遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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「Chennai Express」 マサラマニュアル

お待たせいたしました。「チェンナイ・エクスプレス」 マサラマニュアルっです。

キネカ大森で1/4に 「チェンナイ・エクスプレス」でマサラ上映するそうです。
そういやディピカーちゃんの誕生日が1/5だったはずですな(謎)。
是非!ルンギ代わりの布を腰に巻いて、なんなら晴れ着の裾まくってww 、楽しんできてください(^^)/

それと、マサラ上映するなら、「クリッシュ」は大賛成です!理由→お腹抱えて声出してゲラゲラ笑える。
どっかでやりませんかね?上映中、もぉ~声出して笑いたくて笑いたくて、それをガマンするのが辛い映画でしたので、大声で笑ってもOKなマサラ上映で「クリッシュ」関西方面でやりませんかね?ね?(^^;)
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チェンナイ・エクスプレス マサラ・マニュアル

チェンナイ・エキスプレス Fullマサラマニュアル
~男はつらいよ、愛と勇気のトラさん四十男は純情軟派編~ --Ver 14.12.24 
ダウンロード→PDF 2.2MB
a0308487_7372277.jpg
・A4裏表、4面の印刷で、冊子になるよう指定して、家庭用プリンターで印刷してみてください。半分に折ってA5サイズの4ページのミニ冊子にするとコンパクトでいいですよ(^^)v
 → ルンギ衣装風ダンスの絵と、ルンギの着方書いてます。


チェンナイ・エキスプレス 簡易マサラ上映ガイド
ダウンロード→PDF 1.02MB
a0308487_7115539.jpg
・・・簡単なマサラ上映の楽しみ方をまとめた初心者向けガイド。こっちのはわかりやすくていいかもしれない。表タイプは、手取り足とり過ぎるので、自由さを望むのでしたら、こっちだけでいいっすよ。A4の紙に裏表で印刷して、半分に切れば、A5サイズ裏表2枚でお友達にも渡せますよ(^^)/


★1234 Get On The Dance Floor ダンスマニュアル 
ダウンロード→A4 PDF 2.2MB
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・・・結局作ってしまいました。でも、大変だったので、しばらく何にも作りたくありません・・・orz。しかもマニュアル起こせても、私はこのダンスが踊れないっ!!マジデっ!w( ̄□ ̄;)w これを踊れる武者・達人、望む、求む。

★ 参考動画 ”1234 Get on the Floor"
https://www.youtube.com/watch?v=QggsVF0DvDU 


☆簡単バージョン 1234ダンスマニュアル 
ダウンロード→はがきサイズ PDF 720KB
・・・ダンスが難しいので簡単バージョンをはがきサイズに起こしてみました。これなら、誰でも踊れますよ。(^_-)=☆
a0308487_1585253.jpg


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特別仕様、コスプレ編
▼ルンギの着方。
<筒状編>
https://www.youtube.com/watch?v=a58BaeiJmhs

<一枚の布編>
https://www.youtube.com/watch?v=jhoKzk89Pkg

参考にしてみてね(^^)/
by AkaneChiba | 2014-12-24 07:41 | マサラマニュアル | Comments(0)

インド映画のDVDや、日本で販売されてるもの

インド映画が日本に入ってくるようになったとはいえ、インド映画をしっかり理解してDVDメディア販売してくれてるかどうか?ってのは、いささか問題が山ほどあって、どれも大丈夫とは言えない。

特に、日本は未だインド映画への「偏見」が映画業界内にあって、ひじょーーーに!酷い扱いをされていることを感じることも多々ある。。それでもそれは昔の話だから、今はそこまで酷くも無いだろう・・・と、思ってたら、・・・・・orz そんなことなかった、このところ販売されてる新作メディアの品質にはのけぞってしまった・・・_ノ乙(、ン、)_

昨年でてた2013年日本で上映されボリ4関連シリーズは素晴らしい品質だったが。特に「恋する輪廻」のDVDかBDは、日本品質で買ってもこれは「買い」といえる映像の質のクオリティに、涙してわたしゃ喜んだんだ。ここはひじょーーに素晴らしい映像品質だったんだよ。

 ところが、今年公開された映画の品質については、音質われてるものもあるわ、ちょっとまってくれーーー!といいたくなるものもちらほらあった。というか、インドはそういう品質を一定にするために00年代がんばってがんばって質の高いものを作る努力をしてきたのに、その彼らの努力をまーーーったく知らないだろう日本の業界がどんな商売してるのかは知らないが、付け焼刃商売でもしたのか?観客としていろんな点で煮え湯を飲む場面も無かったわけではない。

 どうしてそんなことになるのかがわからず、ちゅーかなんかインド映画にむちゃくちゃ嫌がらせしてる連中がいるのは気づいてるよ、中韓特に!韓国に連なる連中が嫌がらせしてるのは知ってるよ・・・ってか誰でも気づくよ・・・。あまりにも、露骨でディスってるので気づくんだが。それにしても、映画を向こうから持ってきてる人のスキルってそんな程度のものなのか?と笑うほかない業界だなと、日本がどんだけプロのいない世界なのかも改めて感じさせられた1年でもあった。というか全然世界を知らない日本?というのを改めて感じたんだよ。「日本はどうせこういうものしか売れない」とか、そういう「凝り固まった考え方」に雁字搦めになっている映画業界の人々・・・というのを、身に染みたんだよ(遠い目)。とにかく!日本の映画の興行とかの業界の人が頭が固いっ!(>_<) その頭の固さじゃ、当然!ビジネスが成功するワケがないんだ、先細っていくしかないんだよっ!(ある意味、頭の固い連中は、ダメになっていくのは自業自得かも・・と思ってる。)

