遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


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2017年 04月 14日 ( 1 )

違いのわかるムービー:初心者向 + バーフバリについての誤解 

 改訂しました。最初は、インド映画含めた世界の映画から見た日本の話で日本はガラパゴスな話。後編は、バーフバリを見た人が混乱してる内容についての追記。2017/04/17改訂追記
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<違いの分かるムービー 初心者向け>
『バーフバリ 伝説誕生』がいつものインド映画ファンとは違う映画ファン層に食い込んでる現象が起きてまして、なかなかに面白いです(笑)。その分、日本での映画の上映状況しか知らない客層には、いろいろ細かいところで映画についての「形式」が違うので、戸惑いもみられるようです。のでその違いについて、インド映画を例にして項目ごとに初心者向けに解説してみようと思います。「違いの分かる男」「違いの分かるコーヒー」(古っ)ならぬ「違いの分かるムービー」、日本式は実はとーっても!世界の枠からレアなんですよ(^^;)

★違いのわかる
ムービー その0.「アジアといえば世界では西~中東~南インドを指す」
 これは世界の常識なのですが、日本でアジアというと何故か東アジアの中国/半島/台湾(+東南アジア)ぐらいまでの範囲しか想像しない人が多いのですが、これは大きな間違いです。これらの地域は「東アジア」あるいは「極東アジア」です(東南アジアくらいは日本人も意識してますけどね)。
 世界一般的には欧米が中心になって社会をつかさどってる向きがあるので、その地域から見たら基本アジアというのは「西アジア、中東、中央アジア、南アジア」辺りまでを「アジア」として考えています。日本なんて東の最果てアジアの一番端という概念なんですね(^^;)。
 映画だけに限りませんが、世界で文化を知る手掛かりとして、日本人が間違って使っている『アジア』という言葉は、極東アジア国より西の地域『も』指すと、そう考えて物事を考えてみてください。何も世界は欧米だけが地球の上に陣取ってるのではありませんからね。では本番↓ww
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★違いのわかるムービー その1.「エンドロールが途中で音楽が無音になる。」
 これはバーフバリ上映で、普段から海外映画を見たことの無い方が困惑するようです。ですが、エンドロールの最後まで音楽が差し込まれるのは実は日本+一部の国だけの仕様…となっていまして、実は日本だけのガラパゴス仕様といって過言ではありません(^^;) 最後まで音楽を日本上映用に特別に差し込んでる洋画もたくさんあるのが実情なんです(^^;) ま、外国ではエンドロールの最後まで観客が座ってるなんてことはありませんで、エンドロール始まると大体みんな帰ります(^^;)。日本だけなんじゃないですか?おとなしく座ってるのって(^^;)。
 洋画と言えば=ハリウッド しか知らない層には、あまりこの辺りの各国の違いを知らない人も多いと思いますが、最後まで音楽をいれなきゃならないっていう決まりごとがあるわけでは無いので、無いからと言って映画の質がB級とかC級ということは、決して無いっ!とだけは知っておきましょう。

★違いのわかるムービー その2.「Intermisson形式」
 日本の映画が最近ではすっかりなくなってしまいましたが、インド映画には映画途中で「休憩」がありまして「インターミッション形式」を今も取っています。インド映画が、日本でこれらが上映される場合は、休憩に入るシーンを編集してつなげてそのまま連続して上映します。
 昔はハリウッドでもこのインターミッション形式での上映ははるか昔に行われていましたし、日本も黒澤明監督の映画なんかはその昔休憩があって、休憩の合間に当時のニュース映像なんかが映画館で流されていた時代がありました。インド映画は今でも!このインターミッション形式をとるスタイルであるので、そのインターミッションに入る前にスターの決め顔のドアップなんかが、ドーン!とでたりして、それはそれで楽しい映像を見ることが出来るのです。(Intermissionについては、このブログのコチラで解説済み)なぜインド映画が長いのか?ってのは、長くても問題がないこういう形式をとっていることも起因していることを頭の隅においてください。

