遅まきながら2013.2月にインド映画に恋をしてしまいました。


by Akane

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何故?OSOにハマったか?2

マサラにいったときにカメラが来てて「何故?こんなにその映画に?」と聞かれたことがありましたが、あの時マサラ直後頭沸いてる状態で(笑)は うまくは答えられませんでしたが、今なら冷静に答えられます。
単に 「この映画が。素晴らしいからです」 つまんない答えかもしれないけれど、それしか一言では表現できません。演出やらがわかりやすい、ツッコミをかけやすいという楽しさもありますが、それ以外にも「何度観ても新しく発見できることがいっぱい詰まってる」というのは、資金もかけられてるってことでもありますが、製作する人たちが細部まで漏らさず映画を愛する気持ちやオマージュ、映画へのリスペクトをいっぱい詰め込まれているからで、それが画面から伝わってくる・・・というのは、そう滅多にあるものでもありません。映画への愛がいっぱい詰まっている映画に出会える楽しさは貴重でもあります・・・・。小道具一つでも拘ってる映像みると、ファンも楽しくなったりするもんです。

あと、日本の上映方法そのものにもいろいろ思うところがありましてインド映画の上映方法の扱いのされ方に興味を持ち、ミュージカルなので音楽が、音響の良い映画館で映画が上映されることが、どれだけ大事なのか?を、私はこの映画で改めて感じた・・・orz ・・・というのもある。どこの映画館でもなかなか良い音響システムで・・・というわけにはいかないもので。ミニシアターさんの苦戦ぶりは、少々気の毒でもありました。大手シネコンは素晴らしいシステム設備あるのに、資源の無駄遣い(アニメか子供のものばかり・・・)のその上映内容のどうしようも無さに・・・愕然もしたんですわ・・・(^^;) 関東は知りませんが、他の都道府県は別にして、大阪はいろいろと思うところがありました・・・シネコンレベルの音響で映画をインド映画で見れた方は、幸運だったと思います・・・orz。

劇場でおそらく私は十数回超えて(もう数えられないくらいww)、この映画を観ましたが、今までそんな映画の観賞の仕方したことが無い私です(何度もビデオやDVDでは観ることはあっても)。『劇場で観たい』と思うものにそんなに出会ったことが無く、大画面で観る映像と音響とを改めて意味があることを私に教えてくれた映画でもあります。何度観ても、いろんな発見が出来ます。
インド映画がその実力に見合った上映館で上映されてるかと言えば決してそれはなく、むしろ不遇の上映方法や館が大方です。そのことが返って、日本で映画産業の上映の問題をずっとずっと疑問に思い続けてきていたことを20年くらいしてやっと何が問題なのかわかった気がします。(今の映画全般が抱えてる問題点でもあるけど・・) 実際いろいろ調べたら、やはり日本は島国・・・映画界だけでなく観客も含めていろんな視野が狭いのだと痛感しました・・・orz。何より日本の映画業界の配給や興行?の仕方にかなり問題があることを痛感しました。小屋問題は不動産屋と同じレベルな価値観である以上、日本の映画は絶対に浮上しません・・(泣)。そこが切り崩せたら少しはマシな日本映画も誕生する土台も生まれるでしょうが・・・

ま、そんなこの映画の細かい部分で、私が「!」と思ったツボをちょっと紹介。ネタバレになるので、まだ観てない方はまわれ右してください(^^)v 



ちょっと箇条書きに列記。(ちなみに私はインド映画まだ初心者すぎて60本くらいしか観てないので、まだまだ追い切れないわぁ・・) そのうちこの映画を自宅で5.1サラウンド(自宅でなんちゃってレベルな5.1サラウンドスピーカーはわりと簡単に買えるからなぁ・・)

