遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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「ダバング 大胆不敵」 チュルブル収監?!

a0308487_22454691.jpg もうみなさんゲットされました?(^^) ダバング 大胆不敵 [DVD] GWに発売されてましたので予約してた方は手元に映像届いていると思います~。(私はまだ都合で受け取れてない~~ ^^;)届いた!ウレピー!(^▽^) なんでもミュージックチャプターつけて下さってる日本版ですので!!!それも楽しみ♪ 昨年はこの映画で存分に映画館で楽しみまくりました。マサラ上映も山ほど楽しんで行ってきました。またこのブログでも何度もこの映画については取り上げています。
 たぶんこの映画、サルマン・カーンという子供から大人まで大人気のスターのことを考えて、子供が見ても面白がって喜ぶ映画で作ってるので(それ見越して、インド映画にしては血があまり派手で無い方向で作られてる。アクション暴力シーンはあるけど・笑)、ダンスシーンとか、一緒になって家マサラとかで、踊って楽しんでみてくださいね(^^)v
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 そしてそこで、せっかくなので、この映画の魅力の解説補足としてその主役サルマン・カーン Salman Khanについて書いてみましょう。というのもこんなニュースが飛び込んできました。
インド映画スターのサルマン・カーンに禁錮5年、飲酒ひき逃げで
 ありゃ、あかんじゃん、サルマン、チュルブルなにやってんのっ!!と言いたくなるところですが、実はこれ2002年の時の事件で、この2015年5月にようやっと判決が出た・・・という案件なんですね、13年、長っ!(^^;)。「ダバング」は2010の作品つまり、ずっと審議中(あるいは先延ばし?)だった間に彼はせっせと仕事してたので、まぁようやっと出た判決でインド中(のみならずサルマンの映画が届く国々全てで)で、「あの事件の件はどうなった?」首を長くして待っていた運命の日がこの2015年5月6日だったというわけです。

a0308487_23332135.jpg 若い頃のサルマンは映画の名門の家に生まれて、ハンサムで奔放な明るいプレームという甘い役どころロマンティック・ヒーローでしたが、映画業界の家の子弟たち・・・ってヤンチャさんがズラズラいて(笑)、サンジュー筆頭に(^^;)、サルマンもそういうヤンチャな子弟の一人・・・というわけです(^^;)
 その衝撃の一番の事件が、この2002年のケースでした。(その前にアイシュとのいざこざあったっけ?)。事件は2002年の9月、酔っ払い運転でサルマンは家にかえる時道の端に突っ込んでしまい、インドでは路上で寝てる人が多いこともあって、ホームレスの方を何人か轢いてしまい(一人死亡)・・・という事件でした。その後も、女性との揉め事で暴力とか、2006には禁猟区でサイフ達と狩りをしてしまいこっちは(彼らの分の罪も全部自分が被って)数週間?ほど収監されてました。 他にももろもろいろんなスキャンダルに事欠かないスター。こういう人生の良いも悪いも両方の華やかさを持つのはスターの証拠でもあるかもしれません。日本の役者さんだって昔の銀幕のスターの私生活のムチャクチャなことったら(笑) 人というのは何も綺麗で美しい善良なものだけを愛するわけではありません。泥臭い人間臭い清濁併せ飲む泥まみれになっている部分すらも魅力に感じる人も多く、サルマン・カーンというスターは、そういうタイプのスターだと知っておいてもらえるとよいかもしれません。日本でいえば、勝新とかがいた時代のタイプの俳優さんですね(^^)。日本もあの時代の銀幕のスターたちってムチャクチャだけど豪快で面白かったよね(笑)




