遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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闇の帝王DON ベルリン強奪作戦(原題:DON2) -2011

闇の帝王DON ベルリン強奪作戦  原題 DON2 2011
Official Site →http://www.don2thefilm.com/

 インド映画はミュージカルなのでそこがなかなか世界に受け入れられにくいといわれてたようじゃが、最近のボリウッド映画は欧米化して時間も短くなって音楽を減らし、見やすい映画を作っている。これはそういう映画の一つである。
2012ベルリン国際映画祭招待作品になったのは、前作DON (2006)の欧米でのヒットや、欧州でボリウッドファンがしっかりいることが下地にもなっている。

備考:ベルリンでの上映についてPDF

Amitabh Bachchan の人気作品 DON 1978  を、90年代後半以降のインド映画スター、シャー・ルク・カーンで2006に製作。これがあたり2012に DON2ができたというわけだ。DONの2006は、インド映画らしい~少々冗長な展開ながらも、ダンスもてんこ盛りなので、ひじょーーに「インド映画らしい~~インド映画」となっているアクション娯楽映画だ。(でも面白いっすよ~) そのインドっぽすぎる部分を大幅に欧州スタイル化し、脚本・編集・音楽・ロケーション等のスタイルをスッキリさせて続編化した映画なので、「インド映画は踊らなくちゃ」と言うコテコテマニアな人にはわりと不評なDON2(笑) しかし、インド映画がそういうものだと知らないインド映画初心者には、「誰~~~このオトコマエっっ!!」と食いつく映画でもある(笑) ララもプリヤンカも美人だしねぇ~(笑) プリヤンカの美女っぷりはなかなかこの世代超える女性はいなかったともいわれてる(最近ようやく次の美人でてきたが)。

 DON2の内容は、スタイリッシュなアクションクライムムービーとなっている。
実はこの映画も、ひじょーーーに音響が面白いのだが、残念ながらそれに気づいた上映環境を提供してくれてる映画館は関西ではかなーーりなかった。というかこの00年代からのインド映画は、どれも素晴らしい音響、サウンドクリエーターの手による演出なされてるのだが、日本上映館はどうにも、その辺がすっきり理解できないらしく、ボリウッド4を素晴らしい音で聴きながら上映見れた人がいるのなら、それはあなたは幸運だったという他ない。とにかく近畿各地は、大手以外はほぼ全滅に近かったので・・・(ミニシアターでは元町さん、最高っ!)。この映画も、あまり理解はされてなかったなぁ・・・(落涙)。

 日本のキャッチコピーは、インドのルパン三世とかいっとったが、今回の主演のシャールクには、三枚目要素はない。DONというキャラをシャールク流にキャラ化できてるところは、アッパレである。 ひたすらモデルのようにかっこいい~~~~のは、インドでは映画俳優はファッション誌のモデルも兼任しているので、彼の映画は、ファッション見本市みたいな側面もある。というか、バス降りたとこのモデル歩きにはワロタがなww
(個人的には、シャールクファッションはなかなか見てて、面白いんだよねぇ・・・ツッコみたくなることやってるんだけど着こなしてるのが面白くてww)

 この映画の一番の売りは、やはりベルリンのブランデンブルグ門前のカー・アクションのロケだろう。ベルリンは外国映画にはロケの許可が降りにくいらしく、それができた幸運な俳優は、トムクルーズと、このシャールクだけと言われている。他にもさまざまなドイツロケ地がたっぷり詰まってるのも見どころで、サッカーファンの私には「おおおおおおお!ヘルタベルリンの本拠地!ドイツワールドカップの決勝戦やったスタジアム!」と、よだれたらしながら眼福しておった(笑) これどこの場所だろう?とか言いながらドイツを眺めるのも楽しかろうて。  そう、この映画はその背景を読む力も観客に要求される映画でもある。

 なので、この映画の日本での評価が上がらないのは、その一番のオチというか、キモに気がつかない観客も結構いるからかもしれないと、日本がまだまだ世界を知らない・・・からかもしれないと思わないでもない。

え?オチ/キモわからなかったって?そりゃダメだろう(笑) ちょっと映像一部背景覚えてネットで調べてみ?(^^)v



 ストーリーの具合が、音楽もその雰囲気をだしてるからだが、オーシャンズ11~なんかを思い起こさせるニヤっとさせられる。他にもいろんなクライムムービーなネタが詰まっている。インド映画はそういう「あれ?このシーン、どこの映画でみたっけなぁ?」といういわばパクリネタが散りばめられてるがゆえに、第三国二次的扱いにずっとされてきた経緯があるようだが、実際パクリまくっててパロディコメディな映画も仰山あって、ぎゃはははと笑えるものも多いのだが、その辺の開き直りようが面白いので、映画好きにはそのネタ探しするのがたまらなく面白いともいえる。

