遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

映画『Happy New Year』 (-2014)

さて昨年のビックヒット、ブロックバスターの映画の一本『Happy New Year』を紹介しておきます。

この映画はDewali映画でして難しいことは全部すっとばしてとにかく楽しんでしまおう!!というダンスなマサラ映画になっています。OSO以来のファラ・カーン監督と、シャールク、そしてディーピカーという組み合わせだけでなく、アビーやイラニ、ソヌ・スードと豪華なメンバーでも、楽しみな娯楽映画になっています。

https://www.youtube.com/embed/SrJhqxYRJBU

 シャールクには珍しく社会色のひじょーーに薄い映画になっていて、そういう点を排してドバイの5つ星ホテルの世界に向けたプロモーション映画・・・という趣旨で、超ド派手なみんなで騒いでしまおう~\(≧▽≦)/映画になっています。これを、音響の良い大画面で、つまりはお金のかかってる映画を映画館で見る至福を味わえた方は本当に幸せだと思います。(マサラ上映にはぴったし!!な映画でもありますねw)
 香港辺りの上映だと、シャールクの10Packに大盛り上がりになったんじゃないかと思うのですが、見られた方はどうでしたか?(笑) ええ、ええ、もちろん大盛り上がりだったことでしょう(笑)
 2014年のインド映画のTOPのセールスになったのは、Pk (もしかしたらPkは翌年度扱いかもしれませんが)ですが、もしくは サルマンの「Kick」がその位置にありますが、この映画も歴代の興行収入ではトータルでは5位とビックタイトルの一つとなっています。
a0308487_21534352.jpg
 
ストーリーはいたってシンプル。
かつて主人公Charlieチャーリー(シャールク・カーン)の父(アヌケム・パール)が経営する会社で作られたセキュリティシステムを、VIPセキュリティ会社(ホテルも経営?)のオーナーCharan Groover (ジャッキー・シュロフ)に盗まれたチャーリーが復讐するために、そのセキュリティシステム「シャリマー」を破りダイヤモンドを盗み出す計画を立てる。父の会社の昔の知り合い、映画で爆弾専門家Jag(ソヌ・スード)、金庫破りの達人Tammy(ボーマン・イラニ)、ハッカー少年Rohan(Vivaan Shah)、オーナの息子VickyそっくりのNandu(アビシェーク・バッチャン)に声をかける。そのシャリマーを破るには、ホテルのある場所が必要でその場所を確保するために、彼らはワールドダンスチャンピオンシップに出なければならない?!。ダンスの出来ない男どもが、ダンサーMohini(ディーピカー・パドゥコーン)の協力を得て、ダンスと金庫破りの両方を踏破すべくえっちらおっちらチームインディア・ダイアモンド戦隊達が奮闘するコメディ・ダンス・アクション??ストーリー(笑)




 とにかくにも楽しくクスクスと登場してくれるスターたちの芝居なドタバタを楽しんで!っていう映画なので(笑) しかも面白いことに、ディピカとシャールク以外は普段から「あんまり踊ることの無い役者たち」を集めてますので(笑)、なんというかわざとの人選だよなww 
a0308487_2051724.jpg フラッシュダンスやトップガンだっけ?の音楽とかそういうパロディも散りばめててsnatchにオーシャンズ11に、ミッションインポッシブルに、チャーリーズエンジェルに、ジャッキーチェンに、インド映画ダンスの達人なんかもでててそういうネタがてんこ盛りに詰め込まれてクスクス笑わせてくれます(笑)
a0308487_2054027.jpg キャスティングとしては、Nandu/Vicky役のアビーのコメディ要因としての立ち位置はなかなかにGJなキャスティングでして、シャールクやディピカ以外はみんなそれぞれ主役級ではない脇方ばかりなのですが、それをずらっと横一列に並べたチーム戦隊もの(笑)な映画なので、その他イラニさんはいつも通りな位置とはいえ、Jag(ソヌ・スード)もいい場所にいるし、Rohan役のVivannは、名優ナッスルディン・シャーの息子のギークオタッキーさもかわいく、ワハハハ笑ってるうちにちゃんとドキドキシリアス展開でミッションが成功して終わる映画です。難しく考えないでOKな映画なのです。

