遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Item Girl Hot Dance 超セクシー編

 前回に続きその2です。今度はもっとセクシー濃密度をあげて男性に眼福な映像と行きましょうか(笑)

 昨年から今年にかけてのボリウッドでの相当にヒットしたアイテムガール曲と言えばこれ!!懐かしの名曲1980年の「Laila O Laila」をカヴァーしたナンバー
▶映画「Raees」(2017)より[Laila Main Laila]

 これはヒットしましたねぇ(笑) 何度聞いても私これ大好きですわww
 シャールクの映画「Raees」の封切りで、映画の中に差し込まれた娼館踊り子のシーンですが、映画の上映プレミアムでシャールクに盛り上がる大騒ぎするファンがいるのは見知った光景でもありますが、その映画の中でこの曲がかかるとさらに上映館内が盛り上がってた光景を撮影したものが、今年の封切り時から3日間くらいSNSなどで見ることが出来まして、改めてこの曲が国民的に浸透してる一曲であるだけでなく、踊る彼女の存在もインドでひじょーーに人気があるということを、改めて再確認した大ヒットソングとなりました。

<彼女の名前は、サニー・レオーネ>
 もちろん映画の中では彼女はアイテムガールとしてこのダンスシーンだけに出てきます。シャールク映画に、彼女、サニーが出るというのは、アイテムガールと言えどとても重要な意味を持つと私は考えています。なぜならサニー・レオーネは(このブログでも何度か紹介していますが)、北米で活躍するモノホンのポルノ女優だからです(^^;)。
 いくらインド映倫の厳しい映画界と言えど、セクシーなものを欲しがるのは大衆の常。セクシー路線の女優さん今までにもたくさん出てきていますし、女優の質としてはそのグレードの質もピンキリです。インドにだって一応ブルーフィルム、ポルノのような映画はもちろんありまして、下品な映像もないわけではありません。そうなると、正直グレードが低くい女優さんなわけで、女優というにも美人とも言いがたい女性が豊満な肉体で男性と絡んでるようなものももちろんあります(^^;)。ですが映倫規制が厳しいのでどの程度まで見せてるのかは疑問です。
 古すぎる映像でそういうのがいくつかあったので見てみましたが、腹筋が崩壊するギャグ映画範疇でしかなかったのですが。現代だと海外輸入のポルノなどをもしかしたら上映しているのかもしれません。この辺りのことは事情の分かる殿方にぜひ解説していただきたいのですが…いかんせん女性ではなかなかこういう情報はキャッチがしにくく。ネットで見る質の悪いインド映画のブルーまがいの映像は、いくつも見ることが出来ますが。
 
<インド映画にポルノ女優?>
 そんな中、ボリウッド界に2012年から入ってきた、北米で活躍していたペントハウス・ガール‼のマジもんのポルノ女優Sunny Leoneが、インド映画界入りしたわけです。こちらは驚くばかりでございます。そして彼女の出てる映画はインドではポルノではなく、エロティック・スリラーやサスペンス路線、或いはエロティック・コメディなどの「普通の作品」で、決してポルノでは無いです。多少大人向けではあるのでPG規制はかかりますが、彼女が北米で出ているような全部そこまで見せます!的な映像では無いんです(^^;)。彼女のOfficial Site(←注:18禁です、大人だけ。子供はダメよw)見に行ってくださいな。北米ではがちでマジもんポルノなのに、インドではエロティック路線の一般映画のスターなのです(^^;)
 すでに北米ではポルノ女優としては地位を確立していた在外インド人(NRI)ですから、本人がボリウッドに出たいと自分から言ったとはあまり思えず、エロティック・スリラーをインドに持ってくる際に、一体誰が彼女本人にオファーをだしたのか?がとても気になります。
 映画界は映倫と表現の自由との狭間で闘いながら作品を作ってきています。インドの映倫当局と闘ってきている映画業界の人材が、わざわざ彼女のような存在の人間を招聘したように思える彼女のボリウッド界入り。エロティック・スリラーでインド映画デビューしていますが(相手役はあのRandeep Hooda)、インド的にはポルノ女優がインド映画じゃ脱げないだろうに、脱げなくても大丈夫なのか?とか思いながら、その後の彼女のセクシーな活躍を楽しんでいます。
 以降、演技はあまりできる方ではありませんが、ダンスもだんだんにうまくなりインド国内での彼女は人気もあって、そしてとうとう今年のシャールクの映画で、アイテムガールとして出演(この映画上映が国際情勢などの事情で一年延びてます)。 シャールクといえばインドを代表する映画界のトップスターが、たとえ普通映画ででもポルノ女優と同じスクリーンに映ってるわけなんです。インド映倫と闘ってきたインド映画業界的には、これはもぉ~とても重要な意味がある場面でして、また映像的にはセクシーだけど普通映画範疇映像でした。彼女の他の映画はエロティック描写がなされても、ことごとくインド映倫にかかってなかなか思うような作品がインド国内では上映できていませんので(カットもかなりカットされまくりで多い)、少しは映倫側へ「作品の内容を損なわない表現の幅があるCensor」を今後考慮してくれることを願ってもいます。 
 そういうわけで、映画の初日上映でシャールクが出てくるシーンは盛り上がるのは当然ですが、サニー姐さんの登場シーンでも!大騒ぎとなったのは、とてもすんなりと私も大衆が望む気持ちになりました(笑)。この曲は昨年から今年にかけての大ヒット曲となりました。