★違いのわかるムービー その3.「インド映画は踊る?」
 こちらも、このブログでそれについて解説していますので詳細は割愛しますが、インド映画は踊る踊ると言われることが多いようですが、映画の成り立ちは元はBGM+映像です、舞台演劇大盛況の時代に映画の中にそれを収めたら、それがヒットしたこともあって、ハリウッドは元々「映画=ミュージカル」というくらい映画の成り立ちの根幹を成すものとなっています。日本だって「美空ひばり」やら「石原裕次郎」やら「クレイジーキャッツ」だって「ミュージカル」映画です。みんな銀幕の世界の中で歌って踊っていたんです。
 インド映画が今もスクリーンの中で歌って踊ってることは、別になんら不思議なことではないと思っていただけると幸いです。ちなみにハリウッドの映画だってむやみやたらといきなり踊りだすわけではないですよね?ちゃんとストーリーに沿った内容も踏襲されてますし。それはインド映画だって同じですよ?翻訳者の腕がマズイと変な翻訳でミュージカルパートが軽視された歌詞になってしまうこともありますが。

★違いのわかるムービー その4.「インド映画の歴史は古い」
 映画の歴史は百数十年。日本で欧米から10~20年遅れること120年超えくらい。インドでも100年~の歴史があります。英国の支配下にあったので、映画の歴史は割と早かったインドなのです。東アジア圏では、中国・半島・台湾などの映画は、日本占領下で持ち込んだ経緯がありまして、比較的新しい歴史しかないんです。ま、そのことからも、インド映画の歴史は、欧米→日本に次いで→インド…となってることを知っておいてください。だからあれだけの映画を現在も生産し続けている土壌があるのです。

★違いのわかるムービー その5.「ミュージカル音楽はプレイバックシンガー」
 インド映画は、基本、歌うのはスターとは別の人です。踊っているスター様本人が歌わないのです。歌ってる場合も時々ありますが、映画の世界がひじょーーに分業化していますので、俳優は演技をして踊りますが、歌うことは殆んどありません。優秀な俳優はそれもできる人も大勢いますが、職業カーストが社会に根付いている価値観があるので、音楽の家系一家は音楽を、伝統舞踊の家系は舞踊を…と別れている職業分業の社会だと知っていただけると重畳です。最近は欧米並みに歌える才能を持った方も出ていますので、そういうスターにも注目だと思います。

★違いのわかるムービー その6.「インド映画にサントラは?」
 インド映画で、BGMが素晴らしくネットやCDでダウンロード販売が近年ではなされているのでそれらを購入することが出来ますが、インド映画は何故だか「フルオーケストラのサウンドトラック」という概念がひじょーーに薄いので(インストサントラのBGMで売る概念がない)、ネットやCD販売で買っても「歌い手の声の入った楽曲」しか入手できないことが一般的です。 この辺りは欧米映画などと概念が違うので戸惑う人も多いですが、インドではそれが当たり前になっています。
 最近では素晴らしい作曲家の演奏による「フルBGMの入ったサントラCD」などももちろん!販売されていますが、よっぽどの才能のある作曲家でない限り、なかなかそのような販売には漕ぎつけてはおりません。有名なところでは、A.R.ラフマーンという作曲家がいますので、探してみてください。日本にも何度か来日してくださってる方ですよ。

★違いのわかるムービー その7.「映画上映前にミュージックランチ」
 映画の宣伝で、インド映画では映画の上映前にその中の楽曲を映画宣伝がてらに紹介をするという「ミュージック・ランチ」(オ-ディオランチとか言ったりもする)という派手な宣伝イベントがあります。映画の曲がいいとみな映画館に向かうので、そういう宣伝を映画の上映前にするのです。先日日本で封切られた4/8のバーフバリは、その続編がもうすぐ公開されるのですが、同じ4/8に本国インドで「バーフバリ2」のオーディオランチがタミル地域で行われておりました。ちょっとトリビアね(笑)

★違いのわかるムービー その8.「インド映画は多言語」
 インドは多言語国家です。ですので、言語が20種類以上、方言含めて100をゆうに超える言葉が使われていると言います(細かく分けると1000とかどうだとかほんまか?w)。故に、映画もその言語ごとに合わせた、ご当地ムービーが各地域で作られていて(主に7~8言語くらい大きなビジネスになってる業界がある)、一番有名なのは「ボリウッド」と呼ばれる「ヒンディ語」の映画です。他にも南のインド映画に地域はタミル語などを中心にした映画造りが盛んで、その言語地域ごとにスターがいます。最近世界で注目浴びてきたヒンディ語は国策もあっての映画産業なので、世界に向けて輸出されてインドの文化を理解してもらうツールの一つにもなっていますが、各地域も中央の北に負けじと、南も一部のスターは世界市場にうってでているので、そのうちの一つとして今回きた「バーフバリ」という映画はそういう地方映画の国際市場に打って出ている映画の一つというわけです。テルグ語圏の映画だと知っていただけると、ウレシイです。

