遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

タグ:スター ( 90 ) タグの人気記事

印活 日本の記事や、現地の記事の話

インド映画関連の雑談など(笑)。普段あんまりフィルターかけるような話ではないところをば。映画を楽しむのは何も本編だけじゃありませんゆえw

<マサラシステムの元祖の方のお話>
 もうここで何度も言う必要がないくらい皆様がご存知のマサラシステムの祖てつのすけさん(下記では本名で取材受けておられます。)は、今までも多くの取材を受けてきた方でもあります。私も何度かご一緒させていただいたこともあり、リスペクトしてやまない偉大なる大先輩と心の中で勝手に「師」と仰いでおりまする(^人^)。映画愛、ラジニ様愛に溢れるそのインタビュー記事をどうぞ皆さんも読んでみてくださいませ(^^)/


<インドは難しい>
 インド映画の楽しみ方の一つに、スター様のゴシップ記事なども割と楽しく、こういうのはいいも悪いも映画の宣伝にもなるし、かといって炎上商法で不謹慎なこと言って話題集めしたりもあるので、真に受けることなくテキトーwに楽しむのも、インド映画の楽しみ方でもあります。ハリウッドだっておんなじで、俳優に女が何人いてようとそんなもん当たり前の世界ってくらい開き直ってみるのが面白いですけどね(笑)インド映画の世界だとそういう部分では不倫とかやっぱり世間的にはうるさいのかしらね?(笑)

 とも思えば、ファンって自分勝手な価値観をぶつける人も少なくなくって、普通に活動してても気に入らないと文句をぎゃいのぎゃいのいう連中も少なくないようで。なんかA.R.ラフマンのロンドンコンサートで、そういう輩がつけたイチャモンがタミル語の曲がもちろんあってそれ歌ってて、ヒンディ語の曲が少ないんで金返せとか言い出した集団がいたそうだ。ひでぇ…(^^;) 何語でもいいじゃねえかよ、それが嫌ならコンサート行かなきゃいいだけだろう(^^;)。しかも彼はタミル映画などからヒンディ映画などで出世した人物なんだから、言語がいくつもに渡って何が悪いっ!(^^;) まぁそんなことがあって、タミルの人が怒ってるということがあるそうだ。
 インド映画やインドの文化はむちゃくちゃでカオスで面白いので大好きだが、こういうところはインドの悪いところで私は好きじゃない(^^;) どこの国にも長短良い悪いもあるけれど、セコイつまらぬ自分の思いだけに囚われてる心の狭いファン(南北の確執や、北の南への偏見とかもかなりあるんだろうなぁ)、いやこんなやつらはファンなんていっちゃイケないよな。誰かはラフマンがヒンドゥからムスリムに改宗してることとかが根底にあってその対立の意識もあるんじゃないかと仰っておられましたがね。宗教や文化やそして人間はとかくその違いというのは難しいもんだと思いますです、ハイ(^^;)
 実際はどうであれ、映画人たちの理想・建前はそういうすべての文化・宗教・人種・地位・差別・他様々な違いを乗り越えた「世界」を実現することを、願いを込めて映画を作っているのは、いろんなインド映画を見てて思いますけれどね。建前だけでもそこを目指しているという業界。実力があれば技術面などで、比較的カーストの縛りからは逃れられやすい業界でもあるので、他の職種とはかなり違うバックボーンを自分たちで作り上げていってる様子でもあります。
 日本のように社会派気取って体制だけが悪いに決まってるっていうような偏った映像の作り方とはそこが大きく違いますね。映画の業界が狭すぎて頭が凝り固まり面白いものが作れない上に、広告商社や興行元締め?みたいなのの悪しき慣習の影響力が大きすぎて資金が現場に回らず疲弊していく、その上反体制過ぎたが為に文化侵略までされまくって、どこに日本人いるの?っていうような状態になってる日本の邦画とは大違い。インドはそこがバランスよくそれらの文化や存在や宗教やらが配分されてるあたり、見ていてとてもカオスでもありながらいいバランスだなと思ってみています。
 でも、ぶっ飛び具合は良くも悪くもすんごい両極端なんではあるけどね(笑)


ほかにもまだまだゴシップ話?
by AkaneChiba | 2017-07-16 18:53 | 他地域インド映画 | Comments(0)

Singamシリーズ  映画「Si3」-2017

a0308487_00005182.jpg完全に、ハート持っていかれたww(≧▽≦、)
 シリーズの1も2もむちゃくちゃ面白いのですが(特に2はストーリーも面白い)、3もグレードアップしてて面白かったですww 何がというとストーリーよりも音楽w 完全にツボりました、なんぞその英語歌詞ww 
 もぉ~観客をどうやって楽しませようか、ひたすらそれだけ考えてウケそうなことを次から次へと突っ込んでるので、すごいお腹いっぱいになれる映画です(笑)。

★「S3」(Singam 3) 2017 Wikipedia IMDb Trailer

 もちろん!中身無いです(^^;) 敢えてストーリーは紹介しません(笑)。悪役と、絶対正義の超絶ヒーローと、美人がいれば映画は成り立ちます(笑) 中味がないのにお腹いっぱいになれるこの映像のスピード、展開の速さ、そしてベタな音楽ww キャーキャー言いながら映画館で観たい一本ですね(笑) 前作人気から期待値が大きすぎて上映前大騒ぎでしたし、興行成績は100cr越えたところで、その後は云うほど上がってませんでしたが(スーリヤさんの前作「24」が素晴らしかったですからね)、現在4週目には入っています(この記事書いてたのが実は3月初め頃)。まだ伸びるといいな。私はこれ大好物です!!
 というか、スーリヤさんかっこいいですから、キャーキャー言いながらそれを楽しもうと思って見始めたら、存分にお腹いっぱいになれましたわw(^^)v
 実はこの映画もわりとインド映画沼な映画でして、スーリヤさんの自分の当たり役キャラクター映画、ブランドとして自分の手にしっかり取り戻すためにも、この「Si 3」はかなり必要な一本だったのではないかと思います。さて、どういうことでしょうか?

<Singam シリーズとして…>
★第一作目Singam2011 Wikipedia IMDb Trailer

 この映画は「Singam」として2010年5月に150millionルピー資金で、a0308487_00090778.jpg650millionの興行収入と、かけたバジェットの4倍以上にもなったSuriya主演のタミル映画のヒット作です(あくまでも興行収入は地方映画基準です)。そして、南の地域で作られたヒット作は各地域でもリメイクされる運命にあります。(ちなみに、この年のチェンナイのBoxOfficeではぶっちぎり一位は「Endhiran」16cr、そうラジニさまのあのロボットでして、このSingamは3番手につけています、5.38cr)
 主演Suriyaはテルグでも有名な俳優ですので(タミル/テルグは吹き替えで上映されてますので)、翌年タミル以外は3言語でヒンディやカンナダ、ベンガリでもリメイクされました。
a0308487_00000748.jpg そしてリメイクのヒンディ版の「SinghamはボリスターAjay Devgan主演で、その面白さで2011年の大ヒット作品となり100cr Clubに入っています。 (私はカンナダのSudeep版のKempe Gowdaも見ました。) オリジナルが面白いわ、リメイクしても面白いので大ヒットだわと、ケチのつけようにないヒット作になった一本なので、是非、オリジナルの「Singam」とヒンディの「Singham」を見比べてみてください。
 
★第二作目「Singam Ⅱ」 Wikipedia IMDb Official Site(現在リンク切) Trailer
 一作目が人気ですと二作目に繋がりますし、Suriyaさん側としても2作目をグレードアップさせて製作を考えたのでしょう。2013年のこれもまたタミル映画のヒット作となります。オリジナルの作成者としては当然のビジネス展開となりますよね(笑)



リメイクや続編が作られますが・・・
by AkaneChiba | 2017-04-04 00:47 | Kollywood | Comments(0)