 それでもDVDスルーなんてのの扱いは、たいして良い扱いではなく、そんな程度のものなのかもしれないが、ミュージックチャプターの無いインド映画メディアというのはインドでは非常識で、日本ではまぁそこそこ理解は無いかもしれないけれど、翻訳が・・・ってのだったり、ダンスシーンの映像が粗い・・・とかだったりと、信じられないレベルのモノを、日本版で販売している始末だ・・・orz。 あえてタイトルはここには書かないが、ツイッターやブログなどでは噂になってて、日本側の企業姿勢が「客を舐めてる」としか言いようがないものを、商品として「時にインド品質以下」で出しているのには、さすがに今年は驚いてしまった・・・・_ノ乙(、ン、)_

 去年の、あの品質はどこに行ったのよ~~~日本側の映画業界の人たちぃ~~~(><、) 最低限度を維持するプロはおらんのか?おらんのか?それで客が映画に来ないとか、ふざけたことぬかすなら、そりゃ当然!客離れるぞ?違うのか? と、小一時間膝づめ談判したい気分だ・・・。

 まぁそういうわけで、私は海外正規版でしっかり買って、日本版は品質が良ければかうけれど、いまいちなのはしっかりチェックして、どこの日本の企業がいい加減かを、しっかり名前覚えておくことにするよ。商品を一定に品質で観客に届ける・・・という基本中の基本が出来ない「企業」は、潰れて当然なのだから・・・。

 ちなみに、Amazon日本サイトはあんまりインド映画DVDなどを買う時には役に立ちません。Amazon使うならUKやドイツサイトを使ってみてください。あと、外国語がダメだというなら、インド映画を専門に扱ってる輸入代理店などをめぐって探してみてください。「インド映画DVD」などで検索かけると必然的に店は絞られてきます。

海外サイトだと、欧州市場はしっかり確立してるので、例えば、e-bayなんかで、俳優別に検索してみてください(^^)/
   
by AkaneChiba | 2014-12-20 03:27 | そのほか | Comments(0)

映画「チェイス」 (原題 Dhoom:3) 再解説

チェイスの再解説と言うほどのものでは無いですが、日本版の話としてつらつらと。
 御存じの方も多いと思いますが、この映画、インド版の長さでは、日本上映に向かないとして、インターナショナル版として、カットがなされています。元は171分あります。日本版は151分。実に20分もカットされています。
 飛行機内で観れるインターナショナル版などは、ミュージカルシーン全削除・・・なんてのも時々あるインド映画・・・orz あまりにも欧米の都合に合わさざるを得ない事情には眉をしかめてしまいます。ただ、ミュージカルシーンは主人公たちのエモーショナルな感情などがひじょうにわかりやすく動くシーンでもあるので、私はこれらのカットする上映スタイルを良しとはしていません。もっと腹が立つのは、そのカットした分の時間分だけ、日本では上映館でCMが上映前に15分くらい大手がいれます。これが本当に頭にくる・・・orz。
 映画の料金は日本は高いと言われていますが、15分のぶん料金減らしてくれるのなら文句もいいませんが、環境の良い設備の整った上映館で、お客がゆっくりみられる状況でありながら、CMを無理矢理押し付けられる料金なんですから、金返せっ!といいたくなるのも当然です。CM15分も流すなら、そのCM分の料金を値下げして、1200円くらいでじゅーーーぶん!!の映画もぎょーーさん!あるんではないかと思っております。
 そこで、この映画のカットされてる部分の話。この日本大手上映向けのCM15分を排除すれば、今回のDhoom:3は完全版に近く見れたはずでオリジナルから日本版「チェイス」に編集しなおした20分差のうちの半分くらいは、確かにミュージカルシーンなのですが、映画を見るファンとしては、カットなしで見たいのは道理だと思います。(まぁ、アビーとウダイのお約束シーンは、前作、前々作見てない人には、要らないかもしれませんけどね・笑)

その中から、2曲、こういうのはネットで宣伝がてら公式サイトで出されてるので、日本語公式と合わせて、是非!あちらの本家のOfficialサイトを覗いて自分の目で確かめてください。日本語に拘ると日本の観客は絶対に損をします。海外も日本もダブルで楽しむと言う視野を持って楽しんでください。音楽シーンの言葉なんかわからなくても、そうそう難しいことなどありませんからね(^^)v
 
前半のアーミルのダンス部分が1分くらいカットされてるのはかなり残念ですよね。しかもこのサーカスの素晴らしいシーンを撮るために、リングとストラップ・パフォーマンスを彼らがこなしたその訓練練習量のことを思うと、尋常ではない努力がなされてるなとアッパレと言うほかなく。スターたちがどこまでそれをするか?というのは毎回いろんな映画の見せ場となっています。スタントを使う場面ももちろんありますが、アーミルはMr.Perfectと言われるだけあって、常に挑戦してそれをこなしてきます。そのパフォーマンスもお見事です。が、それでも彼は男性で且つ、キャリアの長い俳優です。この映画でのさらに見どころは、今回特筆すべきは、カトリーナ・カイフリング&ストラップ・パフォーマンスでしょう。劇中のKAMLIも素敵ですが(釘付けになりますがw)、ダンスの巧い女優さんでセクシーな衣装に目を獲られがちですが、ストラップ・パフォーマンスの姿勢の美しさなど、相当筋力が無いと出来るものでもありません、一応安全ワイヤーがあるでしょうが、とはいえ、彼アーミルのパーフェクトさについて行かねばならなかった女優さんのポテンシャル/スキルの素晴らしさを、もっと讃えてもいい映画だと私は思っています。

