遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

Singamシリーズ  映画「Si3」-2017

a0308487_00005182.jpg完全に、ハート持っていかれたww(≧▽≦、)
 シリーズの1も2もむちゃくちゃ面白いのですが(特に2はストーリーも面白い)、3もグレードアップしてて面白かったですww 何がというとストーリーよりも音楽w 完全にツボりました、なんぞその英語歌詞ww 
 もぉ~観客をどうやって楽しませようか、ひたすらそれだけ考えてウケそうなことを次から次へと突っ込んでるので、すごいお腹いっぱいになれる映画です(笑)。

★「S3」(Singam 3) 2017 Wikipedia IMDb Trailer

 もちろん!中身無いです(^^;) 敢えてストーリーは紹介しません(笑)。悪役と、絶対正義の超絶ヒーローと、美人がいれば映画は成り立ちます(笑) 中味がないのにお腹いっぱいになれるこの映像のスピード、展開の速さ、そしてベタな音楽ww キャーキャー言いながら映画館で観たい一本ですね(笑) 前作人気から期待値が大きすぎて上映前大騒ぎでしたし、興行成績は100cr越えたところで、その後は云うほど上がってませんでしたが(スーリヤさんの前作「24」が素晴らしかったですからね)、現在4週目には入っています(この記事書いてたのが実は3月初め頃)。まだ伸びるといいな。私はこれ大好物です!!
 というか、スーリヤさんかっこいいですから、キャーキャー言いながらそれを楽しもうと思って見始めたら、存分にお腹いっぱいになれましたわw(^^)v
 実はこの映画もわりとインド映画沼な映画でして、スーリヤさんの自分の当たり役キャラクター映画、ブランドとして自分の手にしっかり取り戻すためにも、この「Si 3」はかなり必要な一本だったのではないかと思います。さて、どういうことでしょうか?

<Singam シリーズとして…>
★第一作目Singam2011 Wikipedia IMDb Trailer

 この映画は「Singam」として2010年5月に150millionルピー資金で、a0308487_00090778.jpg650millionの興行収入と、かけたバジェットの4倍以上にもなったSuriya主演のタミル映画のヒット作です(あくまでも興行収入は地方映画基準です)。そして、南の地域で作られたヒット作は各地域でもリメイクされる運命にあります。(ちなみに、この年のチェンナイのBoxOfficeではぶっちぎり一位は「Endhiran」16cr、そうラジニさまのあのロボットでして、このSingamは3番手につけています、5.38cr)
 主演Suriyaはテルグでも有名な俳優ですので(タミル/テルグは吹き替えで上映されてますので)、翌年タミル以外は3言語でヒンディやカンナダ、ベンガリでもリメイクされました。
a0308487_00000748.jpg そしてリメイクのヒンディ版の「SinghamはボリスターAjay Devgan主演で、その面白さで2011年の大ヒット作品となり100cr Clubに入っています。 (私はカンナダのSudeep版のKempe Gowdaも見ました。) オリジナルが面白いわ、リメイクしても面白いので大ヒットだわと、ケチのつけようにないヒット作になった一本なので、是非、オリジナルの「Singam」とヒンディの「Singham」を見比べてみてください。
 
★第二作目「Singam Ⅱ」 Wikipedia IMDb Official Site(現在リンク切) Trailer
 一作目が人気ですと二作目に繋がりますし、Suriyaさん側としても2作目をグレードアップさせて製作を考えたのでしょう。2013年のこれもまたタミル映画のヒット作となります。オリジナルの作成者としては当然のビジネス展開となりますよね(笑)





<黒い映画界?>
 で!ここからが、南も北もちょっとビジネス的な泥臭い話になるのですが…。
a0308487_23523707.jpg Suriyaも先にもちろん自分の映画の評判の良さで「SingamⅡ」(-2013)を製作してさらにグレードアップした前作を超えて大ヒットタミル映画にしました。ここで彼Suriyaはこの年100crを他の映画も合わせて超える男になった年でもあります。ところで、ヒンディ版の「Singham」(2011)の興行成績はとてもよかったことで、ヒンディもその続編として「Singham Returns」(2014)というのを、前作に同じくAjayとヒロインは別Kareena Kapoorで作ります。前作の人気もあってこちらも140crと好成績。a0308487_23523895.jpgところがこのSuriyaの「S2」の話を、Ajayのヒンディ版2014が踏襲したのか?と思いきや「Singham Returns」の方は全く話が違う映画でして、キャラだけ前作を踏襲してつくったリメイドというか全く違う作品をつくったのです。どういう事情があったのかわかりませんが、オリジナル映画のS2を踏襲することはなかったのです。キャラだけインスパイア作品?アジャイだから?何とも疑問符の付くビジネスの展開です。

