遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Intermission インド映画を絶賛していた淀川氏

シーズン・オブ・レイ の広告やネット記事見てて思ったのよねぇ・・・
 巨匠の作品を悪く言う人はいないのに、インド映画の映画のことを、この最近に至るまで、本当に殆ど無視とも言えるぐらい扱いが悪かった30年程(70~90年代)って、一体何だったの?日本?(^^;)
サタジット・レイの映画は、日本では、財団法人『川喜多記念映画文化財団』で、その交流なんかの歴史とか触れられていますよね。日本でもインド映画の世界は昔から、サタジット・レイ等の功績をしっかり称えてきている歴史があるんですけどね。
 関東の映画のことを教える学校では、インド映画の悪口をいう講師もいると聞いているけど、その人なんかは、インド映画の50~60年代の評価はどういう風にしてたんだろう?50-60年代映画を悪く言う映画関係者なんて、ほとんどいないだろうし、その年代だけは輝石として別扱いしてたかもしれないけれど。

 私が覚えている淀川長治氏の番組だかなんだかの昔の特集でね、サタジット・レイについては氏はよく話をなさっていて、インド映画を愛されておられたかたなんだけど、同年代の別監督のインド映画「Shree420」の有名曲「Mera Joota Hai Japani」のことを、氏が自分の中で選ぶベストシーンの一つであるような話をなさってたことを、私は何とはなしに覚えている。解説だったか本人の弁だったか忘れたが。ただ印象的だったのは、自分の中の隠れた名作・・・的な扱いでそれを仰ってた様で、おおっぴらにこれが好きだと表だって大絶賛していたわけではないような話だったことに、「どうしてそんな風に控えめに仰るんだろう?」と疑問符が当時その番組だかを見た時に頭をよぎって首を傾げたのでよくそのことを覚えているのだ・・。・・・って、はっ!w(・・)w 今気付いた、私の初めて観た映画って、インド映画と気がつかずにサタジット・レイの「大地の歌」みてるわ、子供の頃(笑) 子供の頃みた時は間違いなく眠たかったと思う(笑) 
 他にも、ディリップ・クマールの風貌覚えてるのと、弁護士だかなんだかのお父さんだった役だった背広きてたシーンが記憶にあるのと(おそらく、サンジェイダットもでてたKanoon Apna Apnaに間違いないと思う)、Mr.Indiaの孤児院?を潰されないよう奮闘するアニール・カプール兄貴姿を覚えている(シュリデヴィのエロいダンスは覚えていない、地上波放送?なんでカットされてた?)。 相当に気がつかないままにこれらの映画を私は地上波放送で見ていたのだ。他にも「ラジュー出世する」は相当最近になってからアイロンかけながらTVみてて、ナーナー・パーティカルの街での口上シーンを見て「いい役者さんやなぁ・・・」とつぶやいたことも覚えていて、気がつかずにコンスタントに、インド映画をなんとなく私は目にしたのだということに気がついた。他にも、アミターブ・バッチャンのDON?だと思うのだがこれも見ている。墓場のアクションシーンがムチャクチャ面白くって、そのシーンを映画全体を見たのか?それともそのシーンだけをどこかで観たのかは覚えが無いんだが、その強烈なアクションシーンを覚えているのだから、関西の地上波?(深夜?)なのか、BSなのか?ケーブルTVなのか?わからないが、知らない間にインド映画を自分は目の端にとめてきているんだということに、この2年半ようやっと気づいた。 



 それほど私のような人間でも、それをインド映画と意識せずとも目の端に留めてきている長い時間や歴史がシッカリあるのに!、この日本でのインド映画の扱いについてムトゥ以降の価値観とか、一体全体どうしたものなんだろうか・・・っていうそこにも改めて驚くほかなく・・・。私は「映画とジャズ好きには偏見の塊しかいない・・・」とよくぼやいてたことがあって、古くからのものがいいのはもちろんそうなのだが、それに固執するあまり他を認めないっていう偏屈さや頑固さのある「排他性の強い性格」の人が、偉そうなもっともらしい知識ひけらかして並べてるオジサンたち・・・・っていうのに辟易したことがかなりある・・・。どんなに偉そうな地位にいようが、思考が固くて視野が狭い押し付け人物は、尊敬/信頼すべき対象にはなりえない・・・もんだと、心の中で思ったもんだ。ま、大人になって見て、いろんな付き合いが出来ると、思考が柔軟で視野が広い人ほど、素晴らしく社会にいろんな貢献を名前は馳せ無くともやってるもんだと、思うようにはなりましたが。私の青春時代の大人はホントに糞みたいな連中がわがもの顔でエバってたなぁ・・とつくづく思いますわ(^^;) きっと、そういう偏見の無い視野の広い人たちの手によって、上のような映画が、日本でも何らかの地上波とかで放送されてきてたんだなぁ~と、今ならそれがわかりますわ。そういう人たちは声をあげてワシが何かしたーとはいわんもんなんかっもしれません。

