遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


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字幕の難しさ

 ソフト面の商品ってのは、その品質をはかるのはとても難しい時代になっています。ゲームだったらあからさまなバグが出るなら商品品質にクレームも出ますし、商品を配信する側がそういうものに対処します。また特定のSNSなどで一定の独特のルールを引いたらそれが、世間一般の常識と外れていたと炎上したりなんてのもそういやありました(笑)。商品そのものが無形材(=有形の形あるものではない財やサービスのこと)である、その商品の品質をはかるクオリティってのはどこで判断できるんだと思います? これが映画だったら、面白い映画、見て満足する映画…ということになりますが、日本に住んでる日本人なら日本語がわかるので日本語映画なら話の中味を理解できるので、商品として提供されてる映画の質が自分で判断がしやすいですが、これが「自分のわからない言語」の国の映画で、その翻訳された言葉がいい加減だったりした場合、素晴らしい作品であっても、製作者が意図するところが伝わらなかったり歪曲していることがあるなら、あなたは消費者としてそれをどう受け止めるでしょう?それともどうせ外国語だからわからなくて当たり前、気づかないなら大きく製作者の意図を外した翻訳の作品でも、その場所で満足出来たらそれでOKとそういうものですか?

 今回は字幕のお話です。

<字幕は、翻訳家の高い技能が必要な専門職のはず…>
 字幕には、かなりの難しさがあります。字幕には文字数制限があるからです。
 吹き替えは複雑な脚本でない限り、単純なセリフだと脚本に近いものでも大丈夫なこともあり、映像の口の動きに合わせる技術で声の役者がすりあわせますが、意味やニュアンスが大きく変わるセリフになるわけではありません。字幕ではそういうわけにはいきません。字数制限の短い言葉で、日本語の能力にも長けて尚且つ、脚本を起こす能力もある程度必要になってきますので、字幕は『映画の内容とニュアンスとを読み取った』上の専門的なもので、単に直訳すればイイというものでは無く、翻訳は訓練された職業の元にある仕事のはずです。

 単に映画の意味を知るだけだったら、インド映画に限らずとも、英語字幕はどこの国の映画でもDVDメディアなどでつけていますので、それを見ることでだいたいのストーリーやニュアンスがわかることも多いですし、世界市場を意識したメディア販売/ネット配信に向けての製作者側は、字幕までは映画製作の既定の路線でシッカリした翻訳技能者や、吹き替えならば吹き替え専門の職を置き、それがビジネスの範疇に入っています。販売網が英語圏だけでなく他欧米言語やアラビア語などの地域など特殊な地域向けの商品だと、もちろんそれらの言語の翻訳メディアが販売されています。海外の映画において日本語は、当初からそういう販売網の範囲に入りにくいこともあって、日本語だけ特別に別に翻訳字幕を日本版で販売しなおしていたりしますよね。ちゃんとした日本の商品なら翻訳も、しっかりした日本語で翻訳がなされて販売網に載りますが、意外に欧米以外の映画の文化圏の言語ではそうとは言い難い商品も時折存在します。だから酷い無茶苦茶な日本語訳にぶち当たった映画を見る位なら、英語字幕をDVDについてるのを見る方が、かなり映画の製作者の趣旨を損なわずに物語を楽しめることも少なくないです。
 最近はYou Tubeなどは、映画の中の音声で聞こえたものを自動翻訳で文字化する機能がついています。欧米言語の流れのものは聞き取りやすいうえに同系列の他言語にも翻訳がしやすい様子ですが、日本語では、あまり精度の高い自動翻訳に出会うことはほとんどありません。(もっと日本人側が英語発信できる相対数増やさないと、これはなかなか進まないと思います。) 日本語字幕は言語の特色からなかなかスムーズに世界の言語との翻訳が進んでいませんし、ろくな翻訳になってないことはネット翻訳などを見ていてもよくわかることと思います。日本語は難関なうえに、字数制限のある翻訳+日本語による脚本作成能力…の難易度は、世界でもかなり高い技能が必要であると思われます。