<オリジナルのLailaは?>
 上の「Laila」という「モチーフ曲」は、インドにとって懐メロ範疇にある昔のヒット曲のカヴァー・バージョンです。
 
 キー高いっww! 確かにセクシーですが、品の無いセクシーさではなくその古い時代のセクシーさをもつ懐メロなセクシーさですね(笑)。というか今流行ってるLailaとはずいぶん趣が違うw。キャバレーでお色気歌手(でも爽やか)が歌ってるという程度のセクシーさ。インドの映画のセクシーさについては、古い映画でもいろいろツッコミどころがあるものも多くて(笑)、そのうちその手の映像を、範疇としては昔のは「ギャグ」的なネタ要素になってしまうので。アミタブさまの若いころのでも、笑いたくなるダンス踊りだすセクシー女優とかいたな… (^^;)。そういうのはまた今度そのうち紹介したいと思います。90年代の雨のシーンなんてセクシー基準が世界から30年遅れくらいのセンスに腹筋ぶっちぎりによじれちゃいますからね(^^;)
 インド映画が新しくなった00年代くらいからですと、サンジェイ・ダットやアジャイが出ている映画なんかで、かなりセクシー通り越して「エロティック」なギリギリのところでダンスをしているアイテムガールが割といます。逆にそこで、ある程度の品性の保てるダンスがかっこよくできれば、他のさらにスター映画のヒット作にも出れることもあるみたいです。サンジュー映画はいわばセクシー女優のお試し映画って感じもあったのかな?(^^;)

<他のLaila o Laila もセクシー?>

 サニーレオネの今回のシャールク映画の「Laila」というモチーフ役への起用は、たぶん彼女のボリウッド進出して2年目のこのアイテムソング…に由来しているのもあるでしょう。その懐かしの名曲をイメージしたインスパイアソング(メロディは別モノ)で映画「Shootout At Wadala」(2013)から「Laila

 これが彼女のボリウッドの初のアイテム・ガールな一曲でもありまして、これがその後の彼女のボリウッド出演の方向性決めた感じとなる一本となりました。

 ですがこのオリジナルのLaila曲は古いですから、その2年位前にはやはりこの曲でセクシーな娼館ダンスショーのシーンにワンフレーズ使われています。
▶映画「Chalo Dilli」(2011)より[Laila O Laila]

 オリジナル曲はワンフレーズだけサビの部分だけなんですね(笑)ずいぶん曲が違いますが、セクシーダンスという点ではこの辺りのイメージが、このLaila~の曲のイメージの定番になってますね。
 Laila~といえば中東の古典「
Layla and Majnun」というLailaに狂った恋をした男の悲恋の昔物語は有名な話がありますし、いつの間にか「Laila」=「男を狂わせる女」というセクシーなモチーフにも使われるようになったのかもしれませんね。昔物語のライラは純愛物語なんですけどね。クラプトンのあの名曲もこの中東の古典からインスピレーション沸いたとかそうでないとかw


更に過激にセクシーに!でもインド基準(笑)
by AkaneChiba | 2017-03-21 21:39 | 新・インド映画音楽 | Comments(0)

Item Girl Hot Dance 爽やかセクシー編  

 今回は、インド映画に大事な要素に「アイテムガール」というのがありまして、このアイテムガールにダンスをさせると、何故かかなり色っぽくてもインド映画の映倫当局はOKなのかしら?という疑問が最近ありまして(笑) セクシーなダンス映像を集めて比較してみることにします(笑)。

<アイテムガール> 
 映画のストーリーには関わりませんが、インド映画のお楽しみ要素として、ダンスシーンが様式美になってますが、ゲストなどで出ていただいて映画に華を添えるものだったりします。
「Dabangg」(2010)より[Munni Badnaam Hui]

 アイテムガールのダンスと言えばムンニー姐さん!=マライカ姐さん!というくらいの有名ナンバーですね。

 この「アイテムガール」のダンスシーンは、時にこれから売り出したい女優だったり、あるいは大物スターに出ていただくには予算がないのでアイテムガールとしてだけ出ていただくことでそのスターのファンの集客を狙うような目的だったり、またダンスの踊れる女優をそこに特別出演だけしていただいたりなどするのに使われます。よくあるのは悪役がギャングのような話だと娼館で騒ぐダンスシーンや、結婚式の余興で呼ばれる群舞ダンサーなどのシーンは映画の中によく差し込まれます。
 インド映画が国際版で世界で上映されるものになると、ストーリーに関係のないようなボーナスなダンスシーンはカットされたりするので、飛行機なんかでインド映画を見る人にはカットされまくりの映画を見ることもしばしば(苦笑)。映画の本編ではあまりセクシーな表現が出来ない規制の強いインド映画では、ダンスシーンなどでそのセクシーな表現をしたりもしますので、主役男女二人が踊るMVシーンが丸々カットされちゃったりなんかするとガックリしてしまうことも。逆にこのMVシーンをそれを楽しみにする観客がいるのもわかります。
 またそれだけに、アイテムガールで出る方の実力も相当に踊れる方である必要がわりとあっったり、もちろんセクシーなだけwの方もいれば、見てるだけで唸るようなダンスを見せてくださる方もいます。

▶映画「Dum Maaro Dum」(2011)よりDum Maaro Dum

 こちらはまだまだデビューしてから売り出し中の頃のDeepikaちゃんを、懐かしのヒット曲(インド人にとっての懐メロ曲)を時代風にアレンジしてアイテムソングとして躍らせた一本ですね。

