遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Interval 「ムトゥの呪縛」の日本

 ちょっと、とりとめもないインド映画についての雑談をしてみたいと思います。
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<とんでも映像≠インド映画>
a0308487_145861.jpg 先日2chで「あなたがいてこそ」(原題:Maryada_Ramanna)のワンシーンの映像が紹介されたので、うちのブログの「あなたがいてこそ」の記事のアクセスがガン!っとありました(^^;) アクセスしていただくのはとてもありがたいことなのですが、ほんまありがたい<(__;)>ことなのですが、・・・どうせなら2年前に映画館で見て欲しかった~~~(心中複雑)。映画は映画館で見てこそ!その素晴らしさが如何なく発揮されるのですから・・・。

 その数日前ですかね、CSだかで「ロボット」(原題:Enthiran)が日本語吹き替えで放送されたらしく、ちょっとばかりまたぶっ飛びインド映画の再注目がなされてたのは、ネットみててしっていましたが、ラジニ・カーントさま映画は、すでに日本の映画市場では一定に集客力を持っており、大ヒットカルトムービーとして過去に紹介された約20年ほど前「ムトゥ 踊るマハラジャ」Muthu-1995)は日本で1997初出公開されブームにもなりました。その後もラジニ様映画=インド映画 の固定観念が強くこびりついてしまうほど何本も日本で紹介され、強烈な印象を与えました。
 ロボットもそのラジニ様映画の「トンでも映像」な側面もガッツリ踏襲している映像のため、今の時代の若い方々に注目を集めています。この映画「ロボット2010年のタミル語映画でしたが、ラジニ様人気はワールドワイドなので海を越えてこの映画は上映され大ヒットとなった映画でもあります。 
 インド映画のアクションなどは、こういうかなり「それ、ないないぃ~~ww」って突っ込みを入れたくなる映像をいっぱい作っているのは、とてもよく知られているのですが、ロボットの放送で他のインド映画を見てみようと思った方がレンタルなどに走ったのかもしれません。それで「あなたがいてこそ」のトンでも映像に目が移った方が出てきて、2chに流してくださったのかもしれませんね。うれしい半面、どうして2年前にもっと気づいて下さらなかったの・・・(泣)という思いもあり、少し複雑な心境でもあります(^^;) 
 決してインド映画は「キワ物」ばかりを作っているわけではありません。けれど、人はどうしてもインパクトの強いものに惹かれてしまいますので、この間のロボットの吹き替え放送を皮切りに、またそういう注目が集まってしまっているのだと思います。

//------ちょっと追記:閑話休題-----
すでに、また誤解が流布してるので
▼ボリウッド・・・とは、ヒンディ語の映画のことを指します。今のムンバイは昔はボンベイと言ったので、ボンベイで製作される映画のことを、ハリウッドに引っ掛けて、Bollywood といいます。
  ボリウッド=インド映画全般 のように使われていますが、これはちょっと間違ってる解釈です。
ボリウッド=ヒンディ語地域で作られた映画なので。またヒンディ映画はワールドワイドにも進出しているので、そういう理由もあってインド以外の世界の人が使うインド映画の総称のように使われがちなようです。(参考URL→http://blog.canpan.info/nonpo/archive/90 )
▼ つまり ↑ のことを受けて、インド映画は言語によって映画ありますので、いろんな俗称になります
 タミル語の映画=Kollywood 、テルグ語の映画=Tollywood (ベンガル映画もTollywoodだそう)、マラヤラム語だと Mollywood とか言うそうです。
 一般的によくつかわれるのは、ヒンディ映画(これはインド中で上映されるので)Bollywoodをよく使いますが、テルグ映画の大躍進もあってTollywood (トリウッドとか、タリウッドとかいう)というには言いますが、テルグやタミルとかどこの地方の言語も、普通にテルグとか、タミルとかって言ってる方が多いかなぁ?と思います。~woodとか、言わないわけではないけれど、あえて強調してるような記事とか、例えば、テルグ映画界の~っていうようないい方する時でしょうか、Tollywood界の~ みたいな時には記事の中にはそんなフレーズが入ってたりしますが、そういう使い方でしょうかね?