 そうそう、プリヤンカとリティックのダンスシーンも、これはインド映画ファンにはかなりツボなカップルで、あの二人で映画もっと見たいよねぇ~。(今度のKrrish3では出るの?) ってリティックそんな使い方するのか・・・ってのも面白かったが、そのネタ、リティックの映画のネタであったよなぁ(笑) と、小ネタをパクリあってるのも面白いというかなんちゅーかww ちなみに欧州でもリティックは人気あります。(シャールクぐらいROCKな内容の作品に出りゃぁ~超えると思うが、まだ安全パイ作品ばかりなのがちと残念~王道キャラだしなぁ・・・)

 オフィシャルサイトの金庫の様子なんかは、おー、インサイドマンじゃん!と再度借りに行ったがな(笑)そう、あの映画にこんなシーンあったよな?っていうのを次々刺激される映像になってる点も、非常に私はお気に入りな理由でもある。シャールクな話になると、Dil Se.. という名作があり、そこの名曲をオープニングに使った Inside Man (スパイクリー監督) がある。あれを見るとひじょーーに難解なこれもまた背景を観る映画になっていて、本当にチリペッパーなピリリとした辛さを映像全編に散りばめた銀行強盗クライムムービーになっている。え?じゃぁ?つまり、それを受けたアンサーソングならぬ、アンサームービー?になってるのか?これ?(^^;)ってなツッコミ方もできるかもしれない(あくまでも私見)。 他にもいろんなクライムムービー要素が散りばめられてるので、それを探し当てるのも面白いかも。(SRKがやってるレッドチリの会社の名前の由来は?とちょっとニヤニヤしちゃってて、どっちが卵で鶏か?w) 

 そういえば、どこかの地下のカーチェイスのシーンは、日本語の解説ではワイルドスピードも顔負けのアクションシーンと書いていたが、これは私の穿ち過ぎかもしれないが、例の亡くなった某国元妃の事故の再現?とも見えなくもない映像・・・・に思えたのはオレだけか?オレだけか?(^^;) というか、彼の映画だったらそういう映像を見せるくらいのことはするだろうなぁ・・・という確信はある(笑)。

 他にも、たぶんなんだが、今回、ロケ地になった場所で、Euroのお札の話なので、そこに描かれてる場所とかを映像の中にとりいれたかったんじゃないかなぁ~?っていうのは想像である。撮影場所がどれだけできたのかはわからんが。ドイツの造幣局とされるのをDZBとして表現してるが、あの意匠マークも、FRBっぽくなあたりがニヤニヤなボリウッドらしさでもある。製作者たちのクレジットなんかの小ネタな話は、詳細な内容を紹介してくれてる有名サイトがあるので、そちらをどうぞ。 余談だが、刑務所あれスタローンだったっけ?風?だったりしない?うーん、覚えてないから観なおさなきゃだわ・・・

 背景チェックしながら、小ネタ拾いをするのは楽しいが、知識がいるのはインド映画の、特に彼の映画の難しさ。しかも辛口(笑)。社会派な映画というのではなく、娯楽エンタテイメントとしてそこを描いてるのだが、こいつはぁ~気がつくまでに3回くらい観て「ああっ! !o_(^^;) ポンッ!」 とかかったりなんかもした。インド映画はこうだぁ~ってのを思って前回のイメージ引きずってる人には、この映画のネタはわかりにくいかもしれないなぁ。実際、どこのサイトみてもその評価だけど、ベルリンやチューリッヒとか、マレーシア、マラッカプリズンとか、ロケとか状況作り出せてるたいしたもんだよボリウッドと、それは大拍手である。(日本にゃ出来ん)

さて、ここまで書いてますので、ほら、もうオチわかったでしょ?え?わからない?
しょうがないなぁ・・・じゃぁ・・・・・

→つまり、「Euro ボッコボコ・・・」ってことかwww

 映画を撮った時期も考慮して、金庫の前でEuroヒラヒラ舞う中、なんかの白い機械の前でアクションしてるでしょ?あれは何の機械か知ってます?(あたしゃ映像みてナンバーとか覚えて検索して知ったw) Euroのお札製造機で、あれはドイツ製なんです。ベルリンで撮って、ドイツのいいとこいっぱい映して尚且つ、ドイツの機械も背景にして、Euroボッコボコ(しかもその社会情勢まさにそうだったし・笑) ってロックな一面も見せてくれて、なかなかに、ニヤリとさせられることが散りばめられてる そういう映画でございます。

あ、砂に消えるエンディング、クスクス笑いが漏れたのは、Paheli見たことのある人たちだろうなぁ。
by AkaneChiba | 2013-10-01 02:01 | Bollywood | Comments(0)

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