 SuriyaのS2は興行収入を上げ、AjayのSRは別話として興行もあげてはいるものの、そもそもリメイク権というものがどのようになされているかよくわからないインド映画の社会ですが、何らかの会社の都合がそこに介在しなければ、リメイクとはスムーズにはいきません(一作目はフランチャイズにだしたというそうです)。製作会社などの「資金を出す会社/人」がどこであるかを知ることは、その映画のリメイク権やらを左右する流れになるはずです。なるほど、このヒンディ版には系列のReliance会社が関わってのリメイクということになった作品の様子であることが調べるとわかります。(ちなみにSuriya主演のこのSingamシリーズのタイトル監督は一貫してHariのみ。)

映画タイトルリリース言語製作会社配給
★Singam オリジナルとそのリメイク(赤字はSuriya主演のオリジナル
Singam
★オリジナル
2010.5.28Tamil
Telugu
Reliance BIG Pictures/Studio GreenSun Pictures

Kempe
 Gowda

2011.3.10Kannada
Shankar Productions
Shotru2011.6.3Bengali
Eskay Movies
Singham 2011.7.22HindiReliance EntertainmentReliance Entertainment
★2作目と派生作品
Singam2
2013.7.5Tamil
Telugu
Prince Pictures 2D Entertainment
Singham
 Returns
2014.8.15Hindi Ajay Devgn Films/Rohit Shetty Productions Reliance Entertainment
★三作目
Si 3
2017.2.9Tamil
Telugu
Studio Green/Pen Movies/Aadnah ArtsPen Movies

 上の票からわかるように、2作目は会社を全く変えてのSuriyaさんの2作目。1作目のヒットで権利をどのようになったか知りませんが、どうやらここで2作目を作る際にそれだけヒット作なら普通は同じ会社が乗り出してくるものを、そうではない会社になっている点に注目です(^^;) しかも2作目の配給会社はどうやらSuriyaさん自身が資金を出して作っている会社からの配給…という様子になっています。なるほど…(^^;)。
 2作目のヒットも安定を迎え、3作目にはStudio Greesが一作目同様に製作プロダクションに名前を連ねることとなり、配給兼ねて「Pen Movie」も関わる作品ということになったようです。そして、まるで「Mi:3」のような(笑)タイトル「Si 3」と、Singamといえば既にもうフルネームで呼ばなくても「S3」なり「Si3」なりで略してわかるでしょう?と言わんばかりのネーミングにしていることからも、Suriya主演の映画と言えば「Singamシリーズでしょう!」といわんばかりの『ブランド化』アタリ役のタイトルをSuriyaさんやこの監督は手に入れた…ということなのだと思います。 

 ここからは推測の域を超えない話ですが、おそらく2作目を作成しようと考えていたSuriya&監督サイドは、最初の資金に関わったReliance関連会社のリメイクの件で(お金は出ているわけで)、そのタイトルそのものをヒンディ側に持っていかれ?かねない事態にでもなりかけた?のではないかと、そのように私は推測しています。何しろ2作目はSuriyaさん自身の立ち上げている会社が関わっているわけですから。他にもこの辺で他の映画のプロデュースしている事情を見ますと、前作の好評を次回作で俳優自らが自分で独り占めしようとした…とはとても考えにくく、作る際に前回の会社がa0308487_00112489.jpgフランチャイズ化でオリジナルのSuriyaにタイトルを戻すことを渋るなりした経緯があって(ボリスターの方が確実に儲かるのでタイトルの横取りを狙った?会社?)、自分が生み出したタイトルを取られるくらいなら…Suriyaさん自身が自分の手で会社を作って世に出す…となった可能性はあるじゃないかと思っています。
 そいうのも、SRというモチーフだけ持っていきヒンディで作ろうとした会社がRelienceであるところからも、また監督名を見ることでなんとなく「あっ(^^;)」ってなことが想像できなくもないからです。なにしろ南映画からのパクリ大好きのRohit Shetty監督が関わってるAjayの「Singham」とその続編「~Returns」(笑)ですからね(^^;) 私はRohitのアクション監督としてのノウハウ腕前は素晴らしいと思っていますが、ビジネスの方法に関してはかなり懐疑的に見ていることが多々あります(^^;)。(映画の世界は絶対黒いw)

 結果、その力の入れようが2作目の成功にもつながり、その後のさらにSuriyaの成功を決定づける「24」という素晴らしい作品を自分のプロデュースで生み出すことにもつながっています。元々の一作目と2作目のSuriyaさん自身の成功無くしては、このタイトルはビックタイトルにはならなかったでしょうし、だからと言ってAjay=Singham(Lion)というイメージか?と聞かれても、Suriyaさんの1と2無くしては、Singamというビックタイトルは成立しません。役者というものは、これぞ自分のタイトル/当たり役というもの欲しがらない者はおりません。自分が苦労して手にしたヒット作を、他の誰かでリメイクはあっても、そのシリーズの続編を他の役者がさらって行って、そちらが「本家よりそのタイトルにふさわしい」などと言われたくもないでしょう。実際Suriyaさんほどのキャリアや技量がある方ですから、その自負もお持ちだと思います。話の面白味?という点では、ヒンディのSRよりも、断然!オリジナルのタミルのS2の方が面白いのも事実でもあります。

