遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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Uttama Villain 5/10 イオンシネマ茨木

 以前、ここで告知したように、大阪でインド封切り日(2015/5/2)から一週間ほどで日にちも置かずに5/10大阪で見てきました!
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 カマル・ハサンの最新作。4月にリリースされる予定が一か月延びたのはインドらしいお約束な御愛嬌?(なんか本国のインドで権利関連でイチャモンつけられたらしい・・・ ^^;)
 a0308487_19334875.jpg イオンシネマは貸し切りが出来るので、今回頑張ってくださったCelluloid Japanさんにありがとうございます!上映場所に行くと、この上映の為にとり寄せられたポスターが並んでいて、a0308487_19335471.jpgそして!!インドでも有名な日本のインドスタル画家のNさんの、カマルの肖像画が!!!(一時間で仕上げたとおっしゃってはったっ!w(・0・)w) 上映近づくと、わらわらとインド人の方がこられてました。加えて、某ラジニ大好きT氏も、なんとリクシャで参戦!駅からイオンシネマまでリクシャで送迎なさってくださってたご様子!がんばるわぁ~~ひたすらそのインド映画+観客への愛に頭が下がります<(_ _;)>

a0308487_19334898.jpg 私たちインド風の服を着ていってたこともあり、一緒に写真撮ってくれといわれたり、絵師様、T氏は、もちろんひっぱりだこ。また、ポスター前で友人たちと記念写真をとったりして、結構、私もハイテンションの一日でございました(笑)




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 映画入場前に、画面に映し出される、映画のラインナップ。ディズニーの「シンデレラ」や「名探偵コナン」他と「UttamaVillain」が並んでるっ!!ww こんな光景なかなか見れない(笑)川口では観れないww

a0308487_19335238.jpg 会場に入ると、まずはみなさん日本人らしき観客の方が先に映画館に入っていっています(笑)。その後、上映時間ぎりぎりになって皆さん着席。先日、神戸に観に行った「インド映画における女性性の表象」 (Indian Cinema as the Actresses See It)というシンポジウムの主宰者の先生も、この日、この映画を見に来られていました。もちろんインド人の方々も子供連れでも来られていまして、イオンシネマは自由度はあまり無いのでお店こそでませんでしたが、インド人の中で映画を見るとどうなるかな?という楽しみもありました。やっぱりスタルさまが出てくると、指笛のヒィー!!はお約束ww 映画はシリアスな渋い映画でしたのでマサラな映画ではありませんでしたが、ところどころ笑い声聞こえたりと、楽しい観賞会となりました(^^)v

 さて、映画の内容はというと、熟年カマルが、自分の役者人生を見つめて作ったとも思える一本でもあります。タイトルの意味は「高潔な悪漢」という意味のタイトル。
 『Uttama Villain』 (-2015) →Wikipedia →IMDb →Facebook
https://www.youtube.com/embed/ytsZ-xz3uE0
***---------- 
 あらすじ:スーパースターManoranjanが派手な俳優人生を重ねる日々。スーパースターを一目見ようと集まる群衆に颯爽と手を振る表の顔のManoranjan、合間の休憩にウイスキーに浸り、愛人や気の利かないマネージャー、夫を顧みない妻に褪めた息子と、あるパーティーで昔の若い頃の恋人の子供がいると語る男も現れ、スターの虚飾に満ちた私生活。しかしその荒れた派手な生活は彼の健康を蝕んで・・・。その彼が俳優として選んだ最後の作品が「Uttama Villain」だった。
---------****
 この映画は、Manoranjanというスーパースターの私生活の顔と、その彼が演じる映画の撮影という、劇中劇の、二部構成を織り交ぜ重ねてあるストーリーです。