せっかくなので、まるまるぶっとんでたラブソングで、アーミルとカトリーナのカップリングを楽しんでください。


さて、貴方の目には、日本版Dhoom:3=「チェイス」はどのように映ったでしょうか?インド映画は一度見ただけじゃわからない中味も相当詰まってますので、是非、2度、3度と足を運んでみてください。


メーキングもあるので、もし、映画観終わって、どうやってるのかな?と疑問に思う方は、こちらをチェックしてみてください。



  @@D:3見た知り合いが言った言葉「この映画、そのあと4とかできると主役移るんじゃない?(笑)と仰ってましたが、Om Shanti Om(恋する輪廻)の中で、Dhoomのアビー、盛大にネタにされてますよね(笑) 当時D:2一世風靡した後だったし。『Dhoom:5!!なぜなら彼は映画に出てないからだっ!!』ってなww インド人、ホントにやりそうだよなぁ~ww 果たしてD:4ではアビーはいるのか?ウダイは本当にD:3で引退してしまうのか?ww

前作とかも興味あればどうぞ
by AkaneChiba | 2014-12-20 02:42 | Bollywood | Comments(0)

インド映画考 2014年 in 日本

2013-14年のインド映画関連の簡単に考察をしましょうか。日本でのインド映画の扱われ方や概念がどう動いたかも併せて所感を述べてみます。その2、2014年編。 その1 2013年はコチラ

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<2014年日本で公開>
 昨年の「恋する輪廻」のマサラ上映旋風と(日本での)インド映画『再元年』の余韻を引っ張って春、「スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!」が、マサラ上映旋風を引き続き巻き起こす。アンプラグドさんの面目躍如!というか日本でインド映画への理解がしっかりあるのは、アンプラグドさんではないでしょうか?とファンの間では言われている。だから最初、この映画が上映される話が聞こえてきた時、名前も売れてない新人を起用している「スチューデント~」が、今までのインド映画ファンには「売れる映画」には到底思えず(笑)、マサラ上映旋風がなければ、ワタシも完全に1-2回いってそこで終わってた映画でしたわ(笑) まんまと宣伝戦術にのせられて(^^;)、この映画だけで5回以上映画館に足を運ぶハメに(笑) 今はそのハメにハマってよかったと思ってます(笑)。何しろそこで活躍した新人君達、今ヒンディ映画の中でも快進撃しておりまして、その新人発掘に目を向ける力のある「カラン・ジョハール」という人の「プロデューサー力」や「先見の明」には、脱帽致します(-人-)。目利きのカランは、この00年代~今後のインド映画を知る上でも重要なファクターなので、みなさんも、カラン・ジョハルの名前は覚えてくださいね(^^)v 



 SOTYが来る春前には、まず冬、DVDスルーになる前に1週間だけ東京だけで上映の「エージェント・ヴィノッド」は宣伝もなかったので、客の入りは散々だった模様(この映画の主演のサイフ・アリ・カーンは日本に来日したことがあります)。実はこの時期に勿体ないことにDVDスルーで一本未公開のまま映画が出ていまます「アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター」これは本当に勿体なかった!!今からでも映画館で観たい一本です!(>_<)どっかやらんか?是非!インド映画がどこ目指してるかを日本の人にも知ってほしい一本だった・・・。 大阪アジアン国際映画祭で2年前に来た「神さまがくれた娘」を2月に上映。ミニシアター系で上映。インド映画の波がまだ火が小さいことは感じる。春にはIFFJが買い付けた「デリーに行こう」が上映される。こちらも宣伝が行き届かず知られていないマニアックな上映となる春だった。そして、マサラ上映で盛り上げたスチューデント~(=以下、SOTYと略す)で、インド映画を知らない若い観客層の取り込みを狙う。これは功を奏した模様。
 露時には「マダム・イン・ニューヨーク」が上映され、また主役のシュリデヴィの来日が実現し、こちらは評判も上々、年配層への宣伝アピールが功を奏し銀座で立ち見が出るほどとなる。その後、宣伝が功を奏した「めぐり遭わせのお弁当」も評判を獲り続ける。感動ドラマや小難しいタイプの映画は、年配層が足を運ぶも、年配層は何度も同じ映画を観に行くようなことはしない・・・。それとは対照的に「SOTY」は若者層を狙ったイベントありきの上映で、同じ映画に何度も足を運ぶ傾向が強かった。他、太秦のインド映画祭とばかりに「ダバング 大胆不敵」「バードシャー テルグの帝王」「あなたがいてこそ」で、強行スケジュールのマサラ上映を敢行ww ついて行くのも精一杯なくらい混沌=カオスな、まさしく何でもありなマサラ状態が。しかし関東の入りは知りませんが、関西は足が重く、関東より遅れる上映や、評判が浸透するのに時間がかかる状態(上映館の環境が大阪市内は極端に良くないので・・・)。京都や兵庫のマサラ上映のような若者対象のイベントなものには足が向いていた。
 夏にようやっと昨年のインド映画がwowow等で放送され、ここで一気に全国区。認知度がかなり変わる。ツイッターやブログなどのアクセスなどが変わってくる。雑誌やTVメディアなどの文言が、昨年よりもかなり「ポジティブに前向きに評価」され、昨年無知だった評論家たちも、今年は一気にその考えを改めることとなる展開になる。(それでも5月くらいまでは厳しい様子だったけれどね・・・)。それら大きな夏のインド映画の波が去る一番最後に登場したのが「バルフィ!人生に唄えば」夏休み期間が終わってからの上映なのでどれだけの人が足を運べたかはわからずじまいだが、今年の感動映画の票の上位には入っている(当然っ!それだけのクオリティの作品だもの・・・)。相変わらず映画宣伝に関しては、TVメディア周りなどが酷いディスり方をしていたが・・・。また、大手シネコン上映なのも喜ばしかったが、映画本来の出来の良さをしっかり気がついた映画ファンが出たと思われる。秋には東京国際映画祭の一番のイベントになったのは、アーミル・カーンの来日であった。インド映画の大スター(国賓級の人材)を一年に二人も来日に成功した意味では、ようやく広告会社などもまともに商売をする気になった?(それをインド側にしてもらえるだけの力が日本の広告代理店に今まで力が無かった・・・と考えるべきか?)割には、相変わらず直前のプロモでくだらないタレント使って酷いプロモをするいつもの広告会社の手口に辟易。インド映画に恨みでもあるんか?広告会社! 