 ときどき日本で紹介されてない海外映画などを自分たちで翻訳してみるようなSNSコミュニティなんかもありまして、こういうのはおそらくその地域に住んでたことがあるような方や、仕事赴任先や大学などでその方面の語学勉強したことがあるような方なんかが、翻訳してみようとなさってることもあるようです。
 そのように、その方面の言語や文化や習慣を良く知っておられる方でも、英語や欧米の言語のように多くの人が学んでる言語でなら、間違いがあってもすぐに修正されますが、インドに限りませんがレアな言語になってきますと、それを本当にキチンと訳せる方…というのは、専門の大学などで学んだ方ぐらいしかいなかったりするので、その専門性に加えてそれらの言語を知っている方の元の数がさらに少なかったりすれば、必然的に仕事として受けられる方々の範囲が決まってきます。

 インド映画は、あまりにもインドの映画業界が多岐多様で言語ごとの映画業界があって言語が多すぎて特殊すぎるので、この訳者の母体数が日本で多いわけではないのです。専門性の高い言語だと、そういう学術的な機関から紹介を受けた方々が、職業翻訳家としてお仕事をなさってる世界だと思います。(産業翻訳家という仕事で、主に出版や企業関連翻訳などでご活躍されているわけです。)そういう方の仕事の範疇の一つには、映画翻訳というものもある…ということでもあります。特殊技能を持つ専門職というわけですから、本来はきちんとした報酬の元に仕事として依頼するべき分野でもあります。
 ですが、日本は映画産業は料金システムや労働形態が世界のどこのよりも比べ物にならないくらいブラックな産業である事実が大きく、欧米言語でも映画字幕だけでご飯が食べられる方はなかなかいないそうで、映画字幕翻訳家という方は一握りの売れっ子さんだけだといいます。日本は映画産業の上映状況に関しては、ひじょーーにビジネスとしての意識の低い業界である事実は、様々な方々が口々におっしゃってたりしますね。職業としてまだ何とか成り立つのは英語系列欧米系の映画の翻訳なんかの話ですが、まだそれでも観客が多く入る映画でしたら、そこそこしっかり仕事料金はいただけるかもしれませんが、あまり観客数のまだついてない稀少言語の映画の翻訳…となると、お仕事としてしっかり料金をもらえてるのかどうか心配になります。日本の映画産業があまりにも、企業側も製作者も意識が低い為、映像を作る場所でのプロフェッショナルはそれは存在しっかりしているかもしれませんが、観客の届けるための職業をしっかり養成してきていないようで、観客に見えない部分でそれら映画を支える場面でのプロフェッショナルが育っていない旧態前のまま…というのが、今の日本の映画産業の現状なのだと、理解しています。(また諸外国と比べるときに、円ベースで比較するからおかしくなる話で、その国の物価基準に合わせれば話は違います。日本は映画などのエンタメ産業は広告商社や興業屋元締めが金を抜き取りすぎて、末端製作者にお金が落ちてこない仕組みになりすぎです。中抜業者がつぶれない限り日本の映画産業は決して復興することは無いと私は思っています。自分たち産業人の驕りで自分たちで首を絞めておいて、お金が回らないと喚いている、そういう産業構造になっているのを、誰も打破しようとしない産業界だと思っています。)
 キチンとした労働対価にキチンとした料金を支払わないと、キチンとした仕事を私たちは手にすることができなくなります。ちゃんと訓練を受けた方々によるプロの仕事なら、それに見合うプロセスを経たプロジェクト仕事になるはずで、いい加減なプロセスによって為されたプロジェクトでは、とても「悲しい質」のものを社会に商品として出してしまう結果になってしまいます(^^;)。 
 インド言語は稀少性が高すぎるものもあるので翻訳者の数がおそらく限られてくる…ことは容易に想像がつきますし、そういう場合ですとやはり専門の研究職の方等限られた条件の方だけしか出来ないのではないかとその専門性の高さに感謝するばかりですが、果たして日本で映画を送り出す側のブラックやグレーな価値観しかない日本の映画業者が、その意識をもってちゃんとした仕事をしてきているのかどうか?は、時々大きく疑問に思うことがあります(^^;)。