 インドのダンスだと伝統舞踊系となると、セクシーなものではなく技能のものになりますが、現代ものだと現在では欧米風なクラブ・ミュージックシーンな、ハンサムヒーローの周りに美女を侍らすようなセクシーなダンスもありますし、娼館ダンスだと踊り子の姐さんの胸や腰をくねらせる艶っぽさは必携です。
 映画の中の場面で、場末のポールダンスのような場所のダンスは、ボディがまずセクシーでないとだめで、見た目も艶もそして踊りの技能もすべてにおいて、センターで踊る女性の実力は素晴らしいものがありますよね。単に踊れるというだけでなく、ボーナスシーンとしてのダンスシーンでもありますので、セクシーでホットなダンスを観客に楽しんでもらおうという目的もかなり含まれてます。主役が踊るのもあれば、ゲストで踊ってくれるものもあるので、そういうグレードの高い女優のセクシーなダンスシーンなど集めてみました。


セクシーでも別格の質
by AkaneChiba | 2017-03-21 02:57 | Intermission | Comments(0)

映画『delhi-6』-2009 評価したげてインド人(^^;)

 インドではあんまし評価されてない気の毒なAbhishek Bachchan アビシェーク・バッチャンだが(親父と嫁が凄すぎてw)彼はそんなに言うほど役者として悪くはないぞ(^^;)a0308487_15490571.jpg 狂気系のトリッキーだったりガチでシリアスすぎる役柄は彼に似合わないだけで、何気ない青年やコメディなら彼はいいキャラしてるからなぁ…色気は無いけどw 彼にそういうのを求めても無理だし(酷w)。
 大衆とメディアの一番アカン部分は「情報煽動と思い込みに弱い」って点が、時々とんでもない優秀作を低い評価にしてしまう点だよな(^^;) サルマンのマッチョもシャーの色気もアッキーの万能さも、確かに彼には無く華すら無いかもしれないが(やっぱり酷w)、親父抜きで普通に彼を評価したらそこそこ及第点だせてるイイ役者だと思うんですが彼。そこ評価したれよ…_(^^;) という、そんな作品を一本ご紹介。

「Delhi -6」-2009 Wikipedia IMDb Trailer

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ストーリー:米国在住だった優しいRoshan(=)は、病気の祖母が生まれ故郷のデリーで過ごしたいという願いを聞いてデリーの故郷に戻る。戻ったデリーのTVでは黒い猿の噂などがニュースになるくらい迷信や慣習がアメリカとは全く違う文化や社会がひろがり、一癖も二癖もある親戚や隣人や社会やコミュニティがあり、多少面喰いながらも気軽に楽しんでいるRoshan。近所のおじさんの娘、美しいBittu(=)もそんなコミュニティの住人で結婚を望まず親に隠れてこっそり女優や歌の訓練をする日々。祖母や親せきやAli叔父さんや、子供たちやBittuたちと街を満喫し祖母とのこんな暮らしも悪くないと思い始めるRoshan。ある時、子供のいたずらでRoshan車が暴走して観劇会場に突っ込んでしまう。警察から子供たちを庇ってRoshanの咄嗟の機転で「黒い猿」(という幽霊のような存在?)の仕業だと誤魔化す。警察やテレビ、地域社会を巻き込んで「黒い猿」の噂が日々大きくなりながら、この地域社会をめぐる癖のある住人たちの群像劇が繰り広げられていく。彼らのドラマが進行していくことで、やがてこの「黒い猿」が元の社会コミュニティが持っていた元々の問題点の不安の種を芽吹かせてしまい、それは地域を巻き込んだ大きな火種となる…。
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<ベテラン・オールな映画>
 これ、無茶苦茶よかった…(^^;)UTVの映画で私ハズレって思ったことほとんどないわぁ~!_(^^;)
 映画製作者の質の高さ、出てる脇役のベテラン・オールキャスト、A.R.ラフマーン他のずば抜けてクオリティの高い音楽、映像編集の見せ方がインド流に拘らず欧米のハイセンスな映画見せるような切り口で、a0308487_15485881.jpgそれでもストーリーがインド流は貫き、あまりの出来に最初の30分で監督名みたら、あれ?Rakeysh Omprakash Mehra監督だ(^^;)と気づき(2006 Rang De Basantiや2013 Bhaag Milkha Bhaag 邦題「ミルカ」の監督)、しかも彼の作品は最新作(Mirzya -2016)も含めて、私は彼の作品をこれまで3本も見てるのに、そしてそのうち2本は名作とかメディアやインド映画ファンがガンガンいう作品でありながら、私の心は「まぁそこそこ優秀な作品だったよね(^^;)」っていうくらいで、いうほど他の人ほど心動かされなかった監督の作品なんですが、私が見た4本の中では彼の監督作品の中でこれが一番!!いい映画だと思うぞ(^^;) 自分のそういう見る眼はワシは信じてるので、これに異論は認めないw(笑) 確かに映画の内容が、インド人基準ではなかったのかもしれないけれど、これは欧米基準なら好きになる映画だと思うし、時々描いてる絵コンテがとてもいいのがよくわかる。そしてそれがインド映画にありがちな過度に押し付けではなく淡いロマンス映画をみてるような淡々さがあって、アビーの個性の強烈でもない何気ない気弱な優しい青年像を映像としても踏襲してて、ひじょーーにいい感じの映画なんですわ(^^;)
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UTVさすがだわ(^^;)
by AkaneChiba | 2016-12-24 17:44 | 00年代 | Comments(0)