 急遽、ボリウッドフェスティバルと称して、DVDスルーの作品を特別上映がなされることとなる。「チェンナイ・エクスプレス」「クリッシュ」「きっと、うまくいく」。 地方では、ここにきてインド映画の評判が安定して評価されてきたこともあって、特別上映祭を企画したり、昔のインド映画などの再上映等の上映会などが行われたりし始める。大阪では民博の上映会で「My Name is KHAN」を上映。「アシュラ」(原題:Anjaam)と「ボンベイ」の特別上映は特筆すべき。他にも「デリーに行こう」も春先には集客があまり叶わなかったが、ちらほらと地方で上映されるところも出る。現在12月は「チェイス」が大手シネコン系で上映中。
 というか個人的には、今年は怒涛のようにインド映画がやってきて、その波に完全に溺れてしまいました(白目)。ようやっと、この夏を皮切りに、インド映画への全国レベルでの評価ががらりと変わった潮目が来た模様。日本は世界の波に2年遅れるブームになるのが常だが、映画に関しては3年以上スパンが遅れることを痛感したのが、このインド映画だった。とにかく頭が固い日本の映画興行・・・orz

 福岡や東京にまで観に行く力は私には出来なかったけれど、ずっと以前から映画祭等では力作が紹介されていたので、それが日本でも上映されるといいなと思いながら、力作を上映するそこまで太っ腹な配給会社はまだ少ないようだ。小さな上映会レベルのものは実は盛況で(但し関東だけインド人コミュニティ向けだったりする)、Vijayの映画や、今年は年末にラジニのLingaaが川口のスキップシティで上映された。一日キリだが大盛況である。

IFFJも3年目。今年の映画は前評判の良い素晴らしい作品が何本のあったので、一本を除いてかなりクオリティはそこそこあったラインナップとなる。人気は「若さは向こうみず」(原題:Yeh Jawaani Hai Deewaniだったが、私のピカイチ・オススメは「Ranjaanaa」。これを日本がしっかり買うことが出来るなら、今年の「マダム~」や「めぐりあい~」に匹敵、いやそれ以上に「評価が高い」作品になることは間違いない(この翻訳は別の人に変えてほしかったが、向き不向きがあるよね。社会的なのがうまくても恋愛モノは苦手な人もいるww)。果たして日本の観客にそこまでついて行ける層がどれだけ存在しているだろうか?小難しいのや社会派でなきゃ映画じゃないよと言いたげなタイプにこれが通じるか?哲学的な深さが通じるのなら、日本の感性はも死んでやしないと言えるのだが。音楽もあのラフマンゆえ、是非ともその素晴らしさごと日本で配給にこぎつけてほしいものだ。大丈夫日本はこういう映画を好きな評価できる人たちがしっかりいるから、売り込む方もキチンとしたビジネスをして欲しい。補足としては、噂で「Ram-Leela」上映の噂が出たが、どこか大手が買った?。未だ情報は前に出てこず(こういう情報が表に出て来にくい時は大手っぽいんだがな・・・)。



<2014所感>
by AkaneChiba | 2014-12-20 00:16 | インド映画全般 | Comments(0)

インド映画考 2013年 in 日本

2013-14年のインド映画関連の簡単に考察をしましょうか。日本でのインド映画の扱われ方や概念がどう動いたかも併せて所感を述べてみます。まず2013年まで

<~2012年までの前提>
 過去今まで~2012年までの日本のインド映画の扱われ方を簡単に概略。大まかこういう流れだろうという範疇です。コチラクリック

<2013年>インド映画100周年。
カンヌ映画祭が、インドの100周年を記念して招待国として招待。これに向けてプロモーションをかけていたインドでは、予算も十分に割かれ、内容の詰まった作品、名作など、次々とこの年に向けて気合入れてつくられた作品が、2012、2013と目白押しに生まれる。

