遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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カテゴリ:監督・スタッフ( 5 )

インド映画「沼」再び『Drishyam』2013他

 再びインド映画沼wの話です。実は2013年のマラヤラム映画の大傑作が2014、2015にかけて他4言語それぞれのご当地スターでリメイクされて(オリジナル含めてインド国内で5言語)、さらにどの映画もその興行成績たるやどこでも大ヒットになっているというインド産ドラマ・スリラーの傑作映画の話です。a0308487_03145681.jpg マラヤラムの映画は今ひじょーーに勢いがある若手の才能ある監督が、New Age/New Generationとして俳優や監督・スタッフごと勢いのある素晴らしい傑作/佳作/快作を2010年代に飛ばしています。その2010年代に入ってからの一つの到達点といいましょうかターニングポイントとなった映画の話です。

<「Drishyam」5言語で製作>
 その2013年のマラヤラムの中で最も売れた旗手ともいえるJeethu Joseph監督の名前を一躍スターダムに乗せたタイトルで、2013年12月にマラヤラム映画界の大スターMohanlal(モーハンラル)主演の映画「Drishyam」について簡単に紹介しようと思います。
 この映画は封切られたと同時に、これがその年マラヤラム史上空前の興行成績となり、他の言語で翌年、翌々年、その言語の映画界の重鎮スターで次々リメイクされ、オリジナル言語含めて5言語で製作されたリメイクされまくった作品となり、その上どの言語の映画界でも大好評の素晴らしい興行成績を上げるという、まさしくインド映画沼wな一本のタイトルとなりました(^^;)。映画としてはむちゃくちゃ面白い映画となっている見事なスリラーで、マラヤラム映画のターニングポイントにもなった映画なのですが、その分、とある騒動も起きています。(それは後程後述にて…)

 前回、インド映画沼として紹介した「Okkadu」(2003)、「Ghilli」(2004)、「Ajay」(2006)、「Jor」(2008)、「Tevar」(2015)は、それでもリメイク年度に隔年の間が空いており、一気にブームとなってリメイクとなったわけではありませんし、全部が全部それなりの大ヒット興行成績を上げたわけではありません。このようなタイトルはこの映画だけでなく他にもあるので(プラカーシュラージさんが3作品に渡って悪役で出演してるのは珍しいかもしれませんがw)、これだけが特別というわけでもないですが、それでもテルグのマヘッチ主演のも面白かったですが、タミルのAjayのGhilliの方もさらに音楽がマッシュアップされて面白くファンを楽しませてくれた、各言語ごとの「地方特色を反映した」タイトルでした。a0308487_03023942.jpg同じタイトルでも興行成績はそれぞれにまちまちの違いが出ました。
 ところがこのマラヤラムの2013年のスリラー「Drishyam」は、瞬く間に各地方の映画界で、良い父親世代の演じれる世代のベテラン・スターで次々リメイクされ、そのどれもが優秀な興行成績を上げたという稀有な大ヒットタイトルと言えると思います。いわばこのタイトルだけで全部合わせて稼いだ金額…500cr越えてるんじゃない?(^^;)という、その点でもかなり稀有なインド2013-15年の3年かけた「裏ヒット作品」と言えると思います。まぁ製作・原作者にどれだけ資金が渡っているかは疑問ですがね…(^^;)

<リメイク歴>
 簡単にそのリメイク歴を見てみましょう。
オリジナル ▶マラヤラム語 2013年12月
 Jeethu Joseph監督(ストーリー/脚本兼) Mohanlal主演「Drishyam
☆2014年は2言語、ほぼ同時期公開
▶カンナダ 6月 
 P. Vasu監督 V. Ravichandran主演 「Drishya」 
▶テルグ 7月 
a0308487_03145552.jpg  Sripriya監督 Daggubati Venkatesh主演 「Drushyam
☆2015年も一か月弱で時間置かずに2言語
▶タミル 7月3日
 Jeethu Joseph監督 Kamal Haasan主演「Papanasam
▶ヒンディ 7月31日
 Nishikant Kamat監督 Ajay Devgan主演「Drishyam
 3年の間に同じ映画が5本製作されているわけですね(笑)。