雑談;「始まってます IFFJ 2016」

さて、IFFJ 2016 が始まっております。何本皆さんは映画を見られましたか?
私は、ほとんどネットで英語字幕とかで見てたりメディア持ってたりするので、今回は、日本語補完が欲しい映画と、大画面で見る価値のある映画だけに絞っています。今回のラインナップは全体的に重いものが多く、またインド映画って、毎年10月からが本格シーズンでビックタイトルが並ぶのですが、毎年夏までの前半は、特に年明けて冬は、しっかりした社会派の実在の人物の話のバイオピクや、サスペンス・スリラーなんかで、大人がじっくり見るタイプの映画が、ここ最近多いように感じます。で、10月からの映画シーズンの作品はビックタイトルでもあるので、正直興行するには「権利料が高い!」映画も少なくないので、中小企業には手が出せないです(笑) 今回2015年の映画が少ないのは、2015年後半はビックタイトル出てますんで、またビックスターだと元から権利料高いので、なかなか上映なんかできないのが実情でしょうね(笑) 
 また2016年前半、重いのばかり引っ張ってきてる理由は、楽しい映画の権利料が高いのと、2015年にお金使過ぎたインド側の事情もあって、そのクオリティにある映画が、社会派系のものしかなかったっていう事情があると思います。2016年前半は本当に不作の年ってのは誰もが口そろえて言いますね(笑) その理由のひとつに、映倫の厳しさがかなり影響をしているようにも思っています。年の初めのおバカなエロコメディとかあるんですが、相当にカットされまくってましたし、その規制が厳しくなるときは、女性のセクシーなシーンが厳しくなる傾向にあるので、良い映画で濡れ場のある映画なぞは、映倫諦めて欧州の会社で権利だして、海外映画祭にだして賞をもらって今年凱旋上映となった映画などがあるくらいで、インドの国内事情はひじょーーにセンシティブなようです。イイ映画だけどFLOPしたという映画も、作品の出来不出来とかももちろんありますが、映倫指定やPGが当局から厳しくされることがあったりするので、その影響を受けて「上映される館が限られてしまう…」という憂き目にあうと興行成績が伸びないわけなのです。そういうことも頭に入れて興行成績だけで判断するのではなく、宣伝のタイミングや方法、映倫の指定、あと監督の技量などを知って判断できるくらいになると、いい作品を逃さないのですけれどね。→「Intermission あてにならない興行成績」参照のこと 
 
a0308487_02491667.jpg すでに見た人から聞いている評判とかちょっと書いてみましょうか。観客動員数一番は、やはりキング・シャールクは不動です(笑) 関東は座席埋まる話がネットで流れてますが、こちら大阪でも「ファン(FAN)」は一番集客が多いです。2番目に関西では「プレーム兄貴~(Prem Ratan Dhan Payo)」だそうで、3カーンの牙城はさすがに揺るぎがありません(笑) 評判も上々でFANが意外に受け入れられてる様子なので(インド映画ファンの間でもこの映画は賛否両論で興行成績が悪かった)、日本のキングの臣民はキングの忠実な僕のようです(笑) 実際この映画は、音楽もかなりキーな映画なので、ぜひ!そっちも堪能しながら若い監督のこれからの才能を判断してみてください。

 映画は製作費をかけてる映画は金掛けてるだけのことはあるエンタメ性が映像に反映されますので、興行成績で映画を見るより実は製作費を見てから映画を見る方が、映画の良し悪しがわかるっていう部分もあるんですね(笑) この13本のラインナップで、文句なく一番!お金をかけてる映画は「プレーム兄貴、お城に行く(Prem Ratan Dhan Payo)」ですので、華やかで見ごたえのある豪勢な一本になってます。あの鏡の間ですが、昨年「Bajirao Masrtani」でもとんでもない費用掛けた鏡の間がセットで作られましたが、実は!このサルマンの映画の中でも!鏡の間を作っていまして、こちらもお金がかかっています。そしてこちらは、実際にあるマハラジャの宮殿にある鏡の間のデザインに似せた規模の少し縮小版で作られていますので、これはこれで、ぜひ!少し目を凝らしてじっくり見ていただければと願います。この映画は、興行成績もひじょーーによかったので、おそらく日本で興行することは権利料高くて「無理w」だと思います(笑)同じ2015年にはサルマンの「Bajrangi Bhaijaan」という名作を出してこちらはものすごい大ヒットとなった一本ですので、映画会社も同じ高いならそちらの映画の方を獲りに行くでしょう。というわけで、Prem~の日本上映は、まず今後あり得ません!(きっぱりw)なので、是非!映画館でその華やかなインド映画らしい~映画を堪能していただければと願います。
 その次にお金のかけてる映画は、実は興行的には大FLOPしてしまった映画「Bombay Velvet」です。この映画は、監督がかなり名作をコンスタントに出してる方なので(福岡アジアンでも上映された「血の抗争」とか、「Dev.D」とかの監督)、製作費と監督見たら見なきゃ損!という一本になっています。見た人からは「どうしてこれが興行成績悪かったのかわからない?」と感想をいただいてますので、『金の掛かってる映画はエンタメ性高いので見とくべき!』っていう鉄則は、鉄板だなと思えると思います。
 かなり興行成績を参考にしてみるみないを決める人はいるみたいですが、それはインド映画の選定については大きな間違いですので、金額ベースで見る作品を決めるなら製作費を参考にする方がよいでしょう。
 //---追記--- 本日やっとIFFJで見てきました。ところどころ翻訳微妙なところもありましたが(ポルトガル語すっ飛ばしてなかった?w)、作品がクオリティ高いので面白かったですし、ハンサムではないランビール・カプールにはこういう役柄がよく似合うと思いながら見てました。この監督この作品ランビールのために自分の癖というか色をわざと削いで抑えて、ランビール向けにエンタメにさせてましたね。それでも多くは説明しないセリフなので、見る側も行間読まされる部分が、インドで興収上げなかった理由でしょうね(笑) ハリウッド見慣れてる日本の映画好きが見るなら、この映画は大好きだと思います。音楽もジャズですし、インドはジャズは根付いてないしなぁ…(^^;) カットカットのランビールが印象的に残る画が描けてるあたりが、やっぱりこの監督ただものじゃないなぁ・・・と思いました。是非!!これは今からでも足運んでください!見ないと勿体ない!一本ですよ(^^)v ---//