4月 インド映画日本上映2017 「バーフバリだろっ!」

 あああああ!!ゆってるうちにもう四月っ!( ̄□ ̄;)
映画どころじゃなくって、全然っ!!情報漁ってないです…orz
でも!でも!!!4月は絶対!大スクリーンで見ないと、一生後悔するインド映画が、とうとう日本にも上陸です!!!!(>▽<) まってたーーーー!!!2年越しーーーー!!
------------
<2017年4月8日公開!新宿ピカデリー/なんばパークスシネマ他…>
★「バーフバリ -伝説誕生-」(原題 Baahubali :The Beginning) 2015
日本Trailer 日本公式サイト 日本Facebook Twitter(映画会社ツイン)
劇場はコチラ→東京/大阪以外も、神奈川、宮城、愛知、岐阜、福井、長崎も
本国Trailer 本国Official Site Wikipedia IMDb 
(本国SNSは既に続編の「Baahubali2」を告知中:Facebook Twitter )


<映画を知らない人のために少しだけ解説
↓>
Baahubali:The Biginning」(2015) 邦題:「バーフバリ~伝説誕生~」2017年4月8日新宿ピカデリー、なんばパークスシネマ愛知他にて1~2週間上映予定。
 2015年夏、3年の月日をかけて当時インド史上最高額の巨費を投じて作られたファンタジー抒情詩の超大作。発表と同時に世界中で「Baahubali旋風」を巻き起こしインドのみならず、北米BoxOfficeでは最初の週は9位、翌週ベスト6位にもランキングされた作品。世界中でも順次封切られどの地域でも観客を熱狂させ、封切られていない最後の砦は日本だけという。昨年11月3日京都ヒストリカ国際映画祭にてプレミアム上映あり。
 2012年の「Eega」(邦題「マッキー」2013日本公開)の監督S.S.ラジャマウリ監督が、ITの世界的企業AMDの大型投資を受けて作られたこの作品は、インドIT工業の地「ハイデラバード」を中心とする映画産業、テルグ語映画が近年インド映画の技術躍進に大きく寄与し、世界レベルに達するハイクオリティ映像を打ち出し人気を博している背景があってのこと。
 そのインドの才能の現在トップの実力のあるSS.ラジャマウリ監督による歴史物語風ファンタジー巨編の前編として2015年夏に公開された映像は、その桁違いのスケールやアイデアCG映像とストーリーテラーとしての才能の本領を発揮。2015年当時公開されたときは、インド人が口々に「これだけの映画をみれたことを、インド人として誇りに思う」と誰もが「誇り」を口にした。この映画の背景にある、インドが近年大国としての世界での存在を大きく示す成長国として経済発展を遂げていて、その自信の表れの結果が映画産業のような部分で表している作品ともいえる。
 世界公開のInternational版はオリジナルのテルグ語ではなくヒンディ語。欧米以外でも東洋圏では中国・韓国・台湾ではすでに公開済み。唯一ドイツでのみオリジナルのテルグ語版が公開されたらしい。 追記--日本での上映は、映像はインターナショナル版、テルグ語上映です。--
 この映画の続編Baahubali2:The Conclusion」は2017年4月28日にインド他ワールドワイド公開予定で、今年前半のインド映画の一番の目玉作品。

<とにかくこの映画凄い!と喚きまくり>
 チラシにはインド映画として初めて全米映画興行収入Top10とあるが、北米では既にリティックやシャールクの映画がTop10入りしてる過去があるので、全米?南北米ということなのか、テルグ語映画としては確かに初めてTOP10入りだとも思うので、その辺のチラシに書かれてる文章の基準がわからですな(^^;) 
 記事もいろいろあるんですが、日本は宣伝費がないのかして、なかなかわかってもらえないで苦しんでます(^^;) http://natalie.mu/eiga/news/220729
 でも私はこれについてはずいぶん前から書きまくってます!!本国封切り前から書きまくってます!封切られてその後メディアを手に入れてからも我慢しきれずブルーレイで観まして興奮しまくって書いてます(^^;) 映画解説(感想)の方はこちらで↓ご参照を。
 この映画のVFXの凄さはギネスにも載りました。それだけのVFXを作成したその理由は、こちらの経済記事「なぜインド映画産業にAMDが入れ込むのか」2014/9/29~ PCWatchより~でも紹介されています。既に2014年の時点でこのAMDとの連携で、この映画の製作について触れられています。先の私の映画の感想のところででも、AMDと協力しているIT関連記事(英語記事)なども紹介しています。
 この2015年作のこの映画の大ヒットのち、続編のBaahubali 2ではVRにも参入し VRによる実験的な試みやプレゼンや宣伝も行われていて、VR体験で映像のMakingの一部が見れるなどが、FacebookやTwitterなどで、情報が公開されているのです。

 とにかくIT関連の人も、映画技術関連の人も、普通の観客の人も、経済関連に興味ある人も、ゲームなんか作ってる業界なんかの人も!、とにもかくにも!!!足を運んでほしい(^^;) 映像に関わる人がこれを見ないで世界で映像について語るとかなんてするなら愚の骨頂ですぜ(^^;) とにもかくにもエンターテイメントなインド映画の彼らが見ているその先…にハートが奪われてしまいます。
 この超ド級の映像を大画面、大音響で観ない聞かないなんて、人生の最大の機会をどぶに捨てるようなものです(^^;) 上映期間が短そうなので、何が何でも!一週間内に足を運ぶことをお勧めします!!

 また、最近では「あなたがいてこそ」のGIFがネットでずいぶんもてはやされていますが、あの映画を作った監督さんなので、日本では「マッキー」や「あなたがいてこそ」が日本公開されており、DVDなどでレンタルでも見ることが出来ます。この監督の並外れた稀有な才能を先に知りたい方は、是非!日本語で手に入る映画ですから、両方ともご覧になってみてください。そちらを見てると「バーフバリ~伝説誕生~」の小ネタにツボれますよ(笑)。

 @@他にインド映画の情報については、順次掲載していきます。とにかく!この「バーフバリ」を見ないなんて、映画好きだけじゃなく、アニメ好きでも、オタ系の人でも、MAD映像好きでも、そいう人でもこれを知らぬは世界についていけなくなる損!!!っていうような映画なので、是非足を運んでください。


<追記>
『バーフバリ 伝説誕生』4月14日 絶叫上映!
 なんと!!!2017年4月14日(金) 18:40開場 新宿ピカデリーにて、絶叫上映を行うとのこと!!!関東羨ましいっ!!(>_<)
 詳細は、新宿ピカデリーのお問い合わせください。
http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/news/detail/s_414.html
 でも、関西は、なんばパークスシネマで見れるのは、なかなかかもしれません!インド映画がなかなか大手上映館では扱ってもらえないことを思うと、その良さを分かってもらえる上映設備のスクリーンで見れることを、心の底から願ってやみません…(-人-)


<インド映画ファンには足向けてほしい一本>
 既に映画ファンの間ではご存知の伝説のマレーシア映画が一本、三月から上映されています。
タレンタイム 優しい歌(Talentime) 2009
   日本公式サイト 日本Trailer 日本Facebook 日本Twitter Wikipedia IMDb 

//---
 ヤスミン・アフマド監督の遺作となってしまったこの作品(2009年急逝51歳)。マレーシアという多文化共生社会における混在をヤスミン・ワールドで映した傑作。実に6言語がこの映画の中で使われています。マレー語、英語、タミル語、広東語、ヒンディ語、官話(Mandarin)もう一言語上げるとするなら手話。インド映画や南アジア映画ファンクラスタが足を運ぶべき丁寧な逸作です。音楽がサントラ買いたくなっちゃいますので、是非見にってたしかめてみてね
---//
 インド映画を見てる人にはおなじみのタミル語やヒンディ語が、セリフや音楽から聞こえてきますよ、挿入歌に使われた「O Re Piya」はマドゥリ映画の曲でしたね。上映期間が長くないので、どうぞ良質の映画を見たい方はお早めにどうぞ(^^)/ 大阪4月21日までですよん。


南インド映画祭???
by AkaneChiba | 2017-03-24 04:28 | 映画全般 | Comments(0)

Item Girl Hot Dance 2 超セクシー編

 前回に続きその2です。今度はもっとセクシー濃密度をあげて男性に眼福な映像と行きましょうか(笑)