★違いのわかるムービー その9.「インドは地域ごとに吹き替えも」
 ヒンディ語映画は政治に中心地の北インドに近いので国策の傾向が強いので、インド各地でも上映されます。ので、言語の壁がありその際にその映画の言語は各地域ごとに、その地域の言葉を喋る俳優が吹き替えをして上映します。もちろん!人気作品だと、地方の映画が北/中央で上映されるときには、ヒンディで上映されることもありますが、圧倒的にヒンディ映画を地方で上映するときには地方の言葉を喋る俳優で吹き替えられます。またご当地スターがいますので地域ごとに「スターが違う」ということも知っておいてください。
 日本で公開された「マッキー」という映画は元は「Eega」というテルグ語ですが、日本で上映されたときにはヒンディ語で「Makkhi」として上映されました。もちろんヒンディを話す別の人で吹き替えられています。俳優さんの中には数言語を話す人も少なくないので、そういう人は自分で別言語吹き替えなさる方もいます。
「バーフバリ」はテルグ語ですが、テルグ映画はタミルでも上映されることが多いので、テルグ語もタミル語も自分でしゃべる俳優さんがいます。

★違いのわかるムービー その10.「インドは他宗教文化なので映倫が厳しい」
 インドが、ヒンズー、ムスリム、キリスト教、仏教他…と多宗教な文化を持つ国家であることはご存知のことと思いますが、そのことが社会問題の種になったりの歴史を繰り返した複雑な社会を抱えています。ので、そういう文化に違いなどでセンシティヴなものを作品として作ると、暴動やデモが起きたり、製作途中に噂だけで暴漢が因縁つけて襲撃したり(この間もあったな…)ということは、日常茶飯事に起こります。そういうことでも誤解や問題が起きないよう、例えばイスラムの教えの元では女性のセクシャリティな面はひじょーーに厳しい扱いになることもあって、「当局による映倫」(=censor)は欠かせないものとなっています。インドの映倫はひじょーーに厳しいので、映画を製作する側と当局とのせめぎあいは、苦労している様がとてもよく見てとれます。
 またインドで上映されるハリウッド映画などは何故か映倫で規制があまりされないのですが、インドで作られる映画は映倫が入ります。キスシーンとかベッドシーンはなぜかそのままハリウッド映画はインド国内でも流すんですね(笑) この辺はインドの謎でもあります(笑)
 よくダンスシーンで雨が降って…は男女の愛の交歓を表す…とインド映画では言われますが、インドにミュージカルが多いのも、ダンスシーンでそこをカットされないよう音楽の歌詞にダブルミーニングで、セクシーな意味合いを持たせたりなどして、直球でセクシーなシーンを見せれないのを「演出として代替する表現」にミュージカルシーンが使われたり…などしてきたという経緯があるんですね。伊達にいきなり踊るわけでは無いことは、少し知っておいて欲しいと思います。

★違いのわかるムービー その11.「インド映画は、別言語2回撮りやリメイク・リメイドも盛ん」
 その言語に絡んでの話ですが、インド映画は地域が近いところでは、タミル映画とテルグ語映画は、同じ映画をその場で2回撮りなどして俳優がセリフを喋り、テルグ語/タミル語の両方で上映する…ということがあります。これは映倫なんかも関わってくることがあって、地域が違うことで一部カットされる部分が違うこともありますし、内容をその地域に合わせた慣習で撮ったりすることもあります。
 先ほども言ったご当地スターを大事にする文化であることもあって、ある地域でヒットした作品を、別のご当地スターでご当地言語でリメイク(フランチャイズに出すタイトル)ということも盛んにおこなわれています。また、リメイク・リメイドが発達していて欧米の作品(キリスト教圏文化の作品)を、ヒンディやイスラム圏の文化に置き換えてリメイドすることも盛んにおこなわれています。(キリスト教圏の映画をイスラム圏で上映できるか?というとできないことも多いので、そういう理由もあります(^^;))
 私もブログでそのリメイクのことは「インド映画の沼」として紹介していますので詳細はそちらでどうぞ。