 実際、ここのブログでも何度か、私のようなインド映画初心者でも「その翻訳、ちょっとまてーーー!(^^;)」とツッコミたくなるような翻訳のインド映画が商売として上映されたこともこの数年何回かありましたので、正直、インド映画ディーラー側の難しさの問題だけではなく、日本の側の配給側の「意識」については、業界全体で産業構造を見直していただいて、そういう不幸ないい加減な商売にならないでいてほしいと、切に願うしかないと思ってもいます。
 忘れないで欲しいのは、英語字幕ですら「そんな訳し方するのか?」と英語を聴ける方なら思う翻訳も結構ありまして、そういう翻訳者の力量に疑問を呈する人気タイトルについての騒動なんかもあるように、その翻訳が必ずしも映画製作者が意図する表現を100%表しているものではないことは、皆さんもある程度頭の隅入れて映画を見ていることとは思いますが、映画のストーリーに関わるエッセンスをすっ飛ばすような翻訳では、その翻訳者のプロとしての技量を問われてしまうでしょう。時に、プロトタイプで翻訳した監修も受けないタイトルが、そのまま市場に流れてしまった…ってなモノもないわけではなく、映画の本編に字幕者の名前が掲載されないタイトルとかを見て…「これは、なんか揉めたかグレーなことしたな…(^^;)」と推測できる商品も見ないわけではありません。どのタイトルがそれだとは言いませんがっw

 本当にその映画を愛する方々=消費者 に対して、そんな商品を売りつけているような一部心持ちの悪い業者…に対して、そんな商品を売りつけるなっと言えるか言えないかは、その商品を判断する私たちの側の「商品を見る眼」にもかかっているわけで、映画のようなソフト商品においては、なかなか判断がしにくいむずかしさがあるとは思います。が、私のようなインド映画初心者に突っ込まれてるようでは、とてもとても「プロとして金取っていいとは言えない」のではないかと、心の中で「できるだけここの組織のタイトルは(映画や観客を蔑ろにしてるから)避けよう」と思ったものも正直にあります(^^;)。作品製作者へのリスペクトというのは、それを見てくれる観客へのリスペクトなしでは成り立つものではありません。ままあることとしては、事情の分かってない観光客日本人をだまくらかす外国人…ってのは海外旅行先ではよくある話でそれもいちげんさん故にまだ笑い話にしていられる範疇ではあります。が、一回きりではない長く続けようと思う相互取引のビジネスでは、信頼関係を築くのは大変に難しい話で、少なくとも取引相手に最低限度の「リスペクト」尊重する姿勢が無ければ、長い付き合いは出来ることにはなりません。品質を保とうとする姿勢を見せずにその敬意を払えないディストリビューターを誰もが信用する気になれないのは当然のことと思います。「この程度の質でも、この程度の観客なら、売れるから大丈夫だろう」なんて馬鹿にされ方された商品では、消費者としてはお金を払いたくないからですけどね。(メーカー勤めしてた人ならこの辺の意識とてもよくわかるよね(笑)。日本製品が品質が素晴らしいのが何故だかわかりますわw) 商品への愛があるから、商品を自信をもって市場に出せるのですから、この精神無くしては社会の需要と供給はバランスが保たれなくなります(^^;)

 ちゃんとしたプロジェクトにおいて、ちゃんとした報酬が払われてた品質のあるちゃんとしたプロの商品…を映画としても見たいと思うのは、ビジネスでお金を払う以上当たり前のことだと思っています(単なる自主上映会ではないのですから)。またちゃんと報酬が支払われる仕事でなら、プロの仕事は見事なものですからね(^^;) そういうところは日本人几帳面なので、質のいい商品を目に手にすることが日本では可能なので、是非ともそうして欲しい、間に入っている「会社/企業の姿勢」によろしくお願いしたいものなのですが、実際はどうなってるのでしょうかねぇ…(^^;)。