日印友好関連の後押しもあって、「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」の日本公開が、2013年2月後半からはじまる。(スラムドックミリオネアの原作者と言われる外交官が日本大阪に在住していた。任地を移動することになったので、その後押しもあったという話。) 配給宣伝主導で、関東でマサラ上映によるプロモが組まれ、マサラ上映旋風のきっかけになった映画となる。いやーーこの映画の素晴らしさにも参りましたが、そこにマサラ上映を毎週のように引っ張ったプロモには、完全にノックアウトされてしまいました、アッパレですっ!あたしこの映画だけでも劇場で、十数回以上通うハメになりました・・・_(^_^;)
 またカンヌがインド映画100年の招待も兼ねているので、日本でも様々な外交交流の後押しになって、日活も100周年であり、「きっと、うまくいく」が、ボリウッド4として紹介されロングラン。同時に、前年のインドでの2012のヒット作の、サルマン、シャールク作品も日本に紹介され、通常上映がなされる。「闇の帝王ドン ベルリン奪還作戦」(2011) 「タイガー 伝説のスパイ」(2012) 「命ある限り」(2012) 3カーンを日本にしっかり紹介する映画でもある。

 久しぶりに興行収入が億超えた、アジア洋画になったのが「きっと、うまくいく」(-2009)だった(この映画は下コメ映画祭で既に日本では紹介されていた経緯もあった)。ようやっと日本でも、ボリウッド元年となる基点が出来た年は2012-13年となる。プロモーション宣伝も、右往左往と模索している中、億の興行収入いった「きっと、うまくいく」は快挙かもしれない。但し、都会の上映はあっても、インド映画への偏見はまだムトゥで止まったままの意識の日本であり、映画誌面やメジャーなマスコミ・メディアですらも偏見にまみれた無知なコメントを残すものも少なくなく、特に日本で韓流ビジネスにがぶりよつなメディア連ねる人材などは、露骨にインド映画をディスっていた事実には、あまりの業界の視野の狭さに一観客としては驚くしかなかった。(調べてみ?笑うくらい露骨だから・笑) 映画に客が足が向かわない理由を、客やネットのような文明のツールのせいにして、業界全体が「何に取り組むべきか」をビジョンが無い/弱い事を、観客/消費者の目から見て痛感した広告/メディアだった。高い金獲って宣伝するのなら、その金に見合う効果を挙げないで、金だけ持って行ってメディアでディスる・・・という消費者を商売を馬鹿にしている広告メディア業界に向かって、商品供給側も、そして消費者も、本気で怒っていいとも感じた一年だった・・・orz  とにかくメディア周りの広告は糞だ、単なる金詐欺泥棒だorz。一所懸命映画を見てもらいたくて配給さん側の努力を踏みにじってる、大手メディアや大手映画上映館のヤリ口に、辟易しながら、小さなミニシアターや地方シアターにせっせと通う方がストレス無くていいと感じた一年でもあった。地方シアターを馬鹿にしてる東京中心の大手の姿勢は、地方観客/上映館側から突き上げて文句言ってもいいとさえ思ったからな・・・orz 東京は日本の代表なんだから、もうちょっと地方を先んじる「ノブレス・オブリッジ」的な意識を持ってくれ。それが中央の義務でもあると大手企業側には問うてみたい。

 (配給側の地味な努力のプロモの)マサラ上映旋風や、ボリ4に、スター作品の一挙公開も手伝って、日本でのインド映画の裾野が一気に広がる。「マッキー」(-2012)は時期が10-11月と、微妙だったことでその波に若干のれなかったが(NHKとかでも宣伝してたらしいが・・)、シネコンでも上映対象になってくれた(映画内容からいえば当然なんだが)。ただプロモに成功してるとは言えず「きっと、うまくいく」だけが目立った感となる。(しかしアンプラグドさんのリベンジは2014年にやってくる)。このあたりもかなりメディア周りの酷いコメントや宣伝、抵抗がインド映画に対してあって、宣伝すると見せかけてディスるTVメディア等側のインド映画への偏見や抵抗に、首をかしげながら映画館に通う一年にもなった。ネットなんかによる地道な宣伝が効果を上げたのは「きっと、うまくいく」だけだったのではないだろうか?

ひとつ、「スタンリーのお弁当箱」という映画は夏に公開。これはわりと丁寧に宣伝をしていた気がする。

IFFJは2年目。大物映画は少なかった。予算の都合か?1年目が豪華過ぎたのか(笑)。ヒンディ映画だけではなく、いろんな地域の映画の紹介がなされると言う多彩なラインナップ。


<2013年のおまけ>
 インド映画が、日本に今年2013にもロケに来ています。他映画祭に来られた2014年公開された「デリーに行こう」の主演のヴィナイ・パタクさんは秋に来日していますよ(仕事なかったらマジで会いに行きたかった~ ><)。秋に来てた、Samantha Bellamkondaのテルグ映画「Production No.4」、Vijayの「Jilla」映画や、ボリ映画の Yougistaan とか、日本でどうやったら観れるか?ってので、DVD発売されてるのを、チェックできました(笑)エキストラとしてロケにいってきたので、記念パピコww に書いときます(笑)

   @@その2、2014年編はコチラ

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2012年までの前提はこちらに
by AkaneChiba | 2014-12-19 18:57 | インド映画全般 | Comments(0)

2014インド映画上映中 今後公開予定やマサラ上映

<12月、上映中>
『チェイス』(原題: Dhoom:3)
是非!インド映画がしっかりお金かけてつくられてる様や、インド映画の持ってる頭の良さなどを、そして娯楽エンターテイメント性を、しっかりその目で確認してください。他の文化の今の現状をシッカリと知ること・・・、日本人にならそれが出来るはずです。悪い意味でのガラパゴスなる日本ではなく、他の国の文化を尊重できる価値観を持つ方々なら、今のインド映画の素晴らしさをしっかりと認めることが出来ると思います。日本の上映館や日本の映画興行の古臭い旧体質な固定観念から、観客自身が脱却できる機会になりますよう・・・・(-人-)