★違いのわかるムービー その12.「インド映画は、昔は安かった」
 インドがB級と言われた時代がありましたが、これは欧米に対して、欧米が一級品だと考えたときの基準ですが、これらは白豪主義な欧米社会の価値観ですので、またその時代には彼らが富を独占していたのでそういわれるわけです。ハリウッドの映画は確かに歴史もあるし面白くもある映画産業が出来上がっている社会ですが、ハリウッドの映画は買いつけると上映権が「高い」です。
 が、これらの欧米の映画の内容を「キリスト教圏以外の価値観で」リメイクやリメイドしたような第三国映画をつくり、「ハリウッド映画などを買えない国々」向けに「安価な映画を、貧しい地域に売っていた第三国映画産業」という国々がいくつかありまして、その大きな映画産業地域として、インド映画があった…経緯があります。もちろん!素晴らしい作品の芸術品のインド映画もクラッシック時代からもありますが、そういう産業もやっていた国もあることは知っておきましょう(ナイジェリア映画なども有名ですよね)。
 今はインド映画も、クオリティをあげることに邁進して質と単価をあげて、ハリウッドに追いつけ、追い越せという気概をもっていることは、皆さんもその眼で映画をみておられることと思います。ですので、インド映画は欧米価値観とは違う概念の元にあるだけで、インド映画=B級では無いということは、知っておいて欲しいと願います。どこの国でもB級とか作っていますので。

★違いのわかるムービー その13.「インド人は世界の映画が大好き」
 インドは映画が大好きなので、欧米洋画もたくさん見てます。シュワちゃんやスタローンも大好きで、マッチョな男性は男らしさの象徴として、彼らの映画のスターの重要なファクターになってます。インド映画に細マッチョや、6packマッチョが多いのは、男性俳優の彼らのシュワちゃんやスタローンの影響から来るものでもありますね。あと、その鍛えた筋肉を見せたがる俳優も多いので、女性は映倫が厳しいので脱がないインド映画ですが、男性俳優はガンガン脱ぎますね(笑)。その筋肉を見せびらかすためにww
 あと、国家間は隣り合わせる国同士は政治的には仲が悪い経緯がありますので(何度か戦争になってる)微妙ですが、映画は国境を超えるのでカンフー映画とか、中国映画も彼らは大好きです。ジャッキー・チェンやブルース・リーも人気があるので、インド映画に香港映画の影を見るのは間違っていない話なのです。香港映画との製作畑での交流も盛んですよ。(そう、昔の香港映画みたいに台本が盗まれるので現場のスタッフ持ってないwっていうのは、インド映画も同じだったりします。その分をインド人の超記憶力でカバーするようです。ちょっとトリビアね)
 
★違いのわかるムービー その14.「ダンスに拘る」
 インドは音楽やダンスに拘りますが、伝統舞踊があるから…ということだけではなく、大衆娯楽映画となるとそういう世界の人気スターを勿論彼らは好きなのです。英語がわかるのは大きいですね。Queenのフレディ・マーキュリーはルーツがインド系にありますし、マイケル・ジャクソンはインドの群舞をから自分の作品に取り込んだといわれていますので、インド人はマイケル・ジャクソンが大好きです。ですのでマイケルのようなダンスをする人などはとても喜ばれます。またダンスの振り付けは「コレオグラファー」という職業の人が振り付けまして、コレオグラファー出身の監督さんも輩出していたりなどします。

★違いのわかるムービー その15.「スターは歌舞伎役者?」
 インドスターは、映画業界の2世3世などの映画の業界の子弟などが沢山います。芸術系の家柄の出身などに拘ったりも済ますので、日本でいうところの歌舞伎役者みたいな感じもあります。もちろん!映画界の子弟以外からスターダムにのし上がったスターもいますので、一概にそうだといいきれませんが、そういう2世スターの傾向があることは知っておきましょう。
 ただインドでも、映画業界やIT業界は、インドの伝統によって振り分けられた職業カーストの枠ではないここ百年(映画は100年、ITは20年)の勃興産業であるので、製作畑などでの技術があればカースト関係なくリスペクトを集めたり出世が出来る産業でもあるので、才能が集まってくる業界ではあります。