<地方で売れた映画は中央がリメイクするというインド事情>
 先も言いましたように、この映画は5言語で製作されています。
a0308487_03145666.jpg配役が、私はあまり南のことは知らないので、Mohanlalというおじさん大スターくらいは知っていますが、テルグのDaggubati Venkateshや、タミルの御大Kamal Haasan Sirは他の映画でも拝見しているので知ってますが、カンナダの主演のV. Ravichandranは全く分かりません(^^;)。
a0308487_03145518.jpg 実は私はこの映画を最初に、Ajay Devganのヒンディ版で観まして、ひじょーーに唸る傑作スリラーで拍手したんです。ストーリーは家族愛の話でもありますので、家族を守り切る頼りになる父をしっかり演じ、それを執拗に追う警察官の母役が息子を溺愛する愛情を示すといえばこの女優=Tabuという配役でしてこの女性警官がまた恐いんです(^^;)。
 実はこの映画リメイクされたことで、複数の映画に跨って同じ役で出演してる人がいまして、まず家族の中の一番下の妹役の子供はマラヤラム、テルグ、タミルでも出演、そして家族を追い詰めるその恐い女性警官をAsha Sarathマラヤラム、カンナダ、タミルとで重複して出演しています(この女性警官のAshaには映画賞上げてもいいとすら思うほどの活躍ぶりでした)。他にも警官が被ってるような気がしたんですが、みんなおひげで同じに見えて見分けつかん(^^;)、カンナダとテルグが被ってる?のでしょうか?(誰かそこ教えてw 見分けが…w)。
a0308487_03145567.jpg タミル語版は、監督がマラヤラム語のオリジナルの監督です。最初アジャイさんのヒンディ版で見てしまったので、オリジナルがマラヤラムであることは知っていましたが、オリジナルまでは見る暇がなく手を出していませんでした。ところがこのところのマラヤラム熱でこれは見ねばと手を出し、そしてまたこの映画はタミルの御大Kamal Haasanもリメイクしたことを知っていたので(音楽がちょっと私が気になってるGhibranが担当していたので)、マラヤラムの熱に浮かされたのをキッカケに、とにかくオリジナルとタミル版を見ました。
 つまり同じ監督のオリジナルと、リメイクを見たわけです(^^;)
 で、インド映画沼について書きたくなって、その後のリメイクを全部も見てみることにしました。運よくカンナダ版も見つけることが出来て、結局、5言語全部踏破しました。あほですか!オレ…!_(^^;)

<インド映画沼>
 この映画がリメイクされた理由は、もちろん!元のスリラー・ドラマが秀逸であったからでもありますが、それ以上に主人公がいろんな映画をヒントに問題を解決していくという点が面白くもあり、a0308487_03050463.jpg各映画の業界の映像を利用して、その映画から学んだ主人公がお困りごとを解決するのです。自分の家族に関わる重大で深刻な問題を過去に見た映画を元に家族を守り切る…という映画になっているので、この「知恵」のために使われる映画が、そのご当地映画だったりするのが観客には喜びポイントなのだと思います。
 この辺りは映画好きだとさらにツボを踏むので楽しいのでしょうが、私は5言語全部一応見ましたが、各映画のヒントになってる映画については、ほぼ!なんの映画なのかわかりませんでした!(^^;) そりゃさすがにその文化・地域の映画知ってなきゃ無理よねぇ~(^^;)。こればっかりはインド映画にかなり詳しい方に聞かないとわからないかもしれません。私はまだまだ修行(違w)が足りないww
 残念ながら私は映画の中に映される映像のスターの名前を3分の1も言えませんでしたが(南は本当にまだわからない…(^^;))、そういう点も地方言語でリメイクされるに至った理由が一つあるのだと思います。

