチラ
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今回ブログタイトル、「アッキー!アッキー!アッキー!「Khiladi」シリーズ」としたかったのですが、長過ぎたので X3 で省略(笑)。a0308487_1282782.jpg
 アッキーの愛称で知られる「Akshay Kumar」。3カーン同世代のスターでありながら、何かと3カーンばかり話題になる日本ですが、シャールク同様、同年代に日本でもDVDメディア化されたりなどしている00年代半ばから日本に紹介されているインド映画スターです。(アッキーと言えばもう一人のアクシャイ・カンナーさんがいますがw)
   Akshay Kumar Filmography -Wikipedia

<日本での知名度・位置付け>
 日本に紹介されている映画の順序からいえばクラッシック範疇になる50-60年代はここでは論ずるのは横に置くとして(80年代は私は詳細はわかりませんが、アニール・カプールやレイカーの映画などのスターたちは日本に紹介済みです。アミターブ映画もいくつかは。)シャールクジュヒー(原題:ラジュー出世する)、ラジニの90年代半ば、そしてサルマン(邦題:ミモラ)やアイシュ(邦題:ジーンズ)や、カマル・ハサンなんかも、90年代後半~00年ころですね。00年以降はリティックは「アルターフ 復讐の名のもとに」(原題:Mission Kashimir)や「家族の四季 愛すれど遠く離れて」(原題:Kabhi Khushi Kabhie Gham...)などでも紹介され。 DON ドン -過去を消された男- などのシャールク映画が2006にあり、2009にはマイネーム・イズ・ハーン (原題:My Name is Khan)がDVDスルーでだされます。
a0308487_1443791.jpg アクシャイ・クマールの映画は2009にはチャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ(原題:Chandni Chowk to China)、「スタローンinハリウッド・トラブル」(原題:Kombakkht Ishq)がDVDで日本で出されています。インドの映画がどこに向こうとしてたかのその時期にインド映画を買い付けていた方々が一応少なからず日本にはいたというわけです。先見なのか惰性なのかはわかりませんが。ただ残念ながら、私たちの目に届くようにはDVDスルーという場面でしかなかったんですけどね。
 そこで、当時インド映画のことを何も知らない人がそれと知らずに「スタローン・イン・ハリウッド・トラブル」を借りてスタローン映画だと思ってガックリさせられたか(ジャケット詐欺で有名なアルバト●スっちゅーあの会社の買い付けですわ・苦笑)、あるいは騙されて見てみたら「あれ?案外面白いじゃん?」と思ったかで、その人の感性が分かれてきます。そういう意味では、決してマニアックなスターではなく、インドスター的には思いっっきり!メジャーな大スターなのですが、日本での扱いはなかなかそういうわけにはいってないのが現状です・・・トホホ・・・(^^;)

 私はOSOを最初に見て、主人公のシャーの映画は一にも二もなく途端に漁りまくりましたが、その後にライバル・スター役のアッキーを「あ、私、シャーの後、絶対この人の映画探そう」と心に決めつつ、シャー追いかけるだけで四苦八苦して、そのうちサンジェイに捉まってしまい後回しになっていたのですが、最近ようやく彼の出世作シリーズとなった「Khiladi」シリーズを見終えることができました。いろんなスターがアッキーとも映画やってたりしたこともあって、彼を見てなかったわけではないのですが、ほんとによーやく彼の出世作となったキッカケの90年代のアッキーの映画をまとめてみる機会ができました。 Khiladi (film series) -wikipedia としても一つの項目にまとめられてもいます。

Khiladi スター
by AkaneChiba | 2015-10-21 19:09 | 90年代 | Comments(0)

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