a0308487_2053476.jpg この映画に社会性を排除した理由は、ドバイの最高級ホテルでの撮影であることに大きな理由がありそうです。何しろこのホテルの全面支援を受けて、宣伝しまくりです(笑) また映画の中でのダンス・コンペティション会場の為に組まれたセットも素晴らしく、この映画を大劇場で大音響でみることで自分もその大会場のダンス・コンペティションの中の大勢の観客の中にいる気になる・・・・ところを目指してる映画ということがわかります。と、シャールクたちのステージイベントも彼はやっていまして「SALAMツアー」もその宣伝兼ねて、シャーのステージを見ることが出来ない方々に向けてそれを映画で見てもらおうか?という趣旨も入ってると思います。
a0308487_2053672.jpg インド映画は立体的な音の映画を作ることがひじょーに上手で、これは残念ながらDVDやBlue-Rayでは感じることはホームシアター向けの音響を作って無い限りは出来ませんし、この映画はネット配信もそのHNYのOfficialサイトからなされていますが(日本は配信対象外・・・orz)、小さな画面でこの映画を見たとしても、の魅力に気づくことは出来ないかもしれません(^^;)

 実はファラーカーンは、OSO以来あれを越える作品は作ることは残念ながら出来ていません。ファラー節というのでしょうか?その好みもあってダンスシーンは専門職なので面白いですが、ストーリーの練りのあるような力のこもった作品は作れていない分があります。これは好みの問題なので、OSOのようなストーリーも良しGJで中味作りこんでることは期待しては違うと思ってください。
a0308487_2052316.jpg この映画の一番の目的は、「会場にいるような気持ちでDewali(=インドのお正月のこと、11月秋)でお祝いして踊ってしまえ~~!」って言う映画ですから、この映画は中国でも上映が5,200館でされまして、シャールクは愛国ゆえにインドの立場をとって中国をディスったりするようなセリフを入れてみたりなどを過去の映画でしていましたが(でも、本人は香港映画とか大好きですよ)、また政治的なそういう軋轢の元に多少インドを代表するシャールクにゴシップ的な嫌がらせをしてみたりとしてた中国とかが過去にあったんですが、映画は国境越えて中国でもファンの方はもちろんいますので、相次ぐ2014のビックヒット・インド映画の中国での上映は大きな市場をしっかり見据えての商売とも言えるでしょう。pkも中国で3700館でしたっけ?上映でしたよね。 まぁそんなこんなのことを考えると、HNYは中国市場をも視野に入れた「ドバイ宣伝映画」になっていたのなら、社会色が薄いのは当然かもしれません。日本の映画買い付け会社だけが、そういう洋画市場の動向を全くもってしっかり理解する眼が無いのは哀しい限りです。(おそらく政治的なメディア統制の意向がいまだにあるのだと思いますが、それに反骨出来ないバイヤーに、リベラルを標榜する映画人たる資格は、正直ございません。今の日本の映画関連者は似非サヨクすぎます。昔と違ってRockな人物がエグゼクティブ階級にいなさすぎます。)