 テルグだと主人公が見てるTVの中にNTR?映画かしらね?ソヌさんがいて(笑) タミルのカマルだと、家族で見に行く映画はSuriyaさんのS2?だったり(笑) カンナダでは、最初にいろんな地域の映画のワンカット(ヒンディ中心)がでてきてました。また主人公がTVの映画の大人のロマンスシーン見て、a0308487_03035892.jpg仕事もほったらかして家に飛んで返り(笑)夫婦の営みををしようとするくだりはクスクス笑えるシーンですが、各映画ごとに、その映像や演出が大きくは違わないのですが、いろいろと特色あってちょっと笑いましたww 香水はどの地方映画でも必需品かいww ヒンディはサニー・レオネが仮病の頭痛のキーワードかいww そこに至るまでのドタバタはカンナダやテルグ、ヒンディは意外にあっさりw マラヤラムとタミルはちょっと長め?ww しかし絡みシーンがそうあるわけでもないですが(そこはインド基準・笑)
 前半は幸せなどこにでもあるありふれた家族をたっぷり見せてくれています。どれも音楽もご当地作曲家や歌手の手腕の発揮にしどころです。家族旅行のシーンではカンナダの風景だけが、他のどれとも違う映像でもありました。家族が仲良くするのは違いないのですが、カンナダだけ自然がいっぱい映像でしたね(笑)ロケ地が近代化された場所がそうは数はないんだろうねw 家族が参詣する寺院がテルグだとヒンディ系寺院だったり、マラヤラムだとキリスト教寺院などそういう地域色も散りばめれています。

 こういうインド沼な映画で、同じタイトルのリメイクを見ると、映し出される映像の違い、役者の演技がそれぞれに楽しめる…という楽しみ方が出来ますが、元の絵コンテが大きく違うものもあれば、元のオリジナルにかなり忠実なものもありますので、それぞれに比較してスタッフや役者の技量をあれこれいうのも面白い映画の楽しみ方かもしれません。
a0308487_03210658.jpg この映画のオリジナルはマラヤラムですが、モーハンラル主演の映画だと家族との何気ない時間を積み重ねるさまが、南の映画らしいもっちゃり感がある演出脚本でして、そこはヒンディで見た時には、かなり洗練されてマッシュアップされスマートなキレのあるドラマ運びになっています。というか同じ監督で再度映画を撮っていても、2015年のKamalの映画では、2013年のMohanlalの時のような前半のドタバタなファミリードラマ感があまりなく、シリアス向けに冗長なコメディ感を出さずにすっきりファミリードラマを描いています。a0308487_03210652.jpg大きくは変わらないですが、マラヤラムのモーハンラル観客向けと、タミルのカマルの観客向けでは、その辺りの演出を変えているのは、役者ごとの色や個性だと思います。
 テルグは監督は別なのですが、絵コンテは原作に忠実ですが背景の景色などはひじょーーに美しく素晴らしい風景を撮影していまして、この五本共、監督の色が出るのではなく、良い父役をやってる各スターの個性で切り口にしてるのかもしれません。娘や母が美人だったのはテルグやねww
 恐い地元警官で子供を執拗に怒鳴るのは、テルグとカンナダでも同じ警官かな?

 背景が見事に美しかったのはテルグでしたね。別撮りが多かったのかな?映画の技術も含めて、その映像の美しさなどはテルグとヒンディに軍配上がりますが、製作費の違いですからそれはしょうがないですね。ただ、このオリジナルの監督は、ストーリーはどれもリメイク監督であろうと話は一緒ですが自分でメガフォンをとっているときは、監督/脚本/ストーリーの3役をこなし、マラヤラムとタミルでメガフォンを撮っていますので、そのオリジナルの絵コンテが、スリラーのストーリーそのものの秀逸さと映像とに凝縮されてるので、他の監督も変えようがない演出でもあったと思います。ずば抜けてるこの監督の手腕を、他の誰もが変えることが出来ないほど、一分の隙もないタイトルでもあったということなのだと思います。


日本の小説の盗作騒動
by AkaneChiba | 2017-01-28 03:51 | 監督・スタッフ | Comments(0)