 Singamというタイトル=Suriyaのモノであることを決定づけてることは間違いがありません。
 そしてこの2017年2月にSingam3はわざわざフルネームで呼ぶこともなく、省略形で「S3」「Si3」と呼ぶところに、Suriya主演の自分の矜持がタイトルにも投影されていると私は思います。3作目にはプロダクションが戻ってきました。Studio Green。そして、Relienceの代わりにPENがその役を引きうけました。
 南のアイデアから北へのリメイク、そして北のリメイクは、ワールドワイドの販売網を持っていますが、近年、南の映画、特にタミルは映画製作では、スーパースターを抱えているので国外の市場もかなり伸びています。(また北の映画はイスラムな要素が強く、南の映画はヒンディ要素が強い) 東南アジアなどに出される南の映画のスターの割合も増えており、南の映画が直接に(北を通さず)ワールドワイドにダイレクトに公開されて行ってるマーケティングにもなっており、人気を博しています。警官モノというのはインド映画の鉄板ネタですが(刑事ものがないw刑事じゃなくて警官なのよw)、「正義のために」そして「愛するインドの国のために」逆境を乗り越えて、バッタバッタと悪人を倒していくという、勧善懲悪の使い古された永遠のワンパターンでありながら、スターがそれを演じ、しかもそのタイトルと言えば「自分である」というキャラやタイトルを役者として手にすることは、一見してストーリーごと簡単なように見えて、実はそんな簡単なものではないのかもしれません。
 昨年から今年にかけて、タミルでノリに乗ってるスーパースターとしての地位に男盛りのこのSuriyaがかけた大勝負、しっかり私はツボってしまい、Suriyaさんの写真画像を、携帯の待ち受けにしてPCの壁紙にして、毎日愛でるという楽しい日々を過ごさせていただいています(笑)。
 キャー!Suriyaさんすてきーーー!💓 ゞ(≧▽≦)/ 
a0308487_00421327.jpg
 @@ぐぐって解決させたあのシーンで完全に腹抱えてツボww(>▽<、)ギャハハハww

by AkaneChiba | 2017-04-04 00:47 | Kollywood | Comments(0)

カテゴリ

全体
当ブログについて
当ブログ管理人に連絡はコチラ
マサラ上映
マサラマニュアル
マサラ上映報告
インド映画全般
映画全般
Bollywood
Tollywood
他地域インド映画
Hollywood他
インド映画スター
俳優
女優
監督・スタッフ
10年代
00年代
90年代
~80年代以前
Old Movie
上映館
ハートに直撃
映画美術
小道具・衣装
新・インド映画音楽
古典・インド音楽
音楽
楽器
暴走妄想w
イベント
ワケ
そのほか
Visit to Japan
Intermission
Kollywood
印映感染記マニア編
Mollywood
映画技術
未分類

最新の記事

宝塚星組「オーム・シャンティ..
at 2017-07-25 00:30
印活 日本の記事や、現地の記..
at 2017-07-16 18:53
マサラ上映7月『バーフバリ ..
at 2017-06-24 00:47
映画『Amen』 -2013..
at 2017-06-13 00:31
今夜のRanveer CL決..
at 2017-06-03 01:12

検索

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 04月
2013年 03月

タグ

記事ランキング

ライフログ


あなたがいてこそ [DVD]


アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター [DVD]


神さまがくれた娘 [DVD]


恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム[Blu-ray]


マッキ― [DVD]


マイネーム・イズ・ハーン [DVD]


命ある限り [DVD]


マダム・イン・ニューヨーク [DVD]


ラ・ワン[ Blu-ray]


スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!! [DVD]


バードシャー テルグの皇帝 [DVD]


闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 [DVD]


家族の四季 愛すれど遠く離れて [DVD]


タイガー 伝説のスパイ [DVD]


アルターフ 復讐の名のもとに [DVD]


たとえ明日が来なくても [DVD]


エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ [DVD]


スタンリーのお弁当箱 [DVD]


クリッシュ [DVD]


チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~ [DVD]

最新のコメント

> KBOKさん コメ..
by AkaneChiba at 22:25
たまに拝見しています。 ..
by KBOK at 15:38
こばわーうのこさん(^^..
by AkaneChiba at 00:41
こんばんは バーフバリ..
by うのこ at 22:30
honey_akbさん..
by AkaneChiba at 01:52
> ふんさん コメント..
by AkaneChiba at 13:10
あなたが誤解を招く文章書..
by ふん at 12:10
> 高田世界館スタッフ・..
by AkaneChiba at 00:14
akane様 初め..
by 高田世界館スタッフ・西山 at 16:53
「熱い解説を!」さん(で..
by AkaneChiba at 19:33

ファン

最新のトラックバック

めぐり逢わせのお弁当 ~..
from 黄昏のシネマハウス

ブログパーツ