 また、どうも近年、この翻訳や監修(ディレクション?スーパーバイザー?)と言われる存在の「日本の質」が低下してるそうで、映画好きの年間400本から映画を見る友人はそのことを大変憂いて嘆いておられました。昔は一本の映画に丁寧に時間をかけることが出来たそうなのですが、最近は年間に入ってくる映画の本数や言語の範囲が広がったこともあり、一本のタイトルにしっかり時間がかけれなくなっている・・という状況もあるようで(それならそれでしっかり仕事が増えて雇用を生み出してるのだから、本来は活性化するはず。ビジネスとして製作費・人材にお金をかければいいのに、それが出来ない業界?!ってことなのですかね?)、人材の拡充と質の維持が出来ないというのは、産業界全体の意識の取り組みがなされていないからです。産業界全体がどうすべきか…という意識にならない限り、日本の映画業界には、海外映画だろうが邦画だろうが、未来はないと私は思います。




<違法?違法でない?>
 ここからは、ちょっと映像の取り扱いの話になりますが、、インド映画界隈をネットでうろついておりますと、ときどーーーき!映画を観たい気持ちから止むにやまれぬ気持から「映画に翻訳」を個人でつけておられる映像に出くわします。個人がこっそりやってる分には、人も観て見ぬふりをしてくれるとは思いますが、権利関連の面倒な映像社会ですので、派手に見えるところでそれをやるのはさすがにヤバイこともあるので心配していることもあります。トレーラーくらいなら宣伝効果もあるので、まぁお目こぼし範囲でしょうけれど、映画本編全編を訳すとなると、映像の再掲載の問題もありますのでそういうわけにもいきません。
 というのも、一年以上も前のことでしょうか?ある有名タイトルの映画を翻訳なさった方がいて、数百円でデータを売ってた!というのに出くわしたことがありまして(しかも青い鳥のSNSでみた情報で本人宣伝してた ^^;) さすがにこれにはドンびきしてしまいました…。どうやって権利関係をとったのかもわからないような形でその映画の日本語訳で出していたので、詳細な事情を知らないインド映画初心者の方が、それに釣られてしまい購入を悩んでた呟きを観たのがその存在を知ったキッカケです。(その映画の翻訳の権利を日本でとってネットで告知して売っていい方はおられないはずなのですがね…)
 どんな形で販売したのでしょうか?買っていないのでさすがに映像ごと売ってるのではなく翻訳データだけ?と思いたいのですが、さすがに手を出せないので買っていないので実態はわかりません。こっそり表に見えない動画サイトでそういう違法な映像が存在することだけは存じておりますが、そういうのは皆さん「動画の再配信」という知的所有権を侵害する行為だと承知したうえで違法を認識して仲間内だけで楽しんでおられ方もおるのだと思います。が、そいういうのは表に出てこないものですし、もちろんお金など発生しないでしょうし、本来はやっている方々は表に出さないように注意をかなり払っているとも思います。ところが上の青い鳥のSNSの場所では情報がでていたのも驚きましたが、驚いたことに調べるとこの方いくつもの映画をそのようになさっておられた確信犯?の方でもありました(^^;)。売ってるという時点でビックリしますけどね。まぁネットではペンネームでしか表にでないので、本人の正体までは掴むことは適いませんし(でもその人間関係の界隈では正体はわかっているそうです)、それに異議申し立てをするのは権利を侵害されてる映像の版権を持っている会社のすることですからね…(^^;)。今でもそのデータだか、映像だかがあるのかどうかは私は調べていないのでわかりませんが、なんであんなSNSで表に出して売ろうと思ったのでしょうかねぇ?(^^;)