 昨年から今年にかけてのボリウッドでの相当にヒットしたアイテムガール曲と言えばこれ!!懐かしの名曲1980年の「Laila O Laila」をカヴァーしたナンバー
▶映画「Raees」(2017)より[Laila Main Laila]

 これはヒットしましたねぇ(笑) 何度聞いても私これ大好きですわww
 シャールクの映画「Raees」の封切りで、映画の中に差し込まれた娼館踊り子のシーンですが、映画の上映プレミアムでシャールクに盛り上がる大騒ぎするファンがいるのは見知った光景でもありますが、その映画の中でこの曲がかかるとさらに上映館内が盛り上がってた光景を撮影したものが、今年の封切り時から3日間くらいSNSなどで見ることが出来まして、改めてこの曲が国民的に浸透してる一曲であるだけでなく、踊る彼女の存在もインドでひじょーーに人気があるということを、改めて再確認した大ヒットソングとなりました。

<彼女の名前は、サニー・レオーネ>
 もちろん映画の中では彼女はアイテムガールとしてこのダンスシーンだけに出てきます。シャールク映画に、彼女、サニーが出るというのは、アイテムガールと言えどとても重要な意味を持つと私は考えています。なぜならサニー・レオーネは(このブログでも何度か紹介していますが)、北米で活躍するモノホンのポルノ女優だからです(^^;)。
 いくらインド映倫の厳しい映画界と言えど、セクシーなものを欲しがるのは大衆の常。セクシー路線の女優さん今までにもたくさん出てきていますし、女優の質としてはそのグレードの質もピンキリです。インドにだって一応ブルーフィルム、ポルノのような映画はもちろんありまして、下品な映像もないわけではありません。そうなると、正直グレードが低くい女優さんなわけで、女優というにも美人とも言いがたい女性が豊満な肉体で男性と絡んでるようなものももちろんあります(^^;)。ですが映倫規制が厳しいのでどの程度まで見せてるのかは疑問です。
 古すぎる映像でそういうのがいくつかあったので見てみましたが、腹筋が崩壊するギャグ映画範疇でしかなかったのですが。現代だと海外輸入のポルノなどをもしかしたら上映しているのかもしれません。この辺りのことは事情の分かる殿方にぜひ解説していただきたいのですが…いかんせん女性ではなかなかこういう情報はキャッチがしにくく。ネットで見る質の悪いインド映画のブルーまがいの映像は、いくつも見ることが出来ますが。
 
<インド映画にポルノ女優?>
 そんな中、ボリウッド界に2012年から入ってきた、北米で活躍していたペントハウス・ガール‼のマジもんのポルノ女優Sunny Leoneが、インド映画界入りしたわけです。こちらは驚くばかりでございます。そして彼女の出てる映画はインドではポルノではなく、エロティック・スリラーやサスペンス路線、或いはエロティック・コメディなどの「普通の作品」で、決してポルノでは無いです。多少大人向けではあるのでPG規制はかかりますが、彼女が北米で出ているような全部そこまで見せます!的な映像では無いんです(^^;)。彼女のOfficial Site(←注:18禁です、大人だけ。子供はダメよw)見に行ってくださいな。北米ではがちでマジもんポルノなのに、インドではエロティック路線の一般映画のスターなのです(^^;)
 すでに北米ではポルノ女優としては地位を確立していた在外インド人(NRI)ですから、本人がボリウッドに出たいと自分から言ったとはあまり思えず、エロティック・スリラーをインドに持ってくる際に、一体誰が彼女本人にオファーをだしたのか?がとても気になります。
 映画界は映倫と表現の自由との狭間で闘いながら作品を作ってきています。インドの映倫当局と闘ってきている映画業界の人材が、わざわざ彼女のような存在の人間を招聘したように思える彼女のボリウッド界入り。エロティック・スリラーでインド映画デビューしていますが(相手役はあのRandeep Hooda)、インド的にはポルノ女優がインド映画じゃ脱げないだろうに、脱げなくても大丈夫なのか?とか思いながら、その後の彼女のセクシーな活躍を楽しんでいます。
 以降、演技はあまりできる方ではありませんが、ダンスもだんだんにうまくなりインド国内での彼女は人気もあって、そしてとうとう今年のシャールクの映画で、アイテムガールとして出演(この映画上映が国際情勢などの事情で一年延びてます)。 シャールクといえばインドを代表する映画界のトップスターが、たとえ普通映画ででもポルノ女優と同じスクリーンに映ってるわけなんです。インド映倫と闘ってきたインド映画業界的には、これはもぉ~とても重要な意味がある場面でして、また映像的にはセクシーだけど普通映画範疇映像でした。彼女の他の映画はエロティック描写がなされても、ことごとくインド映倫にかかってなかなか思うような作品がインド国内では上映できていませんので(カットもかなりカットされまくりで多い)、少しは映倫側へ「作品の内容を損なわない表現の幅があるCensor」を今後考慮してくれることを願ってもいます。 
 そういうわけで、映画の初日上映でシャールクが出てくるシーンは盛り上がるのは当然ですが、サニー姐さんの登場シーンでも!大騒ぎとなったのは、とてもすんなりと私も大衆が望む気持ちになりました(笑)。この曲は昨年から今年にかけての大ヒット曲となりました。

<オリジナルのLailaは?>
 上の「Laila」という「モチーフ曲」は、インドにとって懐メロ範疇にある昔のヒット曲のカヴァー・バージョンです。
 
 キー高いっww! 確かにセクシーですが、品の無いセクシーさではなくその古い時代のセクシーさをもつ懐メロなセクシーさですね(笑)。というか今流行ってるLailaとはずいぶん趣が違うw。キャバレーでお色気歌手(でも爽やか)が歌ってるという程度のセクシーさ。インドの映画のセクシーさについては、古い映画でもいろいろツッコミどころがあるものも多くて(笑)、そのうちその手の映像を、範疇としては昔のは「ギャグ」的なネタ要素になってしまうので。アミタブさまの若いころのでも、笑いたくなるダンス踊りだすセクシー女優とかいたな… (^^;)。そういうのはまた今度そのうち紹介したいと思います。90年代の雨のシーンなんてセクシー基準が世界から30年遅れくらいのセンスに腹筋ぶっちぎりによじれちゃいますからね(^^;)
 インド映画が新しくなった00年代くらいからですと、サンジェイ・ダットやアジャイが出ている映画なんかで、かなりセクシー通り越して「エロティック」なギリギリのところでダンスをしているアイテムガールが割といます。逆にそこで、ある程度の品性の保てるダンスがかっこよくできれば、他のさらにスター映画のヒット作にも出れることもあるみたいです。サンジュー映画はいわばセクシー女優のお試し映画って感じもあったのかな?(^^;)

<他のLaila o Laila もセクシー?>

 サニーレオネの今回のシャールク映画の「Laila」というモチーフ役への起用は、たぶん彼女のボリウッド進出して2年目のこのアイテムソング…に由来しているのもあるでしょう。その懐かしの名曲をイメージしたインスパイアソング(メロディは別モノ)で映画「Shootout At Wadala」(2013)から「Laila

 これが彼女のボリウッドの初のアイテム・ガールな一曲でもありまして、これがその後の彼女のボリウッド出演の方向性決めた感じとなる一本となりました。

 ですがこのオリジナルのLaila曲は古いですから、その2年位前にはやはりこの曲でセクシーな娼館ダンスショーのシーンにワンフレーズ使われています。
▶映画「Chalo Dilli」(2011)より[Laila O Laila]

 オリジナル曲はワンフレーズだけサビの部分だけなんですね(笑)ずいぶん曲が違いますが、セクシーダンスという点ではこの辺りのイメージが、このLaila~の曲のイメージの定番になってますね。
 Laila~といえば中東の古典「
Layla and Majnun」というLailaに狂った恋をした男の悲恋の昔物語は有名な話がありますし、いつの間にか「Laila」=「男を狂わせる女」というセクシーなモチーフにも使われるようになったのかもしれませんね。昔物語のライラは純愛物語なんですけどね。クラプトンのあの名曲もこの中東の古典からインスピレーション沸いたとかそうでないとかw


