遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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映画 『2States』 (ツーステータス)-2014

えー、こっそりISHAQZAADE」の評をアップしまして、ネタバレも含まれてるのでツイッターには流しませんでしたが、ちょっと主役のアルジュンがキモオタキモオタといわれ過ぎて可哀そうなので(言ってるのはワタシですがww)、彼の評価を正しく受けてるだろう名作・良作を一本、紹介しておきます。

 a0308487_18164256.jpg2STATES』 (-2014) 2014年に紹介されて、初めは若い二人の作品なのであまり最初からヒットしたという作品になったわけではない(4/18封切)のですが、口コミから評判が評判を呼んでロングラン上映となり、とうとう!100カロールクラブの仲間入りしたという、大スターでもないにもかかわらず、スマッシュヒットとなった2014年の良作なタイトルの一本です。これはインドの現代の小説か何かが原作らしいのです。(追記:「3idiots」(きっと、うまくいく)のストーリーを書いたのはこの方です)
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ストーリー:パンジャビな中流家庭に育った大学生のKrish(アルジュン・カプール)は、同じ大学のちょっと変わった勝気なタミル出身のAnanya(アーリア・バット)と出会い、勉強を教え合う友人から、最愛の恋人同士となります。彼は卒業前に彼女にプロポーズ。二人は北と南、宗教も、家庭も違うことを乗り越えて結婚しようと思っていますが、どちらの家庭も一筋縄では陥落しません(笑) Ananyaの家庭は芸術的なちょっと変わった一家、最初Krishは彼女の家庭に許しをもらうところからあれこれと努力します。またKrishの母は歯に衣着せぬ性格で、父(ロニート・ロイ)はメンタルに問題を抱えて退役した元軍人で横暴で酒に浸る父でもありこの父と息子はなかなか雪解けができない間柄でもあります。どちらの家庭もかたくなで頑固で二人の交際を素直に受け止めれないのです。若い二人は、なんとか認めさせるために、説得にいったり、両親を引き合わせたりするのですが・・・
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https://www.youtube.com/watch?v=CGyAaR2aWcA



 この映画は、インドの難しさや社会の難しさをわかって解説してくれる人がいるとさらに理解が深まる映画になると思います。a0308487_2342315.jpg現在も、中流家庭の増えたインドとはいえ、北と南、階級、宗教の違いなどは、簡単に超えることのできない問題を抱えていますし、自由結婚な気風が出来てきたとはいえ、この山を越えるのはとても大変なようです。 また、北は南を見下してることが現れるセリフなど、そういうことを「外国人の眼から文化を知る」という点でも、この映画はとても興味深い映画となってもいます。インドにおいてはわりと自由な気風のムンバイの高級ホテルで両家を合わせてなんとかまとめようとするあたりのシチュエーションはひじょーに現代的視点の切り口な脚本です。が、こんなにもインドの結婚って今も大変なのか・・・と、その「人の難しさ」に唸りこんでしまう一本にもなっています。他にも結婚のDowry(持参金)なんかの慣習に関しても(法で禁止されてても地方で習慣として残ってたりもするので)、南出身という設定のヒロインがやりこめるシーンなんかも少し痛快ですね。a0308487_21493849.jpg北が南を見下してることがあるようなのは、ちょっとばかし他の場面でも知ったことがありますが、そこにインド人の頑固さが加わると、そりゃまぁ~この主人公の母ちゃん、見事に相手方のハートと息子の恋愛ぶっ壊しますし(笑) 他にもインドにおける父親の地位や存在とか、父の祝福っていうのもそのウエイトの大きさも、この辺りは日本の感覚とは大きく違うので、外国人の眼からインドの結婚を見る映画としてもとてもテーマ性のあるキャッチーな一本でもあります。
 これは私は日本のミニシアターで興行をしても、口コミで「いい映画だね~」と評判を呼ぶのじゃないかと思いますし、世界中どこでもそうですが結婚は一つのドラマです。インドの現在の若者の結婚について、ストレートに伝わる一本でもあると思います。
 が、インド人には何度も当たり前のように映画化されてきただろうテーマで、普通にインド人は飽き飽きしてるんじゃないか?と思ったのですが、ところがこの映画、評判が評判を呼んでロングランヒット上映となったタイトルなんですね。インド人もツボッた?ってところが、面白いです。男女とも熱狂的なファンがつくほどの存在でもないまだまだニューフェイスな若手二人の映画で、これはかなり珍しい出来事でもあると思います。
 2014年は、インド映画は前年の派手なプロモから一段落ついてその残り香と、明らかに息切れして資金縮小な小粒な作品だったり、資金はそんなにかけずに脚本で・・という映画も割とあったことと、女性をテーマにしてきた映画が多かった中で、若い男女両方で素直にラブストーリーであったこの映画がロングランヒットで100カロールクラブ入りというのは、インド人観客の眼というのが節穴では無いことを感じさせてくれるので、うれしい限りですね。(あほみたいに日本で宣伝だけ打ったのにまんまの信じるような客は映画を見慣れてる国にはいないのかもしれませんねww)
 KrishがAnanyaのかわいさに恋に落ちて友達の位置をキープできずにパニックになってるラブソングなんかも、とてもイイ曲ですよ。私これ気に入ってます。ありふれたラブストーリーなところがとてもいいんですよね。この曲とても気に入りました。ブラス音がアクセントになってちょっとFunk風でもちゃんとインド風https://www.youtube.com/watch?v=G6RR2_NQ530