祝・ラージクマリ・ヒラニ監督 来日

・ラージクマリ・ヒラニ監督、来日!!a0308487_20183167.jpg

 マイナビニュースより「檀れい、R・ヒラニ監督との初対面に涙「素晴らしい映画をありがとう」」http://news.mynavi.jp/news/2016/07/28/365/

  こんな早くに来てたのかww 10月くらいかしら?とタカくくってたんですが、そうでもなかったww 
映画「PK」(今秋)のプロモートに来てくださいました。
 映画PKについては私もここで何度か取り上げております。いつもインド映画といえばキワモノ扱いばかり日本の報道はしてきてたんですが(腹が立つことに事実です。)、この映画についてはまっすぐにプロモートしてくださってるようで、ちょっと安心。当たり前です、この作品の内容は真っ向から社会派な映画ですから、コメディ・ドラマというのは社会風刺や社会体制に対しての鋭い目なくしてはかけないっ作品ですから、世界中でこの映画が絶賛されたのは、当然のことのように思います。そして、プレス試写会でおそらく評判が良かったのでしょうねぇ。この映画を見て、もしジャーナリズムを標榜する新聞記者とかが面白くないとかほざいたら、そいつはジャーナリストでもなんでもありませんからね(笑) 

 あーー!監督には私はぜひ!!サンジェイのことをお聞きしたいです。次回作はサンジューのバイオピクという噂がありますが、サンジェイとヒラニ監督の関係などいろいろお話聴きとうございます。そしてこのPKは、サンジェイ抜きには考えられない映画であるあたりも、あー質問したぃ~~(>_<) インド映画専門に書いてくださってる紙媒体の方辺りには、この辺の質問まで掘り下げていただきたいと心より願っておりますが、さてどうでしょう?(^^;)

 ともかく、ヒラニ監督には、ぜひ!日本への来日で、日本を楽しんでいってくださいね。


  @@関西まで遊びに来てください~~(><)


by AkaneChiba | 2016-07-28 20:35 | 監督・スタッフ | Comments(0)

映画「Guzaarish」(グザーリッシュ:請願) (-2010)

 やっぱり、これは書いとかなきゃなぁ~と。5年前の映画ですが、おそらくここ5年程の間の10本の指に入るくらいの名作なので触れることにします。というか映画のテーマは不変なので、いつの時代でも褪せることなく見れる映画だと思うので、今からでも是非!映画祭などの上映候補の作品の一つにオススメですよ(^^)v
---------------------
a0308487_147154.jpg 映画『Guzaarish』(-2010) タイトルは日本語にすると『請願』という意味。あの超大作【Devdas】の監督、サンジェイ・リーラ・バンサーリー監督が、リティック・ローシャンを主役に「尊厳死」を扱った作品。
 インド映画は、実は本当に難しい映画もてんこ盛りにあって、さすがインド哲学の積み重ねてきた人類の文明の歴史の長さがある地域だよなぁ~と感心することしきりであるが、テーマが難しかったり重たかったりしたときに表現される映画は、群を抜いて表現が素晴らしく、また深いっ(ーー;)。
 今、その手の難しいテーマになる映画は、日本の監督はとことん下手になりましたし、薄っぺらいお涙ちょうだいの演出しかできないこれでもかー映画とかになってしまいました。加えて中途半端な広告でサクラ動員して「泣けるー!」とかネットで工作するんですから観客舐めきってますよ。その上、それに追随してる観客の泣けるとか前宣伝貰わなきゃ泣けないような人生しか送ってないのかよ~とつっ込みたくなることもシバシバ(苦笑)。日本の映画は60年代辺りくらいまでのころで終わっちゃったんじゃなかろうか・・・orz まぁ日本の現在はさておき、インドの現在の実力を唸りながら見ていただく一本の紹介としましょうか。