 さてここで、映画なんてものを作る側の世界は、社会に対して提供するものが何らかの型破りなものを提供する側のツールなんだから、もっと発想が柔軟であるべきはずなのに、それとは裏腹にかたくなにやたらめったら「固定概念」でものごとをぶったぎって、それを見る側に押し付けようとする姿勢に私はかなりの嫌気がさし、映画館に足を運ぶことが極端に減った。日本の映画が本当に面白くなくなったってのはあったのかもなぁ・・・。ビデオ時代になった頃のレンタル屋に並ぶ、一般的なところでは公開されない映画・・・なんかのは、面白いものが結構あって、製作費はそんなにないとは思うんだけど、時々秀逸な演出や脚本の映画見つけて喜んだりもしていたんだけど・・・そのうちトレドラとか、韓流ドラマとかばかり並ぶようになったら、手も出さなくなってしまったレンタル屋・・・。時折見逃した話題作やミュージカルを借りに行く程度にしか使わなくなってしまった。(うちの近所のラインナップ糞みたいなものばかりなので特に行かなくなったよ・・・orz )
 ビジネスとしての大人の事情や、広告のからくり、映画やメディア部門の資金の話や、広告商社、メディア部門の株主比率、それらに準じたタレント(贔屓スポンサーを持つ話)やら、そういうものが目に映るようになってくると、日本のエンタメが実力世界でも何でもないタダのお遊戯になってる理由が至極当然のように、自分の中で腑に落ちるころには、日本のメディアを信じなくなってしまっていた。 映画というのはそういうものの影響をひじょーーにうける「プロパガンダ・ツール」なのだ。 加えてここに、宣伝の為の名前連ねる底の浅いタレントなんかの文言を信じる自分の頭を使わない観客(子供ならわからんでも無いが、いい大人がその文言丸まま信じてるって、自分の頭で何も見てないし考えもして無いってことまるわかりやないか・・・・)の裾野をいかに増やすか?のパイの奪い合いじゃぁ~、実力者が出てくるわけもないことを、ひしひしと感じるわけだ。
 
 いまなら、その当時の氏の時代には「アジアの映画を素晴らしいと言ってはいけない映画界の風潮」みたいなものが、その当時にはあったのかもしれない・・・と推測出来ないことも無く。何しろ淀川氏が好んで流した映画に「ゼイ・リブ」(They Live)というB級な映画があって、当時は私も子供だったから全くわからなかったけれど、今ならその意味が理解も出来、淀川氏の生い立ちなどから何を言っているのかを、世界と、日本とそれぞれの歴史を頭に掲げると、理解出来ることが山のようにあるわけで・・・・。
 あのB級映画は、ユダヤのことをモチーフにしているといわれているが、今の日本では芸能界のような場所だと、土台人や在日メディア支配なんかについて当てはまる話なわけで。というか、そういうことを、この手の風俗文化やサブカルチャーな映画の世界からも社会を現代史を知ることができるのだが、映画を見るというのは何もドキュメンタリーだから社会性のある社会派映画だとは限らない、一般的な娯楽作品であっても、その中に凝縮した社会性を読み取る力が、見る私たち観客の側に、ほんの少しでもあるだろうか?淀川氏のあの当時にはわかり難いあの映画を何度も推して地上波に流していたその心中を、私たちは推測するしかないのだが・・・。