a0308487_22454940.jpg 5/6は早速ツイッターでもサルマンの名前がズラズラ並び、もちろんインドメディアは大騒ぎですが、サルマンの影響力は、中東、北アフリカ、中央~南アジア、東南アジアまで影響力が大きいので、あちこちを駆け巡ったニュースとなりました。彼の映画は面白かろうが、駄作だろうが、「サルマン・カーン」の映画・・・というだけでガッツリ!集客力があります。常に彼の映画はこの数年First Dayのその時のTOPは不動の地位です。話は典型的なシンプルなアクション超娯楽映画ですが、面白かろうが無かろうがサルマンファンにはそんなことは関係無いようです(笑) 実際昨年の映画はイマイチな内容でしたが、それでもBlockBasterでございます(笑) 今のサルマンは、マッチョボディのアクションな「漢気」なスターのイメージがありますが、デビュー以降は彼は女性にも人気のある甘い顔したイケメンハンサムの役どころの多い人でした。奔放で快活で友情を大切に女性に甘い視線でロマンティックに花を贈るような、ちょっとやんちゃな弟っぽいカワイイ面をのぞかせるタイプでしたが、インド映画界が全体マッチョになっていくとともに、彼もマッチョスターになって行きまして、90年代後半にはサルマンの登場シーンにターミネーターのBGM使ってたりする映画などもでてきます(笑) 女性に人気のシャールクもちょっと優等生が鼻につく点で殿方には少しひいてしまわれるのですが、男性には圧倒的に大衆的な魅力のあるサルマンが人気があります。
a0308487_02762.jpg 彼の2002の事件を受けて、それまでの名誉は当然叩かれてしまいますが、インドスターって主役級を張る人は、何度でもそのスキャンダルの山を乗り越えて復活してきます。サルマンも事件前後しばらく低迷しましたが(結構イケメン路線から逃れられないで、コメディでも芝居をするタイプの玄人っぽい作品にコンスタントに00年代真ん中まででてましたが)2009年の「Wantedプラヴディーヴァ監督)で完全に復活。イケメン・マッチョ、アクションスターな、無条件に大衆的なスターの映画、その翌年の2010年のこのダバング 大胆不敵(原題:Dabangg)が大当たり!ボリウッドに南インドのテイストを持ちこんだだけでなく、それまで最近ちょっとお高いハイソな洗練されたイメージのボリウッドの映画の傾向を一転!超・大衆娯楽万歳な旋風を呼び戻しインド全域をくまなく駆け巡り、チュルブル・パンディという悪徳警官かつ漢気ヒーローといえばサルマンのそしてインド映画史にターニングポイントになる一本となりました。
 a0308487_22454569.jpg 彼の映画は若い頃は感動の名作とか出ていましたが、00年代は根っから大衆路線の様子です。30代~40代前半まではイケメン・ハンサムな役でも通じましたが、さすがにオッサン臭くなってきていた(笑)ので、アクの強い正義のヒーローは間違いなくピッタリの役どころだったと思いますし、若い頃からスポーツは万能のようで金持ちスポーツはこなしまくっているのは、他の若い頃の映画を見ていてよくわかりますますね。テニスや乗馬はもちろんのことバイク好きですし(SUZUKIやKAWASAKIとかに乗ってるサルちゃん写真結構あります)、ある映画の水上バイク・スタントの腕前もたいしたものでしたね。本人はダバングのチュルブル・パンディのあのお髭の姿はあまり好みでは無いそうですが(笑)、でもちょっとヤニ下がった中年の漢っぽい色気がみなぎっていて、彼にピッタシでしたよね(笑)。   

 日本ではサルマン・カーンの映画は、このダバングの前に2本紹介されています(映画祭上映は除く)。一本がその甘いプレームと言われるロマンティクな役どころのイケメンのサルマンアイシュワリヤアジャイ・デーヴガンの名作ミモラ~心のままに [DVD](原題;Hum Dil De Chuke Sanam)-1999 でしたが、十数年ぶりに紹介されたのが2013年のボリウッド4でのタイガー 伝説のスパイ [DVD](原題:Ek Tha Tiger)でした。日本の映画ファンの方には、彼のこの真逆の役どころのギャップには驚かれた方もいるかもしれませんが(特にインド映画だけ追いかけてるようなファンでなかったら、もしかして同一人物だと気づかなかったかもしれない)、そこに至るまでに埋められた重要なピースとして、実はこの「ダバング」(インドで2010 日本では2014公開)があるのです。日本のインド映画ファンはタイガーの方が日本でダバングより先に紹介されたことで「先に紹介するならダバングだろう~~~(^^;)」ってぼやいてたそうですが(それだけダバングは金字塔のように人気のある作品)、実際私もインド映画見倒してタイガーみてからダバングみて、紹介するならダバング先だろぉ~~~~(T^T)ってぼやいてしまいましたね(その時は事情知らなかった・笑) 
 時間が前後になってしまったのは、日本がインド映画を全然注目していない期間があったことは何度もこの私のブログで紹介してきていますが、またあちこちで記事になったのでご存じの方も多いと思いますが、サラリーマンボリウッド映画を買ってみましたという稀有な日本での上映公開のされ方をしている一本でもあります。「ダバング」は少し前の映画だったので既にインドでは「Dabangg2」も大ヒットとなっていました。この映画は、インドでもボリウッド映画史のターニングポイントになっただけでなく、日本でも上映に漕ぎつけれたことで、サラリーマンが買った映画、そしてその前の年マサラ上映ブームになったインド映画でしたが、その流れを引き摺ってマラサ上映で、日本でインド映画を盛り上げる助力にもなった日本の洋画史にも記述されるような一本にもなったと私は思います。