//***----------
a0308487_1554227.jpgあらすじ:主人公イーサン(リティック・ローシャン)は過去に名声を得たマジシャン。公演中の事故で首から下が不随になり、看護婦ソフィア(アイシュワリヤ・ラーイ・バッチャン)に毎日の世話をしてもらいながら、彼の親しい人たちに見守られながらDJとして活躍する希望の存在。彼はある日、友人の弁護士に「尊厳死」を認める訴えを起こすよう依頼をした。
-------***//

テーマは「尊厳死」
by AkaneChiba | 2015-05-23 09:00 | 監督・スタッフ | Comments(0)

Ⅹ.Sanjay Dutt 一人祭り中 その10 映画 名作 Munna Bhai M.B.B.S と Lage Raho Munna Bhai

 Sanjay Dutt 一人祭り中 他のURLはこちら。今回はその10。
a0308487_17495377.jpg サンジェイダットを語るとき、絶対に外せない映画が一本(いや2本)あります。そう、彼の人生最大の代表作となったと言っても過言ではない「ムンナバイ・シリーズ」。実はゆっくりこれについては、書きたかったのですが、昨年暮れにこの同じ監督さんが「pk」というとんでもない超大ヒット作品を作り上げてしまいましたので、これに触れないわけにはいかなくなりました(笑)
--------------------
Munna Bhai M.B.B.S -2003 ★公式サイト ▼IMDbWikipedia


サンジェイ・ダットの代表作と言ったら「ムンナバイ」と言われるくらい人々の心の中に何かを残した映画となりました。

ストーリー: 両親に職業を偽って医者といっていた地域を束ねる恐面ボス・ムンナ兄貴が、両親に嘘がばれ失意のうちに一念発起で医者を目指す。但し、ムンナ兄貴流に(笑) 常識はずれなムンナ兄貴が情に熱いそのハートで、学ぶ大学でムンナ兄貴が患者に接することで、医療のアレコレな素朴な疑問が浮き彫りになって、というハートフルコメディ。
a0308487_18253127.jpg


実はフィルム
by AkaneChiba | 2015-02-24 04:10 | 監督・スタッフ | Comments(0)

映画「PK」 -2014

a0308487_19184431.jpg名作です!!!

 さて、この映画、Worldwideで、今までにない空前の大ヒットを飛ばしています。今までの彼の「3 Idiots」もそれまでのインドやアジアの記録を塗り替えた映画でしたが、その後も他のスターたちの作品がこれらの売り上げレースを毎年のように記録を塗り替えてきましたが、その塗り替えた昨年の「Dhoom:3」(邦題:チェイス)でもインドで260カロール、ワールドワイドで540カロールと爆発的にヒットしましたが、さらにそれを驚異的に越えて、「pk」は インドで337カロール、ワールドワイドで669カロールと、誰も到達し得ない程の大ヒットとなりました。おそらくインドだけじゃなく、インド映画史上、映画の歴史に残るタイトルとなりました。実はこの映画、中国でも3500スクリーンで上映。今年はシャールクの映画も中国での上映館が多い状況のようですね。映画の世界は、国境を容易に越えますので、日本でも容易に越えて入ってきてほしいものですが。その自由度は中国/香港/韓国にでさえ遠く及ばない日本の映画市場ですけどね・・・orz

(英語Official)→ Wikipedia IMDb  本国Officialアカウント→Twitter 

オフィシャルトレーラー(英語字幕あり)


a0308487_19185624.jpg 内容は、pkと呼ばれる「この世の中が何もわからない無知で無垢な主人公(アーミル・カーン)」が、ある目的の為に神を探して回ります。pkに出会ったTVクルーのヒロイン(失恋で失意中の)Jagguアヌシュカ・シャルマ)はpkに興味を持ち、彼の行動の手助けをします。彼は何も知らないことで彼が投げかける疑問は、世の中の??な点を辛辣に貫きます。pkが無知/無垢ゆえに行動すればするほど、その社会の矛盾が人々の元に示しだされ、組織(カルト宗教組織)は窮地に立たされていくのです。