 参考までに製作費が高い方から順番に(通貨はルピー 単位は cr=crore 1crore=ten million 興収はインド国外も合わせた額)。Rrem Ratan Dhan Payo :125 cr (興行収入は430 cr) Bombay Velvet:120 cr (大FLOP興収 34 cr) Housefull3:85 cr FAN:85cr Gabbar is back:72cr Kapoor & Sons:35 cr Airlift:30cr(興収230cr!) Neerja:20 cr Ki & Ka:20cr  他は詳細不明、でもお高くはないです。100cr超える製作費の映画って相当お金かけてる映画なんですよ。大スタークラスで70-80crかけたらそこそこいい映画が出来ます。他の映画が20-30crって妥当な制作費なんですよね。

 今回映画祭でのマイナス面での話も。
 「アリーガルの夜明け(Aligarh)」は映画はそこそこ社会派な映画なんだけど映像画質が悪かったらしく、そこはツイッターでも話題になっています。こういうのは買い付ける側のあちら本国とのやり取りがありますので、必ずしも一定の水準の映像で見れるとは限らない難しさがあります。ベンガル映画もインド映画らしいいい映画ですが画質がイマイチで30分ほどカットされてるそうでこれはちょっとショックです。また今回、去年まであった映画パンフの販売がありません。(その分映画の宣伝チラシが豪華になったのかな?) ちなみに「ニールジャー(Neerja)」の映像はわざとあのぼやっと感だした演出なので画質が悪いわけではありません。誤解していた方がいたので、念のため。
 翻訳の話ですが「ハウスフル3(Housefull 3)」はナンセンスコメディなので、インド映画ネタを知ってるか否かとセリフが英語とヒンディ語の韻を踏むようなダジャレ風セリフとかのあるものなので、そこがうまく訳せてないでそのまま英語を日本語にしてるものもあったりしたそうで。お笑いセンスの字幕というわけにはいかなかったようです。親父ギャグなダジャレの才能が字幕作成能力に必要という、実は高度にレベルが高い翻訳技能(お笑い技能?^^;)が必要だったようです(笑)。まだ見行くことが出来てないのですが「キ&カ~彼女と彼~(Ki & Ka)」はセリフに結構スパイスがありまして、それをセンスで訳せる技量が求められます。それとボリウッドなネタも理解できると笑えるのですが、はてさてそれはどこまで訳されていたでしょうか?とてもそこが気になっています。
 //-- 追記--- 「キ&カ~彼女と彼~(Ki & Ka)」は翻訳がダメでした(^^;)。この映画の本質は、通常の社会概念の真逆を皮肉なスパイス混ぜたセリフで、クスッっと笑わせるスパイスがところどころに散りばめられてある映画でして、残念ながらその本質を翻訳者は読み取ることが出来ていませんでした。ストーリーを追う映画ではないんです、これは。こういうセリフをコメディで翻訳するのは、ものすごーーーく!シナリオを書く技量が要求されるわけで、この翻訳者にその技量がなかった作品になってしまったのは、残念でしょうがありませんでした…orz アルジュンなんて自分の身(内面)を切り売りすることしか今のところできてない役者なので(あんまり評価を貰えてないのでw)、その露悪な側面を映画の中にちりばめてた映画だったのに、その露悪すらもストーリーを追うだけのマイルド翻訳にされちゃってたので、ものすごーーく!残念な映画になってしまっていました…orz コメディセリフのセンスは、向き不向きもあるんだろうなぁ~(^^;) 是非、英語字幕でいいのでネット課金配信やノーカットの盤を手に入れて、そのあたりの比較をしてみていただけたらと願います。(^人^;)  ---/

 いまのところ、こういう様相になってる様子ですね(笑)
a0308487_02560653.jpg
 @@私のこれ絶対行くべき!のおすすめは「Rrem Ratan Dhan Payo 」と「Neerja」この二つは外すともう日本では見ることは適わないでしょう。「FAN」はキングの一本ですので皆足を向けるでしょう。そして、大穴で「Bombay Velvet」と、基本全く考えが変わっていません。
by AkaneChiba | 2016-10-12 02:51 | インド映画全般 | Comments(0)

「インドカレー屋のBGM デラックス」全曲の元の映画

 いや、映画を見に行こうと思ったんだけど、体調崩してどこにもいけずしょうがないのでヤケになって下記のアルバムで紹介されてる映画がどれなんだと、全曲探し出した。オレは、ヒマなんか?(^^;) <作業小一時間弱