更に過激にセクシーに!でもインド基準(笑)
by AkaneChiba | 2017-03-21 21:39 | 新・インド映画音楽 | Comments(0)

Item Girl Hot Dance 1 爽やかセクシー編  

 今回は、インド映画に大事な要素に「アイテムガール」というのがありまして、このアイテムガールにダンスをさせると、何故かかなり色っぽくてもインド映画の映倫当局はOKなのかしら?という疑問が最近ありまして(笑) セクシーなダンス映像を集めて比較してみることにします(笑)。→更にセクシーなその2はコチラ

<アイテムガール> 
 映画のストーリーには関わりませんが、インド映画のお楽しみ要素として、ダンスシーンが様式美になってますが、ゲストなどで出ていただいて映画に華を添えるものだったりします。
「Dabangg」(2010)より[Munni Badnaam Hui]

 アイテムガールのダンスと言えばムンニー姐さん!=マライカ姐さん!というくらいの有名ナンバーですね。

 この「アイテムガール」のダンスシーンは、時にこれから売り出したい女優だったり、あるいは大物スターに出ていただくには予算がないのでアイテムガールとしてだけ出ていただくことでそのスターのファンの集客を狙うような目的だったり、またダンスの踊れる女優をそこに特別出演だけしていただいたりなどするのに使われます。よくあるのは悪役がギャングのような話だと娼館で騒ぐダンスシーンや、結婚式の余興で呼ばれる群舞ダンサーなどのシーンは映画の中によく差し込まれます。
 インド映画が国際版で世界で上映されるものになると、ストーリーに関係のないようなボーナスなダンスシーンはカットされたりするので、飛行機なんかでインド映画を見る人にはカットされまくりの映画を見ることもしばしば(苦笑)。映画の本編ではあまりセクシーな表現が出来ない規制の強いインド映画では、ダンスシーンなどでそのセクシーな表現をしたりもしますので、主役男女二人が踊るMVシーンが丸々カットされちゃったりなんかするとガックリしてしまうことも。逆にこのMVシーンをそれを楽しみにする観客がいるのもわかります。
 またそれだけに、アイテムガールで出る方の実力も相当に踊れる方である必要がわりとあっったり、もちろんセクシーなだけwの方もいれば、見てるだけで唸るようなダンスを見せてくださる方もいます。

▶映画「Dum Maaro Dum」(2011)よりDum Maaro Dum

 こちらはまだまだデビューしてから売り出し中の頃のDeepikaちゃんを、懐かしのヒット曲(インド人にとっての懐メロ曲)を時代風にアレンジしてアイテムソングとして躍らせた一本ですね。

 インドのダンスだと伝統舞踊系となると、セクシーなものではなく技能のものになりますが、現代ものだと現在では欧米風なクラブ・ミュージックシーンな、ハンサムヒーローの周りに美女を侍らすようなセクシーなダンスもありますし、娼館ダンスだと踊り子の姐さんの胸や腰をくねらせる艶っぽさは必携です。
 映画の中の場面で、場末のポールダンスのような場所のダンスは、ボディがまずセクシーでないとだめで、見た目も艶もそして踊りの技能もすべてにおいて、センターで踊る女性の実力は素晴らしいものがありますよね。単に踊れるというだけでなく、ボーナスシーンとしてのダンスシーンでもありますので、セクシーでホットなダンスを観客に楽しんでもらおうという目的もかなり含まれてます。主役が踊るのもあれば、ゲストで踊ってくれるものもあるので、そういうグレードの高い女優のセクシーなダンスシーンなど集めてみました。


セクシーでも別格の質
by AkaneChiba | 2017-03-21 02:57 | Intermission | Comments(0)

3月 インド映画 日本上映 2017

 ちょっと気の早い3月ですが、情報が増えてきましたので2月とは切り分けました。というか大阪アジアン国際とかの季節なんだけどね。

<インド映画に関係のある上映>
「汚れたミルク あるセールスマンの告発」
(原題:Tigers -2014) 印・仏・英合作 2017年3月4日~ 新宿シネマカリテ
Wikipedia  IMDb  日本語オフィシャル・サイト Trailer

映画『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』予告編

 ▽大阪テアトル梅田3月18日 各地順次巡回

 こちらは2014年サン・セバスチャン国際映画祭で上映された映画だそうで。ダニス・タノヴィッチ Danis Tanovic 監督(ボスニア・ヘルツゴヴィナ出身)の作品。日本でも初公開ですが映画祭公開以外では、世界でも初公開となるそうです。トレーラーを見るからに骨太なシリアス社会派ドラマとなっている様子。キャスティングには、イムラーン・ハシミ Emaraan Hashmiアディル・フサイン Adil Hussain などインド俳優も実力国際派な配役を据えたタイトルとなっています。
 イムランは日本でインド映画ファンにはおなじみですが、日本で公開されてる映画はあまりないかな?インド初のエロティックスリラー「Murder」(2004)なんかの路線で作品に出ていますね。Murder2とか、Raaz 3Dとか、インドあんまりこういう路線のスリラーは無かったのをBattファミリーがインドに持ち込み、その映画一族の一員として渋めの路線で映画に出ている30代半ば過ぎのとても良い俳優です。映画祭上映で「Ek Thi Daayan」や「Once Upon a Time Munbaai」くらいならあるかな?ネットなどで見るなら「The Dirty Picture」(2011)とかあたりなどお勧めですよ。
 アディル・フサインは「ライフ・オブ・パイ」(原題:Life of Pi)とか「マダム・イン・ニューヨーク」(原題:Einglish Vinglish)で、主人公の夫役やっていたのでなじみのある方は多いと思いますが、ひじょーーに渋い脚本の選んだ作品に出ていて従来のボリ俳優とはスタンスが全く違いますね。ヒンディ映画中心ですが、英語圏の映画にもかなり出てるので、しかも映画祭とかに出すような映画とかその手のが多い、渋過ぎな俳優ですな(^^;) そういう骨太な配役で印仏英合作映画としての一本、ちょっと楽しみですね。関西見れるのかなぁ?…こういうのって関西で回ってくるのは、きっと数か月後~半年後くらいに九条や十三辺りのミニシアターってとこやろなぁ…(^^;)はテアトル系で上映です

<ゆうばりファンタスティック映画祭2017>

 なんと!ゆうばりで南インド映画でゾンビ映画が来るそうです。
3月2日~6日 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

★3/3上映「ミルサン」(原題:Miruthan)2016 タミル語 ゆうばりHP Wikipedia IMDb 


 タミル映画初のゾンビ映画ということらしいが、タミルの映画ってフツーに昔から幽霊物はやってきてるよなぁ~、つまりホラーは古くからある。しかも血だらけ過ぎだよねっ(^^;) ゾンビが無いのかな?ゾンビ映画はヒンディでも作ってたし、最近ヒンディはロマンティック・ホラー/スリラー路線ってのでインドでのジャンル確立してる。ちなみに、ホラー路線はインド各地で作られてるのは知ってるけど、あんまり成功はしてない?のかしらね? 普通の映画の残虐シーンがふつーに恐いんで、ホラーにする必要がないのか?(^^;) インド映画タミルでのこの手の映像だと、今南インドの映画はとても勢いがあってアイデアいっぱいで面白いと思うので、楽しんでください。107分?タミルで?短い!w(^^;)w まだまだ他の映画のようには予算がそこまでいかないか?



<イスラーム映画祭2> ▼公式サイト ▼Facebook ▼Twitter
 一月に渋谷と名古屋でやってた映画祭が神戸(3/25-3/31元町映画館に来ます。
ラインナップ
『私たちはどこに行くの?』 2011年/フランス=レバノン=エジプト=イタリア
『敷物と掛布』2013年/エジプト
『泥の鳥』 2002年/バングラデシュ=フランス
『蝶と花』1985年/タイ
『改宗』2008年/タイ
『バーバ・アジーズ』2004年/チュニジア=ドイツ=フランス=イギリス
『マリアの息子』1999年/イラン
『十四夜の月』1960年/インド
『神に誓って』2007年/パキスタン
『ミスター&ミセス・アイヤル』2002年/インド
  ●渋谷ユーロスペースの映画祭の時のチラシは コチラからダウンロード
 
 元町映画館からの情報はでてます。「神に誓って」が必見!!