<専門家ではない翻訳もある>
 他にもいろいろと後から知ったことではありますが、日本の字幕翻訳というのは映画祭のような「お試し上映」のような範疇になると(「映画祭」映画商品の見本市でもあり、ビジネスとしての上映権料などが発生するようなものとは一線を画すので、無料のお試し上映みたいなももの含まれることが多々あります。)、必ずしもその言語を翻訳してるからといって専門家でもあるわけでは無く、またその訓練をきちんと受けているわけでもない/あるいは卵の方による「翻訳」も映画に載ってしまうようですね。ちゃんと現場にお金をまわさず、多少できそうな連中に安い買い叩いた値段/あるいはロハで翻訳させるような筋の悪いやり方をしているところもあるそうで。素人に毛が生えた程度の人でも、映画の字幕というだけでやりたがる人も少なくないらしく、上のようなことになることも少なくないのが、日本のどうやら事情でもあるそうです。
 そういう上記のような翻訳は、プロから見ると歴然とその力量がタイトルに現れ「正しいとは限らないあくまでも参考程度」にしかならないクオリティのものでもあるそうです。多くの人が親しんだ言語で英語などなら、間違いの指摘するまでもなく人材の裾野が多いので訓練レベルも高いでしょうが、言語の希少さでそれをちゃんと翻訳できる力量…というのは、そういう稀少な人材に頼らなければならないために、先に話したようなきちんとしたプロセスを経ていないタイトルだと、専門の希少な人材を通していない可能性も高いというわけのようです。
 有名な欧米などのビックタイトルでも、上映翻訳とメディア化した時の翻訳が変わっていたりすることは多々ありますが、それは商品としての品質をあげてくれているものだと思えるものでもありましょうが、上のような「お試し上映範疇」だと、この程度の翻訳能力でいい…というものになってしまうこともあり、そこに携わる翻訳や監修の方の技量と職業への誇りの有無次第で如何様にもなってしまうのは、観客にも悲しいことでもあります。

<しょうがないので、自分で言語を習得?!>
 こればっかりは、映画をだす企業側の努力の姿勢の問題で、この姿勢の良し悪しは、見る側の観客がその商品を手の取ってみるまでは、知ることが出来ません。そして、見る側の観客にとっては、こればっかりは『運による巡りあわせ』でもあるわけです。安かろう悪かろうを手にするか?手間かかってるだろう品質高いだろうちゃんとした作品を手にするか?の選択は、普通の人には一見して判別できないのはしょうがないですが、自力でその言語を聞きとれるくらい勉強するか、あるいは少しでもマシな英語字幕(正規版メディアはこの辺英語翻訳はかなりしっかりしてる)などを手に入れるなどして、せっかくの素晴らしいタイトルも、不幸な出会いをしないようにするしかないのかもしれません。実際、この言語の映画…と決めてそこだけを観てると、いつしか簡単な言葉くらいは聞こえてきますので、中味の無い単純な映画でしたら話わかるので支障はないかもしれませんね(笑)。古い映像だとTV放送しているものも多くそういうのはTV会社が権利を買ってCMのついてるフリー版などで流しているので、そういう映画で自分で聞きとる練習をしてみるのも悪くない話でもあります。まぁ言語を理解してまで見たいと、そこまでその言語の映画に惚れなければ、そういう行動は起こさないとは思いますので、そんな人は稀なのかもしれませんけれどね(^^;)

<不遜な業者>

 それと、このところとても気になるのは、以前も書きましたがバーコードも無いDVD販売をなさった不幸なタイトル…とかを出されてる所がございまして、正直あれには「有名タイトルなのだからちゃんと日本の販売に載る形の商品として売ってくれ」…と相当に凹んでしまったことがありました。日本で出すからには翻訳権はしっかりとっているはずです。だったら尚のこと、中途半端な商品にしてほしくはなかったのですが…。日本でいろいろその国の映画持ってきてくれたパイオニアのところがそのような商売をなさったわけですからもぉ~嗤うしかなく…orz  あの日本語DVDだけは私は手を出せませんでした(それくらいなら英語字幕の本国正規版買うのが遥かにマシなので…)。映画を愛しているのなら愛しているだけの「最低限のライン」のことも商売として出来なかったわけですから、プロとして映画に関わってはいけない人たちがこのようなことをやっているのだと今は思っています。(悔しいのは、そこしか沢山その国の映画を上映してくれそうなところが無いので、ファンも不満タラタラで見ているのだと思います。)
 その数年、そちらの団体様の様子を見ていて驚いたのは、やはり関わってるスタッフ人材がころころ変わっていってる様子で、ネットの情報を見ればわかりますので「ややこしい内部の問題を抱えてる?^^;」ということは外から見ててもわかりますし(絶対こういうのは、主催者企業の金払いがいい加減…なんだろうなぁ…と勝手に予測w ^^;)、最近ではほんとにほんとに呆れかえってしまっているのも事実ですので、インド映画の応援はしたいですが、出来るだけ、そんな心根の悪い企業には、最低限度以上のお金は落としたくありません。そこでしか見れない場合、仕方がないから最低限どうしても見たかったら観るけれど(これがアカンのでしょうね ^^;)、所詮ファンにしか過ぎないのですからね、苦しんで不愉快な思いで料金を払いながら見るのしたくないのです…。案の定、そこの一連の上映の映画の翻訳のレベル(昨年の)は、出来の悪さが顕著だったようです(^^;)。監修いなかったからねぇ(^^;)。どうも素人に毛が生えた程度の人もいたようでプロなんてお構いなしな企業のようなのはひじょーーに残念な話です。でも、日本で希少言語範疇で人材も少ないのに、どうせそんな酷さなら、大事にすべきプロにそっぽ向かれた?に決まってますから、日本でのその方面の映画業界全体にそっぽ向かれたも同然だと思うのは、私の推測の穿ちすぎ?なのでしょうかねぇ~(^^;)