 ほとんど映画の曲です。日本でインドカレーの店でかかってる音楽は、あるいは店のTVで流れてる踊ってる映像は、ほぼ間違いなく映画のダンスシーンなので、謎でもなんでもないのですが(笑) インドは謎っぽいイメージで日本はカテゴライズしてしまうのですね(^^;) しかも今回これ「空耳」(^^;) ヒンディ習ってる人にしたら日本語には聞こえないんですけれどね(^^;)

インドカレー屋のBGM デラックス全曲トレーラー

https://www.youtube.com/watch?v=iUh7FvZf2nI

お求め先:http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/-/VICL-64645.html

ま、興味があったら、ぜひどうぞ(^^)/ ちなみに私はどこの回し者でもありませんww


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1.Radha Rani  
映画「Chaar Din Ki Chandni」(2012)から
https://www.youtube.com/watch?v=MsJszwN3lWw
https://www.youtube.com/watch?v=fs2khSNtSu0

2.Naino Mein Sapna

古い映画の元の曲: Naino Mein Sapna - Jeetendra, Sridevi, Lata, Kishore, /
映画 「Himmatwala 」(1983)から
https://www.youtube.com/watch?v=1XXVw9skvXs

新しくリテーク: Naino Mein Sapna | Ajay Devgn & Tamannaah
映画「HIMMATWALA」(2013)から
https://www.youtube.com/watch?v=-UKivKSxo0A

3.Taki Taki | Ajay Devgn | Tamannaah
映画「HIMMATWALA」(2013)から
https://www.youtube.com/watch?v=Or8ZVXB0AXo

4.Kisne Pehchana - June Banerjee
映画「Gumshuda 」(2010) から
https://www.youtube.com/watch?v=u6zxnR8_1h4

5.Main Nahi Rehna Tere Naal Soniye | Eijaz Khan, Kulraj Randhawa
映画「Lucky Kabootar」(2013)から
https://www.youtube.com/watch?v=rv94Wzbtv5E

6.Bill Gates Ki Poti
映画「Le Gaya Saddam」(2014)から」
https://www.youtube.com/watch?v=NleGfEkZ1S4

7.Udd Jaa Udd Jaa
映画「Satrangee Parachute」(2011)から
https://www.youtube.com/watch?v=eNxyI9VorJg

8.Chaar Din Ki Chandni (Club Mix) - Shaan - Sunidhi Chauhan -
映画「Chaar Din Ki Chandni」(2012)から
https://www.youtube.com/watch?v=f4RU7LSoWrw

9.Chandni O Meri Chandni (House Mix) - Parichay - Nindy Kaur
映画「Chaar Din Ki Chandni」(2012)から
https://www.youtube.com/watch?v=9jpHOckz2jM

10.Tanha Rahien - Gumshuda (2010) Full Song
https://www.youtube.com/watch?v=O9zy1s_66XE
Sunidhi Chauhan 選曲なラインナップか?

11.Haal Da Marham Qawwali | Eijaz Khan & Shraddha Das
映画「Lucky Kabootar」(2013)から
https://www.youtube.com/watch?v=IoNrWbaKIRg


 ほぼ、新しくカヴァーされたMVシーンがずらり。というか新しく作り直した映画3-4本くらいからチョイスして並べた感じ?「Chaar Din Ki Chandni」「Gumshuda」「Himmatwala」「Lucky Kabootar」の4本からテキトーに引っ張ってきた感じ?どの映画も興行的に大したことなかったあたりの楽曲を引っ張ってきた話じゃろな(笑) Ajay Devgan やTusshar Kapoorあたりの映画はスターの顔がわかるけど「Lucky Kabootar」って映画なんか、この主役誰?ってくらい誰かわからんww すまんww 

 映画もたいしたことないんで、音楽の良さげなの持ってきて、日本語の空耳にするしかなかった…ってなような範疇の企画かしらね、担当さん(笑) 



見つけたMVシーンだけ集めました↓
by AkaneChiba | 2016-09-22 22:49 | 新・インド映画音楽 | Comments(0)

映画『BOSS』 -2013

a0308487_18033758.jpg これを最初に見たとき、何気なくガハハと笑ってアッキーらしい~映画で楽しく見てそれだけで終わってしまったコメディアクションでした。…が、先日、あるものを探していて、それについて調べることで、この映画の評価がガラッ!と変えてしまう一本となってしまった映画となりました…_(^^;)

<インド映画百周年の年、2012-2013>   
 2013という年は、前年の2012年と合わせてインド映画百周年を祝う映画業界が、世界に向けて国挙げてのプロモーションを行っておりました。ですので、この2012-2013と珠玉の作品ぞろいでして、その中でも大衆人気のこのアクシャイ・クマールも、2013年の作品にはそれなりに気合を入れた作品を作っていないわけがないと思います。実際、このBoss という映画は、音楽も、映像もとてもいいので、ストーリーのありきたりさがイマイチ、シンプルすぎて、アクションコメディの話というには、その映像音楽の質と、ストーリーの質との「差」が勿体なくも感じており、私の中で評価が???となった・・・というのが正直なところの作品なのでした。・・・・・・が!!!・・・・・↓

★「BOSS」-2013 Wikipedia IMDb

https://www.youtube.com/watch?v=zaoDtl0GL2E


テキトーな映画だと思ってたらとんでもない!!
by AkaneChiba | 2016-09-11 19:06 | 10年代 | Comments(0)