トランシネマ第5回上映会
2017年3月20日 せんだいメディアテーク 7階スタジオシアター 詳細はこちら http://peatix.com/event/208156?lang=ja

「移動映画館」(原題:Touring Talkies -2013)
  マラーティー語映画 Trailer Wikipedia


 既に2013年のIFFJや高崎映画祭などで紹介されている「移動映画館」(Touring Talkies)です。このほど仙台で上映がなされるそうなので、二度とこれを映画館で日本語付きで見る機会が訪れるかどうかは疑問ですので、まだの方は是非足を運んでください。映画の匂い香り立つ隠れた名品!ですよ。「ニュー・シネマ・パラダイス」みたいな映画が大好きな人にはツボる逸品ですね。映画を愛するのに国や人種や製作者がだれであろうと、そんなことはどうだっていい話です。インド映画を固定観念で紋切り型に見る人も多い日本で、この映画は、そういう紋切り型の視野の狭さを、しっかり打ちのめしてく、そして映画を愛する気持ちを大事にしたくなる宝物を見つけた気分にさせてくれる一本ですので。またインド映画は、地方映画がこのところ特に傑出したドラマを生み出しており、マラーティー語というそれまた日本で翻訳できる人が貴重/寡少な言語でもありますので、この機会を逃さないで欲しいと思います。
 私はこの映画に惚れこみまして、チャンス少なく計3回しか見ることが適いませんでしたが、鮮明にワンシーンワンシーンが脳裏に焼き付いており、このブログでも何度もテーマにして(→「映画愛って?3 -プロの愛って?-」等)取り上げさせてもらっています。さすがにオフィシャルサイトはもうなくなってしまいましたが、貴重なこの機会をどうか逃さないで欲しいと願います。


大阪アジアンは一本だけ
by AkaneChiba | 2017-01-28 16:46 | 映画全般 | Comments(0)

『Picket43』『James & Alice』酷い「漢」Prithviraj 君!

<マラヤラムに夢中←今ココw>
 気に入った俳優の映画を次々扉を開けていくような映画の見方をする私ですが、シャールクも、サンジェイも、一通り有名どころも含めて何十本も追いかけてきましたが、(出演本数の少ない若いタレントは別として)今その勢いで見倒し追いかけてるのが、マラヤラム映画のスター「Prithviraj Sukumaran」君です。a0308487_22555187.jpgいやぁ~やられた、こういう役者にわしゃ弱いんだよ…(^^;) マラヤラムの話題の若手デュルケール君じゃない、そのひとつ前の世代のところが私がオバサンなことを示しているかもしれない(爆) マラヤラム映画も今2010年代前後辺りから若手スターだけでなく才能のスタッフ・監督などを生み出してNew Age/New Generation といわれる映画を世に出しています。
 まだ私もマラヤラムのことはよくわかっていないのですが、南の映画は発想力も才能もとても豊かですが、資金が北ほど充実してるわけではなく、地域色が濃いと社会の環境や頭の固い紋切り型の規範や慣習が強く(特に女性の概念は北の映画の方が西洋風に開放的で、まだ南は強さはありますが開放的さはなかなか見ることが出来ません)、そこを型を破って出演する俳優は実力ある若い世代…という事のようです。ある映画ではヒジュラとか女装とかではなく、ゲイの役割をはじめて演じたってのが10年代入ってからで評価されていますので、やはりかなりまだインドという場所は、映画の世界であっても社会規範など難しい国なんだなぁ‥と思いました(南はキリスト教強い地域だからかな?)。
a0308487_23174745.jpg ただケララなどは元々欧州植民地に侵略された歴史もあって、キリスト教文化も強く、また教育熱心なインドでも一番就学率識字率の高い地域だそうで、とても映画の内容も意識が高い知的な映画が多く、インドらしい~哲学な小難しさだけでなく、西洋文化なテイストの規範もかなり映像の中で見ることが出来ます。派手な群舞やセットを立てる予算がなくとも、高い教育に根差した知恵はある地域で、観客もそれを見る眼を持っているということですから、そりゃ面白い映画が次々出てくるってものですよ(^^;)
 インド映画を意識して3年半かかって420本目にしてマラヤラム映画を見、それから三十数本、やっとマラヤラムのスターにハマるというこのポジションにやってきました(^^;) (現在、2017年1月で480本目の印映観賞中w)
------------------
 彼の作品は素晴らしいものがいくつもありますが、最近見た中で、2本をご紹介。

<映画『Picket 43』> -2015
a0308487_23173410.jpg カシミール情勢が現在でも微妙なインドとパキスタンにあって、昨年もそのことが原因で俳優の行き来が国を超えて出来ないような事態が問題になっています。またインド映画においては『カシミールもの』というのは鉄板ネタとしても、多くの監督や俳優たちによって映画化されてきています。この映画はいわばそういう「カシミール」「イン・パのいざこざ」「インドの軍もの」という鉄板ネタを、Prithviraj主演で切り取った珠玉の「一人舞台劇のようなドラマ」になっています。
 
Picket 43-2015 Trailer Wikipedia IMDb  
  
//-------
a0308487_22555052.jpgストーリー:ケララ出身の気弱なHari(Prithviraj Sukumaran)は、ある理由から気の進まぬ軍隊に出向くことになり、そこでカシミールのパキスタンとの国境で現場を監視するピケ・ポイント43番を監視する命令を受けます。そのポイントは一人で過ごさねばならず、彼の御伴は犬とラジオだけ。国境鉄条網を挟んで真向かいにあるパキスタン側のピケ・ポイントのテントには、後任のMusharaf(Javed Jaffrey)が着任し、闘いたくない気弱なHariと、敵に対して気負わないMusharafとの間に、友好的な友情が生まれます。ですがあるときカシミール・テロゲリラの一群によって、その均衡が破られ銃撃戦に巻き込まれ、必死で防戦し本隊に状況を報告もなかなか届かず…
---------//
 もともとマラヤラムの映画はそんなに予算のあるものではありません。Prithviraj君はスターですから稼いでもいますが、それでも映画製作の資金が潤沢な地方業界とはいうことが出来ず、また彼の映画は興行成績が上がるようなタイプの映画では無いものを撮る傾向にあるので、彼の才能と知性で生み出される映画の数々は、ドラマや映画が好きにはたまらないものがあると思います。
 この映画は一応他のキャストも出てきますが、メインはPrithviraj君と、そしてJaved Jeffreya0308487_22555079.jpgJaved Jeffreyといえば、ヒンディ/ボリウッドでも脇役で良く映画に出ている知った顔だと思います。80年代後半からインドの映画やTVで同じみの顔で、彼の父もコメディアンだったこともあり、彼もコメディ系の役柄でよく映画に出ていますよね。
 この映画は出演者をガシっと絞っているのでその分予算も有効に使えているでしょうし、またJavedが出てきたとき、ボリファンにとっては「おっ♪」と喜べもしました。
 この映画はマラヤラム語ですが、軍ものですので英語率が高くなり、そして赴任地がカシミールなのでパキスタン兵士はヒンディ語を喋る・・・という言語もチャンポン様子が強く、Javedはマラヤラム映画の出演は初めてですが、彼はこの中でパキスタン側の兵士役ですのでヒンディ語をしゃべっています。

 こういう映画はスタッフもガッチシ揃えてないとできない映画でもあって、とてもいい芝居ドラマになっているので、a0308487_22555139.jpg何というかどこかの大学や研究会のような上映会が、カシミールを解説するがてら、このような南の製作の性格俳優によるイイドラマ映画を紹介してくれるといいな~と思うような、映画祭や研究上映会向けの一本…というような作品ではないかと私は思っています。a0308487_00373496.jpg 英語字幕で見ることが適うので、是非、こういう映画に主演しているPrithviraj君や、どうしてこういう映画を撮ったのかを知るのも監督を知ることで理解できそうな一本でもありますのでトライしてみてください。この監督がまた凄い!ホンマに軍関係者なん?!w。この映画の撮影監督も撮ってる作品軒並み凄いのばかりじゃないですか!スタッフがマラヤラム映画だけじゃないけど、南は本当に人材豊富で、才能豊かな人がどんどん育っていくんですねぇ~(感心)。

a0308487_22565166.jpg
 2015年にいい作品にプリトヴィ君、自身がめぐり合って?いや彼のインテリジェンスでチョイスできてる?…と感じさせられた、彼にしかできないかもしれない映画だったように思います。(他のスターじゃ踊らなきゃならないからねぇ…(^^;))