<魑魅魍魎がまかり通るのか?プロの誇りが保たれるのか?>
 一昨年ちゃんと映画配給となった昔の巨匠監督によるインド映画がありまして、こちらもあまり翻訳家さんの数がおられない言語だったのですが、映画はしっかり面白く拝見させていただきましてほっとしたのですが、パンフレットの半分以上に映画の翻訳がそのまま掲載されているという「なんぞこれ?(^^;)」という珍奇なパンフを手にしました。パンフを依頼された会社がまったくもってパンフにするネタがなかった??パンフそのものの企画ミス?なのではないかと愕然としてしまいました…。日本語だけのせられても…翻訳というのなら元言語と一緒にのせるか、ローマ字ライズでもされたものをのせるとかしてくれればよかったものを…orz
 小さな映画配給会社?がおやりになったのかもしれませんがプロの世界でこの認識です(白目)。パンフなんか作らなきゃよかったのに(^^;) 日本の映画業界にプロはいなくなったとよく私はぼやいていますが、洋画を市場にだすのでもこれなんですから言わずもがな…(泣)。きちんとした業界のシステムがこれだけ長い歴史があるにも関わらず、出来あがってないビジネスの世界など本当に稀に見るグダグダさだなぁ…と、日本では映画は見る側のもので、絶対仕事で関わるものではないものだとういうことを身にしみて、遠い目をして映画館で拝見させていただいてる次第です…(^^;)

 そして一観客であるワタクシが観客としては、そういういい加減な企業側がしっかりした最低限の品質を保つ商品を出せない不幸なタイトルが市場を荒らすのは悲しい話でしかありませんし、そんなものでもぶら下がってしまう映画ファンの懐をアテにされているか?と思うと腹も立ちましょう。
 せめて映画への愛があるなら、その映画を見る観客への愛をまず一番に示してくれっ。
・・・とそう願うのは、決して贅沢な望みではないと私は一ファンとして思うのですが、さて私の思いは間違っていますかねぇ…(^^;)
 観客を馬鹿にするような企業に、馬鹿にされにいくために映画に行くのはイヤダと思うのは、贅沢ものの言うことですか?気づかなければ騙されたままでもいいのですか?観れればいいと深く気にせず妄信してる人もいないわけではないことも知っていますが、そういう妄信は、結局は観客である私たちの側に、質やグレードの低いものを提供され続けることになり、業界全体の裾野を狭めてしまうことになるのではないでしょうか?
  

  @@とあるシンポジウムの彼女たちのお話も、映画への愛があるからこそのプロとして、映画界は垣根が無いというお話をお聞き出来て本当に良かったと思います。なのに一方…こっちにいる愛はあるつもりでいる何も見えてない方々…愛は独りよがりじゃないんです。その向こうにそのサービスを享受する観客がいることを、忘れないで欲しいです。どうか大事な大事な細い糸をきちんと育てれるよう大事にビジネスを育ててほしいと願うばかりです…(・人・、)…。
by AkaneChiba | 2017-02-01 16:23 | Intermission | Comments(0)

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