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 私たちインド映画ファンは、インド映画を知ると日本での固定観念の「ムトゥの呪縛」にしばしば悩まされることが出てきます。a0308487_1431282.jpg私たちインド映画ファンは、もちろんラジニ様を大好きで彼の映画を心から愛していますが、インド映画は決してタミル語だけの映画ではなくいろんな言語の映画が各地域で作られてきています。それこそ様々なタイプの映画を作成してきているので、ムトゥのイメージだけを看板にして、日本で紹介されるインド映画のイメージを固定して語られることがマスコミなどの中でされてきているので、インド映画ファンにとってはそのような紹介記事を見せられたりすると、「またか・・・・ムトゥの呪縛でインド映画の話されてる・・・(泣)」と残念に思うことが多々あるのです。
 インドでの一応の公用語?なのは、ヒンディー語や英語メインですが、20数言語あるインドでは、地方に行くとまったくヒンディが通じません。地域を大事にする彼らの文化にとっては言語は文化を守るアイデンティティであるので、タミル語映画だけを持ち上げて=インド映画だっ!なんてこというと、タミル地域の人は喜びますが、他のインドの地域の人は気分を害する人もいるかもしれません。たとえばカンナダ地域はカンナダ語がインド一、世界一だと愛していますので、カンナダ地域で他の言語の映画やスターを崇めるようなことをいうのは、ちょっと背筋が寒くなるような出来事に遭遇するかもしれません(^^;)
 
 日本でインド映画の紹介は古くは、ベンガル語、ヒンディ語他・・・などのクラッシック名作映画が紹介されてきているのですが(1950年代~)、たまたま97年のラジニ・ブームが日本で起きてしまったために、その強烈なインパクトから『インド映画はトンでも映画・・・』という固定観念がついてしまったのは、ファンが増えたのは喜ばしくもあり、かといってそれだけじゃない素晴らしい名作の映画をしっかり輩出してきており、トンでも映画じゃないから日本では売れない・・・と勝手に解釈する日本の映画会社とかによって、素晴らしい一級名作を傍流扱いにされてきたのでは、インドの映画業界の方も、少しがっくり来てしまうことでもあるでしょう。実際に1992年ラジュー出世するRaju Ban Gaya Gentalman)というシャールク・カーン、ジュヒー・チャウラーの名作は(日本ではWikiでは97年に紹介となってますが1995年に紹介されたという説もあります。ムトゥよりもこちらの方が先に日本では紹介されています)、今でもジュヒーの美しさに90年代の日本のアジア映画ファンにとってのインド映画の名作ぶりを強烈に印象に残した一本になっています。映画館に映画祭などに足しげく通っているタイプの映画好きには、しっかりと知られている「インド映画のクオリティ」というものがあり、むしろそちらの方がインド映画ファンが映画を愛している本流でもあるのです。(この「ラジュー~」の映画はそのモチーフも、1950年代のクラッシック名作「Shree420」(邦題:詐欺師)へのオマージュも含んでいるので、インド映画を愛する古くからのアジア・インド映画ファンには、これらの名作映画の方がファンの本流でもあります)

 彼らのインド映画の歴史は100年からあります。日本と変わらぬ歴史を彼らは持っています。ですから、いろんなタイプの映画がもちろん!作られてきています。トンでも映像の映画から~涙腺が止まらない名作映画、そして、唸るしかないような社会派の映画など、映画大国の名を背負う映画数を100年歴史を積み上げていることを頭の隅においていろんなタイプのインド映画を楽しんでもらえればと願います。
 ムトゥ・ブームの当時、映画をお買いになられた日本の会社も「これがインド映画の本流だと思われたら困る」というようなことはおっしゃられています。あくまでも「インドの一地方の映画」であることを当時も力説なさっていましたので、そのことは頭の隅に入れておいていただけると、映画の見る幅が広がることと思います。
a0308487_1565473.jpg
 

<今なぜロボット?あなたがいてこそ?>
 「ロボット」は2010製作(日本公開は2011) あなたがいてこそ2010製作(2014日本公開)。さてなぜ今またこれが日本の放送やネットの中で出てくることになったのでしょう?
 2013年にはきっと、うまくいく(原題:3idiots)(-2009製作)というインド映画が日本でブームを巻き起こしました。2014にはその主人公アーミル・カーンのチェイス! (原題:Dhoom3)(-2013製作)が紹介され、今年2016の秋にはそのアーミル主演の2014年インド映画史上誰も破ることの出来ない興行成績の記録をつくったpkが日本でも公開されます。