<映画『James & Alice』>-2016
 一点、2016年の作品です。a0308487_23173440.jpg2015-2016とかなり精力的にいい映画を撮ってるプリトヴィ君ですが、2016年は「Paavada」もイイ映画でしたし「Oozam」もむちゃくちゃ面白い映画でしたが、前年の2015年の「Ennu Ninte Moideen」が彼は評価され興行成績も上げまして、実在の人物のラブロマンスの逸品だったので、その印象が強い方にはこの「James & Alice」が少し弱く感じられたようです。ですが私は先の「Ennu~」も素晴らしく美しい映像の映画でしたが、こちらの「J&A」は号泣してしまった作品となりました。ストーリーずれしてる私を号泣させるなんてなかなかそんなドラマはないですよ…(^^;)

★「James & Alice」-2016 Trailer Wikipedia  IMDb


//------
ストーリー:日常の忙しさに追われる夫婦。James(=Prithviraj)はCMフィルム撮影の仕事に追われ、子供の送り迎えを大幅に時間を超えてしまう。やはり共働きの妻Alice(=Vedhika)も子供を迎えに行けず遅くなる。a0308487_23192999.jpg妻が子供を迎えに行くが、そのことで夫婦は言い争い、このところ夫婦の溝が大きくなる一方だったのを、決定打を迎えてしまう。夫婦は妻の父の反対を押し切っての結婚だったが、その妻の父と、Jamesの和解が出来ないまな妻の父は死を迎える。その辺りから夫婦の溝は大きくずれはじめ、その後の些細なことの積み重ねでとうとう妻は家を出、離婚調停を申し立てる。修復不可能を感じたJamesは、Aliceの申し出を全部受け止めることを了承する代わりに、娘と過ごす最後の誕生日を準備企画し、山のようなプレゼントを車に乗せ誕生日の会場のレストランに向かう途中、Jemesの車の外にある男を目に止め…。
------------//
 なんとなくストーリーの出だしは、どこかで読んだことのある小説や映画のパクリのようなプロットの匂いがしますが(アバウトシュミット?だっけ?なんだっけ?笑)、ドラマが進むにつれてハートが痛む作品になってまして(^^;) a0308487_23174713.jpgワタクシ離婚歴があるもので(爆)、余計にこのドラマを見てるのがツライと言いましょうか、奥さん役の彼女の気持ちも、旦那側のプリトヴィ君側の役の気持ちも、どっちも胸に突きささるほどよくわかる…m_(^^;)という作品になってました(笑)。夫婦の針がずれていくさまの微妙さ加減が本当によくわかりまして(痛タタタw)胸に突き刺さりまくりましたな(^^;)。
 前半はその夫婦の壊れていく様のドラマなんですが中盤急展開に。そこでIntermissionに入った時点で、やっぱり!「インド映画ってこういうのなんだよ~~前半と後半ガラッと変わるんだよぉ~(^^;)」って唸っちゃいました(笑)。
 後半の二人の美しかった時間を重ねるロマンスの部分も「わしもこんな伴侶とだったら離婚しなかったのかしら?」等と考えてしまってw、それもまた胸に刺さるささる、刺さりまくるっ!タタタタタタっ…(^^;) 物語の終盤に、主人公が泣きながら膝から崩れ落ちる時点で、見てる私の方もハンカチ無しでは見られない号泣で崩れ落ちてましたわ(T^T;) 

 プリトヴィ君の映画って基本「酷っw」って言いたくなる展開のあるドラマが多く(笑)、一筋縄ではいかん奇天烈さがあるんですが(南のインド映画にありがちな凝った理不尽な難しさw)、2015年のある映画では映画の中で主人公プリトヴィ君がその事実を知って目を丸くして驚くシーンがあるんですが、それを見ていた観客である私の方も「目が点」になって驚いて呆けてしまう…というプリトヴィ君と同じ表情になってしまった映画があるんです。この「J&A」映画も、主人公役のプリトヴィ君が号泣して膝から崩れ落ちるところで、私まで崩れ落ちて号泣させられてるんですから…なんといおうか、むちゃくちゃ悔しいですよ!o(><、;)o
 ストーリーそのものはシンプルですが、ドラマが丁寧に作りこまれていて、こういう作品は役者と演出と監督の器量が相当に必要なので、ぐい~っとドラマに引き込まれていっちゃってるなと感じたころには術中にハマっててw、観客を画面の中の主人公と同じ思いにさせるのは、監督の手腕なのかプリ君の演技力なのか?困ったもんだよ…ここまで引きずり込みやがって…くそぉ~王道なのにやられちゃったよぉ~(><、)とか言いながら、この映画は見てしまいましたわw。
a0308487_23174837.jpg
 一点、プリ君若いころから老け顔なんじゃがw 若作りするときはおでこ隠すので、というか御髪生え際がやばい俳優(酷w)でもあるのでw 役作りのためにヅラをよく使うのは有名な彼のトリビアでして。この長髪プリ君一見してマラヤラムの若手のデュルケール君風なのにはワロタw。ま、毎回映画で観客をいろんな方面から、目が点になる打ちのめし方をしてくれるプリ君映画ですので、見るたびに「え?そんなんあり?酷w(≧▽≦)」(←喜んでるw)となる彼の映画は今後も私は追いかけまくるでしょうね(もしかしてM体質か?(^^;))。
 そんな一筋縄ではいかない彼のインテリジェンスが選ぶ脚本/ストーリーにしては、この映画は正統派の引き込まれるラブストーリーでしたが、あなたも彼と一緒になって、膝から崩れ落ちて号泣していただけると、この映画を紹介した甲斐があるかな?と思いますです、はい(^^;) ハンカチ必携の一本なので胸にチクチクしこりを抱えているそこの貴方、ドラマの中だけでも幸せになってみませんか?(笑) 
a0308487_23174858.jpg
 ドラマを作る人たちの姿勢が丁寧であり技量もありアイデアも詰まりまくっているインド映画の前には、いろんな点でひれ伏してしまいますわ(^^;)。あんまり感動映画で涙を流さないタイプの私ですが、そんな私があっさり陥落してしまうのも、或いは映画の中の主人公と同じ表情になってしまうのも、そういう映画作りのスタッフの姿勢に引き込まれてしまって、映画をしっかりと見てしまうから、感情移入もしやすくなってしまうんでしょうかね(^^;)。 


 @@Prithviraj君の映画だけでなくマラヤラムは他にも素晴らしいのがいろいろありますんで、今後もマラヤラム映画を紹介していこうと思います。というか言語の問題がカバーできてないんで、どうしようかむちゃくちゃ困りまくってます(^^;)。やっと「にゅあ~」と「わらっ」だけ、わかるようになった。って誰でもわかるか、その程度なら(^^;)

by AkaneChiba | 2017-01-27 23:30 | Mollywood | Comments(0)

映画『24』 2016 (Tamil)

 このところ相当に南インド映画に特にマラヤラム映画にハマって次々その扉を開けているのですが(マラヤラム語って南側でも特殊な言語の様子でインドの人のために、かなりの確率で英語字幕で見ることが出来ます)、でも、南といえばタミルやテルグが、北のボリウッドほどには及びませんが、比較的映画の製作費もかけていることもあって、00年代はボリウッドの目覚ましい躍進の十年でしたが、それに追いつけと言わんばかりに南の映画もガンガンと、経済成長の躍進のカギIT関連産業都市や工業都市を背景に素晴らしい映像とアイデアで面白い映画を沢山作ってきています。そしてそれら快作の評判を、a0308487_06440716.jpg各地の他の地域の映画がご当地スターでリメイクし、そのあと国際派のボリスターが潤沢な資金でリメイクしていったりなどしています。それでも比較的にタミルやテルグの映画は南インドでは大きなビジネスですが、映画製作費は潤沢というわけではないので、お金がないとアイデアが出るという(笑)傑出した才能が南の映画からは生まれてくるのだと思います。2010年代入ってからの南の映画の躍進には目を見張るものが数々生まれていますよね。 この数日のインド映画への理解がさらに混乱してもいまして(マラヤラムとか踏み込んじゃったんで、一筋縄ではいかない唸るようなもの作ってるところみたいで)かなり混乱するなか、それじゃぁ~ちょっと頭の切り替えにリセットするつもりで、タミル映画で今年相当話題になってた一本の作品に手をつけることにしました。