話の内容は派手な映画では無く、俳優人生をやっていると絶対にやってみたいと考えるようなストーリーになっているところが、カマル・ハサンらしい~作品となっています。この間入ったインド料理屋の店員さんはカマル・ハサンの映画は、自分で監督したり脚本かいたりするので、かなり難しい方向になってて娯楽色が無くなってると、そう仰ってましたね。実際今回の映画でも脚本と音楽も歌詞も書いておられます。タミル映画を支えてきた二人のスターの一人はラジニ様と、そのライバル的存在としてのカマルというスターなのだそうで、日本では残念ながら一本だけしか彼の映画はインドの仕置人 [DVD]しか紹介されてませんね(1995の映画です)。この古い映画も、私は芝居に拘る彼らしい~渋い映画なのではないかと思っています。インド映画のお約束のダブルロールなのもあの時代ならではの一本ですよ(^^)v
 
a0308487_2133226.jpg  タミル映画ですので、ボリウッドのような大掛かりな製作資金はなかなかかけられているものではないようですが、それでもカマルはスターですからそれなりの資金で作られています。ですので、CG部分かなりあり、その具合がなんともインド映画の発展途上具合かなぁ~と思わせてくれる部分が大きかったです。CGものはお金っかるのよねぇ・・・。でも、まぁそれよりもCGで見せるトラのそれより愛嬌のあったやはり実写のワニ?wに、友人ともどもハートを奪われていしまいましたかね(笑)
 エンタテイメント映画では無く、渋い役者の芝居を見る映画です。彼のカマルの画面に大写しになる表情が、役者やなぁ~と唸らせてくれました。字幕はえいごでしたが、英語もおぼつかない私としては細かいセリフの笑うシーンとかは、字幕読み切れず念力観賞(笑)となりましたが、楽しみにしていた劇中劇部分の映像を堪能できたのは嬉しかったです。
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 音楽が実はむちゃくちゃ素晴らしく、ただ映画の普段の生活のスター部分の現実内容と、劇中劇部分の内容との差があるので、劇中劇向けにイメージして作った音楽の雄大さが、現実生活内容と乖離しているのでBGMはあまり大きくは流していませんでした(笑)。音楽雄大過ぎww しかし劇中劇部分の表現には、この音楽でなくてはならず、私はこの映画はBGMは絶対推しますね。サントラCD欲しいですね。(この映画はインドでは、テルグ語でも上映されており、タミルとテルグの両方でどうもサントラもあるようです。)カマルハサンのヒンディ語での上映が決まってる映画が2015にもう一本あるようで、こちらでも、この音楽担当の方M. Ghibranとは一緒に組まれておられるようです。次の映画のこちらはまるで地獄の黙示録とプラトーンを合わせたようなポスターだったのには、ちょっとワロタw

a0308487_19335343.jpg タミル映画の商業規模がどのくらいあるのかは私はわかってないので、この映画の興行成績がどのレベルのものかは測りかねますが、IMDbの評価は☆7つもあるようなので、高評価の映画だと言えそうです。実際観た感想としては、カマルの渋い芝居と、劇中劇の悪役をしてるNasserさんにも釘付けとなる、ベテランズラリの映画でした。
 カタカリ舞踊?の劇中劇の部分の見せ場も、元の舞踊シーンのストーリーなど詳しく解説して下さる方にその解説も含めて、この映画について紹介してくださる方がいるといいなと思いました。残念ながら私ではインド文化、伝承舞踊や音楽についての解説は全く出来ませんので、どなたかそれをなさってくださる方、プリーズ~~でございます(^^;)。インド映画の難しい点は、各地域のインドの文化をちゃんとわかって解説して下さる方がいるとさらに面白さがわかるのですが、こればかりは専門家の方にお任せするしかございません。
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いつかそういう方に解説つきで日本語字幕でもう一度見れるといいなぁ~と思っています。

a0308487_22554978.jpg そして、上映も終わりポスター前で撮影など再びして、いい映画を一本見た幸せ気分で家路につきました。インド映画は、あまりにもいろんな地方、いろんな言語、いろんなスターが存在し、私のような若輩者にはまだまだ未知の世界がそこに広がっていますが、ベテランの方々のお芝居を堪能し、彼らの文化の深淵を垣間見るツールとして、映画というのはその流布に貢献してきているツールなのだなというのを、改めて再確認させていただき、楽しんだ一日となりました(^^)v

  @@あーでも言葉わからなくてもいいから、インドの文化を解説してくれる人付きで、こういう古典が混ざった映画は、じっくり見たいですね。
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by AkaneChiba | 2015-05-22 22:08 | Kollywood | Comments(0)

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