 たとえば、映画の世界の逸話は色々あるが、「Failsafe」と、「Dr. Strangelove」(通称邦題:『博士の異常な愛情』 )は、同じモチーフの映画で、同じ原作をインスパイアされて作られている作品である。その為、製作時期も重なり、訴訟問題が起きて、興行の時期を大きくずらすことで決着がついたことは有名な逸話だ。そしてこれをきちんとその時代背景を知って両方の映画を見てから、製作逸話の訴訟の話を知ると・・・・・評価の高いはずの「Dr.Starangelove」の映画が、ひじょーーに「いやらしい政治的圧力のガス抜き映画」の目的で作られていることがわかるのだ。それほどに原作となった本の影響力が、社会に与えた衝撃が大きかった・・・ということなのだろう。このからくりに気がつくには、相当に私は年月を経なければならなかったわけで、あの時代の映画人の凄さを改めて何十年も後世が受けとめていることと思うのだが・・・、残念ながら、なかなかその話が出来る映画人を今の時代に見つけ出すことが出来ない。今の時代の方が、それを「歴史」として客観的分析を出来る状況があるから理解することもできるはずだが、そういう分析をするのは、何故かしら日本では変な人呼ばわりされてしまう部分があるらしく。映画が映す社会の鏡を娯楽作であろうとも映しとってきているのに、その背景にあるものを読む力の無い観客は、見たままにしか考えないで、映画は社会派とか感動の実話とかの浅い浅いコメントが映画のキャッチコピーに使われているものを絶賛などしている。
 映画そのものがこういう「社会的なもの」であることは、映画に携わってきた偉大な先人達は、十二分にわかっていたはずで、またその為の材料を紐解いて私たち一般の観客の元に届けてくださっていたわけで、もちろんそれを見る眼をもつ観客も育っているはずなのだが。

 私はインド映画にうけた衝撃の一つに、この「社会性」が平均並み以上に映画の中に浸透していることに気がついたことがかなり大きなファクターになっているのだが、なので、できるだけそういうファクターを映画という時代を映しとる鏡のツールとしてここで解説してみたりしている。映画のまた世界の経済や国際事情知る専門家では無いので、ちょっとその社会方面に興味のある一般映画観客の目から見る解説程度だが(^^;)。 でも、まぁこれくらいの範疇の目で映画を見ることができて、そこそこ観客としての及第点は大人なんだからあってもいいと思うのだ。

 インド映画にハマってざっと見倒したものの一つに「Shree420」(邦題:「詐欺師」)があるが、それまで知らずに見ていた「Mera Joota Hai Japani」の一節は、上の淀川氏関連の番組か何かの中で紹介されてたののでおぼろげに覚えていたが(おはようございもうす~おはようございもうす~ってのも覚えてたんだよw)、このインド映画にガッツリハマってこの映画をしっかり真正面から今の私の頭でこの映画を見た時、この曲の意味をようやっと理解して、他解説なども見つけるとその奥にさらにある深さと、ダブルミーニング的な社会の投影を、この楽曲に込められていることに、改めて認識して、何を思ったかガッツリハマって、あのラージ・カプールが叩いてる太鼓を衝動買いしちゃうわけだから(笑) ミーハーなことで(笑)

 そこで、淀川氏がその控えめに、Shree420の映画を称賛なさってた・・・というそのことを覚えている私のような一般人が、そこにいるってことは、偉大な先人が伝えようとした何か・・・が、時を経て、それがわかる大人になった時、私のような在野の者に、小さくとも伝わった・・・というわけだから、残ってきた映像情報の力の大きさを、ひしひしとかみしめている次第であります。

 故に、その系譜を持つインド映画の深さを、数十年否定しているような方々の正体や中味は、一体どういう連中なんだろう?と、その疑問符が沸々と沸いておるのでございます。

日本の映画世界は思う以上に赤いから、赤いと文革よろしく、焚書、末梢粛清、捏造が増えるので、事実を捻じ曲げ捏造することや、改悪などの、自由と民主主義とは程遠い正反対の愚かな行動の片鱗があるように思いますけどねぇ。


  @@だから、日本の映画界にとってもインドの映画の社会性は、あまりバンバン日本にとりいれたくなかった方々がいたのかもしれないと、私は推測しています。粛清の赤を賛美する気持ちは私にはこれっポッチも無く、良いも時に観るのも辛い悪いことも全部その眼で見ることが出来る民主主義、現実主義こそが、言論の自由を広げることと考えております。 
by AkaneChiba | 2015-07-13 03:13 | Intermission | Comments(0)

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