 2013年インド映画の100周年ということで、世界に向けてその数年前くらいからインド国あげてのプロモーションを世界展開していまして、2011「ロボット」や2012「ラ・ワン」他、日本にもその流れで紹介された映画が2013年冬明け春に恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(原題:Om Shanti Om -2007)を皮切りに、100周年の日活とタッグを組んで2013年にインド映画がたくさん紹介されました。その勢いのまま2014年もインド映画だらけの年となり、それらの映像がDVD販売となり、レンタルDVDなどでようやっと皆さんの地方の手元にまで届くようになったのが、この2015-2016くらいなのだと思います。

 日本は映画に関しては、残念ながら世界のブームから遅れること5年・・・というのもざらにありまして、映画に関しては、先進国の中でももっとも!自由に映画が上映されない環境にある・・・事実があります。(これは中国・香港に負けてます、韓国にも残念ながら負けてます。残念ながら事実です。) 

 それでもインド映画を愛するファンは世界規模では増え続けており、欧州、北~西アフリカ、中近東~南アジア~東南アジア、中国香港・韓国、北米(最近は南米も)と、世界を一周網羅する状況にもなってきていて、日本だけがポツンと空白地帯になっていたのですね。そんな日本でもファンは今何の映画が製作されているかをネットで知ることで、期待している作品や評判が流れてきていますので、それらの映画が上映されることを望んでいます。

 「あなたがいてこそ」(Maryada_Ramanna)の監督は、SSラジャマウリ監督といいまして、2013年日本で上映された「マッキー」(Makkhi はヒンディ語吹き替えタイトル:元はテルグ語Eega -2012製作)で、この監督の作品は日本で始めて紹介されました。これはとてもお見事な映画でして、これを劇場に見に行った方は人生を決して無駄にはしてません(キッパリ!)。 その監督が「マッキー」の前に作った映画が「あなたがいてこそ」(Maryada_Ramanna)でして、日本ではすでにSSラジャマウリ監督の映画は2本も紹介されていることになります。 「マッキー」でワールド市場を獲得したこの監督の次回作が、2015Baahubali :The Begining」で、2015年時点でインド史上最高額の製作費を投じて作られた映画となり、そして2015年夏の「Baahubali旋風」を世界中に巻き起こす結果となりました。
 ここで、2014年の興行収入最高額の「pk」は記録は破られていませんが、そこはヒンディ映画の世界市場販売網と、上記「Baahubali」はテルグ映画ゆえに販売網や影響力が別個でして、その分の差が興行収入の差をだしてはいますが、Baahubaliは公開4~5日でその巨額の制作費をインド全土であっさり超えて、ワールド展開のビックビジネスでもあり、北米の映画興行のBox Officeで最初の週9位→翌週6位にランクインされたのです。
 その映画を、日本の配給会社が「買った」という噂が流れていましたが、先日、有名なアジア映画評論家の方がブログでそのことについて触れておられ、時機を見て上映されるといわれております。ファンとしては非常に楽しみな話です。

 ヒンディ映画はインド国内でも各地方で上映され、さらにワールドワイド販売網を持っています。タミルやテルグの映画は映画産業が盛んとはいえ、どの映画も必ず世界に出て行けるだけの知名度と販売網とを持っているわけではありません。テルグで売れた映画だと、他の地域の言語に吹き換えがなされて上映されたり、あるいは、テルグ映画のスターではなく、地元のスターにリメイクされてその地域の言語で上映されたりするのがざらで、インド映画の複雑な事情も抱える難しいところ(^^;) ヒンディー映画だけはインド国内全土でも(地域言語に吹き替えがなされて)上映され、世界にも出て行きますが、他の言語は時々そういう大ヒット作品が出る・・・と各地域でリメイクされる・・という現状なのです。
 SSラジャマウリ監督の映画は「マッキー」で世界の映画賞などをとったりしたこともあって、名前がワールドワイドになった稀有な監督の一人ともいえます。 インドにはそういう傑出した才能がでてきて世間を大変にぎわせてくれる内包力をもっているのです。