Intermission 映画の中に見るGanesh Chaturthi

 インド映画の醍醐味のひとつに、とても派手なお祭りシーンが映像の中に幾度となく登場します。映画の中で一番ストーリー的に盛り上がるような場面で使われたりして、見てて壮観です。
 特に象の形の神様の、ガネーシャの大きな像の山車を引き、大人数の歌や太鼓の響きと、独特の甲高い角笛ホーンが高らかになるシーンは、映画の中でも大きな見どころになっています。何かこれからものすごく不安を根底に秘めた大きな期待と予感を感じさせてくれもする演出に頻繁に使われ、祭りのさなかの喧騒で大きな争いも裏で起きている場面によく使われますね。どうもこういうシーンは、よっぽどお金がかかるのかして(^^;)、大スターなんかのターニングポイントになるような映画なんかで盛大に行われ、それもスターによっていろんな見ごたえが用意されています。
 私は、そのシーンをはじめてみたのは、シャールクのMourya Re (DON -2006)が初めてでしたが、とても好きになったシーンとなりました。その後いろんな映画を見ると、いろんな人が、その時代にその時代の切り口で、そのガネーシャへの讃歌の曲とダンスと派手な祭りシーンが映し出されます。一応の「カタ」みたいなのがこの種類の曲にはあって、ホーンやテンポの速い大勢の太鼓や、称える言葉Ganapati Bappa Moryaや、同時にガネーシュ神の親のクリシュナ神も称える真言も唱えられる歌詞が織り込まれてもいます。

 毎年、9月の初旬のこの時期になるとガネーシュのお祭りがあり、ネットでもHappy Ganeshaとか、Ganesha Chatuthi というキーワードで盛り上がったりもしています。
それについて、映画の中にみる祭りソングの紹介される記事も多々でます。
Top Ten Ganpati songs to dance to は古いものも多いので長い(笑)。

★こちら1980年の「Takkar」から、(当時の)カッコよさで決めてるSanjeevやJeetendraの名シーン
Murti Ganesh Ki - Sanjeev Kumar, Jeetendra, Takkar Song


★Sunil Duttで映画「Dard Ka Rishta」(1982)から
Ganapati Bappa Morya

この辺りはインド中が知る名作というパターンでしょうか?

★こちらはサンジューの若いころの映画「Ilaaka」(1989)から
ミトゥンやマドゥリの踊る「Deva Ho Deva


★アミターブ、ミトゥン他の名作映画「Agneepath」(-1990)から
Ganpati Apne Gaon Chale すごく派手でそのあとの何かが起こるような感じがいいですね。

2005年には年配になられたアミタブさまでの「Viruddh」でもオープニング曲で一曲ありますね。

★マドゥリがメインで踊ってるのもありました。映画「 Aasoo Bane Angaarey 」(1993)より
Ganapati Bappa - Madhuri Dixit, Aasoo Bane Angaarey Song

★サンジェイの映画ではもう一曲「Vaastav」(-1999)から。映像はイマイチなんですが、曲はすごくいいんですよ。
Sindoor Lal Chadayo


 他にも、ゴヴィンダも2曲くらい若いころのをみつけましたし、アジャイ・デーブガンで探してみたら2003年の映画「Parwana」から「Deva ho Deva」というのを見つけたのですが、これはwwアカンw笑うw(^^;) いや普通に定石な使い方してるのに、あのアクションは笑ってまうやろw 新しい映画で渋いのないんかな?(^^;) あ、サンジェイとマドゥリのでDeva O Deva Ganpati Devaってのもあるな。これもあかんw 映像いいのにパレシュ・ラワルの役どころで笑ってまうやんか(^^;) 
 いやまぁ~実に多くの映画で映像化されてますねぇ。古いのだと実際の祭の映像を継接ぎしてるのも結構ありますね。では次へ↓

では、現代のに
by AkaneChiba | 2016-09-06 05:16 | Intermission | Comments(0)

FANとインド音楽について

映画「FAN」について、ひとつ前の映画の記事に追記で音楽について一アーティクルしたためます。
----------------
<インドの映画音楽は独特>
 この映画の素晴らしさを語る上で外せない映画音楽というファクターについてお話しましょう。
 というのも、インド映画の音楽部門については、インド映画がミュージカル要素が非常に大きい映画作りをしていながらも、アイテムソングで事前のプロモーションなどのミュージックランチを行い、つまり売れる楽曲を作らせて、そして映画上映まで盛り上げる・・・というビジネススタイルを引いているインド映画独特の手法があります。この「FAN」という映画はそのインド的手法をとらない音楽BGMを製作しているのです。

 一部「FAN」でも、宣伝用アイテムソングとして「JABRA FAN songs」が製作され、映画を盛り上げる宣伝にインドの数言語で吹き替えられネットやインドのプロモーティングに大いに貢献しました。これは通常のインド映画のミュージックの扱い方であり宣伝方法でもあります。
 これらのプロモで発売されるCDやMP3配信などは、いわゆるヒットソング的な要素を多分に含み、誰の耳にもその歌詞と共に残るわかりやすい音楽が作られ、映画のヒットとともに、音楽のヒットも重要な映画のスタンスとして取り上げられてきました。
 ただ、これは、インド音楽を基本にした音楽のつくりになっていて、もちろんその昔の懐かしいクラッシック映画でも、フルオーケストラサウンドや、ビックバンドサウンドがなかったわけではありませんが、欧米型の映画音楽(日本はこちら側)のような「BGMサウンドトラック」の概念あまりなく、販売されてきたレコード、カセットテープ、CD、MP3に、映画のBGMによくありがちなフルオーケストラ・サウオンドトラックのようなものは、殆ど見ることができないのです。