<追記>  2014.12.27 京都で「SWADES」上映。詳細は下記に(予約制だそうです)。
Cinema Picchi Vol.3  http://kokyuu.org/cinema/
シャールクの名作です。あーーー!忘年会断れないぃ~~~(@@;)行けないィ~~!!
音楽もいいし、小さな星が、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・たくさん~♪ DVD持ってるけど持ってるけど・・・(泣)
ってか、この年末こんな時期にするか・・・・・orz  


来年の話
<キネカ大森 マサラ上映>
2015年1月4日 キネカ大森で、マサラ上映があります
http://www.ttcg.jp/cineka_omori/topics/detail/34679
チェンナイ・エクスプレス ですので、みなさんで 1234とかThalaivaとか是非!ルンギ着て楽しんでください。あたしは関西在住なので関東に行けませんが・・・orz
チェンナイもマサラマニュアル欲しい人用に作ることにしますので、しばしお待ちを

<来年2015年日本で上映のインド映画>
3本入ってくるのは確実です。

上映時期は一月
『ミルカ』(原題:Bhaag Milkha Bhaag )-2013 -日本公式サイト
・・・ミルカ・シン インドの陸上競技の偉大な選手の半生を描いた映画。昨年この作品は欧州でもBBC等で取り上げられた一本になっております。主演のファラン・アクタル(ファルハン・アクタル)は、監督・ロックシンガー・俳優をこなす多彩なマルチタレント。日本でも公開されたDON,DON2の監督でもあります。

上映時期は2月?
『女神は二度微笑む』(原題:Kahaani)  -2012 ―日本公式サイト
・・・スリラー、サスペンス。映画の劇中音楽が、とてもリズム他いいので、耳に残ります。話すと勿体ないので、多くは語りません。『面白い』ので是非!劇場に。そしてどう面白いかは、内緒にしときましょうか(笑)

上映時期は未定
『フェラーリが運ぶ夢』(原題:Ferrari ki Sawaari)も公開されます -IMDb 持ってるのは多分ここ
・・・ハートフル・サクセスストーリー。「きっと、うまくいく」(原題:3idiots)で、親友をやってた彼は、今度は息子を思う父の役です。素敵な音楽と共に子供の夢を載せてフェラーリで、あなたもドライブしてみてください。



by AkaneChiba | 2014-12-16 21:35 | インド映画全般 | Comments(0)

追記 Chennai Expressについてリンク他

ここは、最初の解説後日本語翻訳があまりにあまりだったので、Chennai Express 再解説を書きまして、そこで書き切れなかった部分の補足や、関連のリンクをちょこっとおまけとかに貼ったりしましょうか。ちゅーか、珍しくChennai Expressはデリート・シーンが無いっ!!何故だっーー???

追記<おまけ 0>-------2014.12.13------
 昨日も上映を確認したが、翻訳字幕が誰かが画面には一切出てこなかった(普通はそんなことあり得ないからな ^^;)。この翻訳は、私のような単なる一ファンでも「ちょっと酷い・・・」と思ったくらいだから、翻訳した人も何らかのDVD発売する側の会社の姿勢やらなんちゃらのトラブル巻き込まれて、本人の納得や意図しないままに商品化してしまうラインに乗ってしまったものではないだろうか?と勝手に推測している(翻訳者にとってはキャリアの黒歴史?かもしれず・・・)。インド事情もインド映画のみならず映画ファンすらも、全くもって見えてない「会社のいい加減な/未熟な姿勢」で、私たちに提供された日本語訳なのだと私は判断しました。ですので、できるだけ字幕オフにして、聴きとる努力をして(他英語字幕などを補完して)みてみてくださいね。そうするとさらに、ラウルとミーナのストーリーに深みが出て感動も出来ると思います(^^)/ ----


<おまけ1>
 まず、シャールクはこの映画で、ディピカーを抱きかかえていますが、映画撮影中に肩を壊しまして・・・というか古傷が悪化しまして(過去の傷で止めてた固定してた金具かなんかがずれた?らしい)・・・しばらくの間(というか結構長かった)、片手を固定して行動するハメになっております。ケガしすぎだよ毎回・・・気をつけてね(/_;),
 多分これはおそらくおひげのシャールクなので、ケガで片手使えないので髭剃れないと無精ひげ生やしてた頃の映像っぽいので、撮影後宣伝用のコント仕立てのCMですかね?
https://www.youtube.com/watch?v=TiXZcmtBtSw
他にも何本かVersionあるんで、楽しんで見てください

<おまけ2>
チェンナイの上映字幕は、DVDと内容が同じであることも確認し、そんなこんなで、翻訳そりゃないよ~と他にも同じように感じてる人がいるのかとネット周ってますと、やっぱり気になる方々はおられるのですね。インド映画ファン歴1年10カ月の私ですらも、あの訳はないだろぉ~と思ったくらいですからね(^^;)
べるがも.com さんというサイトから、
▼チェンナイ・エクスプレス日本版DVDの字幕検証
他にも、映画の引用元とか紹介してくれてるのはありがたいですね。
▼映画 Chennai Express の替え歌やセリフの引用元
まだ観れてない映画もいろいろあるんで助かります。参考にしていくつか映画観てみることにします。