a0308487_1435623.jpg そのような監督の一人としてはすでに十数年前に傑出している監督がおられます。ラジニ様の「ロボット」ボス その男シヴァージ等で知られる S. Shankar監督がいます。 昨年は「I」というVikramさんと組んだこれまたひじょーーに面白い映画を発表し大ヒットさせておりましたが(私はこの映画とても気に入りましたが、オリジナル・ノーカット版で見るのはネット配信でしかできず、メディア入手が困難な映像となっています。)、この監督が再びあの「ロボット」(Enthirian)の第二弾「Enthirian 2」として、ラジニ・カーント様と手を組んで「2.0」(-2017)という映画を作ることを発表しています(撮影はもう終わったかな?)。製作費もインド史上巨額になっておりまして、ワールドワイドで売る気満々のビックビジネスです。キャスティングも、スーパースター、ラジニ様以外に、アクシャイ・クマールエイミー・ジャクソンと、これまた楽しみなキャスティングになっています。つまり、インド映画ファンもこれをとても待望していますし、そして彼らは世界ビジネスで売る気満々ですし、日本のおそらく配給会社も狙っているものと思われますが、上映権料はとてもきっと「expensive」・・になるのではないかと、今からひやひやしているところでもあります(^^;)
 映画を買いたい側も、それに見合うだけの集客力がなければさすがになかなか買い付けれるものではないでしょうから、(2013年は百周年の外交レベルの文化交流もかねた特別ボーナスオンパレード上映だったものもありましたので) 純粋にビジネスとして考えたときに、そういうインド映画に関してぽっかり穴の開いて世界に乗り遅れてる日本側の事情を考慮しますと、今のうちから盛り上げておく必要があるのかしらね???と、その空気を醸成しているのではないかと・・・このところの動きを私はそのように詠んでおります。


<インド映画はB級ではありません>
 よくインド映画はそのトンでも映像っぷりから、B級映画のように判断する人がいますが、インド映画に限らずアジアの映画がB級といわれてきたのはそれら映画が販売される国々に向けての単価の違いから生じたもので、ハリウッドや欧州などの映画は上映権が高く、貧しい国々での上映は出来ないわけで、そういう貧しい国々向けに、欧米などのA級映画のリメイクやリメイドの作品を作って海外市場に出してた・・・という経緯がインドや他の地域の映画の歴史の中にあるのです。インド映画がキリスト教文化とは違う価値観の映画をそうやって各地に輩出してきていた経緯があり、B級扱いなどされてきたことがありましたが、哲学と思想の源流人口の母体数の多い国からの才能の傑出により、やはり一級の作品も時々世界市場に出されてきていたのです。それを単にGHQ支配の中にいた日本がTVに翻弄されてることで、知らなかっただけの話であって(映画とTVとGHQの話は日本の映像の歴史として切っても切れないことなので機会があれば歴史を知ってみてください)、映画マニアの間では、細々とアジア周りの映画がしっかりと愛好されてきています。その昔はB級ものが多数を占めるような映画作りもされてきていましたが、今のインド映画はその品質の向上を国を上げて全体で高品質に押し上げることに邁進した結果、00年代に入ってからのインド映画は目覚ましい発展をとげ、世界中にファンを獲得するにいたりました。

 どこの国でも上は最高品質、底辺はC~D級グレードの映像から、ブルーまがいのものまで様々に存在しますが、日本でも、欧米でも、インドでもそれは例外ではありません。インドでも90年代くらいまで昔は単価が安いリメイクものがB級とされてきましたが、社会派の映画などは各世界の映画祭で賞を受賞するものもいくつも獲ってきてるものも多く(社会派なのは80年代~90年代に賞を受賞している)、そのうちに00年代には超一級のエンターテイメント娯楽作品でもありながら、最高品質の単価の高い映画が世界市場で取引されるようになってきています。決してインド映画=B級ではなく、インドだろうがどこの国だろうが、最高品質の映画は最高品質なのです。(正直、今の日本の邦画は映画にかける人材も技術も資金もいろんな点で今のボリウッド品質には「追いつけていない」現状があると私は思っています。残念ながら・・・)

 今からでも大丈夫です。「ロボット」が面白いと思ってくださったのなら、まずはレンタルで出ている、インド映画を次々踏破してみてください(→「レンタルできるインド映画 2015版」)。ラジニ様のタミル映画も多く出てるかも知れませんが、ヒンディ映画がこの数年のインド映画ブームの本流でもありますので、古い時代の映像では無い、新しいところの映像の映画をきっと好きになるものがでてくると思います。そしてそれらの古い映画~最近の映画を見て今度新しく来る映画を見ると、クスッと笑えるツボが映画の中に散りばめられていたりする楽しみも発見できたりもします。