インド映画のロケーションごとのセットのでかさは日本じゃ出来ない羨ましさww
・撮影所風景を余すところなく背景に映しだしてるところも日本にゃないなあぁ・・
 (日本の映画村は規模が小さいからなぁ・・・あんなのが日本でもできるといいんだけどなぁ・・・)
・この映画は、映画の世界の劇中劇を見せてるわけで、過去の映画やそれらのシーンを真似たり再現したり、全く全部同じものをつくるのではなく、真似?だよね~ってところに視点を置いて作られている目で観れるところも良い。ハリウッドの真似と言われて開き直ったボリウッド具合が(笑)
・RC Studioとか(笑)へー(笑) 周囲の人たちの動きっぷりが細部までいい。思わず観てしまう。
・オームのボロ家の窓の外まで気になります(笑) 壁の映画のポスターとか、30年後の母の家の壁も。どこまで彼の映画とかわかるかな?
・3月私「このスター誰だかわかんないけど素敵!」→今の私「Karzのステージシーン、シャールクでもハーッ!って喜んだけど、元の古い映画のリシー・カプールのステージシーン、なんじゃこの素晴らしさっっ!!!」と元の映画を後から観て、そのさらに素晴らしいいことにスタンディングオベーション。
・HMVは人に言われて気付いた。そういやインド映画はHMV多い?。
・シャールク、ジュヒーの「ラジュー都会へ行く」風、太鼓や服のもデザインなんかも「そうそう、あんな感じ!」なところが良い(笑)
・プレミアム上映レッドカーペットシーン、あの白のチョッキとズボンの後ろ姿は誰?ジョニーレバー風?
・すべての衣装が、その時代風と言うだけでなくマッシュアップされて素晴らしい。それ着こなす彼も凄いが(^^;)。 ドレスも真似してみたい
・30年後のオームは現代風Tシャツをいろいろ着ていますが、彼にRockStar・・・といわせるような、RockなネタがTシャツの柄に「なんちゃって具合で」散りばめられています。
・ゴヴィンダのそっくりさん、後でパーティーシーンで本人でてきます。
・FilmFareのシーンで、その往年のスターたちが次々なところも。
・プレミアシーンで、つぶやいてるオーム。ラージュカプール・・・といってるように聞こえたのか気のせいか?ラージ・カプールはリシーの父ちゃん、うーむまだ Shree420しか観れてない~~(素晴らしい映画です)
・オームと母の家のポスターや飾り、窓の外に通り過ぎる人まで画面の中に溶けこんでるよね。
・そういや蝿が飛んでたオーム母アップシーン。あれは気付かなかった?んだろうかw(笑) でもかえってそれがいい味でてる?w
・シャンティのビルボードの前で一人会話wシーン、背景の街中日常風景が漏らさず細部何度観ても気になる。他に映画の看板等が当時のインド映画の看板なネタ(アミタブのSholay等)。
・シャンティプリヤ撮影シーンのムケーシュ登場で、監督がやっと来てくれたといわんばかりに後ろで手を合わせて喜んでいる。見える主役だけがそこで芝居してるわけじゃなく、その他大勢の人がそこで役割こなしてる
・火のアクション、はインド映画は使い慣れてる。主人公たちが火に撒かれるシーンは、もちろんある程度合成されてるとはいえ、それでも出来るだけ出来るところまで、火の中にいるのはお見事。遠近法でかなり遠くからとはいえ、大変だな~と。
・シャンティに治療後話すシーンで(あのネックレス素敵!)最初治療直後で前止めてないのを、シャンティと座って話すときに前をボタンを止める。憧れの人の前で身なりを少しでも整えようとするのがさりげなく演技の中にさらっと映しだされてる。
・シャンティがムケーシュになじられるシーン髪飾りが、花の数減ってるの落ちていくのよね。そんなところまでしっかり演出。
・セリフがわかれば出来るだけ、ヒンディ語が無理にしても、英語のキーワードが聞こえてくると楽しい。何度も脚本内で受けて返すないようになっている。
生前のオームは信じれば心から望めが世界中が味方をしてくれるというのに対し、ムケーシュを陥れるとき、本気で探せば神をも見つかるというとチクリと責める。そういうしっかりセリフ映画でもあります。
・爆発で飛ばされるシーンは、キアヌの映画を思いだすのですが、えーっとどの映画だったっけ?
・オームに起こる出来事を、観客がその現場を目撃している映像・・の視点になっている。あともう少し観たいところで展開する編集のカット具合は編集の腕ですか。
・再度、同じビルボードのタグホイヤー。手前のオームを観ていいのか、看板のオーム(シャールク)観ていいのか悩むww またあの目線・・・ 看板観てると数種類のパターンも気になる。
・「サッチ?(ほんと?)」「ムッチ?(もちろんだとも!)」 と答える言葉の掛け合いでも、オームや母の間の答えは「ヒンディ語」だけど、ビジネス商談、悪役は英語をつかいたがる。シャンティに「サッチ?」と聞かれてムケーシュは「off course!」と答える。薄情なハリウッドに渡った悪役は、英語でスラスラ本心に無いことを言う・・っていう脚本の演出なんかもこの映画の妙。