<おまけ3>
 あとこの映画のエピソードの一つに、この監督、どういうわけだかディピカを怒らせてまして、その映像が映画の前にかなり出回っておりました(笑) https://www.youtube.com/watch?v=nXHhgMFV4yo 何かしらこの監督、いっちょかみなイタズラを仕掛けておりまして(他の人にも)ユーモア溢れるのか、それとも単に「子供」なのかはわかりませんが(うーん、子供?って思ったかなぁ~?笑) シャールクにはしてませんでしたが、スタッフやディピカにはしてたので・・・。一種の炎上マーケティング?かもしれませんがw、それでも十分に興味をそそる映像でしたし、なんというか「女性を敬わない土地の監督による撮影?」なのかしらと、私は思ったりもしましたし(笑) それならそれで、映画のテーマそのものを踏んでいますので、そういう宣伝なのかもわかりませんし(笑)。そういうことがあった・・・というエピソードだけここに記しておくことにします。(そうそう、ちなみに、ディピカの恋人のランヴィール・シンはこの撮影の時に彼女の様子を見に駆けつけてたことがあるそうです。)

<おまけ4>
 あとインド映画は、鉄オタ向けの宝庫でして(笑)ロケ地になったところの映像など
https://www.youtube.com/watch?v=UqZD3OcvGFY
https://www.youtube.com/watch?v=K81bQhweBMA
こういうのも、余談として観るのも面白いかもしれません。
印度の鉄道網についての地図はコチラ

実はもう一つ・・・・
by AkaneChiba | 2014-12-11 18:18 | インド映画スター | Comments(2)

映画「Chennai Express」(邦題:チェンナイ・エクスプレス) 再解説 

一度、映画「Chennai Express」(邦題:チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上)を、ストーリーに触れないようにして解説しましたが、先日、上映館に行って日本語字幕で見てきた結果『チェンナイ・エクスプレス』と『Chennai Express』は別物 といいたくなるくらい翻訳がストーリーをキチンと読めてないことに不満を覚えたので、話に触れながら、その解説したいと思います。なので、ネタバレを含みますので、まだ観てない方はこのまま先を読まずに、そっ閉じ(笑)してくださいね(笑) 日本版を観てから、インド版を見て、その違いを堪能してもらったり、どうして映画会社がそんなことをするのかを考えてみたりするキッカケになってくれればと思います。
-------------------------
 この映画には、表面上はコメディ仕立てのラブロマンスな物語ですが、それでもシャールク映画ですから、メインテーマやサブテーマってのも話の中にはしっかり挟み込まれています。映画紹介の時点では、見てない人には自分で気づいてほしいので、それはこのブログには書けませんでしたが、日本語字幕がそれを読み取れるレベルには全くないので、ここではネタバレの形でそれを私なりに解説したいと思います。

a0308487_1113279.jpg さて、映画のコーポレート紹介などが一通り終わって本編が始まります。その時にまず役者の名前がクレジットされます。その時、この映画は、ヒロインの「ディーピカ・パドゥコーン」から先にクレジットされて「シャールク・カーン」の名前が出てくるのです。そのことは、この映画の中に込めているあるテーマに重要に関わってきますので、シャールクよりもディーピカが先だったということを頭に置いておいてください。

それでは、解説を・・・
by AkaneChiba | 2014-12-10 03:13 | Bollywood | Comments(0)

こっそりおまけ

さらにCEについておまけにもう一つ気になったシーンから推量をしてみようか。(日にちわざとずらして投稿してます)

 先に書いた、スコップ/シャベルの件だが、何故スコップもって戦うのか?のところも、ちょっと気になったシーンなのだ。一番最初にスコップ/シャベルを振りかざすところから始まってるし。

 映画の中では、スコップ持つ前は、鎌=南インドの代表的な武器(違っw)を取ろうと苦心する様がコントタッチになっている。いや、本来は農耕具だが(笑)、南インドの映画では、鎌は立派な武器だったりする(笑)。それを取ってミーナ人質にとって逃げてみたり、何とかして鎌を取ろうと近づいたりしてる様は、クスクス場面だ。--追記2015.12.16-彼女を脅して車に乗り込んで、それを阻止するタンバガリが車につかまって引き摺られ泥まみれになる・・というシーンはテルグ映画の「Okkadu」-2003という映画のパクリですね(笑) ようやっと先日そこに気付きましたわww インド映画の沼は深い(^^;)--
 一度目はバイクで逃げ、2度目は南の鎌で逃げ、3度目は鎌を取ることも阻止され、しかし子供+村人がその場面を助けてくれる(あの子供が出てくるのはなんの比ゆか、何かの映画のパロディか?そこわからん)

 で、先に書いたスリランカの話を、ここに持ってくることを仮定して、そのコントシーンを眺めてみよう。
 ラウルは北の都会人の投影、ミ-ナは終始サリーを纏う南の伝統的な象徴なら、そこでタンバガリが何を現すのだろう?とみたら武力で物事を測るタンバガリはタミルの強硬派?の意見をいった国内圧力とも取れなくもない。