 しかし唯一、社会性の強いと思われる部分がこの映画にあるとするなら、チーム・インディアのライバルに、コリアンチームが出てくるのですが、ここがなかなか微妙な扱いになってまして・・・(笑)。というのは、シャールクはインドでは車の大手スポンサーひゅんだいが必死にシャーに攻勢かけまくってるんですね。ですが、中東ではこの間の韓国でのアジア大会で相当に韓国自身は中東の人間から反感を食らいまして、あまり聞こえはよろしくありません。ですから映画の中では他のメンバーは、コリアとチャイナを混同して扱いますが、シャーはコリアンチームと仲良くします。この辺がふんだいスポンサーにかなり気を使ってるところなのでしょう。映画の中でのコリアンの彼らの扱いはチャイナと混同されっぱなしな映像や音楽で・・・その上、決定的な背景が!!(それはあなたの眼でその一瞬を確かめてくださいww)
a0308487_2053042.jpg 昔よくコリア企業は自分の製品を日本モノと混同させる方法で(今でもか?)企業イメージを挙げる努力をしてきましたが、この映画の中ではコリアはチュウゴクと間違われてそんな音楽なんかもイメージされてつかわれています。ついでに言えば監督ファラーは日本に来日していますので、そんなところで混同するような真似をするとも思えません・・・(^^;) 次のコリアが乗り換えるのはシナだよといわんばかりの(しかもその表現されてるコリアが・・・)ってーことはぁ・・・・ふんだいスポンサーいるのに、そこをそのまま映像にしたということは・・・・(^^;)  唯一、この映画の中に何か社会性を散りばめたとするのなら、コレだよな・・・_(^^;) この手の社会ネタはおそらくスリル担当しているシャーもしくはそのブレインの行動じゃないかしら。今回はいろんな意味でOSOの頃のようなスリル担当しまくってる感はなかったものの、ピリリがあるならそこだろうなぁ・・と私は勝手に解釈してしまいました。演技では庇ってましたけどね(^^;)ダブスタ?(笑) (法則やってくる前にホントに手を切れ~~と願ってるんだが・・・)

 日本はシャールクファンが多いにもかかわらず、シャールクに対しての扱いが非常に悪いです。日本はおそらくハリウッドに逆らえない映画会社側との間で、そこがスムーズにいかない何かがあるのだと思います。但し関西ペイントのインドでの会社では彼はCM契約やってますので、決して日本系企業をNOと思っているわけでは無いです。日本のエンタテイメント産業はひじょーーに偏って産業構造としてひじょーーにマイナスな行動にしかでていませんし、(中華他の)政治の意向が入り過ぎている大手広告商社は日本人の為には行動しませんから、日本の行動を扇動してきた広告・メディアの歪曲報道の原因そのものにメスを入れない限り、シャーをアーミルのように好待遇に優遇することはなかなか無いのかもしれません。(しかしアーミルさんも、今後好待遇になるだろうか心配です。宗教政党とかが芸能界とか使って嫌がらせバンバンしそうだよなぁ・・・眼の前の見えるものしかYesマンしか求めない狭い価値観の愚かな信者は、健全な社会の中心に置いては阻害にしかなりません。ですが残念ながらそいつらの影響力は大きくて日本はそれでもほとほと困っています。世界はそこがテロに繋がってさらに困ってますが)
a0308487_2052723.jpg

 シャーの映画がそれなりに値段が高いのは当然のことで、それだけのセールスをワールドワイドに叩きだしています。それを受け入れられない日本・・・というのでは、日本の狭量さばかりが目立ってしまう結果になってしまった昨年のChennai Express やKrrish3上映・・・。Krrish3なんかシネコンレベルで上映すればよかったのに(うちのブログのアクセス数教えてあげたいわww)その見る目の無い映画の配給会社事情・・・・しかもTU●AYA独占とかよりによって●UTAYAみたいな言わずもがな会社・・・・あ、誰か北・・たあしゅssdfwのあsじょフジコ ry)・・・(以下略ww)
 
 映画の上映に国境はありません。また映画の上映に国境なんぞあってほしくありません。そういうことをちゃんと理解が出来、観客の顔を見れる映画買い付けであってほしいと、心から望んでいます。(とにかくプレス上映とかで頭の固いおかしな映画を知らない無知な記者たちが、実は一番洋画評判に関しての大きな阻害になってるんじゃないかと思っている、広告的に。日本のメディア問題と直結してるよね・・・これって・・・orz)