 まずは脇のベテラン配役から。
 Krishの家庭がこの映画の一つの肝になっていますので、配役もそっちが灰汁がガシガシありますね(笑) この口さがなくて息子の恋愛ぶっ潰してしまう母の役やってる方は、Amrita Singha0308487_21531317.jpgそうですサイフの前の嫁です(なんでこんな姉さん女房貰ったのでしょう?なんか理由あったんでしょうか?多分血筋の話で太守さまですから、それに沿う子孫を残す意味があったと思うのですが・・・。長男も授かりましたし。ですから後妻のカリーナとの結婚も全面支援してたような記事も結構ありましたね) 古い映画にかなり出てますので、90年代というより80年代の女優という感じです。 娘さんも美しいですし、ええ感じのお母さんになりましたなw こんな絶世の美女だったんですよ。日本ではシャールクの「ラジュー出世する」でハートブレイクする社長のお嬢さん役なんてやってましたね。今回この偏見の塊の母さんが、いろいろといろんなものを壊してくれますww  
 あと、お父さん役でRonit Royここでは情けない失敗した父の役をやっておりますが、悪役警官だとガタイの良さのどっしりなとか、弁護士とか実直な見た通りの役どころとか、SOTYではゲイ校長にいいよられるかっこいい渋い熱血コーチ役やってましたが(笑) 本来はこの手の見た目通りの重い役どころをやってる俳優です。このお父さんがこの映画ではキーパーソンとなります。若いころの彼もでてた映画でシャールクのでてるのがありますが、これがシュリデヴィヒロインの、それを守る親衛隊みたいな一山いくら?な兄ちゃん軍団ででてた姿を見ると、殿方の本物の魅力は中年以降になってからだなぁ~とつくづく思いますわ(笑) ちなみにシュリデヴィはアルジュンのステップマザー(義母)でもあります。