 インド映画は一度見たっきりでは、実は終わりません。二度目見ると違う角度から見える映画というのもあるひじょーーに構成力のある映画もありインド人の頭の良さに舌を捲く映画もあれば、ギャハハハとお腹を抱えて笑い転げれる映像も沢山あります。これらの映画のその映像のさらに奥深くにある文化や考え方や歴史を知ると、ギャハハハ笑っていた映画が、感動の名作になってしまうものもあるのです。

 ロボットを見て楽しいと思った方が、ラジニ様の昔の映画だと「ムトゥ」を手にとってみたら、最初はギャハハハと笑って見てしまうかもしれませんが、インド映画はいきなり歌って踊る・・・と思いこんでる方々には、その唐突さが笑いの対象になってしまうのかもしれませんが、よくよく歌の歌詞を丁寧に見ると、とてもとても深い歌詞がそこに横たわっています(ラジニ様映画の曲の歌詞は、どれも素晴らしいものが多いですよ)。それはタミル語を話す地域の歴史的形成や社会の現況を知ることで、理解が進むものも多くあります。タミルはタミル文学という地もあるので、小難しい映画が実は多く、それはその地域の歴史や社会状況の背景なくしては語れない側面があるからです。タミルは南インドの地域の映画ですが、小難しい映画といえばベンガル地域のベンガル語の映画は北のインドの古典の文学の地であるので、そういう映画がやはり作られる傾向にあったりもするのです。
 大方は、映画はビジネスですから、大衆娯楽エンタテイメントな傾向が強いですが、一筋縄ではいかない映画の中に凝縮された映画への愛情が、画面からほとばしっていることに、あなたがもし気が付いてくれたのならば、すっかりインド映画の虜に貴方はなっているのかもしれませんね。

  インドの映画がB級といわれた時代は終わりました。今は日本も追いつけないほどのクオリティの映画を次々生み出すそのビジネス展開力、資金力、そしてそれらを見るために観客が映画に掛ける情熱、そしてその情熱に応える映画を愛してやまない製作側の映画への情熱を、B級などというのは、その情熱も体力も既に失ってしまっているかもしれない私たち日本が言える言葉では無いように私は思ってもいます。
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   @@ここまで丸3年インド映画を全くの初心者から追いかけてきて、今の私が理解しているのが、この範囲ということで、ここに私見を述べておきたいと思います。3年前より成長したかな?

さらに追補で、「あなたがいてこそ」の日本での2014公開当時の話をこちらでどうぞ
by AkaneChiba | 2016-04-30 22:10 | Intermission | Comments(2)
Commented by 玻璃 at 2016-05-04 12:48 x
 初めまして。連日のインド映画漬け4か月(!)になった超ビギナー・玻璃と申します。
 ものすごくわかりやすい分析ありがとうございます。大変参考になります。
 インド映画は本当に広く深く楽しく美しく、大海に溺れそうです。周りにファンがいないので先達のみなさまの文章だけが頼りです。

 レンタルも少ないですね。ほとんど店舗にないので取り寄せばかりです。データは出てきても取り寄せ不可のDVDもけっこうあって、名作でもなかなか見られません。「ラジュー出世する」もずっと探していますが入手できていません。
 何度か見るとさらに良さがわかる、というお話もとてもよくわかります。何度も見たいし、次の作品も制覇したいしで、いくら時間があっても足りません・・・。
Commented by AkaneChiba at 2016-05-04 15:19
玻璃さん、ご訪問ありがとうございます(^^)/ 私もわずか3年前にインド映画にハマった付け焼刃なので一緒に楽しんでみてください!「ラジュー~」は英語字幕版の輸入DVDを手に入れる方が賢い選択だと思います。英語字幕に臆する人も多いですが、昔のインド映画ってストーリーが映像だけでなんとなくわかっちゃうのですよ(笑)ネットを駆使できるなら英語字幕ならあちらのネット配信サイトで有料閲覧が出来ますし、字幕無ならCM付つき映像で見れることもあります。ネットのお陰で可能性は無限大なので、是非!インド映画の「沼」(笑)にずぶずぶになってみてください(^^)v 

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