 ちょっと余談:映画の中に出てくる「シャリマー」にダイヤモンドって、同年のリティックのBang Bang!でもダイヤ話だったのですが、この時なんかインドにはダイヤの大きなイベントでもあったんでしょうか?ね。シャーは青いダイヤを盗む話ですけど。リティックはかつてインドにあった植民地のかたとなったような英国の至宝のダイヤのはなしでしたが。
 ちなみに、シャリマーとはムガール帝国の妃の名前で、その廟なくしては語れない代表的な名前です。ゲランの香水の名前の元にもなり(1925)有名ですね。え?知らない?じゃ、これみますかね?(笑) インド人にはなじみのある名前です。ってかこのCM見た時、ムッチャワロタww妄想しすぎや、インド人!ってつこんだよなww メーキングみるとインド風の人スタッフにいるのですけど。まぁ全然映画とは関係ないですが、面白映像として紹介しておきます(^^)v

a0308487_2052011.jpg

  @@映画は超娯楽であることは悪いことではないのです。映画選定をなさる方は、そういう娯楽性も芸術性の一つとして捉えられる目をしっかり育んでください。社会派に拘る価値観はインテリぶってるだけの偽善でしかなく、超エンタテイメントを作れる力量のある映画人は、社会派なものを作らせても超一流なんです。でもその逆は無いんです。その理由がわかりますか?芸術音痴の今の日本を脱する教養育てる芽は、そういう遊びの中から生まれることをもっともっと知って、それを育てる広い価値観を、社会を担う方々に知っていただきたいと思います。
by AkaneChiba | 2015-05-28 20:24 | Bollywood | Comments(0)

カテゴリ

全体
当ブログについて
当ブログ管理人に連絡はコチラ
マサラ上映
マサラマニュアル
マサラ上映報告
インド映画全般
映画全般
Bollywood
Tollywood
他地域インド映画
Hollywood他
インド映画スター
俳優
女優
監督・スタッフ
10年代
00年代
90年代
~80年代以前
Old Movie
上映館
ハートに直撃
映画美術
小道具・衣装
新・インド映画音楽
古典・インド音楽
音楽
楽器
暴走妄想w
イベント
ワケ
そのほか
Visit to Japan
Intermission
Kollywood
印映感染記マニア編
Mollywood
映画技術
未分類

最新の記事

Item Girl Hot ..
at 2017-03-21 21:39
Item Girl Hot ..
at 2017-03-21 02:57
マサラ上映「バーシャ!」準備..
at 2017-02-24 23:25
2月25日「バーシャ」インド..
at 2017-02-16 02:45
『Premam』『Banga..
at 2017-02-11 06:14

検索

以前の記事

2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 04月
2013年 03月

タグ

記事ランキング

ライフログ


あなたがいてこそ [DVD]


アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター [DVD]


神さまがくれた娘 [DVD]


恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム[Blu-ray]


マッキ― [DVD]


マイネーム・イズ・ハーン [DVD]


命ある限り [DVD]


マダム・イン・ニューヨーク [DVD]


ラ・ワン[ Blu-ray]


スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!! [DVD]


バードシャー テルグの皇帝 [DVD]


闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 [DVD]


家族の四季 愛すれど遠く離れて [DVD]


タイガー 伝説のスパイ [DVD]


アルターフ 復讐の名のもとに [DVD]


たとえ明日が来なくても [DVD]


エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ [DVD]


スタンリーのお弁当箱 [DVD]


クリッシュ [DVD]


チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~ [DVD]

最新のコメント

honey_akbさん..
by AkaneChiba at 01:52
> ふんさん コメント..
by AkaneChiba at 13:10
あなたが誤解を招く文章書..
by ふん at 12:10
> 高田世界館スタッフ・..
by AkaneChiba at 00:14
akane様 初め..
by 高田世界館スタッフ・西山 at 16:53
「熱い解説を!」さん(で..
by AkaneChiba at 19:33
ありがとうございました!..
by 熱い解説を! at 23:31
どもども(^^) 悪役..
by AkaneChiba at 00:17
Amrish Puri様..
by 玻璃 at 21:22
玻璃さん、こんにちわ~..
by AkaneChiba at 16:19

ファン

最新のトラックバック

venussome.com
from venussome.com
venuscozy.com
from venuscozy.com
venusgood.com
from venusgood.com
http://venus..
from http://venusso..
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
めぐり逢わせのお弁当 ~..
from 黄昏のシネマハウス

ブログパーツ