★違いのわかるムービー その16.「監督は凄い!」
 インド映画の監督は万能な才能の持ち主が多いです。言語の違いを超えれることや意思を伝えるのに自分がやって見せれるというのは、大きなファクターになるので、映画スターをやってた人で監督などをする人も多く、またスターの側もデビュー前はアシスタント・ディレクターや、アシスタント・プロデューサーなどを経験している2世3世スターもかなりいます。
 そしてミュージカルな映画が多いこともあって、もちろん音楽楽曲は他の専門家が作ることも多いですが、巨匠監督になりますと、自分の映画でスコアを書く監督もいます。そうです、まるでオペラ歌劇を作って指揮した過去の偉大な作曲家たちのような才能を持つ監督もおられるのです(^^;)。これには驚きます(^^;)。音楽が重要なファクターになってるインド映画ならではの技量が要求されますので、音楽の感性や知識に相当の造詣が深い方々も多いです。自分の作りたいものをどういう製作工程で音楽などピッタリ素晴らしい作品を作るよう指示を出しているか?などの製作過程については非常に知りたいです。音楽がずば抜けていい映画となると、気になってしょうがありません。

★違いのわかるムービー その17.「上映中はうるさい?」
 日本では上映中はお静かに…と言われますが、世界の映画館で映画を見ますと、みな観客は声を出して笑ったり、好きな俳優が出てくると指笛を鳴らして応援したりなどします。もちろんあまり無意味な奇異な行動をすると咎められますが、映画をみての喜怒哀楽を素直に出すので、日本は少し大人しすぎるかもしれません。これはインドだけではなく、世界各国でもわりと上映中はざわざわしてるのは普通ですね。(子供の多いポケモン上映とかのにぎやかさみたいなのが、世界での映画の上映の普通じゃないかな?)
 また大スターの初回プレミアム上映などでは、お祭り騒ぎでその映画やスターをお祝いしますので、こちらの大騒ぎはここのブログでも何度か紹介させていただいていますし、日本ではそのような大騒ぎのイベント上映マサラ上映と称してインド映画を楽しんだりしているのは、こちらのブログでもずっと紹介させていただいています。
 映画を見るのに、素直に喜怒哀楽を示せる程度には、どこの映画館も楽しく見れるのが普通でして、日本は少し神経質すぎるかもしれませんね。(日本ではその昔、映画館は風紀の悪い場所でした。良からぬ輩、痴漢やスリ等がいるような場所だったりしたことから女性が行きにくい場所だったのですが、その後マナー改善に尽力尽くして今のような大人しい映画上映になりました)
 ちなみにインドでは映画館へは女性は一人であまり行ったりしません(やっぱり危ないようです(^^;))ので、男性のお友達みんなでとか家族でと映画に行くようです(^^;)

★違いのわかるムービー その18.「インドが特別のなのではない、日本がガラパゴス?」
 ここまで書いてきたのをざっと見ると、きっとお分かりいただけると思います。そうです、ただ単に日本は洋画と言ってもあまりにも他の国の映画、特に西洋文化圏以外の映画についてしか!見てきてないので(それ以外は極東アジア方面)、単に世界がどんな映画あるかを何も知らなかっただけの話です。またインド映画は英語がわかる人の母数が多い国でもあることも相まって、歴史も文化もそしてそれを支える人材も豊富な社会(人口の母数が多い)でありますから、世界中どこにでもインド人がいるというのは大きな話です。また民主主義な自由な社会でもあるので(わりとそこが重要、中国と一線を画すのはその点で違う)、なんでもありのカオスな社会ではありますが、表現の自由が割と認められてることもあって、言論弾圧で国家が全部を牛耳るような独裁ではありません。自由なぶっ飛んだ映画が多いのは彼らの映画の最大の特徴となっています。
 多くの文化や古い歴史や哲学に裏付けられた社会であるので、バラバラだけど一つの国という多文化共生の見本国でもあるのです。その代り日本には無い無茶苦茶さはありますけどね(^^;) 治安の悪さとかはモロにそこに反映していますが(^^;) しかも映画人って知的インテリジェンスが相当高いので、ひじょーーに頭を使う作品も輩出しまくっています。
 映画というのは、その国の文化を知ることが出来る簡易なツールでもあります。私たち日本はあまりにも欧米文化の価値観を吸い過ぎる映画しか見てきていないので、これはかなり問題だと思います。島国根性がこびりついていますので、「これが普通」だと思ってみていた映画の世界も、ざっと書いただけでこれだけいろんな違いがあるのです。
 

バーフバリについての誤解
by AkaneChiba | 2017-04-14 02:42 | Intermission | Comments(0)

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