a0308487_19185368.jpg  主演は言うまでも無く、Mr.Perfect こと アーミル・カーン。「きっと、うまくいく」(原題:3idiots)で昨年日本にインド映画を席巻させた大ヒット作品で、昨年から今年は「チェイス」(原題:Dhoom:3)で東京国際映画祭で日本にも来てくれて話題になりましたね。ヒロインは、アヌシュカ・シャルマ。2013のボリウッド4では、シャールクの「命ある限り」(原題Jab Tak Hai Jaan)でサブヒロイン演じていた彼女です。インド映画には珍しくバッサリ!髪を切ったヒロインというのもなかなか似合っていて、眼の覚めるような美人ではありませんが、私は彼女は気にいっています(良い作品にしっかり出ている女優さんですね)。

a0308487_19185945.jpg さて、この映画の監督ですが、Rajkumar Hirani 3 Idiots(邦題:きっと、うまくいく)の監督でもあります。この監督は「社会の既成の価値観に対して問題提起する」という、「あなたが当たり前だと思っていることはそうではないかもしれませんよ?」っていうテーマを映画にしている監督さんでもあります。 その一番の代表監督作が、2003の「Munna Bhai MBBS」 サンジェイ・ダットの代表作となったムンナバイシリーズです。これは医療や病院をテーマにした、一人のやくざものの兄貴が医者を目指すコメディ・ハートフル・ドラマです。映画ならではの「それ、ないない~~ww」って設定でありながら、社会の何故?を映画にしています。この映画はムンナバイシリーズとして、2作目は「Lage Raho Munna Bhai」このムンナ兄貴が「ガンジー」をテーマにしインドでガンジ再考となった年にもなりました。監督として3作目はかの大ヒット作「3 Idioits」(邦題:「きっと、うまくいく」)で、学歴のある超過密競争社会の中で自由を持てない社会に一石を投じています。今度はその矛先をこの「pk」で、宗教他それを取り巻く人々のあり方に向けています。「pk」ではサンジェイ・ダットが少しだけでてきます。(収監中のサンジェイが観れるのはファンとしては嬉しいですが、しかしそんな使い方するとは思わなかった・・・この辺はインド映画事情知ってるとさらに唸りますけどね ^^;)。
a0308487_1919951.jpgこの監督ライターとしても彼は、今日本で上映中の「Ferrari Ki Sawaari」(邦題:フェラーリが運ぶ夢)にも関わっています。作品数はまだ寡作ながら、確実に世の中にそれを伝えるようなものを作り出す映画人でもあり、今のところ彼の関わった作品で外れたものを見たことがありません。
 インド映画を好きになって、いろいろ有名タイトルを見て行くと必ず彼の作品は見るでしょうし、観た後に心に残る何かが出来るでしょうし、そしてこの記録を打ち立てた以上、どんなにこの情報を気にいらない一部の人たちが変に邪魔しようとも、絶対に日本の多くの人がこれを知ることになるでしょう。インド映画を知る上で、絶対に避けられない一本になったと私は思います。やっぱこういうのがROCKな姿勢と言うか、反骨精神と言うか、インド映画はやっぱり凄いわw(^^;)w 欧米の映画なんかこの手の話題の映画なんてチリ紙チリ紙、うっすいうっすい(笑)(ユダヤとかプロテシタントカルトとかがマジで邪魔するしなぁ・・・) イタリアもんあたりは内部暴露のようなストーリはしっかりやるけどなぁ~。アメリカはそういうのはてんで、底浅い、ダメ(^^;) 
a0308487_21551325.jpg
 小ツボとしては、アーミルさん、あれはMr.スポックのつもりだったのね(笑) そして、ダンシングカーにはワロタww 最後のオチも、インド映画やインドCM知ってる人には、クスクスクスなオチには、それがわかるくらいインド映画やCMやら見ててよかった・・・と思ったよww そうです、これは「社会風刺の非常に効いたコメディです」(^^)v

日本のその器があるのか?
by AkaneChiba | 2015-02-14 22:06 | 監督・スタッフ | Comments(2)

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