 そういや、その村のファミリーが中国の人口のようだという驚きの一節も最初気にかかる。印中の関係は微妙だから中国への皮肉がでるのはインド映画にはよくある話だが、どうしてあそこで中国のようだという言葉が出てきたのだろう?人口の多さについてはインドもどっこいなわけで。 
a0308487_0525379.jpg
 村が見つかって、ラウルが逃げるためになんとかしようとするが、武器を取ろうとするがミーナは彼のお調子言葉に怒ってしまいドタバタコメディをはじめてしまう。「あの鎌(武器)を取りたいんだ」と目くばせし、ようやっとミーナが気付き「それがあなたのストラテジー(戦略)なの?」と問いただす。武器を取りたいのに取れなくてぐだぐだする、その二人のドタバタぶりが面白いんだが少々ダラダラ感もあってこのダラダラ感はなんだろう?とも思ったのだ。ここをスリランカ内戦が長引いて何度も仲介をしようとするインドが、グダグダしてしまってるぶりを「オレ等インドがスリランカの件でやってることはまるでコメディかっ!」と盛大にあてこすってるのじゃぁ~ないだろうか(笑)と・・・。(Madras cafe 見といてよかったぁ~。お陰で少々わかりやすくなったわw)
 インドというか現地のその最前線にいる人々は、怒りを通り越してあきれ果てた先は、笑うしか無くなる・・・という(現実がそれだけ厳しいいからこそ乾いた笑いしかなくなるというものなんだが・・・)社会の現実、ひじょーーにセンシティブな内容に『こりゃ、コメディにすることしか出来ない内容かもなww』と、シニカルな皮肉な笑いがこぼれる他なかった。

 そしてラウルはタンバガリと闘い、スコップやバケツでそれの応戦する。鎌でなくスコップやバケツなのは、開発や治水の象徴か?ラフルは戦いの上、追い詰めて鎌をのど元に突きつけるが、武器を手放し彼を生かすことで終わる。そして、ここが少々現実と違う。現実は、スリランカは中パの協力でその抵抗ゲリラ勢力を追い詰めて殲滅してしまうことで終結するのだ(長年の争いの結果、難民を多く生み出すことになってる経緯もあるのだが・・・)。スリランカの経済的投資額など一番の外国は実はインドではなく中国と言う現実もある。北の逃げ腰で、南との対等なパートナーであるにも関わらず、同胞だからと手をこまねいているうちにあの結果ではないのか?と。それを終わらせるのはインドだったら追い詰めて同胞を殲滅させるような真似はしなかったかもしれず、それが出来る道もあったのではないか?と、国の歩んできた道を振り返って自戒しているようにも、思える。---追記2015.1.13 現在スリランカの政権は、親印、親西側諸国側に取り戻しています。海域のポイントでもあるので親中、親パキスタンでは軍事的にも西側諸国は困るのです。今日は二十数年ぶりに、ローマ法王がスリランカに訪問していましたので、これらの政権への政治的な後押しにもなってるように思います。---

 この映画DVDにはデリートシーンが何故か収められていない。ただ、ネットで探すとデリートシーンとして、その時に検索に引っ掛かってくる映像が、あの「Ksshimir main, Tu KanyaKumari」だったりもする。歌のシーンだからサックリ削除もあり得ないわけではないが、それはインド以外の国の日本のような頭の固い映画事情の価値観だけの話であって、インド内の国の価値観で音楽シーンをデリートすることはない。もちろんそれらの検索にひっかかってくるのはインドのサイトなわけで・・・。やはりセンシティブな一曲であることは間違いがないようだ。
a0308487_0524549.jpg
 ちょっと別の話をここで。音楽に関してはいつも思うのだが、一体どういう過程を経て、注文通りの音楽を作り出せる作業してるんだろう・・・というのが、ひじょーーにその製作過程が気になる。監督、脚本家、作詞家の相互の連携の近さを思うと(それらを全て兼ね備えてる才能豊かな監督とかもいるが)、彼らの映画作りのそのメソッドそのものが、ミュージカル製作過程の積み上げられた技能の習得が素晴らしいレベルにあることを、痛感せざるを得ない。丹念にその作品のヴィジョンをしっかり練ってプロットを作り上げる引き出しをどこまで持っているのか、驚くほかない。記憶力は抜群の人たちが集まる国でもあるけれどな・・・。その記憶力があるからの複雑なディティールが幾重にも重ねられてる映画なのかもしれないよなぁ~。頭の良さがちょっと尋常じゃなさすぎますわ・・・パチパチパチパチ(^人^;)

------------

まぁ、そんなことをツラツラと考えながら、
by AkaneChiba | 2014-12-10 00:13 | ワケ | Comments(0)

『チェンナイ・エクスプレス』と『Chennai Express』は別物

 クラッシックの音楽の世界は、楽譜が全てだ。作曲者の意思をそこから読み取る作業を通して、演奏者/指揮者はその時代の息吹を、観客に伝える。そういうものだから、たったの一音でも飛ばしたり変えたりすることは許されない。その上で指揮者は指揮者なりの芸術的感性をその上に載せて観客に披露する。作曲者の意思は絶対であるものを、そこを自由にアドリブを書き加える世界になるなら、それはクラッシックではなく、ジャズのような世界に変わっていくかもしれない(単にリズムの種類の問題とは違う)。

 翻訳はどうだろう?いろんな国の言葉を誰しもがその意味を理解出来るよう「手助けする」のが「翻訳」の目的であって、元の作品の意図するところの意思は曲げることは許されないはずだ。ところが昨今報道のニュース記事ですらも、どーせ外国語が読めないだろう読者に対して「まるっきり嘘の/正反対の訳」をするような「ロクでもない記事」なんかを書く連中が、報道でも闊歩している。社の意向に沿った論調であっても、原文を当たって読める人材が増えた現代では、そんなまやかしは通用しないのに、未だそういう行動で、世論を操れると思ってる、愚かな奴らが、報道内部に散見されるのは、自分で自分の首を絞め購読者数を減らしていることにしかならない。読者は馬鹿でも愚かでも無い。そのことに気がつかない「言論を弄ぶ輩」たちは、早かれ遅かれ、駆逐されて行くであろう・・・。

 さて、映画の話は
by AkaneChiba | 2014-12-08 00:00 | そのほか | Comments(0)

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