「24」2016 タミル映画 Wikipedia IMDb Trailer

//---
ストーリー:天才科学者のDr. Sethuraman (Suriya)は、タイムマシンの開発中、美しい妻 Priya(Nithya Menen)と生まれたばかりの息子 Maniとで幸せな日々を送るが、Dr.の双子の兄弟Athreyaが(Suriya)その研究の成果を欲して、Dr. Sethuramanの屋敷に乱暴に乗り込む。その争いの中で妻が殺され、a0308487_06444179.jpg息子だけでも逃がすために父Dr.は、開発に成功した時計型タイムマシンを電車内の女性Sathyabama(Samantha Ruth Prabhu)に託し、弟を道連れに死を迎える。二十数年後、子供は育ての母Sathyabamaによって時計店(修理工)の店主Mani(Suriya)として普通の日々を送る。あるときひょんなことから、運命の糸に導かれるようにタイムマシンの入った箱のカギが手に入る。鍵を開けたMani は、その時計を使ってみた途端、自分の手にした機械がタイムマシンだと気付き、それを使って好きな女性Sathyaをなんとかくどくことに腐心する(笑)。ところが、二十数年前に兄に道連れに倒されたはずの弟Athreyaは、かろうじて全身不随のまま植物人間として生きていた。a0308487_06452345.jpgが!二十数年ぶりに意識を取り戻したAthreya彼は、完成したタイムマシンへの執着を忘れることなく、なんとかしてそのマシンを手にしようと模索する。Athreya彼の会社は一流時計メーカーのトップで、一般広告でそのタイムマシンと同じ形の時計を探している旨を多額の賞金をかけて広告を出し、Maniも仕事仲間の友人に促されて会社に向かう。この時計の価値を十分理解していたMani は、同じ型の時計を欲しがる会社の意図を探ろうと会社に潜り込む中、その時計を狙うAthreyaの「真の目的」を知り逃げようとするが見つかってしまい、その時計の強奪しようとする争いの中で…
----//
 なんじゃこりゃぁーーーっ!!\(≧▽≦)/(狂喜乱舞の思わず優作化w)
 これ翻訳なくて念力観賞wでしたが、全然っ!話が分かりましたし、映像も素晴らしく面白くアイデアだけでなく、いろんなところでこの映画に掛けるスタッフの思いが凝縮してる素晴らしい映像になっていました…お見事過ぎて、2016年今年の私3本の指に入るモノみせて貰った気がします(^^;) モノ凄いものを見た…_ノ乙(、ン、)_...

<タミルのスター、Suriya>
a0308487_06440801.jpg 既にタミル映画と言えば、ラジニさまで日本の方は知っておられますが、他にもラジニ世代だとカマル・ハーサンのような大重鎮ベテランや、Vikramさん(日本では「神様がくれた娘」が紹介されてます)や、当節人気スターVijayなど(二人とも来日したことがあります)知られています。私はあまりタミルは知らないのですが、30代若手だとSiddharthとか、ラジニさまの娘婿になるDanushJiivaなどの若手もおりますね。
a0308487_06440824.jpg もう一人、ちょうどいい感じの男盛りな40代イケメン正統派な役者 Suriyaも人気のスタル様です。(Vijayも40代か、同世代?デビューはVijayの方が5年早いか。) 40代の男盛りのタミルスタル様っていったら、VijayとSuriyaあたりの二人が代表されるのかしらね?たぶん。南の映画はまだまだ知らなさすぎますな私(^^;)
 ヒンディ映画でAjay DevganがやったSingham(-2011)というむちゃくちゃ面白い映画があるんですが、実はこれはオリジナルがこのSuriya様の「Singam(-2010)でとても面白かったし、テルグ映画みたいな南インド風味が全開でかっこよかったスタイリッシュなアクションで評判になった映画で、2013年にはSingamⅡもつくられ、まもなく第3弾S3が公開されるとのこと。アジャイさんの方は「1」にインスパイアされた方向で「Singham Returnes」(-2014)とか作っててこっちは全く!別モノに改変しておりましたが(笑) やはりオリジナルは勢いがある分、絶対に面白いので、機会があればS1~S2~とこのシリーズを見てみてください。とにかく映像がスタイリッシュでかっこよかったです。
 そんなカッコいいSuriya(スーリヤ)さんを知っていただけに、んじゃぁ~カッコイイ彼見たいわね~~と気軽な気持ちでこの映画「24」ぽちっとなwwしたのがの付き…_(@@;) これ一本だけで単独で感想書かずにはいられない、今年観た2016年作品の中でもトップクラスに入る作品を見せていただき、驚愕しているところです(^^;)

 なんか…インド…とっくの昔に(何かが)はじまってますやん…_ノ乙(、ン、)_
a0308487_06440896.png


言語なんかわからなくなって大丈夫!
by AkaneChiba | 2016-12-27 07:38 | Kollywood | Comments(0)

映画『delhi-6』-2009 評価したげてインド人(^^;)

 インドではあんまし評価されてない気の毒なAbhishek Bachchan アビシェーク・バッチャンだが(親父と嫁が凄すぎてw)彼はそんなに言うほど役者として悪くはないぞ(^^;)a0308487_15490571.jpg 狂気系のトリッキーだったりガチでシリアスすぎる役柄は彼に似合わないだけで、何気ない青年やコメディなら彼はいいキャラしてるからなぁ…色気は無いけどw 彼にそういうのを求めても無理だし(酷w)。
 大衆とメディアの一番アカン部分は「情報煽動と思い込みに弱い」って点が、時々とんでもない優秀作を低い評価にしてしまう点だよな(^^;) サルマンのマッチョもシャーの色気もアッキーの万能さも、確かに彼には無く華すら無いかもしれないが(やっぱり酷w)、親父抜きで普通に彼を評価したらそこそこ及第点だせてるイイ役者だと思うんですが彼。そこ評価したれよ…_(^^;) という、そんな作品を一本ご紹介。

「Delhi -6」-2009 Wikipedia IMDb Trailer

//-----------
ストーリー:米国在住だった優しいRoshan(=)は、病気の祖母が生まれ故郷のデリーで過ごしたいという願いを聞いてデリーの故郷に戻る。戻ったデリーのTVでは黒い猿の噂などがニュースになるくらい迷信や慣習がアメリカとは全く違う文化や社会がひろがり、一癖も二癖もある親戚や隣人や社会やコミュニティがあり、多少面喰いながらも気軽に楽しんでいるRoshan。近所のおじさんの娘、美しいBittu(=)もそんなコミュニティの住人で結婚を望まず親に隠れてこっそり女優や歌の訓練をする日々。祖母や親せきやAli叔父さんや、子供たちやBittuたちと街を満喫し祖母とのこんな暮らしも悪くないと思い始めるRoshan。ある時、子供のいたずらでRoshan車が暴走して観劇会場に突っ込んでしまう。警察から子供たちを庇ってRoshanの咄嗟の機転で「黒い猿」(という幽霊のような存在?)の仕業だと誤魔化す。警察やテレビ、地域社会を巻き込んで「黒い猿」の噂が日々大きくなりながら、この地域社会をめぐる癖のある住人たちの群像劇が繰り広げられていく。彼らのドラマが進行していくことで、やがてこの「黒い猿」が元の社会コミュニティが持っていた元々の問題点の不安の種を芽吹かせてしまい、それは地域を巻き込んだ大きな火種となる…。
-----------//