・オームとシャンティが死んでしまう物語前半の山場は、何度観てもみいってしまう
・傘ひとつで酷い人具合見せてるのもドラマらしい~見せ方で・・
・あのスーパーヒーロー・コスチュームはスーパーマンやバットマンとかいってるが、前年のリティックのKrrishのヒットを意識してるよねぇ(笑) その後、Ra.Oneってとてつもないすんごいものやってますが。
・ラウール・・・あ~ああぁ~ああぁ~のこの映画のお陰で「家族の四季」という名作が全編お笑いに見えてしまった・・orz これだけは皆さん、映画を年代順に観てください。でないと名作がギャグになってしまいます(T^T) 
・パーティーシーンで倒れる女性がいるのよね(笑)あの辺のネタどなたか教えてくだされww古い映画のスターの逸話で、加えてレッドカーペットシーンのところでも倒れてる?ネタが先に振ってありますw。
・生まれ変わったオームがよく癖にしているちょっとズボンをあげるしぐさをします。あれは足を長く見せるための彼の癖・・という設定な小芝居ですな(笑) 2009のRab・・でシャールクが、履きなれないジーンズをお尻の側から引っ張り上げるという小芝居やってるんですが、その手の位置が後ろから前に持ってきてる小芝居となっております(笑) 
・あの名シーンとなった6Pack、このときで彼の年齢は40過ぎくらい。水を被るシーンで、ホントにバケツで上から水かけてるメーキングは名・迷シーンだよな(笑)
・カーミニー役のビンドゥの全盛期はまたこれが色っぽいんだ、検索するといろいろ出てくるよ
・ムケーシュの後ろに立ってるオームマネージャーが目の動きだけでムケーシュの様子監視してる芝居も
・3人ビューティーガール、ミュージックランチで音楽聴きながら感動してるとか。
・背景が回るとき、音楽も回っているのは映画館でしか体験できんか?。
・今気づいたが、オームが爆発で吹き飛ばされるシーンにでてくる良くわからない筒だけど、あれに似た筒はDil pagal・・のSRK登場シーンに出てきたアレか・・(笑)
・監督ファラー・カーンのMain hoo naa という映画からの引用も多数。蒸気の中から現れるバーバリーに身を包んだシャールクは必見ですよね。
・どこのこどの映画の内容に似てるよね・・・ってのを列挙していくと際限が無く(笑)007やオペラ座とかは私でもわかる。ムガールがまだ観れてない。しかし、私はインド映画の知識がまだほとんど無いので、この映画キッカケに後から後から観てます。サタジット・レイ風は観た、芸術映画だ。デサイ風がまだわかんね~(><)
・オペラ座の怪人へのパロディ具合がまた、開き直ったボリウッドらしさな真似具合。
・オペラ座の怪人な、ラウル衣装具合も如何にも「似せました!衣装」具合が良い。(元映画のオペラ座での衣装のラウル服はちょっと息を呑むくらい唸る逸品。)
・ゴンドラ代わりの椅子が降ろされる時、結構ぐらついてて危ない(笑) 他のSRKの映画でも、ゴンドラはやってるよなぁ(笑) 「オペラ座の怪人」のメーキング見たことある人なら知ってるかもしれないが、名舞台演出家のハル・プリンスの没になった案の中にゴンドラ案はあったらしい(危ないのでやめた様子)が、そのオペラ座のパロみたいなシーンを再現して、ゴンドラに乗って出てくる主人公・・・・というのは、もしかしてその話を知っててやってたら?だったらニヤリとさせられるなぁ~(笑)
・オペラ座ホールの火事シーンの撮影はどんなふうにまとめて撮ってるのか進行表とか知りたいと思ったなぁ。そういうの?気になりませんか?
・音響が立体的に聞こえるところまで細部まで気が配られている。最後のフルート(リコーダー?)の笛の音が空間のどの辺から聞こえてくる気がします?
・実は衣装に関してちょっと勝手な蘊蓄ここで語ってみる。正しいかどうかはわからんが私が気がついた点ということで。ムケーシュ役のアルジュンの服とかも背中の肩甲骨あたりの飾りになってるラインが、時代風なんだけどかっちょよいんだよねぇ・・・。ちなみに撮影所の監督のズボンの生地は他のところでみたな?(笑)

まぁ!とにかく次から次にいろんなところが気になる映画でして、その手の解説かいてる本もでてるんですが、まだ手に入れれてませんワタクシ。あと、ファラー監督自身の映画解説しながらのもまだ聞けてないな。英語だからちょっと時間かかりますな(笑) いろんなところをチェックしながら楽しめるのも、この映画の大きな魅力でございます。

もうすぐブルーレイとかDVDででますので、よかったら、そういう家でじっくり観るところでも楽しんでくださいね
by AkaneChiba | 2013-09-27 02:14 | 00年代 | Comments(0)

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