 ダバング映画とサルマンの話に戻しますが、この映画のヒロイン、ソナクシー・シンハーはこれがデビューです。実はサルマンのもう一つの稀有な才能として、新人を見抜く眼を持っているというタレントがあるようです。映画業界は親戚などが多い業界のインドなのですが、未成年の頃のソナクシーは太っていてお世辞にも美しい?とは言えない様子だったのですが、何かのイベントの手伝いをしてるソナクシに声をかけたことで、彼女がダイヤモンドの原石だと見抜いたようです。同じようにアルジュン・カプールも映画裏方スタッフだった人ですが、痩せてスタイルにしたら彼は行けると進言したのもサルマンだったそうです。それ以前にはモデル時代のディーピカーに映画界に入るよう薦めていたとも言われています。サルマンはこのダバング共演後も、他の映画に出ているソナクシーの後押しに助演の形でアイテムで出たりなどしています。それもまた彼の「面倒見のいい一面」でもあり業界の人から(恋人というポジション以外で・笑)、固い信頼と友情を集める一面を持っています。

a0308487_0265311.jpg  また彼のプライベートの一面では、Being Humanというボランティア活動をやって時々街の清掃活動とかの写真がネット記事になっていたり(最初は内緒にしてやっていたようなのですが、どこかの記事にすっぱ抜かれて以降、有名な活動になりました。)、昨年は、サルマンが路上生活していた女の子を養子に引きり女の子が成人し、その結婚式に3カーン達が現れ結婚式関連の豪華な顔触れの写真なんかがネットで出回りサルマンの素顔の一面のプライベートとして写真が出回ってましたね。(その時のシャールクのダンス写真は世界中がサルゥーの養女に嫉妬したよねww)

 そんなサルマンという人物のいろんな面を見て、ここがインド映画の観衆たちの懐の深いところなのですが、これらのサルマンの良いも悪いもスキャンダルもみな全て分かった上で!!!、それまでも彼はスターでしたが、彼はその事件以降もここまで13年間インド映画のスターで居続けてきた人なのです。 もちろん5/6の判決でインド中(世界中)大騒ぎはしていますが、観客の心理としては「あの事件まだ片付いてなかったのかよ。まぁ~わかってたけどさ、そんなの関係ないさっ!サルマンだもん!Sallu! オレタチ、ファンがついてるぜっ!!(>▽<)」ってな、熱い熱い野郎どものファンが(笑)圧倒的に彼を「信奉し続ける」ことでしょう(笑) そういうスターであることを、そういうファンがいることを、知っていると楽しみがまた一つ増えるかもしれません。 
a0308487_22454881.jpg


@@興行成績が100crore越えると100crore clubという殿堂入り?みたいな名誉が与えられるそうです。さて、サルマンの映画は何本入ってるでしょうか?
by AkaneChiba | 2015-05-07 20:32 | インド映画スター | Comments(3)
Commented by とんきち at 2015-05-13 13:13 x
はじめまして!
貴ブログの記事を拝見し、先日川越スカラ座『ダバング 大胆不敵』のマサラ上映に参加してきました。
マサラ上映には初参加でしたがとても楽しい時間となりました。
しかし、それ以上に『ダバング 大胆不敵』の映画自体が予想を裏切ってレベルの高い作品だったのに大きな衝撃でした。
今回の記事を読みこの作品が日本に入ってきた経緯を知りただただ驚いています。
Commented by AkaneChiba at 2015-05-13 17:24
とんきちさん、はじめまして、ご訪問ありがとうごいます(^^)/ マサラ上映でダバングはアクションシーンでクラッカー鳴らし放題できるのできっと楽しめたと思います(^^) 映画が買われた経緯についてはお買いになった方がブログ http://obanaza.cocolog-nifty.com/ で公開なさってくださってるので一度読んで見てくださいね。ボリウッド映画のレベルと質に惚れこんで日本にどーしてもビックタイトルを紹介したいというその映画への愛ゆえに行動なされた方です。映画への愛を久しく忘れた大手興業とは一線を画すのは当然のことかもしれません。DVDも発売されていますので、もしよかったらそちらでもこの映画を愛してあげてくださいね(^^)/
Commented by とんきち at 2015-05-16 09:09 x
ご紹介いただきました『ボリウッド映画を買ってみました』全て読みました!上映権を個人で買うことが出来るのですね!でも、この方の情熱を持った行動がホント素晴らしい!ブログ主さんはこの方に会われたことがあるのですね!羨ましい!私もお話を伺ってみたいです。

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