 実は一部、才能のある有名アーティストによって、そのようなサントラ盤はもちろん販売されてきてはいますが、それは本当に極稀で、そのような才能のアーティストはそう多くはありません。インド映画音楽は独特の個性にもなってインドの音楽市場を盛り上げていますが、そのインド独特の特徴は半面、インド以外の国での上映興行の弱点にもなっています。また本来はそれを作曲/演奏する演奏家たちへの評価をもしてこなければならず、その部分で、フルサウンドトラック市場がインドにないということは、世間の社会的評価が得られにくくもなり、あまりその業界/産業を支え育てる上では、マイナスになってしまう懸念もあります。
 インドのその特殊な音楽事情がインドの個性といえばそうなのですが、逆に映画の製作の幅に制限を設けてしまいかねないことになっては、意味がありません。

インド独特のスタイルから欧米風に
by AkaneChiba | 2016-06-17 00:29 | 新・インド映画音楽 | Comments(0)

Intermission 知ってると、もっと楽しい?!

 インド映画の面白さに、過去の大ヒット作の音楽や、モチーフなどが、映画に捧げられているシーンや、ネタなどをみるのが楽しい・・・という楽しみ方があります。
 これは、大きく今のインド映画に、漏れなくでてくるコネタにもなっているので、最近の映画ではスラップスティックなコメディなどには、特にその知識が無いと、ギャグがわからなかったりします。
 シリアスな映画でも、その映画の設定の時代の背景を映すのに、その時代にヒットしていた映画・・などの看板やモチーフを映画の中に取り込み、観ている観客に時代を見せるという手法もあります。これはインド映画を見てきている彼らにとって、ひじょーーにわかりやすくその時代を頭の中に想起させる重要な演出にもなっています。
 ここで、インド映画ビギナーさんには、ネタがわからないと「え?」となってしまうのですよね(^^;) 私もそこにたどり着くまでに、100本くらいあれこれ見ることでようやくそこにたどり着くことができました。とはいえ、クラッシック・ムービーが、私の中の知識としてどうしても欠落してます(^^;)ちょぼちょぼ観てはいるのですけど、後から追いかけるのは大変ですね。
 そういうわけで、この映画を見とくと、そののちに出てくる映画で、こんなモチーフ使われてオマージュされてるよ~なんていえるような重要な映画を数本タイトル紹介しておきましょう。ボリウッド映画からインド映画に入っていった方に、そのビギナー向けの、この辺のネタ押さえておけば他の映画見るときに、笑いどころやオマージュがわかるよという映画です。

まずはクラッシック部門から
by AkaneChiba | 2016-05-28 19:17 | Intermission | Comments(0)

春のインドWeeeeek♪ @シネ・リーブル梅田 4/16-29

 4/16~4/29にシネリーブル梅田で行われる「春のインドWeeeeek♪ @シネ・リーブル梅田」のインド映画について6作品のトレーラーの紹介をちゃんとしときますね。(IFFJ作品なので一度は掲載してますが、紹介年度がまたがってるので、ここで一連のせることにします)どの映画も2~3回上映機会がありますので、是非!これ逃すことなく、シネリーブル梅田さんの音響でインド映画を楽しんでください。

▼シネリーブル梅田 での、このインド映画祭の情報はこちらで
 http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/topics/detail/45345

 6本のうち、4本は既に、私はこのブログでしっかり映画感想書いてます。それくらい面白いというか優秀な作品だからです。若手の作品2本はこれからのインドが売りたい世代(とその監督)なので、インド映画に興味のある方は知っておくのは大事かもしれません。

 また、最終日の4/29には、『バン・バン!』でマサラ上映があります!リティックの割れた腹筋にキャーーー!(>▽<)と思う存分、黄色い声を上げられるかと思うと、うれしい限りです。イケメンは正義です!え?違う?イケメン正義よねえっ!!!(笑)
 リティック・ファンには、萌え燃えたぎってもらいたく(笑)、前回の塚口サンサンの「クリッシュ」マサラ上映でも『イケメンは、正義!』を堪能して、「あぁ~あぁ~あぁ~~♪」とクリッシュ・ブレスで盛り上がったのですから、a0308487_2255298.jpg あれよりももっともっと!!大人向けな悩殺イケメンにファンのハートがっちしワシ掴みされないわけがございませんっ!せんっ!(>∀<) ・・・(壊れ気味ww) ダンスマニュアルはコチラで紹介していますので、一緒に踊ってみてください。

 「それなっ!」のポーズのところで、特大のクラッカーぶっ放せたらと思いつつ、取れる席によってそれが可能かどうかも悩むところなので、まずは、シネリーブル梅田さんのイベント詳細の記事をしっかりチェックして、予約確認方法をしっかりチェックしてください。(キネカ大森が年末にやってくれたIFFJアンコールの枠の大阪版ということ見たいですね。確かに同じテアトルグループだわ。若干上映内容ちがいますけれど・・・)

 では、映画6作品の紹介をば・・・。

インド映画6作品のトレーラー↓
by AkaneChiba | 2016-04-03 03:21 | Bollywood | Comments(2)

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