<ベテラン・オールな映画>
 これ、無茶苦茶よかった…(^^;)UTVの映画で私ハズレって思ったことほとんどないわぁ~!_(^^;)
 映画製作者の質の高さ、出てる脇役のベテラン・オールキャスト、A.R.ラフマーン他のずば抜けてクオリティの高い音楽、映像編集の見せ方がインド流に拘らず欧米のハイセンスな映画見せるような切り口で、a0308487_15485881.jpgそれでもストーリーがインド流は貫き、あまりの出来に最初の30分で監督名みたら、あれ?Rakeysh Omprakash Mehra監督だ(^^;)と気づき(2006 Rang De Basantiや2013 Bhaag Milkha Bhaag 邦題「ミルカ」の監督)、しかも彼の作品は最新作(Mirzya -2016)も含めて、私は彼の作品をこれまで3本も見てるのに、そしてそのうち2本は名作とかメディアやインド映画ファンがガンガンいう作品でありながら、私の心は「まぁそこそこ優秀な作品だったよね(^^;)」っていうくらいで、いうほど他の人ほど心動かされなかった監督の作品なんですが、私が見た4本の中では彼の監督作品の中でこれが一番!!いい映画だと思うぞ(^^;) 自分のそういう見る眼はワシは信じてるので、これに異論は認めないw(笑) 確かに映画の内容が、インド人基準ではなかったのかもしれないけれど、これは欧米基準なら好きになる映画だと思うし、時々描いてる絵コンテがとてもいいのがよくわかる。そしてそれがインド映画にありがちな過度に押し付けではなく淡いロマンス映画をみてるような淡々さがあって、アビーの個性の強烈でもない何気ない気弱な優しい青年像を映像としても踏襲してて、ひじょーーにいい感じの映画なんですわ(^^;)
a0308487_15493352.jpg


UTVさすがだわ(^^;)
by AkaneChiba | 2016-12-24 17:44 | 00年代 | Comments(0)

映画「Shivaay」(-2016)

さて、2016年のボリウッド映画、本格シーズン(秋~冬)の最新の映画の話です。
<2016年後半本国インド>
 今年、インド映画地方の映画はとても良い作品が生まれていますが、ボリウッドは2016年は近年稀にみる「不作」の年(^^;)。一見して興行成績は上げていますが、それはビジネスルートが広がっているからでもあり、昨年まで映画にお金を使いすぎたかして(確かに2015年はそのクオリティはひじょーーに高かった)、今年のボリウッドは話題性だけは盛り上げていますが面白くない辛気臭い作品がずらっと並んでしまった2016年の前半になったのも事実です(^^;)ドラマ系がありきたりの材料過ぎて、数年かけて海外の映画賞に出して本国外旋してる良い映画以外は、正直!ありきたりでつまらないです、おもんないです、スターたち(^^;) (マニアックなベテランの方がいい作品作ってるかも?)
 反してアクション映画は質はそこそこあり、ボリウッドでまだまだ新人ですがタイガー・シュロフのカンフー・アクション・スタントは将来の楽しみを感じさせました。a0308487_22014527.jpg製作費がしっかりかけられるはずの大スターたちのアクションは今年は少し小休止といったところで、みな年齢も50前後になってきて若いころのような無茶が出来なくなってもいます。そういう点でも!若手がアクション頑張ってるのを大スターが後押ししてる年でもありました。

<一本!質が違う!>
 そんな不作年2016年の中一本だけ!そんな賞レースや興行成績レースなど眼中になく、撮りたいものを2年かけて作った(インド映画は製作期間が短いので年跨ぐのは稀)…という異彩を放ってる大型アクション作品が公開されました。それがベテランスターAjay DevganShivaayです。

★「Shivaay」2016 Wikipedia IMDb Trailer

 っていうか、すごい映画だぞこれ!!w( ̄□ ̄;)w どっか大手配給これ本気で買わないか?( ̄▽ ̄;) これ一本で普通に日本で興行できる大型雪山アクションです。アジャイはカーアクションもずっと凄いのやってきてるので、そっちも見ごたえ十分ですし(^^;)
a0308487_22014476.jpg 内容は雪山アクションです。大型アクションを何を2年かけてかと言いますと、今回Ajayさんはプロデューサー業・監督業、主演俳優と大活躍です。ストーリーももちろんここまでくるとオリジナルの大型タイトルなのでいつもみたいなリメイク・リメイドでもありません。俳優Ajay Devganがその自分のキャリアの積み重ねの集大成として、ここで大型作品を一本撮ったというものになっているのです。撮影から編集など製作期間に2年ですが、その前のプロジェクト計画段階から合わせると数年越しのタイトルだそうです。

 2015年はインドではテルグ映画でVFX駆使しインドのCG映像もここまで来たか!という「Baahubali:The Biginingというとんでもない作品世界にだしましたが、これはもちろん映像を「描いている」部分も大きく、それ故のあのぶっったまげる映像wになっている…という点があります。IT産業中心地ハイデラバードならではの大型作品となりました(日本は2017年春公開)。
 ですが2016年のボリウッドの中でも異彩を放ったこの一本「Shivaay」は、もちろんVFX使っていますが、生身のアクションスタントしっかりした映像の撮影無しには成し遂げられない映像の数々!!!を収めており、従来ハリウッドなどで2年くらいかけて作るレベルと全く遜色ない!大型アクション映画になっているのです。
a0308487_22015153.jpg


インド映画の生身アクションもここまで来たか(^^;)
by AkaneChiba | 2016-12-03 23:54 | Bollywood | Comments(0)

カテゴリ

全体
当ブログについて
当ブログ管理人に連絡はコチラ
マサラ上映
マサラマニュアル
マサラ上映報告
インド映画全般
映画全般
Bollywood
Tollywood
他地域インド映画
Hollywood他
インド映画スター
俳優
女優
監督・スタッフ
10年代
00年代
90年代
~80年代以前
Old Movie
上映館
ハートに直撃
映画美術
小道具・衣装
新・インド映画音楽
古典・インド音楽
音楽
楽器
暴走妄想w
イベント
ワケ
そのほか
Visit to Japan
Intermission
Kollywood
印映感染記マニア編
Mollywood
映画技術
未分類

最新の記事

宝塚星組「オーム・シャンティ..
at 2017-07-25 00:30
印活 日本の記事や、現地の記..
at 2017-07-16 18:53
マサラ上映7月『バーフバリ ..
at 2017-06-24 00:47
映画『Amen』 -2013..
at 2017-06-13 00:31
今夜のRanveer CL決..
at 2017-06-03 01:12

検索

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 04月
2013年 03月

タグ

記事ランキング

ライフログ


あなたがいてこそ [DVD]


アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター [DVD]


神さまがくれた娘 [DVD]


恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム[Blu-ray]


マッキ― [DVD]


マイネーム・イズ・ハーン [DVD]


命ある限り [DVD]


マダム・イン・ニューヨーク [DVD]


ラ・ワン[ Blu-ray]


スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!! [DVD]


バードシャー テルグの皇帝 [DVD]


闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 [DVD]


家族の四季 愛すれど遠く離れて [DVD]


タイガー 伝説のスパイ [DVD]


アルターフ 復讐の名のもとに [DVD]


たとえ明日が来なくても [DVD]


エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ [DVD]


スタンリーのお弁当箱 [DVD]


クリッシュ [DVD]


チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~ [DVD]

最新のコメント

> KBOKさん コメ..
by AkaneChiba at 22:25
たまに拝見しています。 ..
by KBOK at 15:38
こばわーうのこさん(^^..
by AkaneChiba at 00:41
こんばんは バーフバリ..
by うのこ at 22:30
honey_akbさん..
by AkaneChiba at 01:52
> ふんさん コメント..
by AkaneChiba at 13:10
あなたが誤解を招く文章書..
by ふん at 12:10
> 高田世界館スタッフ・..
by AkaneChiba at 00:14
akane様 初め..
by 高田世界館スタッフ・西山 at 16:53
「熱い解説を!」さん(で..
by AkaneChiba at 19:33

ファン

最新のトラックバック

めぐり逢わせのお弁当 ~..
from 黄昏のシネマハウス

ブログパーツ