 さて、この映画の主人公、二人を。
a0308487_18313679.jpg アーリア・バットAlia Bhattは、日本でも公開された『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙えNo.1!!』でお嬢さまな役どころで、あんまりシド君とのケミストリーがいまいちだったんですが(シド君とケミストリーがあったのはヴァルンだったという映画w)、実は彼女の2作目のHighwayで、さすが映画一族の家の娘だね!といえる演技の映画を見せてくれています。年齢は21-22歳と若いのですが、なかなかどうして女性は感受性が高いですから早く成熟しますし、身の丈に合った役どころですが、かわいさではちょっとロリータのはいった男殺しな魅力持ってますね(笑)a0308487_23415697.jpg この役のところで21-2歳でほぼ等身大。 意外に彼女はアルジュンとのケミストリーは良かったと思います。本当かどうかはわかりませんが、この映画の時点で二人は噂になったみたいです。でもまぁ28-9歳と21-2歳ではちょっと7年の差は大きいかな?映画宣伝用にそういうことにしといたってのもあるかもしれませんが(笑)、この映画のHotな恋人同士のシーンの映像もなかなかなので、さて、真偽のほどはどうでしょう?w
 アルジュン・カプール Arjun Kapoorは、この映画は4本目。この年は、ランチンさんとのマサラムービー「GUNDAY」でも恋に狂った筋肉の男の魅力を見せてくれていますが、ランチンさんとのカップリングがメインの映画(違っw)ですから、ベテラン・プリヤンカの前でタジタジなのはご愛嬌。横に並ぶ絶世の美女よりも、等身大の身の丈に合った年下かわいい系の相手役が違和感持たずに見れますね。
 アーリアはヴァルンとも共演をその後もしていますが、ヴァルンとアルジュンは仲が良く(二人とも映画監督志望なのだそうで)、ちょっと背が高めの男性にピタッと蝉のようにくっつくアーリアは、とてもいいマッチングを見せますので、ヴァルン君にはアーリアは似合うのかといわれるとどうでしょう?ゴシップ誌では似合いのお二人なんて書かれ方もされてますが。そこで気になって調べてみると、プライヴェートではヴァルン君にはファッションデザイナーの彼女がいます。身長もヴァルンよりありまして、見た目も女優級ではありませんがヴァルンの好みは、なるほど・・・堅実なんだなと妙に納得してしまいました。アーリアはどうも首の後ろに「Pataka」?というタトゥーをいれたみたいで、ゴシップ誌はアルジュンと噂かいてただけに「PATAKA」ってなんだ?と、アルジュンじゃないのかといってましたね(笑)。そういうゴシップも映画宣伝のファクターですからね。
 アルジュンの良さに見はるべき点としては、その背の高さと横幅の肩幅でしょうね。横に女性が並ぶと、横に幅があるので、背と胸板とのバランスで女性がすっぽり腕の中に入ります。これはかなりの好感度!プリヤンカのときも、ディピカの時も驚いたのですが、並んで彼の方が少し上背あるんですよね。ただベテランの超美人を前にすると、元のキモオタ気質でも戻ってくるのか(笑)ちょっと遠慮がち。ふーんと思いながらも浮いた噂の一つもないのか?30男だしなぁ・・と調べてみると・・・共演者たちとデートしたくらいの話はいくつか転がっていますが(それが理由でアーリアとも噂があったみたいですが)a0308487_117751.jpgお呼ばれの席に向かうときにソシアルエラーにならない程度に共演者とかいとこのソーナムとか実妹と一緒の写真がありまして「おまえ?まじで彼女おらんのか?(ーдー;)」と(笑)。
 キモオタ出身としては(酷っw)、まさかそんなことはあるまいと思うのだが・・上の写真のネタにされてた現代版のKARAN ARJUNのようなゲイ疑惑でもあるんか?あるんか?と、ゴシップサイトを掘ったら!え?( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・ ( Д )  ゚  ゚  ・・・・・・・相手は女性でしたが若いころに情報リークをされてることがあるようです。やっぱり彼は、例外に漏れずに映画一族のボンなんだねぇ・・・と改めて感心しました。え?何がかって?そうですね、それについては少々説明が要りますので、ここをクリックしてみてね。
a0308487_1932296.jpg

 @@まずは若い二人のニュースターたちの、現代インド結婚事情なこの『2States』で、かわいく、せつなく、そしてじーん・・としてみてはいかがでしょう? 結婚式のネックレスをつけるシーンのAnanya(インドの結婚で新郎から贈られる習慣とか知ってるとこのシーンの彼女の芝居がわかります)に、見てる私たち観客もジーンとくるハートフルラブストーリーではないでしょうかね(^^)/
by AkaneChiba | 2015-12-05 16:41 | 10年代 | Comments(0)

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